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argo neus 2020-10-31 12:19:13 +01:00
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Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,96 @@
{
"201019611_0": "大きくなろう大作戦",
"201019611_1": "「……よし。データの受け渡しは済んだし、\\n せっかくだから、姉さんに会えないかな……」",
"201019611_2": "「あれ? あそこにいるのは、もしかして……」",
"201019611_3": "「そろそろ行きましょうか」",
"201019611_4": "「ああ。2人ならばすぐにでも片を付けられるだろう」",
"201019611_5": "「やっぱり姉さんたちだ。\\n でも……雰囲気からして、これからお仕事なのかな」",
"201019611_6": "「あら、セレナじゃない。来ていたのね」",
"201019611_7": "「こんにちは、姉さん。これからお仕事?」",
"201019611_8": "「ええ、任務で出ないといけないの。\\n せっかく来てくれたのに、ごめんなさい」",
"201019611_9": "「あんまり長い時間こっちにはいられないでしょうけれど、\\n なるべく早く帰ってくるわね」",
"201019611_10": "「うん、気を付けて行ってきてね」",
"201019611_11": "「任務の状況次第ではあるが、\\n それほど長引かないはずだ」",
"201019611_12": "「姉さんをよろしくお願いします」",
"201019611_13": "(……2人とも、背が高くてスタイルがよくて、かっこいいな。\\n わたしもいつか、あんな風になれるのかな……",
"201019611_14": "「どうしたんデスか?\\n こんなところでボーッとして」",
"201019611_15": "「あッ、暁さん。今、姉さんと風鳴さんが任務で\\n 出撃していったんですけど、後ろ姿がとても凛々しくて……」",
"201019611_16": "「早く大人になりたいなー、と思っちゃったりして」",
"201019611_17": "「なるほどデスッ! 確かに2人とも高身長でイカしてるデスね。\\n その気持ちはわかるデス」",
"201019611_18": "「アタシも調を護れるビッグでクールな女になりたいデス」",
"201019611_19": "「……わたしも、そうなりたいですッ!」",
"201019611_20": "「なんだか、セレナにしてはすごく前のめりデスッ!\\n 何か理由があるんデスか」",
"201019611_21": "「その……わたしの世界では、\\n 何年も前に、姉さんが亡くなりました」",
"201019611_22": "「だから、わたしが本来持っている姉さんのイメージと\\n こちらの世界の姉さんとの間で少しズレがあるんです」",
"201019611_23": "「姉さんが急に大きくなったようで……なんだか、\\n わたしだけ取り残された気がしてしまうんです」",
"201019611_24": "「それで自分も大人になれば、\\n マリアとの距離感も縮まると思ったんデスか」",
"201019611_25": "「仕方ないことだと、理解はしてるんですけど……」",
"201019611_26": "「よーし、だったらアタシも協力するデスッ!\\n 人で早くかっこいい大人になってみせるデスよッ」",
"201019611_27": "「えッ……いいんですか?\\n でも、どうすれば大人になれるんでしょう」",
"201019611_28": "「うーん、そうデスねー……。\\n 身長だけでも大きくなりたいところデスが……」",
"201019611_29": "「なら、まずは背を伸ばす方法を考えてみましょうッ!」",
"201019611_30": "「あッ、ちょうどいいところに藤尭さんがいるデス」",
"201019611_31": "「ん? どうしたんだ2人して」",
"201019611_32": "「休憩中のところすみません。わたしたち、\\n 背を伸ばす方法は無いかって考えているんです」",
"201019611_33": "「よければ力を貸していただけないでしょうか?」",
"201019611_34": "「背を伸ばす方法?……ああ、そういうことなら構わないよ。\\n 俺の知ってる範囲で力になるよ」",
"201019611_35": "「やったデスッ! 頼りになる大人デスね」",
"201019611_36": "「ああ、まあね。\\n それで背を伸ばす方法だけど」",
"201019611_37": "「一般的にはしっかりとした睡眠、適度なストレッチと、カルシウムを多く\\n 摂るために牛乳を飲むのが効果的って言われているな」",
"201019611_38": "「それなら結構簡単に試せそうデスね」",
"201019611_39": "「牛乳の効果は、わたしも聞いたことがありますッ!」",
"201019611_40": "「……まあ、君たちはまだまだ成長期だし、\\n そんなに気にしなくても放っておけば自然に……」",
"201019611_41": "「詳しく教えてくれて感謝デスッ!",
"201019611_42": " お釈迦様いわく、善は急げデスよッ!」",
"201019611_43": "「はい、実践あるのみですね。\\n アドバイス、ありがとうございますッ」",
"201019611_44": "「えッ、急げって、\\n 即効性があるわけじゃ――ッ」",
"201019611_45": "「早速、藤尭さんの教えを実行するデス」",
"201019611_46": "「まずは、ストレッチですね」",
"201019611_47": "「背が伸びた姿を想像するだけで胸が高鳴るデス」",
"201019611_48": "「姉さんに追いついて、驚かせてあげたいな」",
"201019611_49": "「それじゃ屈伸から始めて、\\n 伸脚に前屈と一通りやるデスッ」",
"201019611_50": "「はい、わかりました」",
"201019611_51": "(……おや、あれは切歌くんにセレナくんか。\\n 休みの日にも自主練とは頼もしい限りだな",
"201019611_52": "(戦闘では日頃の積み重ねが物を言う。\\n こうして訓練に励んでいるのは素晴らしい",
"201019611_53": "(どうせならもっと効率的な訓練のアドバイスを……。",
"201019611_54": " いや、ここで指摘するのはやめておこう)",
"201019611_55": "(『秘密特訓』に口を出すのは野暮というものだ)",
"201019611_56": "「フー、いつの間にかガッツリ運動してしまったデス」",
"201019611_57": "「そうですね。\\n お互い少しは姉さんたちに近づけたんでしょうか」",
"201019611_58": "「間違いないデス。大人に近づいてるデスよッ!」",
"201019611_59": "「う? うう……」",
"201019611_60": "「ど、どうしたんですかッ!?」",
"201019611_61": "「……運動したら、お腹がすいてしまったデス……」",
"201019611_62": "「フフ、そうですね。いい感じに疲れも出てきましたし、\\n 食堂で牛乳を飲んで一休みしませんか」",
"201019611_63": "「そうするデス。藤尭さんの教え、その2デスッ!」",
"201019611_64": "「今日の夜はぐっすり眠れそうデス」",
"201019611_65": "「これで睡眠もバッチリですね」",
"201019611_66": "「これから毎日この教えをこなしていけば、\\n 身長を追い越す日はそう遠くないかもデス」",
"201019611_67": "「そうですね。あ、そういえば、\\n そろそろ姉さんたちが戻ってくる頃かもしれません」",
"201019611_68": "「じゃあ牛乳を飲んだら、帰ってくるのを待つデースッ!\\n マリアに勝利宣言しちゃうデスよッ」",
"201019611_69": "「はいッ! 姉さんたち、きっとびっくりしますね」",
"201019611_70": "「あれ? あそこに姉さんたちが……」",
"201019611_71": "「もう任務を終わらせてきたんデスか。\\n って、あれはッ」",
"201019611_72": "「2人とも、牛乳を飲もうとしてますッ!」",
"201019611_73": "「まずいデス、急いで阻止しにいくデスッ!」",
"201019611_74": "「えッ、どうしてですか?」",
"201019611_75": "「これ以上大きくなられたら困るデスよッ!\\n 追いつけなくなっちゃうデスッ」",
"201019611_76": "「そ、そうですねッ! 急いで止めにいかないと」",
"201019611_77": "「姉さん、待ってッ!」",
"201019611_78": "「えッ、急にどうしたの?」",
"201019611_79": "「ごめんなさい、姉さん。\\n その牛乳はわたしたちが飲まないといけないのッ」",
"201019611_80": "「翼さんも、ちょっと失礼するデス」",
"201019611_81": "「なんだッ!? やぶから棒に」",
"201019611_82": "「んッ……」",
"201019611_83": "「んむ、ごくッ……」",
"201019611_84": "「すごい勢いで飲んでいるわね。\\n 人ともそんなに牛乳が好きだったなんて、知らなかったわ」",
"201019611_85": "「余程のどが渇いていたのか……?」",
"201019611_86": "「わたしたちは少しでも姉さんたちに追いつきたいんですッ!」",
"201019611_87": "「そうデス。追いついて、追い越すんデスッ!」",
"201019611_88": "「すぐに成長して並んで立てるようになるから。\\n 見ていてね」",
"201019611_89": "「牛乳で追いつくって……、\\n なるほど、そういうことね」",
"201019611_90": "「フッ……、微笑ましい限りだな」",
"201019611_91": "「あなたたち……。\\n もう、そんなに急ぐ必要なんてないのに」",
"201019611_92": "「プハーッ! もう1本いくデスッ!」",
"201019611_93": "「はいッ! もう1本ッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,122 @@
{
"201019711_0": "セレナのバースデー2020",
"201019711_1": "「え? 今言ったこと……本当に?」",
"201019711_2": "「もちろんよ。誕生日だもの。\\n なんでも好きなお願いを言ってちょうだい」",
"201019711_3": "「最初は何かプレゼントを用意しようかとも思ったんだけど……」",
"201019711_4": "「たまにはこういうプレゼントもいいんじゃないかって\\n アタシたちが提案したんデス」",
"201019711_5": "「そうだったんですね。\\n でも、急に言われても思いつかないですよ」",
"201019711_6": "「どんなことでもいいよ。\\n マリアにやってほしいことでもいいと思う」",
"201019711_7": "「遠慮せずに言ってちょうだい」",
"201019711_8": "「だったら……」",
"201019711_9": "「あ、あの、笑わないでね。昨日、夢を見て、\\n それがどこかのお城でわたしがお姫様になってる夢だったの」",
"201019711_10": "「それで、目が覚めたときに、\\n 現実でもお姫様になってみたいな、って思って……」",
"201019711_11": "「いいデスね。お姫様なら美味しいものを\\n たくさん食べられるデスよッ」",
"201019711_12": "「わたしもお姫様みたいなドレス着てみたい」",
"201019711_13": "「『お姫様になりたい』、ね」",
"201019711_14": "「…………」",
"201019711_15": "「え……あ……もちろん、わたしも無理だってわかってるよ。\\n だから、言いづらかったの……」",
"201019711_16": "「……」",
"201019711_17": "「あ、あのね、お誕生日はまた姉さんのお料理食べたいな。\\n それがわたしのお願い」",
"201019711_18": "「そう……わかったわ。\\n あなたのお願い、叶えてみせるわね」",
"201019711_19": "「わあッ、本当に叶うかもしれないなんてッ!\\n 嬉しい……。楽しみにしているね」",
"201019711_20": "「……ええ、絶対に叶えてみせるわ」",
"201019711_21": "「さあ、着いたわよ」",
"201019711_22": "「あ、あの、姉さん? ここって、遊園地だよね?\\n 今日は暁さんたちの家で誕生日パーティだって……」",
"201019711_23": "「フフン、アレは嘘デースッ!」",
"201019711_24": "「なんと、今日の誕生日会場はこちらの遊園地となりました。\\n どんどんぱふぱふー」",
"201019711_25": "「ええッ!?」",
"201019711_26": "「言ったでしょ、お願いは絶対に叶えるって」",
"201019711_27": "「この遊園地には、お客さんがお姫様の格好をして\\n パレードに参加できるショーがあるのよ」",
"201019711_28": "「残念ながら、本物のお姫様にすることはできないけど\\n 少しはその気分が味わえるんじゃないかしら」",
"201019711_29": "「姉さん……」",
"201019711_30": "「あッ、今さらやめたー、なんてダメデスよ。\\n ここのショーの予約、大変だったんデスから」",
"201019711_31": "「うん、すごい倍率で、予約できたのは本当に運がよかった」",
"201019711_32": "「というわけだから、キャンセルも変更もなし。\\n あなたには、お姫様になってもらうわ」",
"201019711_33": "「うん……」",
"201019711_34": "「わわ、泣いてるデスかッ!?」",
"201019711_35": "「わたし、すごく嬉しくて……」",
"201019711_36": "「ほら、泣いてる暇なんて無いわよ」",
"201019711_37": "「パレードが始まるまで時間があるんだから、\\n それまで思いっきり遊ばなきゃねッ」",
"201019711_38": "「うんッ!」",
"201019711_39": "「はぁ……遊園地、すごく楽しいです……」",
"201019711_40": "「もう、何満足しちゃってるのよ。\\n 本番はこれからなんだからね」",
"201019711_41": "「そろそろパレードの時間だから移動しないと」",
"201019711_42": "「もうそんな時間デスかッ!?\\n 急ぐデスよ、遅れちゃったら大変デースッ」",
"201019711_43": "「はいッ!」",
"201019711_44": "「うわあああん、おかあさーんッ!」",
"201019711_45": "(あの子……1人で泣いてる?)",
"201019711_46": "「ねえ、どうしたの。どこか怪我しちゃった?」",
"201019711_47": "「うぅ、おかあさんがいないの……」",
"201019711_48": "「迷子のようね。どうしようかしら。\\n 親御さんも園内にはいると思うけど……」",
"201019711_49": "「うう……ぐす……」",
"201019711_50": "「ほら、泣かないで。\\n お姉ちゃんが一緒にお母さん探してあげるから」",
"201019711_51": "「う、うん……」",
"201019711_52": "「探すといっても、どこを探すデスか?」",
"201019711_53": "「パレードの時間も迫ってるよ」",
"201019711_54": "「でも、このまま放っておくことなんてできません。\\n だから、パレードにはみなさんが――」",
"201019711_55": "「ダメッ!」",
"201019711_56": "「今日の主役はセレナなんデスよッ!」",
"201019711_57": "「まだ時間はある、みんなで協力すれば大丈夫」",
"201019711_58": "「でも……」",
"201019711_59": "「言ったでしょ、キャンセルも変更もなしッ!」",
"201019711_60": "「まずは、この辺りを探しつつ、\\n その足で迷子センターまで行くわよ、それでいいわね」",
"201019711_61": "「うん、ありがとう……」",
"201019711_62": "「むぐッ!? な、なんデスか、この人の数はッ!?」",
"201019711_63": "「たぶん、パレードの時間が迫ってるから、\\n 見物客が集まってきているのかも」",
"201019711_64": "「こんなの小さい子供じゃなくても迷子になるわよッ!」",
"201019711_65": "「うわあああッ!?」",
"201019711_66": "「2人ともッ!?",
"201019711_67": " ……ダメね、完全に人の波に攫われたわ」",
"201019711_68": "「セレナは離れないように手を繋いで」",
"201019711_69": "「ありがとう、姉さん」",
"201019711_70": "「もう少しでここを抜けられるっていうのに、\\n 早くしないと時間がッ」",
"201019711_71": "「あッ! おねえちゃん、お姫様がいるよッ!」",
"201019711_72": "「あれって、パレード……」",
"201019711_73": "「どうやら、時間切れのようね……」",
"201019711_74": "「おねえちゃん、お姫様一緒に見ようッ!」",
"201019711_75": "「え? ……うん、じゃあちょっとだけね」",
"201019711_76": "「はあ、子供ってわからないわね。\\n さっきまで親を探して泣いていたのに……」",
"201019711_77": "「でも、泣いてるより笑ってるほうがいいよ」",
"201019711_78": "「キラキラしてて、お姫様かわいいッ!」",
"201019711_79": "「うん、そうだね。まるで本物のお姫様みたい」",
"201019711_80": "「本当はあなたもあの中にお姫様として\\n 参加する予定だったのにね」",
"201019711_81": "「おねえちゃんもお姫様なの?」",
"201019711_82": "「ええ、そうよ。今日はちょっといろいろあって\\n キラキラのドレスは着てないけどね」",
"201019711_83": "「すごーいッ!」",
"201019711_84": "「……ごめんなさい、せっかく用意してくれたのに」",
"201019711_85": "「なんであなたが謝るのよ。\\n あなたのお願いを叶えるのが今日の主題なの」",
"201019711_86": "「だから、あなたがその子の親を探したいって\\n 願うなら、わたしはそれを叶えるだけ」",
"201019711_87": "「……ありがとう、マリア姉さん」",
"201019711_88": "「あ……お姫様いっちゃった……、\\n おねえちゃん、おかあさんは……」",
"201019711_89": "「うん。もう少しで会えるよ」",
"201019711_90": "「人垣も通り抜けられたし、\\n このまま迷子センターに行っちゃいましょう」",
"201019711_91": "「ああ、もうこの子は。急にいなくなるから心配したのよッ!」",
"201019711_92": "「おかあさんッ!」",
"201019711_93": "「よかった。お母さん、ここにいたんですね」",
"201019711_94": "「ええ、パレードの前にはぐれてしまったと\\n こちらにいらっしゃいまして……ご協力感謝します」",
"201019711_95": "「本当にありがとうございますッ!」",
"201019711_96": "「いえいえ、そんな……」",
"201019711_97": "「ふいー、ひどい目にあったデース……」",
"201019711_98": "「なんとか合流できた……」",
"201019711_99": "「お疲れ様、こっちは片が付いたわ」",
"201019711_100": "「ねーねー、聞いて聞いて。\\n おねえちゃんね、お姫様なんだよッ」",
"201019711_101": "「え? お姫様?」",
"201019711_102": "「うんッ! パレード一緒に見てるときにね、\\n おねえちゃんたちが言ってたのッ」",
"201019711_103": "「本当はパレードに参加してる予定だったんだけれどね」",
"201019711_104": "「そういえば、パレードのスタッフが、\\n 珍しく参加者の人が来なかったって……まさかッ」",
"201019711_105": "「ええっと、実は……」",
"201019711_106": "「ほら、来たデスよッ!\\n おーい、こっちデスよ、こっちーッ」",
"201019711_107": "「みなさーんッ!」",
"201019711_108": "「本当にお姫様みたい……」",
"201019711_109": "「ええ、とてもよく似合ってるわ。\\n こんなことならもっといいカメラを用意しておけばよかった」",
"201019711_110": "「でも、粋な計らいデスね。\\n 特別参加させてもらえるなんてッ」",
"201019711_111": "「ええ、スタッフのみなさんには、\\n 感謝してもしきれないわ」",
"201019711_112": "「ここですよーッ! 見えてますかーッ!」",
"201019711_113": "「お姫様はあんなにブンブン手を振らないわよ。\\n まったく、はしゃいじゃって……」",
"201019711_114": "「おーひーめーさーまーッ!」",
"201019711_115": "「あれ、あの子って……、\\n そっか、お母さんと一緒に見に来てくれたんだ」",
"201019711_116": "「ね、ね? ほら、言ったとおりでしょッ!\\n おねえちゃん、本物のお姫様だよッ」",
"201019711_117": "(あの子……お姫様って呼んでくれてる。\\n 少し恥ずかしいけど、すごく嬉しいな……",
"201019711_118": "「セレナッ! 写真撮るわよッ!」",
"201019711_119": "「マリア姉さん、みなさんッ!\\n 最高の誕生日プレゼントをありがとうッ」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,70 @@
{
"201019811_0": "モンスターナイト",
"201019811_1": "「2人とも、もうすぐハロウィンデスよッ!」",
"201019811_2": "「そういえば、もうそんな時期なのね。\\n 今年もあなたたちがどんな仮装するか楽しみにしてるわ」",
"201019811_3": "「そのことなんだけど、\\n 今年はわたしたちと一緒に仮装してほしいの」",
"201019811_4": "「えッ!? わたしも?」",
"201019811_5": "「今年のハロウィンは本場仕込みのホラータッチの仮装で\\n いきたいと思っているんデスッ」",
"201019811_6": "「そのためにマリアの力が必要なんデスよ」",
"201019811_7": "「いつもみたいにやったら、怖がってくれないから……」",
"201019811_8": "「あなたたちの仮装は可愛いもの。\\n 怖がらせるっていう意味では難しい話ね」",
"201019811_9": "「だから、今年こそはッ!」",
"201019811_10": "(別に可愛い仮装でもいいと思うけど……)",
"201019811_11": "(どうせまた、テレビの特集とかホラー映画に\\n 影響を受けたのね",
"201019811_12": "「だけど……そうね、翼たちを怖がらせるのも\\n 面白いかもしれない」",
"201019811_13": "「じゃあッ!」",
"201019811_14": "「ええ、今年はわたしも協力してあげるわ」",
"201019811_15": "「じゃあ、さっそくこの中から選んでいくデスよッ!」",
"201019811_16": "「仮装衣装のカタログ? まったく、準備がいいわね」",
"201019811_17": "「どんな仮装がいいデスかね?」",
"201019811_18": "「へえ、こんなに種類が……。\\n いざ選ぶとなると迷うわね」",
"201019811_19": "「ねえ、これなんてどうかな?\\n マリアに似合いそう」",
"201019811_20": "「おお、さすが調デス。\\n きっとこれならみんな怖がってくれるデスよッ」",
"201019811_21": "「どれどれ……」",
"201019811_22": "「えッ!?\\n こ、これをわたしが着るのッ」",
"201019811_23": "「マリアはこれに決定デースッ!」",
"201019811_24": "「わ、わたしに着こなせるかしら……」",
"201019811_25": "「ったく、なんだって今日はおっさんが訓練相手なんだ」",
"201019811_26": "「俺もたまには身体を動かさないとな」",
"201019811_27": "「しかし、まだ3人では歯が立ちませんね。\\n マリアたちがいれば、違っていたかもしれませんが」",
"201019811_28": "「そういえば、今日はマリアさんたちいないんですね。\\n 任務ですか」",
"201019811_29": "「いや、任務は入っていない。\\n ここには来ていると友里たちから聞いてはいるが」",
"201019811_30": "「忘れ物でも取りに来たのか」",
"201019811_31": "「いいから早く食堂に行くぞ。\\n 身体を動かして腹が減ってるんだ」",
"201019811_32": "「そうだね。\\n 今日は何を食べよっかなーッ」",
"201019811_33": "「<size=40>トリックオアトリートッ!</size>」",
"201019811_34": "「うわあああ――ッ!?」",
"201019811_35": "「なんだ、敵襲かッ!?」",
"201019811_36": "「エヘヘ、驚いたデスか?」",
"201019811_37": "「お前たちはこんなところで何をやっているんだ」",
"201019811_38": "「ハロウィンなので驚かせに来ました」",
"201019811_39": "「ここへ来るのが見えたから先回りさせてもらったのよ」",
"201019811_40": "「そ、そうだったんだ。ビックリした……。\\n 心臓飛び出しちゃうかと思ったよ」",
"201019811_41": "「大成功デースッ!」",
"201019811_42": "「ふざけんなよ、お前らッ!」",
"201019811_43": "「先輩、すごく怖がってましたね」",
"201019811_44": "「ビビってなんかいないッ!\\n ちょっと驚いただけだっての」",
"201019811_45": "「2人とも怖い仮装だね。\\n なんだか、ホラー映画から飛び出してきたみたい」",
"201019811_46": "「ああ、よくできているな」",
"201019811_47": "「これ、自分たちに似合うのを探そうって決めて\\n アタシたちが選んだんデスよ」",
"201019811_48": "「ま、まあ、2人ともいいんじゃないか」",
"201019811_49": "「ちょっと待って。どうして2人だけなのよ?\\n わたしも怖いでしょッ」",
"201019811_50": "「マリアのは怖いというより可愛いという感じだな。\\n 特にその耳が」",
"201019811_51": "「可愛いですってッ!?」",
"201019811_52": "「マリアの仮装はアタシたちが選んだんデース」",
"201019811_53": "「とっても可愛くて似合ってますよッ!」",
"201019811_54": "「可愛いじゃなくて、怖がりなさいッ!」",
"201019811_55": "「……そうだな、確かに怖いよ」",
"201019811_56": "「ほら見なさい、可愛いじゃなくて怖いなのッ!」",
"201019811_57": "「そのコスプレを怖いと思い込んでるお前がな」",
"201019811_58": "「わたしが求めているのは\\n そういう怖さじゃないのよッ」",
"201019811_59": "「あの、ちょっといいかしら」",
"201019811_60": "「はい、どうかしましたか?」",
"201019811_61": "「これを見てほしいんだけど……」",
"201019811_62": "「これは……ッ!\\n か、仮装衣装の請求書デス……」",
"201019811_63": "「ほう、随分と奮発したみたいだな」",
"201019811_64": "「このお金はどこから捻出したのかしら」",
"201019811_65": "「まさか……」",
"201019811_66": "「……」",
"201019811_67": "「支払いはわたしにつけてちょうだい……」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,119 @@
{
"201019911_0": "ハプニングデート",
"201019911_1": "「来ないな、立花は――」",
"201019911_2": "「現れませんね」",
"201019911_3": "「あのバカ、何やってんだよ。\\n 待ち合わせの時間はとっくに過ぎてるぞ」",
"201019911_4": "「何かあったのだろうか。\\n 連絡も無いとなるといささか心配だな」",
"201019911_5": "「つい昨日、街ブラデートだなんだって騒いでたんだけどな……」",
"201019911_6": "「ん? 電話だな。\\n ……どうした」",
"201019911_7": "「クリス、ごめんなさい。響のことなんだけど……」",
"201019911_8": "「ああ、今どこにいるんだ」",
"201019911_9": "「それが風邪引いちゃったみたいなの」",
"201019911_10": "「はあ? あのバカが風邪?」",
"201019911_11": "「今朝、急に熱が出て。それなのに今日はデートなんだ、って\\n 出ていこうとしたから、さすがにって」",
"201019911_12": "「何やってんだ、まったく」",
"201019911_13": "「クリスちゃん、翼さん、ごめんなさい……」",
"201019911_14": "「ほら、起きちゃダメ。ちゃんと寝てなくちゃ」",
"201019911_15": "「大体の事情はわかった。\\n 無理せず療養させてくれ」",
"201019911_16": "「はい、ではまた……」",
"201019911_17": "「ああ、しっかり寝かしとけ」",
"201019911_18": "「仕方ないけど、今日の予定はお流れか……」",
"201019911_19": "「いや、せっかく休日を合わせたんだ。\\n 人で出かけよう」",
"201019911_20": "「え……?」",
"201019911_21": "「こんなふうに雪音と2人きりで出かけることになるなんて\\n 思ってもみなかったな」",
"201019911_22": "「あ、ああ。そうですね……」",
"201019911_23": "「さて、街に出てきたはいいが、\\n 何をしようか」",
"201019911_24": "「プランはあのバカが任せろって言ってたから、\\n こっちは何も考えてないですよ」",
"201019911_25": "「そういえば、立花からのメールで\\n 今日の予定表をもらっていたな」",
"201019911_26": "「そういえば、やけに長文のメールが来てたけど、\\n あれは予定表だったのかッ」",
"201019911_27": "「せっかく彼女が考えた予定だ。\\n 今日はこれに従って行動してみよう」",
"201019911_28": "「一体、どこに連れて行く予定だったんだ……」",
"201019911_29": "「最初はここか。\\n いわゆる、ゲームセンターだな」",
"201019911_30": "「まさか先輩と来ることになるなんて\\n 思いもしなかった……」",
"201019911_31": "「あのゲームをやってみないか。\\n 銃を使うようだ」",
"201019911_32": "「協力しながらゾンビを撃って先に進むゲームか。\\n 怖そうだけど……確かにちょっと面白そうですね」",
"201019911_33": "「よし。早速、試してみよう。\\n わたしも度、シューティングゲームをやってみたかったんだ」",
"201019911_34": "「まあ、先輩がやりたいなら付き合いますよ」",
"201019911_35": "「くッ、どうなっているんだ。\\n まるで弾が当たらないぞッ」",
"201019911_36": "「先輩、弾が入ってないって。\\n リロードは外に向かってトリガーだッ」",
"201019911_37": "「なるほど、これで装填できた。\\n 今度こそッ」",
"201019911_38": "「ダメだ、当たらないッ!?」",
"201019911_39": "「そんな構えじゃ……。",
"201019911_40": " こうやって照準を合わせて――」",
"201019911_41": "「こうか?」",
"201019911_42": "「あ、先輩ッ!」",
"201019911_43": "「やられたか……。\\n だが、今度こそ……ッ」",
"201019911_44": "「もういいですよ。先輩とやると2倍疲れる……」",
"201019911_45": "「むう……。\\n だが確かに、このゲームでは分が悪いようだ」",
"201019911_46": "「次はあれをやってみないか?」",
"201019911_47": "「今度は刀を使うゲーム?」",
"201019911_48": "「ああ、迫りくる敵を斬り捨てていくゲームのようだぞ」",
"201019911_49": "「って、ゾンビの次は妖怪かよッ!」",
"201019911_50": "「この、このッ!\\n なんで斬れないんだ、当たっただろッ」",
"201019911_51": "「刀は斬るものだ、当てるだけでは斬れないぞッ!」",
"201019911_52": "「うわあッ!?\\n 敵が多すぎて、斬るのが間に合わないってッ」",
"201019911_53": "「敵が多いときは最小限の振りで斬るんだ。\\n 大振りではその隙をつかれるぞッ」",
"201019911_54": "「や、やられた……」",
"201019911_55": "「まだまだ修行が足りないな」",
"201019911_56": "「つまり、あたしは刀よりも銃を握ってるほうが\\n 合ってるってことだな」",
"201019911_57": "「お互い、適材適所ということだ」",
"201019911_58": "「刀と銃で戦うゲームとかあったら、\\n 人でクリアできるかもしれませんね」",
"201019911_59": "「ああ、わたしたちなら造作もないな」",
"201019911_60": "(でも結局、1つもクリアできなかったな……)",
"201019911_61": "「おおッ!? 見ろ、雪音ッ!\\n ハンマーで戦うゲームだそうだぞ」",
"201019911_62": "「2人とも馴染みのない武器なら、逆にうまくいくかも――」",
"201019911_63": "(まあ、先輩が楽しそうだからいいか。\\n あたしも……なんだかんだ、楽しんでるしな",
"201019911_64": "「次、どこへ行くのかと思ったら、\\n いつものファミレスか」",
"201019911_65": "「まあ、ちょうど腹減ってたからいいけど」",
"201019911_66": "「フッ……」",
"201019911_67": "「何笑ってるんですか?」",
"201019911_68": "「相変わらず、食事の仕方は破天荒だな。\\n ほら、じっとしていろ」",
"201019911_69": "「んん……子供じゃないんだから、\\n 口くらい自分で拭けますよ」",
"201019911_70": "「……あのとき、こんなふうにお前と交流していたら\\n また違っていたのかもな」",
"201019911_71": "「あたしが二課に入った頃ですか? \\n 先輩がこんなことしてきたら、あたしのほうが帰ってましたよ」",
"201019911_72": "「だが、今では互いに助け合っている。\\n お前には感謝しているんだ」",
"201019911_73": "「きゅ、急になんですか。\\n そういうこと、真顔で言われても……」",
"201019911_74": "「奢りなら奢りって言ってくださいよ。\\n デザートまで頼んじまった……」",
"201019911_75": "「誘ったのはわたしだからな、\\n これくらいはさせてくれ」",
"201019911_76": "「だからってな……」",
"201019911_77": "「なら、次は誘いを待っている」",
"201019911_78": "「またそんなことを――」",
"201019911_79": "「あ……ッ!?\\n しまった、端末を店に忘れて――」",
"201019911_80": "「ねえ、あの人って風鳴翼さんじゃない?」",
"201019911_81": "「ホントだ、すごーいッ!」",
"201019911_82": "「あ、ああ……」",
"201019911_83": "「あたしが取ってきますよ。\\n その間に、そいつらの相手してやってください」",
"201019911_84": "「ああ、すまない」",
"201019911_85": "「ありましたよ。\\n まったく、意外と抜けて――」",
"201019911_86": "「お願いしますッ! 写真だけでも……」",
"201019911_87": "「すみません、プライベートではそういったことに\\n 対応しないと決めているので」",
"201019911_88": "「あいつら、まだ帰ってなかったのか」",
"201019911_89": "「ちょっとだけなのでッ……\\n どっかに上げたりはしないですからッ」",
"201019911_90": "「ですから、わたしは――」",
"201019911_91": "「ほらほら、こっち向いて」",
"201019911_92": "「ふざけやがってッ!」",
"201019911_93": "「えッ、ちょっとッ!?」",
"201019911_94": "「行くぞ、先輩。走れるよなッ!」",
"201019911_95": "「雪音ッ!?」",
"201019911_96": "「いいから、ほら。こっちだッ!\\n あいつらを撒くまで、適当に走るぞッ」",
"201019911_97": "「そうか、わたしを護るために。\\n だがあの手合はよくいるから別に――」",
"201019911_98": "「護るとかそんなんじゃない。\\n それに先輩がよくても、あたしが嫌なんだよッ」",
"201019911_99": "「せっかくの先輩との時間をあんなやつらに\\n 邪魔されるなんて腹立つだろッ」",
"201019911_100": "「雪音……」",
"201019911_101": "「フッ、そうだな。\\n 今は人きりの時間を楽しもう」",
"201019911_102": "「そ、そこまで大袈裟じゃなくていいんだよッ!」",
"201019911_103": "「はぁ、はぁ……疲れた……」",
"201019911_104": "「こんなハプニングに見舞われるとは思わなかったが、\\n 走って逃げるというのも楽しかったな」",
"201019911_105": "「なんだよ、走れて楽しいって。\\n ほんと、変わった先輩だよ……」",
"201019911_106": "「雪音と2人きりで過ごす機会は稀だからな。\\n 嬉しかったんだ」",
"201019911_107": "「な……ッ!? よくそんな恥ずかしいことを\\n 真面目な顔で……」",
"201019911_108": "「そ、それでッ! あのバカの予定表はこの後\\n どうなってるんだ」",
"201019911_109": "「実に立花らしいな。\\n 最後は皆で星を見る、と書いてある」",
"201019911_110": "「みんなで……か」",
"201019911_111": "「じゃあ、それはあのバカが治ってからだな。\\n それでいいですか」",
"201019911_112": "「ああ、わたしもそれがいいと思っていたんだ」",
"201019911_113": "「でも、代わりの予定を決めなくちゃ……」",
"201019911_114": "「なら、土産を買って、\\n 立花のお見舞いに行くのはどうだ」",
"201019911_115": "「ですね。家から出れなくて拗ねてるだろうし」",
"201019911_116": "(先輩と2人で過ごしたこと、あいつに自慢してやろう)"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,123 @@
{
"201020011_0": "秘密のさしいれ",
"201020011_1": "とある並行世界に停泊中のエアーキャリアーにて――",
"201020011_2": "「1・2ッ! 1・2ッ!」",
"201020011_3": "「1・2ッ! 1・2ッ!」",
"201020011_4": "「全隊……止まれッ!」",
"201020011_5": "「みんな、お疲れ様。\\n 今日の訓練はここまでッ」",
"201020011_6": "「ありがとうございましたッ!」",
"201020011_7": "「……と、言いたいところなんだけれど……」",
"201020011_8": "「ひー……ひー……ふひー……」",
"201020011_9": "「ナツミ、頑張ってッ!\\n もう少しよッ」",
"201020011_10": "「そ……そんなこと言われても……つらいっス……。\\n こんなの……納得できないっス……ッ」",
"201020011_11": "「無駄口を叩く余裕があるのなら、\\n もう周追加しましょうか」",
"201020011_12": "「隊長ッ! 科学的に質問させて\\n いただきたいっスッ」",
"201020011_13": "「ええ、いいわよ。\\n わたしに答えられることなら」",
"201020011_14": "「あたしはこれでも、\\n 自分の仕事には自信があるっス」",
"201020011_15": "「ええ、いつも部隊を支えてもらっているわね。\\n ありがとう」",
"201020011_16": "「そんなあたしが……、\\n 何故、このような走り込みを……」",
"201020011_17": "「ナツミに格闘をさせるつもりはないわ。\\n とはいえ、この部隊の人員には余裕がないの」",
"201020011_18": "「自分の身を護る……いえ、\\n 走って逃げられるくらいの体力は必要でしょう」",
"201020011_19": "「た……確かに……ここのところ座ってばかりで\\n すっかり足腰がなまっていたっス」",
"201020011_20": "「今回の訓練で、科学的にも証明されたっス。\\n まさか、子供の足にもついていけないとは……」",
"201020011_21": "「……誰が子供ですって?」",
"201020011_22": "「あ、いや、その……」",
"201020011_23": "「異論があるのなら科学的に訂正してみせなさいッ!\\n さもなくば、もう周追加するわよッ」",
"201020011_24": "「ひ……ひええ……、\\n もう走れないっスーッ」",
"201020011_25": "「姉さん、そのくらいにしてあげましょうよ」",
"201020011_26": "「あら、セレナ。戻ってたのね」",
"201020011_27": "「副隊長、サボリっスか?」",
"201020011_28": "「そんなわけないでしょッ!」",
"201020011_29": "「わたしには別の任務があったので。\\n 一緒に訓練できなくてごめんなさい」",
"201020011_30": "「その代わりに……はい、さしいれですよ」",
"201020011_31": "「わおー、ドーナツっスかッ!」",
"201020011_32": "「気が利くじゃない。さすがはセレナね」",
"201020011_33": "「ありがとうございますっス、副隊長ッ!」",
"201020011_34": "「ちゃんと人数分ありますから……ほら、焦らないで」",
"201020011_35": "「みんな、良かったわね」",
"201020011_36": "「むぐむぐ……これは……ランニングによって\\n 消耗されたエネルギーを補給しつつ」",
"201020011_37": "「脳に必要な糖分も満たされていく……、\\n 科学的にも非常に有効な栄養摂取っス」",
"201020011_38": "「あら、1つだけ残ってるドーナツは……、\\n 姉さんの」",
"201020011_39": "「せっかく副隊長が買ってきてくれたのに\\n いらないんっスか」",
"201020011_40": "「こ、子供じゃあるまいし、ドーナツなんて。\\n それに、わたしは隊長なんだから……」",
"201020011_41": "「ふむ、その動機づけは非科学的っスけど、\\n あたしの身体は科学的に糖分を求めてるっス」",
"201020011_42": "「なおかつ、ドーナツは時間が経過するほどに\\n 油が劣化していくっス」",
"201020011_43": "「これらの科学的因果関係から\\n 導き出される結論は……」",
"201020011_44": "「あなたが食べたいのね」",
"201020011_45": "「さすが隊長、その通りっスッ! やっぱり科学は\\n いつだって万人を唯一絶対の真理へと導くっス」",
"201020011_46": "「わたしは構わないけど、\\n そこは科学でなく、セレナに感謝しなさいよ」",
"201020011_47": "「副隊長、改めてありがとうございましたっスッ!\\n それでは……いただきますっス」",
"201020011_48": "「まったく、さっきは人のことを\\n 子供扱いしてたくせに」",
"201020011_49": "「子供にも大人にも糖分は必要っスー♪」",
"201020011_50": "「まったく、どっちが子供だか。\\n フフ……」",
"201020011_51": "「姉さん……」",
"201020011_52": "「フフ……フフ……」",
"201020011_53": "(はあ……わたしってば何をやってるんだか。\\n せっかくセレナが気を遣って用意してくれたのに",
"201020011_54": "(体裁にこだわって、\\n あの子の厚意を無下にしてしまった",
"201020011_55": "(どうしたらよかったのかしらね。\\n わたしだって、食べたかったのに……",
"201020011_56": "(まさか、ドーナツ1つで\\n こんなに思い悩むことになるなんて……ッ",
"201020011_57": "「マリア姉さん、ちょっといい?」",
"201020011_58": "「ええ、構わないわ」",
"201020011_59": "「どうしたの、こんな時間に」",
"201020011_60": "「実は……他の隊員たちにもドーナツを配ってたんだけど、\\n うっかり多めに買ってたみたいで」",
"201020011_61": "(もしかして、それは……ッ)",
"201020011_62": "「セ、セレナがそういう失敗をするなんて\\n 珍しいわね」",
"201020011_63": "「うん。でも、他の隊員に融通するのも角が立つし」",
"201020011_64": "「そうかもね。\\n みんな、ちょっと子供っぽいところがあるから」",
"201020011_65": "「ということで……わたしたちで\\n こっそり食べちゃうのが、番丸く収まるかな、って」",
"201020011_66": "「でも、隊長がそんな\\n 内緒で食べるなんてことしていいのかしら」",
"201020011_67": "「もう、2人きりのときまで\\n そういう肩書きにこだわらなくてもいいのに」",
"201020011_68": "「わたしは妹として、姉さんに秘密のさしいれを\\n 持ってきただけなんだから」",
"201020011_69": "(……ああ、わたしったら\\n また同じ過ちを繰り返すところだったわね",
"201020011_70": "(変なところで肩肘張ってしまって\\n 余計に気を遣わせてしまったばかりなのに",
"201020011_71": "「そ、そこまで言うのならいただくわ。\\n 時間が経つと油が劣化してしまうものね」",
"201020011_72": "「うん、科学的に」",
"201020011_73": "「科学的に証明されてるらしいから、仕方ないわよね」",
"201020011_74": "(やっぱり、甘いものを食べてるときの姉さんは可愛い……ッ!)",
"201020011_75": "(こうやって抱かれるのは姉らしくないけど……、\\n ここは甘受しておきましょうか。今日の反省の意味でも、ね",
"201020011_76": "「隊長、すみませんっス」",
"201020011_77": "「は、はいッ!?」",
"201020011_78": "「隊長、実は……って",
"201020011_79": " 副隊長も一緒だったんっスか」",
"201020011_80": "「ええ。大事な話なら席を外しましょうか?」",
"201020011_81": "「いやいや、それほどのことでもないっス。\\n ただ、昼間は申し訳なかったっス」",
"201020011_82": "「それは、あなたが訓練に\\n ついてこれなかったこと」",
"201020011_83": "「いえいえ、そちらではないっスッ!」",
"201020011_84": "「あの状況で、糖分を必要としていたのは\\n 隊長も同じだったっス」",
"201020011_85": "「むしろ、科学的に比較して、身体の小さな隊長こそ\\n 栄養素を欲していたはずっス」",
"201020011_86": "「小さい言うなッ!」",
"201020011_87": "「そこで、遅ればせながら、このナツミ ヒメジマ、\\n 隊長のために甘味を持参した次第でありまして……」",
"201020011_88": "「ええッ!? あなたもッ!?」",
"201020011_89": "「そうっス。午後の自由時間にちょっと外に出て、",
"201020011_90": " ……ん?」",
"201020011_91": "「も、とは……? むむ? もしかして隊長、\\n 副隊長とこっそりドーナツ食べてたっスか」",
"201020011_92": "「いえッ! そんなこと……」",
"201020011_93": "「姉さん、口の周りに……」",
"201020011_94": "「く、油断したわ……ッ!」",
"201020011_95": "「とはいえ、あたしも持ってきちゃいましたし、\\n せっかくっスから、ここは人でいかがっス」",
"201020011_96": "「姉さん、せっかくだから……」",
"201020011_97": "「まったくもう、今回だけよ?」",
"201020011_98": "「すみません、隊長」",
"201020011_99": "「今度は誰ッ!?」",
"201020011_100": "「夜分に失礼します。昼間の訓練で……」",
"201020011_101": "「あれ?」",
"201020011_102": "「もしかして、あなたもドーナツを……?」",
"201020011_103": "「隊長、失礼します」",
"201020011_104": "「……って、\\n みなさんお揃いでどうしたんですか」",
"201020011_105": "「その手にしている紙袋の中身は、まさか……ッ!」",
"201020011_106": "「みんな、考えることは一緒だったのかも」",
"201020011_107": "「というか、ひょっとしてあなたたち、\\n 自分がドーナツを食べたかっただけじゃないのッ」",
"201020011_108": "(ギクギクッ!?)",
"201020011_109": "「そんなことないよッ!?」",
"201020011_110": "「セレナが違うことはわかってるから……」",
"201020011_111": "「みんな、隊長のことが大好きなだけっスよ」",
"201020011_112": "「というかナツミ、あなたのはドーナツどころか\\n カステラじゃないッ」",
"201020011_113": "「か、科学的に考えて、\\n 玉子の含まれるカステラのほうが……」",
"201020011_114": "「玉子はドーナツにも含まれてるわッ!\\n それ、絶対あなたが食べたかっただけよねッ」",
"201020011_115": "「隊長、お疲れ様です」",
"201020011_116": "「隊長の好きな……。",
"201020011_117": " ……はて、こんなに集まって、これから何が始まるんですか?」",
"201020011_118": "「えーと……ドーナツパーティでも開こうかな、って」",
"201020011_119": "「カステラもあるっスよッ!」",
"201020011_120": "「……今後、さしいれは\\n 最初から素直にいただくことにするわ……」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,95 @@
{
"201020111_0": "遠い日の想い出",
"201020111_1": "「元気そうでよかった。安心したわ」",
"201020111_2": "「最近、任務も立て込んでいるようだし、\\n あなたが人で頑張りすぎていないか、心配だったのよ」",
"201020111_3": "「わたしは大丈夫だよ。大変なことは多いけど、\\n みんなで協力して乗り切っているから」",
"201020111_4": "「そう……よかった」",
"201020111_5": "「姉さんこそ頑張りすぎてない?」",
"201020111_6": "「心配いらないわ。\\n わたしにはこの人もいるし」",
"201020111_7": "「マリア……」",
"201020111_8": "「そうデスよッ! マリアのことはアタシたちに\\n ドーンと任せてほしいデスッ」",
"201020111_9": "「フフッ、そうだったね」",
"201020111_10": "「それにしても、マリアとセレナは\\n 本当に仲良しデスねー」",
"201020111_11": "「2人は出会ったとき、すぐ打ち解けられたの……?\\n ほら……戸惑いがあってもおかしくないと思うんだけど……」",
"201020111_12": "「お互いに、辛い経験もしたデスし……」",
"201020111_13": "「そうですね……、\\n 姉さんの存在が大きかったかもしれません」",
"201020111_14": "「マリア姉さんは、初めてこっちの世界に来たときから、\\n 本当の妹のように接してくれたんですよ」",
"201020111_15": "「姉さんがわたしに優しくしてくれたから、\\n 自然と仲よくなったんだと思います」",
"201020111_16": "「そんな……、\\n あなたがわたしに懐いてくれたからよ」",
"201020111_17": "「そうなのかな?」",
"201020111_18": "「とにかく、出会ってから一緒にいる時間はとても長かったわね」",
"201020111_19": "「だって、姉さんといると安心するんだもの」",
"201020111_20": "「……フフッ」",
"201020111_21": "「マリア、突然笑い出してどうしたの?」",
"201020111_22": "「あ、ああ、ごめんなさい。ちょっと昔のことを思い出してね」",
"201020111_23": "「昔のことデスか?」",
"201020111_24": "「ええ、まだわたしたちが小さかった頃なんだけど……」",
"201020111_25": "「フムフム」",
"201020111_26": "「セレナが森で迷子に――あッ!\\n う、ううん、なんでもないわ……」",
"201020111_27": "「ええ、やめちゃうんデスか?」",
"201020111_28": "(わたしが知っているセレナと、今ここにいるセレナは別人。\\n こんな想い出話をしてもこの子を困らせるだけ……",
"201020111_29": "「……」",
"201020111_30": "「そのこと、わたしも覚えてる」",
"201020111_31": "「――えッ!?」",
"201020111_32": "「実はね、昔、迷子になったことがあるの」",
"201020111_33": "「もしかして、それってF.I.S.の近くにあった……」",
"201020111_34": "「そう、昼間でもちょっと暗い森だよ。\\n あの頃は、中に入るのも怖かったんだよね」",
"201020111_35": "「ど、どういうこと……」",
"201020111_36": "「つまり、別々の並行世界に存在したセレナ2人ともが\\n 同じ体験をしてたってことデスか」",
"201020111_37": "「不思議なことだけど、そうみたい」",
"201020111_38": "「2人の想い出が同じなのか気になるデスッ!」",
"201020111_39": "「うん、話を聞きたい」",
"201020111_40": "「そうね、わたしも気になるわ。\\n 答え合わせではないけれど、このまま話を続けましょうか」",
"201020111_41": "「わたし、小さかった頃はドジで\\n いつもマリア姉さんに助けられてばかりで……」",
"201020111_42": "「優しくしてくれる姉さんを喜ばせたくって、\\n 何かできないかなって思ったんです」",
"201020111_43": "「そんなとき、近くの森に綺麗な花が咲いてるって、\\n F.I.S.の人が話しているのを聞いて……」",
"201020111_44": "「綺麗な花を姉さんにプレゼントしたくて……、\\n わたし、こっそり施設を抜け出して森に行ったの」",
"201020111_45": "「……やっぱり。\\n 同じ話を聞いた記憶がわたしにもあるわ……」",
"201020111_46": "「おお、抜け出すなんて大胆デスねッ!」",
"201020111_47": "「わたしも今考えるとすごいことしちゃったな、って思います」",
"201020111_48": "「本当よ。こっちの世界でも\\n 大変な騒ぎになったんだから」",
"201020111_49": "「アハハ……。\\n ええっと、とにかくそれで森に入ることにしたんです……」",
"201020111_50": "「暗い森の中を歩くのは、すごく怖かった……。\\n でも、花を手に入れたくて頑張ったんです」",
"201020111_51": "「そして、やっとの思いで見つけた花を摘むことはできました。\\n ただ、帰り道がわからなくなって……」",
"201020111_52": "「なるほど、それで迷子になったんデスね」",
"201020111_53": "「はい。辺りは似たような景色ばかりで、\\n 自分がどこを歩いているのかもわからなくなりました」",
"201020111_54": "「……」",
"201020111_55": "「マリア姉さんの名前をずっと呼び続けてたんですけど、\\n 返事は返ってこなくて……」",
"201020111_56": "「このまま二度と会えないんじゃないかと思ったら、\\n 我慢できなくて……」",
"201020111_57": "「その場にしゃがみ込んで泣くことしかできなくなってた……」",
"201020111_58": "「迷子になったら誰だって心細いデス。\\n そうなっちゃうのも当然デスよ」",
"201020111_59": "「まだ小さかった頃の話だもんね。\\n 助けてくれる人もいなかったわけだし……」",
"201020111_60": "「でも、そのとき声が聞こえてきたんです」",
"201020111_61": "「いつもわたしの名前を呼んでくれる優しい声じゃなくて、\\n すごく必死な声で……」",
"201020111_62": "「……わたしは周りに止められるのも聞かず、\\n 勝手に探しに行ってたわ……」",
"201020111_63": "「あのときはセレナが怪我をして動けなくなってるんじゃないかと思って\\n 気が気じゃなかったわ」",
"201020111_64": "「うずくまってるセレナをやっと見つけて、\\n 駆け寄ったのよね」",
"201020111_65": "「うん。顔を上げたらそこにマリア姉さんがいたの」",
"201020111_66": "「それでまた大泣きしちゃったんですよ」",
"201020111_67": "「マリア姉さんが見つけてくれて嬉しかったのもあるけど、\\n それ以上にまた会えたことに安心して……」",
"201020111_68": "「あのとき抱きしめてもらった温もりは今でも覚えてるよ」",
"201020111_69": "「わたしはどうして森に入ったのか聞こうとしたのに、\\n あなたはずっと謝ってばかりだったわね」",
"201020111_70": "「抱きつくあなたをなだめながら、\\n その手に持っていた花が目に入ってきて……」",
"201020111_71": "「わたしのために頑張ってくれてたんだってわかって、\\n 嬉しかったのを覚えているわ」",
"201020111_72": "「わたし……いつもありがとうって伝えたかったんだけど、\\n 泣きながらで上手く言えてなかったよね」",
"201020111_73": "「大丈夫、ちゃんと伝わってたから」",
"201020111_74": "「……それじゃあのとき、\\n マリア姉さんが言ってくれたことは覚えてる」",
"201020111_75": "「ええ。こちらのわたしと同じことを言ったかはわからないけれど……」",
"201020111_76": "「セレナのことはわたしが絶対に護る。\\n ……そう言ったのよね」",
"201020111_77": "「うんッ! あのときは幼すぎて意味はよくわかってなかったけど、\\n 温かさで胸がいっぱいになったことは覚えてるよ」",
"201020111_78": "「そう……」",
"201020111_79": "(わたし自身も、こちらの世界のわたしも、\\n その言葉を守り切ることができなかった",
"201020111_80": "(そのことをセレナはどう思っているのかしら……)",
"201020111_81": "「そんなことがあったんデスか……。\\n すごくいい話デス」",
"201020111_82": "「同じ想い出を持っているなら、\\n すぐに仲良くなれるのも納得できるね」",
"201020111_83": "「実はあのときの花は栞にして、今でも大切にしてるのよ」",
"201020111_84": "「えッ、そうなの?\\n 見たいから、今度持ってきてッ」",
"201020111_85": "「ええ、もちろん」",
"201020111_86": "(マリア姉さんも花も違う並行世界の存在だけど、\\n 今でも大切にしてくれてるってわかって嬉しいな……",
"201020111_87": "「マリア姉さん、ちょっとだけ……」",
"201020111_88": "「きゃッ!? ど、どうしたのよ、急に抱きついてきて」",
"201020111_89": "「あのときは、来てくれてありがとう……」",
"201020111_90": "「……もう、仕方がない子ね。少しだけよ」",
"201020111_91": "「うん……ッ!」",
"201020111_92": "(今度こそ、わたしが絶対に護るからね……)"
}

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{
"201020211_0": "未来のバースデー2020"
}

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{
"201020311_0": "後輩に身をゆだねて"
}

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@ -0,0 +1,32 @@
{
"208002311_0": "超覚醒:風鳴翼【蒼ノ一閃 滅破】",
"208002311_1": "「……以上が次のライブの流れになります」",
"208002311_2": "「わかりました。細かい疑問点はこの後の打ち合わせで\\n 確認させてもらいます」",
"208002311_3": "「それでライブ当日なんですが、\\n 響さんたちは招待しますか」",
"208002311_4": "「お願いします。\\n 皆にも、ぜひ聴いてもらいたい」",
"208002311_5": "「今回のような大きな舞台に挑むときは、\\n 皆から負けない力をもらえるので」",
"208002311_6": "「皆から負けない力をもらえる……ですか。\\n いい言葉ですね」",
"208002311_7": "「以前、立花から聞いた言葉です。\\n 知らぬ間にわたしも影響を受けていたようですね」",
"208002311_8": "「なるほど。わかりました。では、いつものように\\n みなさんのチケットを――」",
"208002311_9": "「すみません、本部からの通信です。\\n はい、翼です。何か」",
"208002311_10": "「すまない、大切な打ち合わせの最中だとは知っていたが、\\n 緊急事態だ」",
"208002311_11": "「何があったんですかッ!?」",
"208002311_12": "「街にアルカ・ノイズが発生。\\n 響くんが今、単独で対応している」",
"208002311_13": "「立花がッ!?」",
"208002311_14": "「逃げ遅れた人を護りながらの交戦で、\\n 苦戦している状況だ」",
"208002311_15": "「今動ける装者で1番近いのがお前なんだ。\\n 現場へ急行してほしい」",
"208002311_16": "「承知しました。\\n すぐに向かいますッ」",
"208002311_17": "「アーティストとしての仕事はここまで、\\n 次は防人としての使命を全うしますッ」",
"208002311_18": "「話は聞こえていました。こちらは僕が対応しますので\\n 翼さんは響さんの援護に」",
"208002311_19": "「お願いしますッ!」",
"208002311_20": "「ここか……ッ!\\n 立花は――」",
"208002311_21": "「ここはわたしが止めるッ! この拳でえええ――ッ!」",
"208002311_22": "「相変わらず無茶な戦い方を……」",
"208002311_23": "(……皆から負けない力をもらえる、か)",
"208002311_24": "(多少無茶でも、多くの人々に支えられ、\\n 勢いに任せて向かっていく……",
"208002311_25": "(それが立花の強さなのかもしれない)",
"208002311_26": "「またひとつ学ばせてもらったッ!\\n わたしもまだまだ強くなれる――ッ」",
"208002311_27": "「来てくれたんですねッ!」",
"208002311_28": "「もちろんだ、一緒に戦うぞッ!」",
"208002311_29": "「はいッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,82 @@
{
"349000111_0": "教師と少女",
"349000111_1": "「今日から臨時の先生が来るって知ってるデスか?」",
"349000111_2": "「担任の先生、育休に入ったもんね。\\n 代理で来るのはどんな人なんだろう」",
"349000111_3": "「こういうのってワクワクするデス。\\n 新しい先生、優しい人だといいデスねッ」",
"349000111_4": "「そうだね。\\n ……あッ、来たみたい」",
"349000111_5": "「みなさん、初めまして。\\n 本日より臨時の担任を務めるアンナ・サンダーズです」",
"349000111_6": "「おお、綺麗な人デス」",
"349000111_7": "「担当教科は音楽になるので、\\n みなさんと一緒に唄うのが今から楽しみです」",
"349000111_8": "「短い間ですが、みなさんの力になれるように\\n 頑張りますので、よろしくお願いしますね」",
"349000111_9": "「…………」",
"349000111_10": "「ねえ、切ちゃん」",
"349000111_11": "「ん、なんデスか?」",
"349000111_12": "「……あの先生、誰かに似てる気がしない?」",
"349000111_13": "「え? 言われてみれば知り合いの誰かに\\n 似てるような気がしなくもないデスが……」",
"349000111_14": "「うん……。それが誰なのかが思い浮かばないけど、\\n 気のせいじゃないと思う」",
"349000111_15": "「先生、質問でーすッ!\\n 若く見えますけど、何歳なんですか」",
"349000111_16": "「あら、ありがとうございます。詳しい年齢は内緒ですが、\\n これでも歳は超えているんですよ」",
"349000111_17": "「じゃあ、お酒とか飲んだりするんですか?」",
"349000111_18": "「はい、たしなむ程度ですけどね」",
"349000111_19": "「だけど、みなさんはまだ未成年なので\\n 飲んだらダメですからね」",
"349000111_20": "「じゃあじゃあ、先生に彼氏はいるんですかッ!?」",
"349000111_21": "「フフ、期待を裏切るようですが、\\n お付き合いをしてる人はいませんよ」",
"349000111_22": "「今はそれより、\\n 先生としてのお仕事を頑張りたいと思いますッ」",
"349000111_23": "「なんだか、優しそうな先生でよかったデスねッ!」",
"349000111_24": "「……」",
"349000111_25": "「じー……」",
"349000111_26": "「そんなにアンナ先生のこと見つめて\\n どうしたデスか」",
"349000111_27": "「先生がわたしと切ちゃんを見ていたような気がして……」",
"349000111_28": "「アタシたちだけじゃなくて、みんなの顔を見てたんデスよ。\\n スタートは顔を覚えることデスからね」",
"349000111_29": "「……そうだね。うん、気にしすぎちゃったかも。\\n 切ちゃんの言う通り、綺麗で優しそうな人だね」",
"349000111_30": "「そうデスそうデス。\\n よーし、アタシもせっかくデスから質問を――」",
"349000111_31": "「はい、質問タイムはここまでにしましょうか。\\n 伝達事項がありますから、みなさん静かに聞いてくださいね」",
"349000111_32": "「ああ、質問できなかったデース……」",
"349000111_33": "「お昼休みデースッ!\\n 調、学食に急ぐデスよッ」",
"349000111_34": "「切ちゃん、廊下は走っちゃダメだよ。\\n 学食は逃げたりしないから」",
"349000111_35": "「じゃあ、早足で行くデス。\\n なんたって今日から中華フェアなんデスよッ」",
"349000111_36": "「炒飯、かに玉、天津飯ッ!\\n 何を食べようか迷っちゃうデスッ」",
"349000111_37": "「楽しみなのはわかるけど――」",
"349000111_38": "「あッ! 調、あそこッ!」",
"349000111_39": "「……」",
"349000111_40": "「アンナ先生?\\n 資料室に入っていったみたいだけど……」",
"349000111_41": "「ちょうどいいデス。\\n お話もしたいデスし、お昼に誘うデスよッ」",
"349000111_42": "「うん。誘ってみようか」",
"349000111_43": "「アンナ先生ッ!」",
"349000111_44": "「……ッ!」",
"349000111_45": "「あら……暁さんに、月読さんですね」",
"349000111_46": "「そうデースッ!\\n アタシたちの名前、覚えてくれたんデスねッ」",
"349000111_47": "「もちろん、先生ですから。\\n おふたりはどうしてここに」",
"349000111_48": "「先生がここに入っていくのが見えたから、\\n お昼に誘おうと思ったんデスッ」",
"349000111_49": "「そうだったんですね、ありがとうございます。\\n よければご一緒しますよ」",
"349000111_50": "「やったデスッ!\\n それじゃあさっそく行くデースッ」",
"349000111_51": "「ウフフ、暁さんは元気いっぱいですね。\\n 先生、元気のいい子は大好きです」",
"349000111_52": "「大丈夫ですか?\\n ここに用事があったんじゃ……」",
"349000111_53": "「それが、恥ずかしい話なんですが、\\n 赴任してきたばかりで道に迷ってしまって」",
"349000111_54": "「気づいたらこの部屋に入り込んでしまっていたんです……」",
"349000111_55": "「なるほど。この学院は広いデスから、\\n アタシも覚えるのが大変だったデスよ」",
"349000111_56": "「教師なのに、お恥ずかしい限りです」",
"349000111_57": "「だったら、お昼の後でアタシたちが\\n 学院を案内するデスよッ」",
"349000111_58": "「本当ですか? ありがとうございますッ!」",
"349000111_59": "「調も、いいデスか?」",
"349000111_60": "「うん、もちろん」",
"349000111_61": "(だけど、1つだけ引っかかる……)",
"349000111_62": "(さっき声をかけたとき、アンナ先生は\\n 何かの資料を急いで棚に戻した気がする",
"349000111_63": "(わたしの気のせい? それとも……)",
"349000111_64": "「それじゃあ、まずは学食に――」",
"349000111_65": "「あッ! この通信は……ッ!」",
"349000111_66": "「先生、ちょっと失礼します」",
"349000111_67": "「2人とも緊急事態よ。\\n 市街地に未知の敵が出現したわ」",
"349000111_68": "「未知の敵、デスか?」",
"349000111_69": "「はい。過去のデータと照らし合わせましたが、\\n どれとも一致しませんでした」",
"349000111_70": "「避難誘導はしているけど、既に被害が出ているんだ。\\n 現場に急行してほしいッ」",
"349000111_71": "「了解しました」",
"349000111_72": "「……」",
"349000111_73": "「アンナ先生、その……。\\n 実はどうしても外せない急用ができてしまったデス」",
"349000111_74": "「わたしたちから誘ったのに、ごめんなさい……」",
"349000111_75": "「いえいえ、先生は大丈夫ですよ。\\n よかったらまた誘ってくださいね」",
"349000111_76": "「わかったデスッ!\\n それじゃあ――」",
"349000111_77": "「失礼します」",
"349000111_78": "「……」",
"349000111_79": "「始まりましたか……」"
}

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{
"349000112_0": "「なんなんデスか、こいつらはッ!」",
"349000112_1": "「いっぱいいる……」",
"349000112_2": "「近づくと襲い掛かってくるけど、\\n どうにも様子がおかしいみたい……」",
"349000112_3": "「そうデスね。アタシたちに向かってくるより、\\n キョロキョロ周りを気にしてる感じデス」",
"349000112_4": "「ひょっとして、\\n 何かを探してるデスかッ」",
"349000112_5": "「うん、そんな風に見えるね。\\n だけど、周囲の人たちを傷つけるっていうなら……」",
"349000112_6": "「アタシたちが止めるデスッ!」",
"349000112_7": "「よし、片付いたね」",
"349000112_8": "「アタシたちの連携は、\\n よそ見しながら防げるようなものではないのデ――」",
"349000112_9": "「また出てきたデスッ!?」",
"349000112_10": "「一体どこから……」",
"349000112_11": "「響ちゃんと未来ちゃんも、すぐ到着します。\\n もう少しだけ人で耐えてッ」",
"349000112_12": "「任せるデスよ。\\n 相手がなんだかわからないデスけど――」",
"349000112_13": "「切ちゃんと一緒なら……ッ!」"
}

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@ -0,0 +1,46 @@
{
"349000121_0": "数十分前――",
"349000121_1": "「はぁ、学食の中華フェア……」",
"349000121_2": "「もー、まだ言ってるの?\\n 今日は任務で学院を休んだんだから仕方ないよ」",
"349000121_3": "「無事に任務も終わったし、\\n 今から、ご飯だけ食べに学院に行っちゃおうかな……」",
"349000121_4": "「ご飯だけ食べに行くなんてダメだよ。\\n そこまで言うなら今夜は中華にするから……」",
"349000121_5": "「本当ッ!?\\n よーし、今夜は未来と中華三昧――」",
"349000121_6": "「あッ、響ッ!? ちゃんと前見て――」",
"349000121_7": "「いったーッ!?」",
"349000121_8": "「わわ、ごめんねッ!\\n 大丈夫、怪我しなかった」",
"349000121_9": "「ちょっと、どこ見て歩いて――、",
"349000121_10": " なッ!?」",
"349000121_11": "「ん? どうしたの?\\n どこか痛いところあるなら見せて」",
"349000121_12": "「な、無いわよ。お尻をちょっと打っただけで、\\n 怪我なんかしてないから」",
"349000121_13": "「立てる? 手を貸してあげるから――」",
"349000121_14": "「子供扱いしないでちょうだい。\\n あんたの手なんか借りなくたって自分で立てるわッ」",
"349000121_15": "「ならよかった。\\n 本当にごめんね……」",
"349000121_16": "「謝ればいいのよ、次からは気をつけなさいよね。",
"349000121_17": " はあ……それにしても、一体どこに行ったのかしら……」",
"349000121_18": "「もしかして、迷子?」",
"349000121_19": "「子供扱いしないでって言ってるでしょッ!\\n どうしてわたしが迷子になるのよッ」",
"349000121_20": "「ええっと、子供扱いしたつもりはないんだけど……」",
"349000121_21": "「探しものをしているなら、わたしも手伝うよ」",
"349000121_22": "「いいわよ、どうせすぐに――」",
"349000121_23": "「こんなところにいたんスね。\\n 勝手にどこかへ行っちゃダメじゃないっスか」",
"349000121_24": "「どこかへ行ったのはあなたのほうでしょッ!\\n まったく……」",
"349000121_25": "「もしかして、この子のお姉さんですか?」",
"349000121_26": "「……え? ええッ!?\\n いや、あたしは――」",
"349000121_27": "「余計なこと言わなくていいの」",
"349000121_28": "「……? この人のことを探してたんだ。\\n 見つかってよかったね」",
"349000121_29": "「ええ。そういうことにしておくわ」",
"349000121_30": "「本部からの通信だッ!」",
"349000121_31": "「……」",
"349000121_32": "「了解しました、すぐに向かいますッ!」",
"349000121_33": "「<size=25>……新しい任務?</size>」",
"349000121_34": "「<size=25>うん、未知の敵が現れたってッ!</size>」",
"349000121_35": "「――ッ!」",
"349000121_36": "「<size=25>もう切歌ちゃんたちが向かってるらしいから、\\n わたしたちも急ごう、未来ッ</size>」",
"349000121_37": "「<size=25>うんッ!</size>」",
"349000121_38": "「……」",
"349000121_39": "「ええっと、事情は詳しく話せないんだけどね、\\n この辺も危ないかもしれないから、早くお家に帰ってね」",
"349000121_40": "「わかったわよ、もう帰るから」",
"349000121_41": "「うん。じゃあねッ!」",
"349000121_42": "「アレが噂の装者っスか……」",
"349000121_43": "「……思ってた以上に子供っぽいわね。\\n あいつらにアレがなんとかできるのかしら」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,23 @@
{
"349000122_0": "「逃がさないッ! ここで抑えきるッ!\\n この拳でええええッ」",
"349000122_1": "(……これってッ!?)",
"349000122_2": "「今ので……全部みたいだね」",
"349000122_3": "「加勢に来てくれて助かったデスッ!」",
"349000122_4": "「切歌ちゃんたちこそ、引き付けておいてくれてありがとう」",
"349000122_5": "「どういたしましてデス。マリアたちが海外任務でいないから\\n 少し不安だったデスけど、なんとかなってよかったデスよ」",
"349000122_6": "「……でも、完全に被害を0にすることはできなかったみたい」",
"349000122_7": "「突然現れたため、避難が間に合わずに\\n 数名が被害に遭ってしまって……」",
"349000122_8": "「被害者はすぐに医療機関へと運ばれたんだが……」",
"349000122_9": "「無事なんですか?」",
"349000122_10": "「不思議なことに外傷が無かったんです」",
"349000122_11": "「襲われたのに怪我が無かったんデスか?」",
"349000122_12": "「はい。ですが、意識を失っており、\\n いつ目覚めるかわからない状態だと報告がありました」",
"349000122_13": "「今後の対応も考えなければいけないわ。\\n 人は本部に帰還してちょうだい」",
"349000122_14": "「了解しました」",
"349000122_15": "「……」",
"349000122_16": "「大丈夫、響?\\n なんだか考えごとをしてるみたいだけど」",
"349000122_17": "「……うん。さっきの敵のことだけど、\\n どこかで戦ったことがあるような気がして」",
"349000122_18": "「ええッ!? あんな怪物と、どこで……?」",
"349000122_19": "「それが、わからなくて……。\\n わたしの気のせいなのかな……」",
"349000122_20": "(だけど、あの敵から感じた嫌な感覚、\\n 確かにどこかで……"
}

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@ -0,0 +1,46 @@
{
"349000131_0": "数日後――",
"349000131_1": "「はい、今日のホームルームは以上です」",
"349000131_2": "「危ない事件も起きているようですから、\\n みなさん、居残りせず下校してくださいね」",
"349000131_3": "「帰ろう、切ちゃん」",
"349000131_4": "「はあ……」",
"349000131_5": "「大丈夫?」",
"349000131_6": "「ここ最近、ちょくちょく現れるあの怪物と戦ってばかりで\\n ちょっとお疲れモードデース……」",
"349000131_7": "「出てくる場所も、時間も法則性が無いから、\\n いつ出動になるかわからないもんね」",
"349000131_8": "「本当デスよ……」",
"349000131_9": "「……よし。今日はちょっと奮発して、\\n ケーキ屋さんでデザートを買って帰ろう」",
"349000131_10": "「なんとッ!\\n そんな贅沢、いいんデスかッ」",
"349000131_11": "「たまにだったら大丈夫だよ。\\n 閉まっちゃう前に、早く行こう」",
"349000131_12": "「じゃあ、早く帰るデスよッ!」",
"349000131_13": "「おふたりとも気を付けて帰ってくださいね」",
"349000131_14": "「あッ、アンナ先生、さようならデースッ!\\n 先生も気を付けるデスよッ」",
"349000131_15": "「ありがとうございます。\\n 先生も気を付けますね」",
"349000131_16": "「アンナ先生、ちょっといいですか?\\n 相談したいことがあって……」",
"349000131_17": "「はーい、なんですか?」",
"349000131_18": "「アンナ先生、すっかりクラスの人気者デスね。\\n お昼もよく、クラスの人と一緒に食べてたりするデスよ」",
"349000131_19": "「でも、ちょっと気になる。たまに、何かを調べるみたいに、\\n 校舎の中をいろいろ見て回っているみたい」",
"349000131_20": "(考えすぎかもしれないけど、先生が赴任してきたのと、\\n あの怪物が現れた時期が一緒というのも少し引っかかる",
"349000131_21": "「きっと方向音痴なんデスよ。\\n 普段はしっかりしてるのに、可愛いじゃないデスか」",
"349000131_22": "「そうなのかな……」",
"349000131_23": "「……あッ!? しまったデースッ!\\n 教室に忘れ物しちゃったデスよッ」",
"349000131_24": "「すぐに取ってくるから、\\n 先に下駄箱で待っててほしいデス」",
"349000131_25": "「わたしも一緒に行くよ」",
"349000131_26": "「ありがとうデスッ!\\n パパっと取りに行くデスよッ」",
"349000131_27": "「あれ、おふたりともさっき帰りませんでしたか?」",
"349000131_28": "「忘れ物を取りに来たデスよ。\\n 先生こそ、みんな帰ったのに教室に残ってたデス」",
"349000131_29": "「ええ、ちょっと」",
"349000131_30": "「……今、机を調べていたんですか?」",
"349000131_31": "「……はい。最近、教科書を机の中に置いて帰っちゃう生徒が\\n 職員の間で問題になっているんですよ」",
"349000131_32": "「ね、暁さん?」",
"349000131_33": "「うッ……」",
"349000131_34": "「まさか切ちゃん、忘れ物って」",
"349000131_35": "「今日出された宿題に使う教科書デス……」",
"349000131_36": "「だけど、ちゃんと気づいて取りに戻ってくるなんて偉いです。\\n 宿題頑張ってくださいね」",
"349000131_37": "「はいデスッ! 頑張るデスッ!」",
"349000131_38": "「それじゃあ、また明日」",
"349000131_39": "「失礼します」",
"349000131_40": "「この通信って……ッ!」",
"349000131_41": "「またあの怪物が……ッ!」",
"349000131_42": "「急ぐデスッ! 被害は出させないデスよッ!」",
"349000131_43": "「……」"
}

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@ -0,0 +1,40 @@
{
"349000132_0": "「ご苦労だったな。\\n お前たちのおかげで今回は被害を抑えることができた」",
"349000132_1": "「師匠、この前襲われた人たちはどうなったんですか?」",
"349000132_2": "「安心しろ、徐々に回復に向かっているということだ」",
"349000132_3": "「よかった……。\\n でも、どうして昏睡しちゃっていたんでしょう」",
"349000132_4": "「それについて、その後の調査で判明したことがあります」",
"349000132_5": "「本当ッ!?」",
"349000132_6": "「被害を受けた人は、かつて『マリスシード』の\\n 被害を受けた響さんと似た状態であることがわかったんです」",
"349000132_7": "「マリスシードって……」",
"349000132_8": "「ベルちゃんの……」",
"349000132_9": "「ひょっとして、あのときの――」",
"349000132_10": "「そうよ。思い出してくれた?」",
"349000132_11": "「あれって一体?」",
"349000132_12": "「『悪意の種』」",
"349000132_13": "「それが今、やっと芽吹いた」",
"349000132_14": "「悪意の種……?\\n どうして、こんなことを……」",
"349000132_15": "「わたし、あなたにとても興味があるの」",
"349000132_16": "「わたしに……?」",
"349000132_17": "「ええ、あなた自身に、\\n そして、あなたが奏でる絶望の歌に、ね」",
"349000132_18": "「――ッ!?」",
"349000132_19": "「いつも仲間を、その絆を信じて拳を振るうあなたが、\\n 自らの手でそれを壊せば、きっと絶望する……」",
"349000132_20": "「そのとき、あなたはどんな声で泣き、\\n どんな絶望の歌を奏でるのか、それが聴きたいの」",
"349000132_21": "「……わたしは、絶望なんてしないッ!」",
"349000132_22": "「フフ、人間は絶望する生き物だもの。\\n 抗うことなんてできないわ」",
"349000132_23": "「つまり、あの怪物は……」",
"349000132_24": "「はい。マリスシード……さらに言えば、\\n 世界蛇の持つ瘴気に似たものを放っているようです」",
"349000132_25": "「被害者の方々は、その瘴気に当てられて\\n 昏睡してしまったのです」",
"349000132_26": "「……そうだ、思い出したッ!」",
"349000132_27": "「あの怪物と戦ったときに感じた感覚って、\\n マリスシードに似てたんだッ」",
"349000132_28": "「でも、それって確か、\\n 世界蛇から作られたものなんだよね」",
"349000132_29": "「ああ。お前たちが世界蛇を打ち倒した今、\\n 出てくるはずがない代物なんだ」",
"349000132_30": "「まさか、ベルちゃんが生きて……。\\n でも確かにあのときッ」",
"349000132_31": "「結論を急くな。まだ調査の段階だ。\\n 似ているというだけで同じものと決まったわけじゃない」",
"349000132_32": "「はい……」",
"349000132_33": "「だが、いずれにしろ警戒を強める必要がある」",
"349000132_34": "「万が一の事態に備え、任務中の装者たちにも\\n こちらへ戻るように指示を出した」",
"349000132_35": "「しかし、しばらくはお前たち4人で対応してもらうことになる。\\n 体調だけは十分に整えておけ」",
"349000132_36": "「はいッ!」",
"349000132_37": "(ベルちゃん……ウロボロス……そして世界蛇……。\\n 全部、終わったこと、なんだよね"
}

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@ -0,0 +1,76 @@
{
"349000211_0": "狙われたリディアン音楽院",
"349000211_1": "「はい、みなさん。ホームルームを始めますよ」",
"349000211_2": "「はぁ……」",
"349000211_3": "「切ちゃん? ホームルーム始まってるよ?」",
"349000211_4": "「調、今回の事件、どう思うデス?」",
"349000211_5": "「どうって、世界蛇が関係してるかってこと?\\n うーん、どうかな……」",
"349000211_6": "「もしも、また世界蛇と戦うことになるなら、\\n きっと大きな事件になるデスよ……」",
"349000211_7": "「もうすぐ、先輩たちが海外任務を切り上げて\\n 帰ってきてくれるはずデス」",
"349000211_8": "「だけど、それまでは、\\n アタシたちだけでやるしかないデス……」",
"349000211_9": "「不安になる気持ちはわかるよ。\\n でも、わたしたちでやらなきゃいけない」",
"349000211_10": "「そうデスね、頑張るデス。\\n だから、調には傍にいてほしいのデス」",
"349000211_11": "「切ちゃん……」",
"349000211_12": "「おふたりともー、\\n 先生の話、ちゃんと聞いてましたか」",
"349000211_13": "「えッ!? え、ええっと……」",
"349000211_14": "「もー、ちゃんと聞いていないとダメじゃないですか。\\n とっても大事な話をしてるんですからね」",
"349000211_15": "「ごめんなさい……」",
"349000211_16": "「おふたりのために簡単にまとめると、危ない事件が続いているので\\n 部活はしばらくお休みになりました」",
"349000211_17": "「放課後は学院に居残りせず、すぐに帰りましょう。\\n わかりましたか」",
"349000211_18": "「はい、わかったデスッ!」",
"349000211_19": "「元気にお返事をしてくれたので、\\n 先生の話を聞いていなかったのは不問にします」",
"349000211_20": "「甘い……」",
"349000211_21": "「では、ホームルームは以上です。\\n みなさん、寄り道せずまっすぐお家に帰るようにしてくださいね」",
"349000211_22": "「……ねえ、切ちゃん。\\n 早く帰らないの」",
"349000211_23": "「家に帰るより、学院の周りを見回るのはどうデスか?」",
"349000211_24": "「見回り?」",
"349000211_25": "「怪物は神出鬼没デス。家で待機してたって、\\n どうせすぐ呼び出されるに決まってるデスよ」",
"349000211_26": "「それなら自分たちから見つけたほうが早いし、\\n 被害を抑えられるかもしれないデスッ」",
"349000211_27": "「……確かに、後手に回るよりいいかも。でも、いざというときに\\n 動けなかったら意味がないから、休憩しながらね」",
"349000211_28": "「了解デスッ! それではさっそく――」",
"349000211_29": "「……」",
"349000211_30": "「あれは、アンナ先生デス?\\n 先生もまだ帰ってなかったんデスね」",
"349000211_31": "「待って、1人じゃないみたいだよ。\\n 一緒にいるのは、リディアンの生徒……」",
"349000211_32": "「なんだか、ぐったりしてるデス?\\n 先生がどこかに運んでいるみたいデスね」",
"349000211_33": "「――ッ!\\n 切ちゃん、追いかけようッ」",
"349000211_34": "「ええッ!? あッ、ちょっと待つデスよ、調ッ!」",
"349000211_35": "(やっぱりあの先生、何かある……ッ!\\n それが、あの怪物と関係のあることだとしたら……ッ",
"349000211_36": "「……」",
"349000211_37": "「エルフナインちゃんの言ってたこと、気にしてるの?\\n 世界蛇が関係してるかもって――」",
"349000211_38": "「うん。もし、ベルちゃんがまた何かをしようとしているなら、\\n 今度こそちゃんと話したい」",
"349000211_39": "「前は、戦うことしかできなかったから……」",
"349000211_40": "「響……」",
"349000211_41": "「ごめん、まだ何もわかってないのに、\\n こんなに思い詰めちゃダメだよね」",
"349000211_42": "「あッ、見てよ。あのドーナツ屋さん、最近できたお店なんだ。\\n せっかくだから買っていかない」",
"349000211_43": "「またいつ戦いになるかわからないし、\\n 栄養補給しておかないとッ」",
"349000211_44": "「うんッ! そうだね」",
"349000211_45": "「うわぁ、ショーウィンドウにドーナツがいっぱい……」",
"349000211_46": "「あッ――」",
"349000211_47": "「あ、あなたは――ッ!?」",
"349000211_48": "「また会ったね。\\n ドーナツを買いに来たの」",
"349000211_49": "「ば、バカじゃないの。\\n わたしがこんな子供っぽいもの欲しがるわけないじゃないッ」",
"349000211_50": "「え? ドーナツって子供っぽい?」",
"349000211_51": "「うーん、どうかな。\\n 大人でも買っていく人は多いと思うよ」",
"349000211_52": "「ねッ! わたしも、死ぬまで好きだと思うけどなぁ」",
"349000211_53": "「むぅ……」",
"349000211_54": "「どうせだったら一緒に買う?」",
"349000211_55": "「な、なんでそうなるのよッ!?」",
"349000211_56": "「あ、このチョコのやつ美味しそうッ!\\n あと個しか無いや……」",
"349000211_57": "「あッ、それはわたしが目をつけて――はッ!?\\n ち、違う、そうじゃなくて――ッ」",
"349000211_58": "「とにかく、わたしに構わないでちょうだい。\\n 自分の分くらいは自分で買えるわッ」",
"349000211_59": "「そ、そっか」",
"349000211_60": "「……ところで、わたしたちどこかで会ったことある?\\n なんだか、初めて会った気がしなくて……」",
"349000211_61": "「……ッ!」",
"349000211_62": "「無いわ。どうせ他人の空似でしょう?」",
"349000211_63": "「そうかなぁ……?」",
"349000211_64": "「本部からだ……はい、立花です」",
"349000211_65": "「お前たちのいる付近で例の怪物の反応が出た。\\n すぐに急行してくれッ」",
"349000211_66": "「わかりました、すぐに向かいますッ!」",
"349000211_67": "「また……?」",
"349000211_68": "「うん、そうみたいッ!」",
"349000211_69": "「ええっと、詳しくは言えないんだけど――」",
"349000211_70": "「帰れって言うんでしょ。\\n わかったわよ」",
"349000211_71": "「気を付けてね」",
"349000211_72": "「じゃあ、行こうッ!」",
"349000211_73": "「うんッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,39 @@
{
"349000212_0": "「先生、待ってッ!」",
"349000212_1": "「あなたたち……。\\n 早く帰りましょうって言ったじゃないですか……」",
"349000212_2": "「それより、その人は……?」",
"349000212_3": "「この子は、体調不良で動けなくなっていたんです。\\n 保健室に連れて行くところだったんですよ」",
"349000212_4": "「体調不良って……」",
"349000212_5": "(ぐったりしてる……。\\n この状態、まさか瘴気にやられて――",
"349000212_6": "「<size=25>本部から通信――ッ!</size>",
"349000212_7": " <size=25>はい、こちら月読です</size>」",
"349000212_8": "「市街エリアに例の怪物が現れたわ。\\n すでに響ちゃんと未来ちゃんが交戦中」",
"349000212_9": "「できるだけ早く合流して、怪物の対応をッ!」",
"349000212_10": "「<size=25>はい、わかりました</size>」",
"349000212_11": "「<size=25>例の怪物デスね。早く向かって――</size>」",
"349000212_12": "「うッ、ううあああッ!」",
"349000212_13": "「な、なんデスかッ!?\\n 急に苦しみ始めたデスよッ」",
"349000212_14": "「大丈夫ですかッ!?\\n しっかり、落ち着いてください」",
"349000212_15": "「――ッ!」",
"349000212_16": "(早く、怪物の対応に行かないと……ッ!\\n でもそうしたら、この生徒を先生に預けていくことになる",
"349000212_17": "(本当にただの体調不良? それとも……。\\n それに、やっぱり先生が怪物と関係している可能性も……",
"349000212_18": "「……おふたりには急用があるんじゃないですか?」",
"349000212_19": "「先生、どうして知ってるんデス?」",
"349000212_20": "「…………」",
"349000212_21": "「のんびりお話している時間はありません。\\n おふたりとも、この子のことはわたしに任せてください」",
"349000212_22": "「見捨てるようなことはしません。\\n 絶対に助けます……ッ」",
"349000212_23": "「先生……」",
"349000212_24": "「安心してください。\\n わたしはみなさんの先生なんですから」",
"349000212_25": "「……はいッ! お願いします。わたしたちは、\\n 行かなくてはいけないところがあるので――ッ」",
"349000212_26": "「はい、気を付けてくださいね」",
"349000212_27": "「行こう、切ちゃんッ!」",
"349000212_28": "「は、はいデスッ!」",
"349000212_29": "「瘴気なんかに……悪意なんかに負けるもんかあああッ!」",
"349000212_30": "「未来ッ! こっちは片付いたよッ!」",
"349000212_31": "「うん。でも気を付けてッ!\\n まだ向こうにたくさん……」",
"349000212_32": "「待って、何か様子がおかしいよ。\\n ……わたしたちのことを無視してどこかへ行こうとしてる」",
"349000212_33": "「逃げるつもりッ!?」",
"349000212_34": "「違う、逃げるならバラバラに動いたほうがいいはずだよ。\\n まるでどこかを目指してるような……」",
"349000212_35": "「怪物たちが向かってる、この先って……まさかッ!?」",
"349000212_36": "「リディアン音楽院――ッ!?」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,14 @@
{
"349000221_0": "「調ちゃん、切歌ちゃん――」",
"349000221_1": "「はい。今学院から交戦地に向かっています」",
"349000221_2": "「それが、響くんたちからの報告によると\\n あの怪物が学院に向かって移動しているらしいッ」",
"349000221_3": "「ええッ!? あの怪物がこっちへッ!?」",
"349000221_4": "「理由は不明だが、お前たちがそこにいるのは好都合だ。\\n 響くんたちと挟み撃ちにしてほしいッ」",
"349000221_5": "「了解しましたッ!」",
"349000221_6": "「調、やるデスよ」",
"349000221_7": "「うん。学院にはまだ人がいる。\\n わたしたちが食い止めないと……」",
"349000221_8": "「あの生徒は、アンナ先生がついてるから大丈夫デス。\\n アタシたちは戦いに集中するデスッ」",
"349000221_9": "「うんッ!」",
"349000221_10": "「Various shul shagana tron――」",
"349000221_11": "「Zeios igalima raizen tron――」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,16 @@
{
"349000222_0": "「調ちゃん、こっちに誘い込んでッ!」",
"349000222_1": "「はい、トドメはお願いしますッ!」",
"349000222_2": "「はああああッ!」",
"349000222_3": "「リディアン音楽院は立ち入り禁止デスッ!」",
"349000222_4": "「それでも入るつもりなら――ッ!」",
"349000222_5": "「怪物の姿は確認できません。\\n 今ので最後のようです」",
"349000222_6": "「ふぅ、学院に入られる前に倒せてよかった……」",
"349000222_7": "「でも、どうして学院に向かったのかな。\\n 今までどこかを目標に動くことなんてなかったよね」",
"349000222_8": "「そういえば、初めて交戦したとき、怪物は何かを探している様子でした。\\n もしかしたら、それが……」",
"349000222_9": "「またしても我々の邪魔を……」",
"349000222_10": "「誰ッ!?」",
"349000222_11": "「そ、そんな、どうしてッ!?」",
"349000222_12": "「どうしてだと? それはこちらの台詞だ。\\n 再び我らの邪魔をするというのか、装者どもッ」",
"349000222_13": "「ウロボロス……ッ!」"
}

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@ -0,0 +1,42 @@
{
"349000231_0": "「ベアトリーチェを筆頭に、世界蛇を神と崇め、\\n 並行世界の破壊を目論んだ組織ウロボロス……」",
"349000231_1": "「どうして、そのメンバーがここにッ!」",
"349000231_2": "「そうデス。世界蛇が消えて、ウロボロスも\\n 壊滅したはずデスよ……ッ」",
"349000231_3": "「そう、お前たち装者によってな……」",
"349000231_4": "「ベルちゃんッ!」",
"349000231_5": "「フフ、人から悪意を消すことなんて不可能。\\n だから、わたしは、決して消えることはないの」",
"349000231_6": "「人がいる限り、わたしはいつでも蘇る」",
"349000231_7": "「そのときは、またわたしたちで相手をしてやる」",
"349000231_8": "「ああ、何度だってやってやるッ!」",
"349000231_9": "「人から悪意を消すことはできないかもしれない、\\n でも――」",
"349000231_10": "「アタシたちのように、\\n 悪意に抗い、戦う人たちが必ずいるデスよ」",
"349000231_11": "「そうです。\\n 人が生き続けている以上、あなたの好きにはさせません」",
"349000231_12": "「わたしたち人間は、\\n あなたが思っている以上に遥かに強い存在よッ」",
"349000231_13": "「今回のことで、お前も思い知っただろう?\\n あたしら、人間の可能性をッ」",
"349000231_14": "「そうね、今回は、人間の可能性を見誤ったわたしの負け、\\n 今更、とやかく言うつもりもないわ」",
"349000231_15": "「それじゃ、また会いましょう。\\n 希望の担い手たち……」",
"349000231_16": "「わたしは、\\n やっぱりベルちゃんともわかり合いたかった……」",
"349000231_17": "「響……」",
"349000231_18": "「終わったみたいだね。どうやら」",
"349000231_19": "「そんな……。\\n 世界蛇に……ベアトリーチェ様まで……」",
"349000231_20": "「どうした?\\n お前の主はいなくなったようだが、まだやるのか」",
"349000231_21": "「こうなっては仕方ありませんね……」",
"349000231_22": "「何をするつもり……?」",
"349000231_23": "「こうするだけです。\\n ――ッ ぐふッ……」",
"349000231_24": "「ちょ、ちょっと、自分で自分を刺したわよッ!?」",
"349000231_25": "「ワケがわからないワケダッ!?」",
"349000231_26": "「来世でも……お仕えしなくては、なりませんからね……。\\n 今生はここまで……です……」",
"349000231_27": "「そんな……世界蛇が……。\\n ベアトリーチェ様に、石屋様まで……」",
"349000231_28": "「もう……終わりだ……うわあああああああッ!」",
"349000231_29": "「だが我々は生き延びた。我々がベアトリーチェ様の意思を継ぎ、\\n ウロボロスを復活させるのだッ」",
"349000231_30": "「そうッ! そのために、手に入れなければならないものがある。\\n 今度こそ、邪魔はさせぬぞ――ッ」",
"349000231_31": "「ガンド化ッ!?」",
"349000231_32": "「身体をカルマノイズ化させる、\\n ウロボロスの秘術――ッ」",
"349000231_33": "「ついに見つけたのだ。\\n 必ずや、手に入れてやるぞおおおッ」",
"349000231_34": "「きゃあああ――ッ!?」",
"349000231_35": "「未来ッ!?」",
"349000231_36": "「さあ、そこをどいてもらうぞ、装者ッ!」",
"349000231_37": "「その怪物も、ウロボロスの兵器――ッ!」",
"349000231_38": "「復活なんて、させるもんか……ッ!」",
"349000231_39": "「この世界を護るって、約束したんだッ!」"
}

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@ -0,0 +1,36 @@
{
"349000232_0": "「ここで絶対に止める、止めてみせるッ!」",
"349000232_1": "「貴様は再び我々にその拳を向けるのかッ!」",
"349000232_2": "「ベアトリーチェ様の、我々のッ!\\n 理想を、思想を打ち砕いた拳をおおおッ」",
"349000232_3": "「――ッ!?」",
"349000232_4": "「響、危ないッ!」",
"349000232_5": "「ぐあああッ!?」",
"349000232_6": "「響ッ!?」",
"349000232_7": "「まずい、このままだとッ!」",
"349000232_8": "「ここを突破されちゃうデスよッ!」",
"349000232_9": "「この先には我々が求める――」",
"349000232_10": "「む――ッ!?」",
"349000232_11": "「な、なんだ、今の攻撃はッ!」",
"349000232_12": "「砲撃……クリス先輩が戻ってきたデスかッ!?」",
"349000232_13": "「違う。切ちゃん、あそこッ!」",
"349000232_14": "「目標に攻撃が命中。効果は軽微。\\n 引き続き攻撃を続行ッ」",
"349000232_15": "「あの人たちは一体……」",
"349000232_16": "「何かの部隊…… S.O.N.G.とは無関係だよね?\\n ウロボロスを攻撃したみたいだけど」",
"349000232_17": "「邪魔をするのなら、貴様たちから血祭りにあげてやろうッ!」",
"349000232_18": "「地上部隊を支援。援護射撃を行いますッ!\\n ファイアッ」",
"349000232_19": "「な、何ッ!? 今度は空からだとッ!」",
"349000232_20": "「い、一体何がどうなってるデスかッ!」",
"349000232_21": "「みなさん、上空に巨大な反応があります。\\n これは――ッ」",
"349000232_22": "「な、何これえええッ!?」",
"349000232_23": "「でっかいデースッ!」",
"349000232_24": "「見て、あの艦の上……ッ!」",
"349000232_25": "「誰か立ってる……?」",
"349000232_26": "「あ、あれって……ッ!?」",
"349000232_27": "「作戦行動を開始するッ!」",
"349000232_28": "「行くわよッ!」",
"349000232_29": "「はい、援護します」",
"349000232_30": "「Granzizel bilfen gungnir zizzl――」",
"349000232_31": "「Seilien coffin airget-lamh tron――」",
"349000232_32": "「そんなッ!? ガングニールと、アガートラームッ!?」",
"349000232_33": "「シンフォギア装者……?」"
}

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@ -0,0 +1,24 @@
{
"349000311_0": "特殊部隊APPLE",
"349000311_1": "「この槍の前に、ひれ伏しなさいッ!」",
"349000311_2": "「攻撃が大雑把すぎますよ」",
"349000311_3": "「討ち漏らした細かいのは任せたわッ!」",
"349000311_4": "「もう、しょうがないですねぇ」",
"349000311_5": "「は――ッ!」",
"349000311_6": "「え? ええッ!?\\n シンフォギア装者がどうしてッ」",
"349000311_7": "「本物デスか?」",
"349000311_8": "「アウフヴァッヘン波形照合。\\n 間違いなくアガートラームとガングニールですッ」",
"349000311_9": "「じゃあ、あの人たちは……」",
"349000311_10": "「ちょっとあなたたち。\\n いつまでぼけっと見てるつもりなの」",
"349000311_11": "「えッ?」",
"349000311_12": "「敵はまだいるのよ。\\n それとも、もう戦えないなんて言わないわよね」",
"349000311_13": "「た、戦えるけど、ええっと、あなたは……」",
"349000311_14": "「細かい説明は後回しッ!\\n 今は目の前の敵に集中しなさいッ」",
"349000311_15": "「は、はいッ!」",
"349000311_16": "「説明も無くすみませんが、今は戦闘に集中しましょう。\\n 相手が相手ですから、油断はしないでくださいね」",
"349000311_17": "「アンナ先生、なんですよね?」",
"349000311_18": "「それもちゃんとお話ししますから」",
"349000311_19": "「わ、わかったデスッ!」",
"349000311_20": "「エアーキャリアーに、シンフォギア装者の姉妹……。\\n まさか、お前たちは――ッ」",
"349000311_21": "「悪いけど、あなたとお喋りをしてる余裕は無いの。\\n さっさと片付けさせてもらうわよッ」"
}

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@ -0,0 +1,30 @@
{
"349000312_0": "「わたしのことをなめたら後悔するわよ……ッ!」",
"349000312_1": "「余計な邪魔が入ったか。\\n ここは退かせてもらうが、我々は諦めたわけではない」",
"349000312_2": "「我らが悲願を叶えるため、例のものは必ず手に入れるッ!」",
"349000312_3": "「どうやら退いたみたいですね」",
"349000312_4": "「総員に通達、追撃する必要は無いわ。\\n エアーキャリアーに帰還して」",
"349000312_5": "「助けてくれてありがとうッ!\\n おかげでウロボロスを撃退することができたよ」",
"349000312_6": "「ふざけないでッ!\\n わたしたちが来なかったらどうなってたと思うのッ」",
"349000312_7": "「ええッ!?」",
"349000312_8": "「あの程度の相手に揺さぶられて簡単に隙を見せるなんて、\\n 鍛え方が足りないんじゃないのッ」",
"349000312_9": "「ご、ごめんなさいッ!」",
"349000312_10": "「まったく……」",
"349000312_11": "「ああッ!?」",
"349000312_12": "「ど、どうしたの?」",
"349000312_13": "「その子、そっくりなんデスよッ!\\n 小さかった頃のマリアにッ」",
"349000312_14": "「うん。怒った顔、すごく似てる」",
"349000312_15": "「え? 言われてみれば確かに似てるような……」",
"349000312_16": "「ふん、同じ顔に決まってるじゃない。\\n わたしはマリア・カデンツァヴナ・イヴなんだから」",
"349000312_17": "「ええええええええッ!?」",
"349000312_18": "「じゃあ、もしかして、先生は……」",
"349000312_19": "「はい。お察しの通り、わたしは並行世界の\\n セレナ・カデンツァヴナ・イヴです」",
"349000312_20": "「でも、わたしたちが知ってる\\n マリアさんやセレナちゃんは……」",
"349000312_21": "「あなたたちの基準を押し付けないで。\\n わたしたちの世界ではこうなの」",
"349000312_22": "「オホン、チャンネルを繋がせてもらった。\\n 俺は装者たちの司令官、風鳴弦十郎だ」",
"349000312_23": "「君たちの素性について、教えてもらえるだろうか?」",
"349000312_24": "「ええ、構わないわよ。こうなってしまった以上、\\n 情報の共有は必要でしょうし」",
"349000312_25": "「話すわ。\\n わたしたち、『特殊部隊APPLE』のことをね」",
"349000312_26": "「特殊部隊APPLE……」",
"349000312_27": "「協力、感謝する。\\n それでは、我々の本部に招待しよう」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,67 @@
{
"349000321_0": "「まずはウロボロスとの戦闘への助力、痛み入る」",
"349000321_1": "「構わないわよ。わたしたちにとっても\\n ウロボロスは敵なわけだし」",
"349000321_2": "「それで君たちのことだが、特殊部隊APPLEだったか。\\n 並行世界からやってきた、ということで間違いないか」",
"349000321_3": "「わたしから見たらそっちが並行世界だけど……、\\n まあいいわ。その通りよ」",
"349000321_4": "「改めて、わたしはマリア・カデンツァヴナ・イヴ。\\n 部隊の隊長をやってるわ」",
"349000321_5": "「君が、か……?」",
"349000321_6": "「そうよ。文句ある?」",
"349000321_7": "「……いや、失礼な物言いをしてすまなかったな」",
"349000321_8": "「アンナ先生……じゃなかったッ!\\n セレナさんは、だったら、超隊長とかデス」",
"349000321_9": "「ちょっと、なんでそうなるのよッ!」",
"349000321_10": "「フフ、呼びづらかったら先生でもいいですよ。\\n わたしは、副隊長という立場です」",
"349000321_11": "「なるほど……」",
"349000321_12": "「さて、聞きたいことは山ほどあるわけだが、\\n まずは、君たちがこの世界へ来た理由を聞かせてもらいたい」",
"349000321_13": "「ウロボロスの奴らが世界蛇のコアの欠片を探してるって知ってね」",
"349000321_14": "「コアの欠片が存在している可能性のある、この世界に来たのよ」",
"349000321_15": "「世界蛇のコアッ!?\\n でも、世界蛇はちゃんと倒して……」",
"349000321_16": "「そう、あなたが世界蛇を倒したのね」",
"349000321_17": "「わたしだけの力じゃないよ。\\n みんなの力があったからこそ……」",
"349000321_18": "「……そうね。わたしたちも加勢できればよかったんだけど」",
"349000321_19": "「わたしたちの世界に現れた世界蛇の影から、\\n 人々を護るので精一杯だったのよ」",
"349000321_20": "「そうだったんだ……」",
"349000321_21": "「話を戻すけど、確かにあなたたちは世界蛇を倒したわ。\\n でも、世界蛇のコアが一欠片だけ消滅せずに残ったのよ」",
"349000321_22": "「わたしたちはその欠片をダーククリスタルと呼んでいますが、\\n それがこの世界に落ちたようで……」",
"349000321_23": "「なるほど、それを探すためにここへ来たというわけだな」",
"349000321_24": "「そのダーククリスタルは、\\n どういったものなんですか」",
"349000321_25": "「コアは砕け、ほとんどの力を失っています。\\n ですが、多くの悪意を吸収すれば……」",
"349000321_26": "「それが核となって、第二の世界蛇が生まれるわ」",
"349000321_27": "「そんなッ!?」",
"349000321_28": "「じゃあ、あのときウロボロスの人たちが言っていた\\n 悲願っていうのは……」",
"349000321_29": "「世界蛇の復活のことを……」",
"349000321_30": "「早く見つけないと危ないじゃないデスかッ!」",
"349000321_31": "「だから、リディアンにセレナを潜り込ませたのよ。\\n 欠片の反応はあそこにあるから」",
"349000321_32": "「なんだとッ!?」",
"349000321_33": "「どうして学院にあるとわかったんですか?」",
"349000321_34": "「うちには優秀な技術者がいるの。\\n その子が作ったセンサーである程度の場所がわかるのよ」",
"349000321_35": "「本当はわたしが回収しようとしたんですが\\n なかなか見つからなくて……」",
"349000321_36": "「じゃあ、生徒の机を調べてたのも、\\n 学院の中を徘徊してたのも、その欠片を探してたから……」",
"349000321_37": "「そういうことだったんです。\\n 月読さんには、怪しいって勘づかれてしまっていましたね」",
"349000321_38": "「ええッ!? そうだったんデスかッ!?」",
"349000321_39": "「はい、そうだったんです」",
"349000321_40": "「こんな子供に怪しまれるなんて、しっかりしなさいよね」",
"349000321_41": "「マリアさんのほうが子供だと思うけど……」",
"349000321_42": "「うるさいわねッ!」",
"349000321_43": "「しかし、そういうことなら\\n 我々に接触してもらえれば力を貸せたのだが」",
"349000321_44": "「本当は接触せずに終わらせるつもりだったのよ。\\n 動く人数が増えれば、こちらの動きを掴まれやすくなるわ」",
"349000321_45": "「ウロボロスにとって、この世界における脅威はS.O.N.G.だけ。\\n そう思わせておきたかったのよ」",
"349000321_46": "「確かに、そのほうが君たちは動きやすいだろうな」",
"349000321_47": "「でも、そっちの装者たちが不甲斐ないから、\\n 仕方なく加勢してあげたのよ」",
"349000321_48": "「返す言葉もありません……」",
"349000321_49": "「さて、大体のことは話したかしら。\\n これからも自由に行動していい、という訳にはいかないでしょうね」",
"349000321_50": "「ああ。敵対する必要はないとわかったが、立場上、\\n 君たちのような存在を自由にさせるわけにはいかないな」",
"349000321_51": "「そういえば、どうやってリディアンの教師として\\n 潜入できたんです」",
"349000321_52": "「政府レベルのデータをいじらないと不可能な気が……」",
"349000321_53": "「はい。ですので、そうさせていただきました」",
"349000321_54": "「頭の痛くなる話だな……」",
"349000321_55": "「そちらの詳細も追って全て話してもらおう。\\n 処罰の検討もそれからだ」",
"349000321_56": "「ひとまず、特殊部隊APPLEはS.O.N.G.の監視下に入ってもらう。\\n 異論は」",
"349000321_57": "「無いわ。先に無茶を押し通そうとしたのはこっちだし、\\n わたしたちが反発しあうよりそっちのほうが上手くいくでしょう」",
"349000321_58": "「話が早くて助かる。その上で、君たちにはウロボロスの残党\\n 討伐の協力を要請したい」",
"349000321_59": "「それに関しては、行動を強く制限するつもりはない。\\n 部隊というのなら、部隊なりの動き方があるだろうからな」",
"349000321_60": "「そうね、部隊への指示はわたしがさせてもらうわ。\\n そちらも見ず知らずの人間を急には上手く使えないでしょうし」",
"349000321_61": "「……では、この話はここまでだ。\\n これからの動きを確認しよう」",
"349000321_62": "「まずはダーククリスタルの確保ですね」",
"349000321_63": "「学院にあるってわかってるなら、みんなで徹底的に探せば、\\n すぐに見つかりますねッ」",
"349000321_64": "「いえ。それでしたらもう、見つけました。\\n すでに確保も済んでいますよ」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,68 @@
{
"349000411_0": "ダーククリスタルの依代",
"349000411_1": "「ダーククリスタルを持っていたのは、\\n リディアンの生徒でした」",
"349000411_2": "「まさか、あのとき先生が付き添ってた女の子デスかッ!?」",
"349000411_3": "「はい、そうです」",
"349000411_4": "「ダーククリスタルは、あの子の体内に入り込み\\n 侵食してしまっています」",
"349000411_5": "「なッ……」",
"349000411_6": "「気づいたときにはもう手遅れで……、\\n ダーククリスタルの活性化が進んでいました」",
"349000411_7": "「今はAPPLEのエアーキャリアーで\\n 医療班が精密検査をしています」",
"349000411_8": "「エアーキャリアーというのは、あの飛んでいた巨大艦か」",
"349000411_9": "「なるほど。ダーククリスタルの活性化を検知して、\\n あの怪物はリディアン音楽院に向かったんですね」",
"349000411_10": "「ええ。そういうことよ」",
"349000411_11": "「保護したというその生徒の様子を見せてもらえないか。\\n 君の話を信用していないわけではないのだが……」",
"349000411_12": "「もちろん、問題ないわ」",
"349000411_13": "「でしたら、わたしが案内します。\\n わたしもあの子の様子が気になるので……」",
"349000411_14": "「ええ、お願い」",
"349000411_15": "「ボクも同行させてもらいます」",
"349000411_16": "「わかったわ。じゃあ、案内は任せたわよ」",
"349000411_17": "「はい。おふたりともこちらへ。\\n エアーキャリアーへ案内しますね」",
"349000411_18": "「さてと、それじゃあわたしはせっかくだから\\n S.O.N.G.について聞かせてもらいましょうか」",
"349000411_19": "「……なるほど、ここにもシミュレータルームがあるのね。\\n うちのと比べてどうかしら」",
"349000411_20": "「エアーキャリアーほどじゃないけど、\\n なかなか施設が揃ってるわね」",
"349000411_21": "「ねえ、マリアちゃんッ!」",
"349000411_22": "「ちょっと今、マリアちゃんって呼んだでしょ。\\n マリアちゃんってッ」",
"349000411_23": "「いやだって、可愛いからつい……」",
"349000411_24": "「可愛いって言うなッ!」",
"349000411_25": "「そういえば、その見た目について聞いていなかったです。\\n どうしてこっちのマリアと違うのか……」",
"349000411_26": "「はッ! わかったデスッ!\\n 逆なんデスよッ」",
"349000411_27": "「逆?」",
"349000411_28": "「そちらの並行世界では、セレナがお姉ちゃんで、マリアが\\n 妹なんデス。それならその見た目にも納得が――」",
"349000411_29": "「ちがーうッ!」",
"349000411_30": "「いい? わたしがお姉ちゃんで、セレナは妹よ」",
"349000411_31": "「でもそうすると……」",
"349000411_32": "「わたし、これでも22歳だから」",
"349000411_33": "「ええッ!? じゃあこっちのマリアさんと一緒だ」",
"349000411_34": "「見た目に関しては、いろいろと込み入った事情があるの。\\n あなたたちに話すつもりは無いわ」",
"349000411_35": "「うん、ごめんね。\\n わかったよマリアちゃんッ」",
"349000411_36": "「本当にわかってるのかしら……」",
"349000411_37": "「そういえば、こちらの世界のわたしとセレナは\\n どこにいるの」",
"349000411_38": "「マリアさんは他の2人の装者と任務に行っているよ。\\n セレナちゃんのほうは――」",
"349000411_39": "「ここにいたのか」",
"349000411_40": "「あれ、師匠早いですね?」",
"349000411_41": "「状況を聞く限り、俺にできることは無いからな。\\n 様子を見てきただけだ」",
"349000411_42": "「どうやらダーククリスタルの浸食は深刻のようだ」",
"349000411_43": "「取り除くことはできないんですか?」",
"349000411_44": "「ああ……。\\n その方法は現段階では不明らしい」",
"349000411_45": "「だが、あちらの施設もなかなかに侮れない。\\n 女子生徒の保護はそのままAPPLE側で行うことになったよ」",
"349000411_46": "「エルフナインくんは世界蛇のデータを持ちこみ、\\n あちらの技術者の調査に協力することになった」",
"349000411_47": "「それでいいよね、姉さん?」",
"349000411_48": "「ええ、問題無いわ」",
"349000411_49": "「ところで司令さん。\\n 少しそちらの装者を借りたいんだけどいいかしら」",
"349000411_50": "「何をするんだ?」",
"349000411_51": "「これから行動を共にするなら、\\n 相手の実力は知っておくべきだと思ってね」",
"349000411_52": "「ここはシミュレータルームなんでしょ?\\n 模擬戦をやって、お互いを知るやり方もありかなって」",
"349000411_53": "「なるほど、そういうことならいいだろう。\\n こちらとしても、君たちの実力を知っておきたい」",
"349000411_54": "「決まりね。じゃあ、準備しなさい。\\n すぐに始めるわよ」",
"349000411_55": "「うんッ!」",
"349000411_56": "「そっちは4人で構わないわよ。\\n わたしはセレナと人で十分だから」",
"349000411_57": "「ううん、やるなら正々堂々とッ!\\n わたしと未来で行こうッ」",
"349000411_58": "「並行世界のマリアさんとセレナちゃんか……。\\n ちょっと緊張するな」",
"349000411_59": "「大丈夫だよ。わたしと未来ならッ!」",
"349000411_60": "「そういうことじゃないんだけどな……」",
"349000411_61": "「では、最初は響くんと未来くんで模擬戦をやってもらう。\\n 余裕があるようなら、残りの人との連戦だ」",
"349000411_62": "「この世界の装者がどれだけの力を持ってるか、\\n 見せてもらうわッ」",
"349000411_63": "「よろしくお願いします。手加減はしませんよ」",
"349000411_64": "「望むところですッ!」",
"349000411_65": "「よろしくお願いしますッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,30 @@
{
"349000412_0": "「セレナッ!」",
"349000412_1": "「はいッ!」",
"349000412_2": "「すごい……ッ! 次の行動を特に打ち合わせているわけでもないのに\\n 完璧に息が合ってるッ」",
"349000412_3": "「そういうことなら、わたしたちだってッ!」",
"349000412_4": "「パワーはなかなかだけど、当たらなければ――」",
"349000412_5": "「姉さんッ!」",
"349000412_6": "「さすがね、セレナッ!」",
"349000412_7": "「でも、完全には防ぎきれない……ッ!」",
"349000412_8": "「まだまだいきますッ!」",
"349000412_9": "「いいえ、こっちの番よッ!」",
"349000412_10": "「させるかあああッ!」",
"349000412_11": "「こんのおおおッ!」",
"349000412_12": "「そこまでッ!」",
"349000412_13": "「わッ、とととッ!?」",
"349000412_14": "「ちょっと、なんで止めるのよ。\\n まだ決着はついてないじゃないの」",
"349000412_15": "「相手を倒すことではなく、実力を知るのが目的だろう。\\n ならば十分だ」",
"349000412_16": "「はい、そうですね。\\n おふたりともとっても強かったです」",
"349000412_17": "「ま、これくらいにしておいてあげるわ。\\n 怪我されても困るものね」",
"349000412_18": "「それでどうだった、彼女たちの力は」",
"349000412_19": "「おふたりとも意思の疎通が取れた連携でしたし、\\n 何より、各々の練度が高いと感じました」",
"349000412_20": "「連携ならそちらのほうがすごかったですよッ!」",
"349000412_21": "「次にお互いどう動くのか、何も言わなくてもわかってるみたいで\\n 正直、ちょっと羨ましいです」",
"349000412_22": "「マリアちゃんはどうだった?」",
"349000412_23": "「……まだまだね」",
"349000412_24": "「そっかぁ……」",
"349000412_25": "「次はアタシたちの番デースッ!\\n 連携攻撃なら、負けないデスよッ」",
"349000412_26": "「胸を借ります」",
"349000412_27": "「いいわよ、かかってきなさいッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,33 @@
{
"349000421_0": "翌日――",
"349000421_1": "「あら、みなさん。\\n おはようございます」",
"349000421_2": "「おはようございますデースッ!」",
"349000421_3": "「おはようございます」",
"349000421_4": "「おはようございますッ!",
"349000421_5": " ……って、なんでセレナさんがここにいるんですかッ!?」",
"349000421_6": "「なんでって、わたしは先生ですから」",
"349000421_7": "「そうデスよ。先生は先生なんデスから」",
"349000421_8": "「ダーククリスタルが見つかったから、\\n てっきりもう来ないかと思ってました……」",
"349000421_9": "「他のダーククリスタルが無いとは言い切れませんから、\\n 引き続き、残って調査することになったんですよ」",
"349000421_10": "「そうだったんですか」",
"349000421_11": "「S.O.N.G.側でも手を回してくださって、\\n あくまで特例としてなので、もう少しの間だけですけど」",
"349000421_12": "「こういうこと聞いていいのかわからないんですが、\\n 授業は大丈夫なんですか」",
"349000421_13": "「はい、そちらは問題なくやれていますよ。\\n 実はわたし、APPLEでは教官を務めているんです」",
"349000421_14": "「教え方は上手だし、とっても優しいんですよ」",
"349000421_15": "「ただ、時々とっても厳しいから、\\n それだけはちょっと慣れないデース……」",
"349000421_16": "「先生は優しいだけでは務まりませんからね」",
"349000421_17": "「あッ!? 先生が担任なら宿題を減らすことも\\n できるんじゃないデスかッ」",
"349000421_18": "「宿題が減ればアタシたちも任務に集中できるデスよッ!」",
"349000421_19": "「それはそれ、これはこれ。先生としての責務は果たすようにと\\n 弦十郎さんにも言われてますからね」",
"349000421_20": "「えー……」",
"349000421_21": "「あんまり言うと宿題、増やしちゃいますよ」",
"349000421_22": "「それは勘弁してほしいデースッ!」",
"349000421_23": "「通信ですッ!」",
"349000421_24": "「セレナ、聞こえてる? マリスアームが現れたの。\\n 学院に近いから急行してッ わたしもすぐに行くわッ」",
"349000421_25": "「はい、わかりましたッ!」",
"349000421_26": "「マリスアーム?」",
"349000421_27": "「いつまでも怪物なんて呼べないでしょ。\\n コードネームってやつ」",
"349000421_28": "「今はそんなことどうでもいいから\\n 早く現場に向かいなさいッ」",
"349000421_29": "「そういうことだ。頼んだぞ」",
"349000421_30": "「了解しましたッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,32 @@
{
"349000422_0": "「立花響、合わせなさいッ!」",
"349000422_1": "「うんッ!\\n 行くよ、マリアちゃんッ」",
"349000422_2": "「ふぅ、なんとか被害を出さずに済んだね」",
"349000422_3": "「意外と合わせられるじゃない。悪くなかったわよ。\\n 同じガングニールだからかしら」",
"349000422_4": "「だけど、身長に差があるからちょっと難しいね。\\n セレナさんはすごいな」",
"349000422_5": "「ちっちゃくて悪かったわねッ!」",
"349000422_6": "「悪くなんてないよ。可愛いと思――」",
"349000422_7": "「皆まで言うなッ!」",
"349000422_8": "「また学院を襲ってくると思ってましたが、\\n 前みたいに不規則に出てくるようになりましたね」",
"349000422_9": "「恐らく、あの子を探してるんですよ。\\n だから、街全体をしらみ潰しに探しているんだと思います」",
"349000422_10": "「だったら、護衛を付けたほうがいいんじゃないデスか」",
"349000422_11": "「外から検知されないようになっているから問題無いわ」",
"349000422_12": "「ウロボロスの探知能力がAPPLEと\\n 同程度だとしたら、の話ですけどね」",
"349000422_13": "「たとえバレたとしてもッ! わたしたちの部隊が護っている\\n エアーキャリアーにはそう易々と侵入できないわよッ」",
"349000422_14": "「なら安心です」",
"349000422_15": "「それよりもッ!\\n わたしも学院に潜入できるようにしなさいよ」",
"349000422_16": "「マリアちゃんもリディアンに来たいの?」",
"349000422_17": "「エアーキャリアーにばかりいるのは飽きたのよ。\\n S.O.N.G.の本部だって遊べる場所があるわけじゃないし」",
"349000422_18": "「姉さん、みんなは遊ぶために学院に来てるんじゃないよ。\\n 勉強をするために来てるんだからね」",
"349000422_19": "「そうデス、学業第一なのデスッ!」",
"349000422_20": "「それにね、わたしたちが通ってるのは高等学院だから、\\n 姉さんの外見じゃ無理だよ」",
"349000422_21": "「うぅ、それを言われると……」",
"349000422_22": "「エアーキャリアーの中もなんだか面白そうだけど、\\n どんなところなの」",
"349000422_23": "「面白そうと言われても。\\n わたしたちにとっては家みたいな場所だから」",
"349000422_24": "「せっかくだから、エアーキャリアーの中、見てみますか?\\n わたしが案内しますよ」",
"349000422_25": "「行ってみたいデスッ!」",
"349000422_26": "「わたしも行ってみたい」",
"349000422_27": "「まあ、いいんじゃない。\\n こっちもS.O.N.G.本部を見せてもらったわけだしね」",
"349000422_28": "「やったデースッ!」",
"349000422_29": "「それじゃあ、行きましょうか。\\n わたしたちの家を紹介しますね」"
}

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@ -0,0 +1,92 @@
{
"349000431_0": "「エアーキャリアーの中って\\n こんな風になってるんですね」",
"349000431_1": "「はい。わたしたちの大切な家であり、\\n 並行世界を渡るための艦でもあるんですよ」",
"349000431_2": "「これで並行世界を移動しているんですか……。\\n どうやって」",
"349000431_3": "「ウロボロスに対抗する組織から接触があったんです。\\n それで並行世界を渡る装置を――」",
"349000431_4": "「なるほどッ!\\n スクルドからデュプリケイターをもらったんですねッ」",
"349000431_5": "「やっぱりご存じでしたか」",
"349000431_6": "「だけど、こんなに大きい艦にデュプリケイターを組み込む\\n なんてすごい技術デス」",
"349000431_7": "「専門の隊員がいるからね」",
"349000431_8": "「APPLEって意外と大きな部隊だったんですね」",
"349000431_9": "「いろいろな世界を旅している間に人が増えていったんですよ。\\n 姉さんが放っておけないって艦に乗せて」",
"349000431_10": "「仕方ないでしょ。滅びていく故郷を目の当たりにする\\n 苦しみは誰よりもわかってるし……」",
"349000431_11": "「故郷を……」",
"349000431_12": "「そっか。話してなかったわね」",
"349000431_13": "「わたしたちの世界はかつて、世界蛇に滅ぼされかけたの。\\n あなたたちが世界蛇と戦うよりずっと前の話よ」",
"349000431_14": "「世界蛇に――ッ!?」",
"349000431_15": "「はい。わたしたちはもともとF.I.S.という組織に\\n 所属していたんですが、そんなことが起きて――」",
"349000431_16": "「生き残った人々の希望を背負って、世界再生の方法を\\n 探す任務を遂行するのが、わたしたちAPPLEというわけなんです」",
"349000431_17": "「そんなことが、あったんデスか……」",
"349000431_18": "「マリア隊長、セレナ副隊長。お疲れ様ですッ!\\n そちらは、この世界の装者の方々ですか」",
"349000431_19": "「ええ、エアーキャリアーの中を案内してるのよ。\\n ああ、そういえば、懸念されていた食料の確保は」",
"349000431_20": "「S.O.N.G.の方がいろいろと融通してくれたのでバッチリですよ」",
"349000431_21": "「そう、後でお礼を言っておかないとね」",
"349000431_22": "「それでは失礼しますッ!\\n 装者の方々もごゆっくりッ」",
"349000431_23": "「あ、ありがとうございます」",
"349000431_24": "「あなたはあんまり根を詰めないようにね」",
"349000431_25": "「了解ですッ!」",
"349000431_26": "「隊長、少しいいですか?」",
"349000431_27": "「はいはい、なーに?」",
"349000431_28": "「みんな次から次へとマリアに話しかけてくるデスね」",
"349000431_29": "「それだけみなさんにとって姉さんが頼れる\\n 隊長だってことですよ」",
"349000431_30": "「あれ、副隊長じゃないっスか。\\n 戻ってきてたんっスね」",
"349000431_31": "「はい、今戻ってきたところです」",
"349000431_32": "「あれ、この前会ったお姉さんだ」",
"349000431_33": "「おや、ちゃんと覚えててくれたっスか。あたしは\\n ナツミ ヒメジマっス、よろしくっスね、装者のみなさん」",
"349000431_34": "「ナツミ、ここにいたのね」",
"349000431_35": "「おかえりなさいっス、隊長。\\n 今日もちっちゃくて可愛いっスねーッ」",
"349000431_36": "「ちっちゃい言うなって何度言えばわかるのよッ!」",
"349000431_37": "「彼女もAPPLEの隊員だったんですね」",
"349000431_38": "「はい、彼女は技術屋なんですよ」",
"349000431_39": "「エアーキャリアーで並行世界を渡れるように\\n デュプリケイターを組み込んだのは彼女なんです」",
"349000431_40": "「データを改ざんしてわたしが教師になれたのも\\n 彼女の技術があってこそなんですよ」",
"349000431_41": "「褒められると照れちゃうじゃないっスか。\\n あれはなかなか楽しいお仕事だったっスね」",
"349000431_42": "「ダーククリスタルの反応を探る機械も\\n 彼女が作ったものなんだけれど……」",
"349000431_43": "「正確性に難ありなのよね」",
"349000431_44": "「えー、ひどいじゃないっスか。\\n こんなに可愛いのに毒舌なんスから」",
"349000431_45": "「わたしは隊長なんだから、\\n もうちょっと敬いなさいよ、もうッ」",
"349000431_46": "「みんな、仲がいいんですね」",
"349000431_47": "「そりゃ、エアーキャリアーっていう1つ屋根の下で暮らす\\n 家族みたいなもんスから」",
"349000431_48": "「大家族デスッ!」",
"349000431_49": "「その通りよ。……壊滅したわたしたちの世界を救うために\\n 一緒に飛び立ったんだからね」",
"349000431_50": "「あんな絶望的な状況でも姉さんが\\n 引っ張っていってくれたから今があるんだと思う」",
"349000431_51": "「だから、姉さんはみんなの隊長なんだよ」",
"349000431_52": "「そうっスよ。副隊長がみんなのお姉さんで、\\n 隊長は癒やしのマスコットっスッ」",
"349000431_53": "「だーかーらーッ! セレナは妹で、姉はわたしッ!\\n 勝手にマスコットにしないでッ」",
"349000431_54": "「部隊って聞いてたから、軍隊みたいなものかと思ったけど\\n イメージと違いました」",
"349000431_55": "「うん、そうだね」",
"349000431_56": "「やっと帰ったか……。\\n 今日は随分と賑やかだったわ……」",
"349000431_57": "「そういえば、保護したあの女子生徒。\\n まだ目を覚ましていないのかしら」",
"349000431_58": "「少しだけ様子を見に行きましょう」",
"349000431_59": "「隊長、お疲れ様です」",
"349000431_60": "「彼女の様子はどう?」",
"349000431_61": "「まだ昏睡したままですね。\\n 状態は安定しているのですが……」",
"349000431_62": "「…………」",
"349000431_63": "「う、ううん……。\\n あ、あれ」",
"349000431_64": "「この子、意識を取り戻したわッ!\\n 今すぐ医療班に連絡して」",
"349000431_65": "「了解しましたッ!」",
"349000431_66": "「ここ……どこ……?」",
"349000431_67": "「こんにちは。鴫野ゆかりさん」",
"349000431_68": "「ええっと、あなたは?」",
"349000431_69": "「落ち着いて。ちゃんと説明するから。\\n あなたはね……」",
"349000431_70": "「そういうことだったんですね」",
"349000431_71": "「……意外ね、すぐにこの状況を受け入れるなんて」",
"349000431_72": "「隊長さんが嘘をついてるようには見えません。\\n それに、心当たりならありますから……」",
"349000431_73": "「あのとき拾った綺麗な石が\\n ダーククリスタルだったんですね……」",
"349000431_74": "「わたし、人と話したりするのが苦手で\\n いつも人だったんです……」",
"349000431_75": "「だけど、不思議と拾ったその石にならなんでも悩みが\\n 打ち明けられて、話したら気分がよくて……」",
"349000431_76": "「恐らくダーククリスタルの力に\\n 惹きつけられたのね」",
"349000431_77": "「じゃあ、あの石と1つになっていくような\\n 不思議な感覚は……」",
"349000431_78": "「侵食の兆候ね。\\n なるほど、そういうことだったの」",
"349000431_79": "(彼女の負の感情を糧にして、\\n ダーククリスタルが成長したのね",
"349000431_80": "「あの、わたしはどうなるんですか?」",
"349000431_81": "「そんなに怖がらないで。\\n あなたのことはわたしたちに任せて、なんとかするから」",
"349000431_82": "「本当ですか……?」",
"349000431_83": "「ええ、約束するわ。\\n 絶対に助けるから安心して」",
"349000431_84": "「ありがとうございます、隊長さん。\\n あ、あの、わたし……」",
"349000431_85": "「しばらくはここにいてもらうから、\\n 必要なものがあったら、遠慮なく言いなさい」",
"349000431_86": "「は、はい……」",
"349000431_87": "「いい? 遠慮なく、よ?」",
"349000431_88": "「わ、わかりました……」",
"349000431_89": "(わたしの見た目も疑問に思わないようだし、不思議な子ね。\\n まあ、だからこそ浮いてしまったのかもしれないわね……"
}

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@ -0,0 +1,21 @@
{
"349000511_0": "本来の姿",
"349000511_1": "「先生、こっちには反応ないみたいデス」",
"349000511_2": "「見落としはありませんか?\\n しっかりと確認してくださいね」",
"349000511_3": "「あッ、今の先生っぽいです」",
"349000511_4": "「もー、ぽいじゃなくて、先生ですよ。\\n さあ、引き続き調査しましょう」",
"349000511_5": "「ふう、これで調査エリアは全部デース」",
"349000511_6": "「これだけ探して見つからないということは\\n やはりダーククリスタルはつだけだったみたいですね」",
"349000511_7": "「他に無くてホッとしました」",
"349000511_8": "「放課後に遅くまで付き合っていただき\\n ありがとうございます」",
"349000511_9": "「大丈夫デスよ。\\n まだまだアタシは元気いっぱいデースッ」",
"349000511_10": "「よかったです。明日までの宿題も大丈夫そうですね」",
"349000511_11": "「うッ! 急に先生に戻るのズルいデス……」",
"349000511_12": "「ごめんなさい、\\n 暁さんはついついからかいたくなってしまいます」",
"349000511_13": "「いじわるデスよーッ!」",
"349000511_14": "「……はい、こちらセレナ」",
"349000511_15": "「副隊長、大変っスよッ! マリスアームが\\n エアーキャリアーの近くに出現したっスッ」",
"349000511_16": "「まさか、彼女の居場所がバレて……ッ!?」",
"349000511_17": "「急いで向かうデスッ!」",
"349000511_18": "「ええ、行きましょうッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,22 @@
{
"349000512_0": "「エアーキャリアーには近づけさせないわッ!」",
"349000512_1": "「ぐッ、こんなところで……」",
"349000512_2": "「彼を拘束して。\\n 後でS.O.N.G.へ引き渡すわよ」",
"349000512_3": "「了解ッ!」",
"349000512_4": "「9時方向、マリスアームを確認。\\n 攻撃を開始します」",
"349000512_5": "「4時方向にガンド化したウロボロスの残党。\\n マリスアームの姿はありませんッ」",
"349000512_6": "「第三小隊は第一小隊の援護を。\\n 第二小隊はマリスアームへの攻撃に集中して」",
"349000512_7": "「ガンド化したウロボロスの残党は、わたしたちが対応するわッ!」",
"349000512_8": "「了解ッ!」",
"349000512_9": "「ガンド化した連中は通常兵器で対応するには厄介な相手よ。\\n 援護に行くまでは牽制に留めて。いいわね」",
"349000512_10": "「……」",
"349000512_11": "「ちょっと、何呆けてるのよ」",
"349000512_12": "「えっと……、なんだかギャップがすごいというか……」",
"349000512_13": "「みなさん、昨日話した感じと違うなと思って」",
"349000512_14": "「何を言ってるの。こっちは戦闘のプロよ?\\n どちらもAPPLEの姿に違いはないわ」",
"349000512_15": "「本来なら効果の薄い通常兵器を、装者が戦いやすくするための\\n 援護として利用しているわけか。恐れ入る」",
"349000512_16": "「装者じゃなくたって戦い方次第で戦力になる。\\n わたしたちのやり方を見せてあげるッ」",
"349000512_17": "「お待たせしましたデースッ!」",
"349000512_18": "「合流できたわね。\\n ウロボロスの残党がまだ残ってるわ。片付けるわよッ」",
"349000512_19": "「了解ッ!」"
}

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@ -0,0 +1,16 @@
{
"349000521_0": "「総力を注げッ!\\n 我らが悲願を達成するためにもアレが必要なのだッ」",
"349000521_1": "「また数が増えてきてるッ!?」",
"349000521_2": "「想定以上の数ね。\\n ナツミ、エアーキャリアーを離脱させなさいッ」",
"349000521_3": "「了解っスッ!」",
"349000521_4": "「のわああッ!?」",
"349000521_5": "「隊長、緊急事態っス。マリスアームの攻撃で動力部が\\n ダメージを受けて飛べないっスよッ」",
"349000521_6": "「チッ、防御網の隙を突かれたか……。\\n 修復にどれくらいかかる」",
"349000521_7": "「科学的に見て、10分てとこっスかね。\\n 大急ぎで取り掛かるっスよッ」",
"349000521_8": "「頼んだわ」",
"349000521_9": "「作戦変更ッ! 防御網を狭め、エアーキャリアーを\\n 護りながら戦いましょうッ」",
"349000521_10": "「響くんたちはAPPLEの護りが手薄な部分の援護をッ」",
"349000521_11": "「了解ですッ!」",
"349000521_12": "「畳みかけろッ!\\n 我らの世界蛇を取り戻すんだッ」",
"349000521_13": "「行かせるもんかッ!\\n もう二度と、あんなものを生み出させたりしないッ」"
}

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@ -0,0 +1,23 @@
{
"349000522_0": "「あなたたちの目的が世界蛇の復活というのなら行かせはしないッ!」",
"349000522_1": "「ええ、その通りよッ!」",
"349000522_2": "「かなり数は減らせたけれど、\\n さすがにこのままだとジリ貧になるわね」",
"349000522_3": "「隊長、緊急事態ですッ!」",
"349000522_4": "「今度は何ッ!?」",
"349000522_5": "「保護していた女子生徒が、\\n 部屋からいなくなっていますッ」",
"349000522_6": "「まさか、ウロボロスに侵入されたッ!?」",
"349000522_7": "「いえ、そういった形跡はないようで、\\n 自分の意思で抜け出したとしか……」",
"349000522_8": "「あッ! あそこを見るデスッ!」",
"349000522_9": "「……」",
"349000522_10": "「あの子、なんであんなところにッ!?」",
"349000522_11": "「わたしが行きますッ!」",
"349000522_12": "「待ちなさい、セレナッ!」",
"349000522_13": "「邪魔よ、どきなさいッ!」",
"349000522_14": "「待って、どこに行くのッ!」",
"349000522_15": "「ここにいちゃダメ。わたしは……」",
"349000522_16": "「きゃあッ!?」",
"349000522_17": "「ダメ、間に合わないッ!?」",
"349000522_18": "「今の攻撃は、アガートラームのッ!?」",
"349000522_19": "「どうやら、危機一髪だったようね。\\n 人とも怪我は無い」",
"349000522_20": "「あなたは……」"
}

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@ -0,0 +1,25 @@
{
"349000531_0": "「くッ、早くセレナを\\n 追いかけないといけないのにッ」",
"349000531_1": "「焦っちゃダメデスよッ!」",
"349000531_2": "「わかっているわッ!」",
"349000531_3": "「あーもう、どれだけ出てくれば気が済むのよッ!」",
"349000531_4": "「このままじゃ、先生とあの子が……」",
"349000531_5": "「群れ雀どもがウジャウジャとッ!\\n ぶっ飛びやがれッ」",
"349000531_6": "「この声はッ!」",
"349000531_7": "「よそ見をするな、立花ッ!」",
"349000531_8": "「翼さん、クリスちゃんッ!」",
"349000531_9": "「彼女たちが残りの装者たち……」",
"349000531_10": "「はい、雪音クリスと風鳴翼さんです」",
"349000531_11": "「ったく、戻ってきたと思ったら、\\n こいつはとんでもねえ鉄火場じゃねえか」",
"349000531_12": "「だが、相手がウロボロスとなれば、\\n 退くわけにはいくまいッ」",
"349000531_13": "「2人が来てくれれば、百人力デスよッ!」",
"349000531_14": "「おお、話には聞いてたけど、\\n こいつが並行世界のちびっ子か」",
"349000531_15": "「……愛らしい」",
"349000531_16": "「ちびっ子も愛らしいも禁止ッ! それ以上言ったら……」",
"349000531_17": "「って、それよりもあの子のもとに行かないとッ!」",
"349000531_18": "「問題ない、あちらにも助っ人が駆けつけているはずだ」",
"349000531_19": "「それってまさか……」",
"349000531_20": "「まずはこの場の敵を片付けることに集中すべきだ。\\n 違うか」",
"349000531_21": "「……ええ、そうね。",
"349000531_22": " わたしとしたことが、ちょっと冷静さを欠いていたわッ!」"
}

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@ -0,0 +1,40 @@
{
"349000532_0": "「くッ、引き上げるぞ……」",
"349000532_1": "「よし、こっちはひとまず片付いたな」",
"349000532_2": "「急いでセレナのほうに加勢するわよッ!」",
"349000532_3": "「行くわよ、合わせられるッ!?」",
"349000532_4": "「任せてくださいッ!」",
"349000532_5": "「次はわたしが先行しますッ!」",
"349000532_6": "「自由に戦いなさい、わたしが合わせるわッ!」",
"349000532_7": "「ありがとうございますッ!」",
"349000532_8": "(あれはセレナと……こっちの世界のわたしッ!)",
"349000532_9": "(あんなに伸び伸び戦ってるセレナは初めて見た。\\n 連携も初めてとは思えないほど合ってる",
"349000532_10": "(もしかしたら、わたしとよりも……)",
"349000532_11": "「これで終わりよッ!」\\n「これで終わりですッ」",
"349000532_12": "「……どうやら耐えきったみたいね」",
"349000532_13": "「助けてくれてありがとうございます。\\n おかげでゆかりちゃんを助けられました」",
"349000532_14": "「お礼なんていいわよ。\\n 協力関係なんだから助け合うのは当然でしょ」",
"349000532_15": "「それより、彼女は大丈夫なの?\\n 意識が無いみたいだけど……」",
"349000532_16": "「……外傷はありませんね。\\n ショックで気を失っただけかもしれません」",
"349000532_17": "「そう、ならよかったわ」",
"349000532_18": "「……」",
"349000532_19": "「どうやら、そちらも無事だったようだな」",
"349000532_20": "「ええ。問題ないわ」",
"349000532_21": "「お、おお。本当にあいつがでかくなったみたいな\\n 見た目してんだな……」",
"349000532_22": "「初めまして。\\n セレナ・カデンツァヴナ・イヴです」",
"349000532_23": "「ああ、事情はある程度聞いてる。\\n あたしは雪音クリスだ、よろしくな」",
"349000532_24": "「風鳴翼だ」",
"349000532_25": "「わたしは……まあ、言うまでもないわね」",
"349000532_26": "「……」",
"349000532_27": "「何? どこかおかしいかしら?」",
"349000532_28": "「い、いえ、大きな姉さんに少し違和感が……」",
"349000532_29": "「それはお互い様よ。大きなセレナに、\\n 小さいわたしなんて違和感しかないわ」",
"349000532_30": "「むう……これが本来の年頃の……」",
"349000532_31": "「マリアが2人並ぶと不思議な感じ」",
"349000532_32": "「幼少のマリアがこれほど可憐だとは……」",
"349000532_33": "「……」",
"349000532_34": "「ど、どうしたの? そんなに睨みつけて」",
"349000532_35": "「わたしはあなたになんか負けないッ!\\n 小さくたって絶対にッ」",
"349000532_36": "「な……ッ!」",
"349000532_37": "「姉さん……?」"
}

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@ -0,0 +1,63 @@
{
"349000541_0": "「彼女の様子はどうなの?」",
"349000541_1": "「気を失って眠っています。\\n ダーククリスタルは安定しているので、問題ありません」",
"349000541_2": "「そう……。抜け出した理由を聞くには\\n まだ時間がかかりそうね」",
"349000541_3": "「隊長ッ!\\n 動力部の修理終わったっスよ」",
"349000541_4": "「ご苦労さま、助かったわ」",
"349000541_5": "「それにしても、隊長の大人バージョン、\\n 綺麗だったっスねー」",
"349000541_6": "「その言い方やめなさいよ。\\n わたしだって、中身は大人なんだからねッ」",
"349000541_7": "「え? あたしが言ってるのはスタイルの話っスよ?」",
"349000541_8": "「そんなことわかってるッ!\\n 少しは気を遣いなさいって話よッ」",
"349000541_9": "「え、ええっと、姉さんは大人になったら\\n きっと美人だって思ってたけど、想像以上でした」",
"349000541_10": "「だけど、あたしの見立てでは、大人になっても\\n 副隊長のほうが若干大きかったと思うっス」",
"349000541_11": "「なんの話よッ!?」",
"349000541_12": "「それと、大人マリアさんのギアも気になったっス。\\n 科学的にッ」",
"349000541_13": "「使ってるのはガングニールじゃなくて、\\n アガートラームだったっスよね」",
"349000541_14": "「アガートラーム同士の連携は見事の一言に尽きるっスッ!\\n さすが副隊長っスなぁ」",
"349000541_15": "「ナツミさん、その話はもう……」",
"349000541_16": "「はあ、なんだか疲れたわ。わたしは先に休むから\\n あなたたちも休めるときに休みなさいよ」",
"349000541_17": "「じゃあ」",
"349000541_18": "「姉さん……」",
"349000541_19": "「はあ……」",
"349000541_20": "「姉さん、大丈夫?」",
"349000541_21": "「何よ、急に」",
"349000541_22": "「なんとなく、何か思い詰めてるみたいだったから、\\n 気になって」",
"349000541_23": "「……この世界のマリアはわたしより強いなって、\\n そう思っただけ」",
"349000541_24": "「見たわよ、あなたと彼女の戦い。\\n 今のわたしじゃ、あんな戦い方はできない……」",
"349000541_25": "「わたしは弱い。こんな身体だから、当然よね」",
"349000541_26": "「だからね……」",
"349000541_27": "「この弱さが本当はみんなに迷惑をかけてるんじゃないかって\\n 考えてしまったの」",
"349000541_28": "「……」",
"349000541_29": "「姉さんはみんなのために頑張ってるよ」",
"349000541_30": "「みんな、姉さんには何度も助けられてるし、\\n 迷惑だなんて感じたことない」",
"349000541_31": "「でも、本来の力が発揮できていたらもっと……」",
"349000541_32": "「ううん。みんなで協力して戦うのに\\n 強いとか弱いとか関係ないよ」",
"349000541_33": "「……」",
"349000541_34": "「ごめんなさい、変なこと言っちゃったわね」",
"349000541_35": "「隊長のわたしが、\\n こんな弱気じゃみんなついてきてくれないわよね」",
"349000541_36": "「みんなに聞かれなくてよかったわ。\\n 聞いてくれてありがとう、セレナ」",
"349000541_37": "「うん……」",
"349000541_38": "(はあ、セレナにあんな話をしてしまうなんて……)",
"349000541_39": "「このままじゃダメね。\\n 隊長として、もっとしっかりしないと……」",
"349000541_40": "「隊長さん?」",
"349000541_41": "「あなたッ! 目が覚めたのね。\\n 体調はどう」",
"349000541_42": "「大丈夫、です。\\n 助けてくれてありがとうございます。……ごめんなさい」",
"349000541_43": "「ねえ、どうしてここから逃げ出したのか、\\n 聞かせてもらえない」",
"349000541_44": "「……」",
"349000541_45": "「……怖くなったんです」",
"349000541_46": "「怖い? わたしたちのことが?」",
"349000541_47": "「ち、違います。\\n その、窓からみなさんが戦っているのが見えて……」",
"349000541_48": "「わたしのせいで戦ってる、迷惑をかけてるって思ったら\\n 怖くなって、気がついたら部屋を飛び出していたんです……」",
"349000541_49": "「わたしの……わたしなんかのせいで……」",
"349000541_50": "(ダーククリスタルの侵食が進んでるのね。\\n それで考え方がネガティブな方向に誘導されてしまっている",
"349000541_51": "「隊長さんだってそうでしょ? わたしのせいで\\n 傷つくなんて、したくないはず……」",
"349000541_52": "「フン、バカじゃないのッ!\\n わたしが誰にやられるっていうのよッ」",
"349000541_53": "「あなたに心配される筋合いはないわ。\\n わたしは負けたりなんか絶対しないんだから」",
"349000541_54": "「わたしは自分の力を信じてる」",
"349000541_55": "「だから、あなたもわたしなんかとか言わないで、\\n 自分のことをもっと大切にしなさい」",
"349000541_56": "「そして、わたしを、この部隊を信じなさい。あらゆる世界で\\n 最強の部隊なんだから、安心して身を任せればいいわ」",
"349000541_57": "「……はい」",
"349000541_58": "「だから、また逃げ出そうとか考えないこと。いいわね?」",
"349000541_59": "「ありがとうございます。\\n かっこいいですね、隊長さんは」",
"349000541_60": "「かっこいい……。\\n ま、まあね」"
}

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@ -0,0 +1,14 @@
{
"349000611_0": "蠢く陰謀",
"349000611_1": "「え? 今から訓練をするの?」",
"349000611_2": "「これからウロボロスとの戦いは激化していくはず。\\n だから、今よりもっと強くならないといけないの」",
"349000611_3": "「そうだね。\\n 彼らはきっとまた、ダーククリスタルを狙ってくる」",
"349000611_4": "「さしあたっては、連携を強化するわよ」",
"349000611_5": "「わたしたちは本当の姉妹なんだもの。\\n 誰よりも上手く連携できるはず」",
"349000611_6": "「……」",
"349000611_7": "(姉さん……。やっぱりこの前の戦いのことを\\n 気にして……",
"349000611_8": "「訓練は十分に積んでいるはず。\\n 無理は禁物だよ」",
"349000611_9": "「わかってる。\\n 限界は超えないようにする」",
"349000611_10": "「マリスアームのデータは十分に取れてるから、\\n シミュレータルームで再現できるわ」",
"349000611_11": "「わかった。\\n よろしくね、姉さん」"
}

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@ -0,0 +1,28 @@
{
"349000612_0": "「くッ……もう一歩って感じね……」",
"349000612_1": "「でも、なかなかよかったと思うよ。\\n この調子で――」",
"349000612_2": "「何この揺れはッ!?」",
"349000612_3": "「エアーキャリアーが離陸を?」",
"349000612_4": "「違う、そんな指示は出していないわ。\\n それに、この揺れ方はッ」",
"349000612_5": "数分前――",
"349000612_6": "「これでどうだッ!」",
"349000612_7": "「ふう……。\\n やっぱり、大群で来られると厄介ですね」",
"349000612_8": "「マリスアームか。\\n 厄介な手駒を用意しやがって……」",
"349000612_9": "「だからこうやって訓練をしてるのよ。\\n 向こうのわたしたちにも負けてられないしね」",
"349000612_10": "「ああ、特殊部隊APPLEだったか。\\n 装者が人の割には、手際よく敵と渡り合ってたな」",
"349000612_11": "「部隊としてのチームワークの賜物というわけか」",
"349000612_12": "「それに、マリアも先生も可愛い」",
"349000612_13": "「見てると昔のマリアを思い出すデース」",
"349000612_14": "「はあ……今まで他人事だったけど、並行世界の自分に\\n 会う気持ちがどんなものか初めて実感したわ」",
"349000612_15": "「緊急警報ッ!?\\n またウロボロスがッ」",
"349000612_16": "「確かめに行こうッ!」",
"349000612_17": "「師匠、一体何が起きたんですかッ!?」",
"349000612_18": "「上空に明らかなエネルギー異常を検知した。\\n 今カメラを飛ばしている――」",
"349000612_19": "「ドローン当該エリアに到達。モニター出ますッ!\\n こ、これは――」",
"349000612_20": "「空が割れてるッ!?」",
"349000612_21": "「あれ、この光景って前に見たことがあるデス……」",
"349000612_22": "「ねえ、裂け目から何かが……ッ!」",
"349000612_23": "「……そんな、まさかッ!?」",
"349000612_24": "「あれは……ウロボロスの拠点、",
"349000612_25": " マーナガルム、だとッ!?」"
}

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@ -0,0 +1,20 @@
{
"349000621_0": "「ウロボロスの拠点、マーナガルム……」",
"349000621_1": "「でも、あれは以前の戦いで破壊されたと聞いています。\\n なのにどうして……」",
"349000621_2": "「もう一度作り直したってことっスかね……」",
"349000621_3": "「ダーククリスタルを手に入れるために\\n 残存戦力をすべて投入してきたというわけね」",
"349000621_4": "「だけど、なんだろうと構わないわ。\\n 仕掛けてくるっていうのなら返り討ちにするだけよ」",
"349000621_5": "「各員、戦闘準備ッ!\\n 相手は上から来るわ、対空戦に備えてッ」",
"349000621_6": "「了解ッ!」",
"349000621_7": "「エアーキャリアーをなめるんじゃないわよ。\\n ナツミッ」",
"349000621_8": "「言われなくても\\n いつでも、ぶっ飛ぶ準備はできてるっスよッ」",
"349000621_9": "「よーし、エンジン点火ッ!\\n エアーキャリアー、発進ッ」",
"349000621_10": "「マーナガルムより、マリスアームとウロボロスの残党の投下を確認。\\n このままでは艦体に乗りつけられますッ」",
"349000621_11": "「空中で叩き落としなさい。\\n わたしたちもすぐに向かうわッ」",
"349000621_12": "「あ、あの……」",
"349000621_13": "「あなた、どうしてここにッ!?\\n 危ないから、部屋でじっとしてて」",
"349000621_14": "「え、ええっと、その……」",
"349000621_15": "「わ、わたし、もう逃げません。隊長さんたちを信じます。\\n だから、頑張ってくださいッ」",
"349000621_16": "「――ッ!」",
"349000621_17": "「……ええ、任せておいてッ!」"
}

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@ -0,0 +1,22 @@
{
"349000622_0": "「わたしたちの艦に気安く触るんじゃないわよッ!」",
"349000622_1": "「中には入れません。ここはわたしたちが護りますッ!」",
"349000622_2": "「いくら抵抗しようが無駄だ。\\n マーナガルムが来た今、貴様たちに勝ち目など無いッ」",
"349000622_3": "「それがなんだっていうの。\\n 勝ち目が無いのは、そっちのほうよッ」",
"349000622_4": "「隊長、地上よりミサイルが接近していますッ!」",
"349000622_5": "「地上からの攻撃ッ!?」",
"349000622_6": "「いや、この反応は――ッ!?」",
"349000622_7": "「はああああッ!」",
"349000622_8": "「助けに来たよ、マリアちゃんッ!」",
"349000622_9": "「ミサイルの中から装者がッ!?\\n なんていう登場の仕方してるのよッ」",
"349000622_10": "「あん? そっちはやらないのか?」",
"349000622_11": "「普通やらないと思いますけど……」",
"349000622_12": "「でも姉さん、心強い増援ですよッ!」",
"349000622_13": "「さあ、押し返すぞッ!」",
"349000622_14": "「装者が何人増えようと変わらない。\\n 準備はすでに整っているのだからな」",
"349000622_15": "「一体、何をッ!」",
"349000622_16": "「マーナガルムが光ってますッ!」",
"349000622_17": "「ま、まさかビームでも発射するつもりデスかッ!?」",
"349000622_18": "「そんなことをしたら、あなたたちが欲しがってる\\n ダーククリスタルも砕けるわよ」",
"349000622_19": "「違う、我らが行うのは悪意の解放だ……ッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,33 @@
{
"349000631_0": "「フフフ……さあ、人々の悪意よッ!\\n 我らの声に応えよッ」",
"349000631_1": "「――ッ!?」",
"349000631_2": "「そんな、光が街に落ちてるッ!?」",
"349000631_3": "「貴様たち、無関係の人々をよくもッ!」",
"349000631_4": "「発光現象による爆発、建物への損害、ありません。\\n 今の光は攻撃ではないようですッ」",
"349000631_5": "「攻撃じゃない?」",
"349000631_6": "「見てッ!\\n 街から黒い何かがこっちに向かってきてるッ」",
"349000631_7": "「マリスシードと同じ、瘴気の反応がありますッ!」",
"349000631_8": "「じゃあ、あのオーラみたいなのは\\n 負の感情ってことなのッ」",
"349000631_9": "「これがマーナガルムの新たな力だッ!」",
"349000631_10": "「放たれた光は人々の醜き感情を露わにする。\\n それが我らの世界蛇への贄となるのだッ」",
"349000631_11": "「人の負の感情を無理矢理増幅させたということですかッ!?」",
"349000631_12": "「これがダーククリスタルに流れ込んだらまずいです……ッ!」",
"349000631_13": "「こ、今度は何ッ!?」",
"349000631_14": "「エアーキャリアーの1区画が爆発。\\n ここは……保護した女の子の部屋がある区画ですッ」",
"349000631_15": "「迎え入れよう、我らが新たなる世界蛇をッ!」",
"349000631_16": "「ゆかりッ!」",
"349000631_17": "「うあ……あ……」",
"349000631_18": "「これほどの悪意を吸収したら、\\n ダーククリスタルが完全に覚醒してしまいます……ッ」",
"349000631_19": "「あの黒いオーラを引き剥がさないとッ!」",
"349000631_20": "「いいや、邪魔はさせないッ!」",
"349000631_21": "「マーナガルムが急速接近ッ!\\n ダメです、このままじゃ衝突しますッ」",
"349000631_22": "「総員、対ショック姿勢ッ!」",
"349000631_23": "「<size=40>うわあああッ!?</size>」",
"349000631_24": "「いたた……みんな、落っこちてないわね?」",
"349000631_25": "「う、うん、なんとか」",
"349000631_26": "「ナツミさん、被害状況は?」",
"349000631_27": "「そんなの上げ始めたらキリが無いっスよ。\\n このままじゃ、エアーキャリアーが墜落しちゃうっスッ」",
"349000631_28": "「やってくれたわね。\\n この借りは倍にして返させてもらうわよッ」",
"349000631_29": "「隣接したマーナガルムから大量のマリスアームが\\n 乗り込んで来ていますッ」",
"349000631_30": "「まったく、乗艦許可を出したつもりはないわよ。\\n 全員まとめて叩き落としてあげるわッ」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,41 @@
{
"349000632_0": "「こんのおおおッ!\\n 次から次へと湧きやがってッ」",
"349000632_1": "「くッ! ここにきてこの押しの強さ……。\\n このままでは彼女が奪われてしまうッ」",
"349000632_2": "「言われなくてもわかってるわよッ!」",
"349000632_3": "「ナツミ、少しでもいいから、\\n エアーキャリアーをマーナガルムから離せないッ」",
"349000632_4": "「やってるっスッ!\\n だけどアチラさんも必死に食らいついてきて……」",
"349000632_5": "「まあ、こっちも\\n タダでやられっぱなしにはしないっスけどねッ」",
"349000632_6": "「……セレナ、訓練の成果の見せどきよッ!」",
"349000632_7": "「ゆかりを奪おうとしている敵の本隊を叩くッ!」",
"349000632_8": "「あの数を相手に……ッ!?」",
"349000632_9": "「できるッ!\\n わたしたち姉妹の連携ならッ」",
"349000632_10": "「……」",
"349000632_11": "「わたしを信じなさいッ!」",
"349000632_12": "「……わかった、マリア姉さんを信じる。\\n わたしはあの子を護りたいッ」",
"349000632_13": "「わたしもよ……。さあ、行くわよッ!」",
"349000632_14": "(わたしたちならできるはず。\\n もしも、失敗したら、あの子は……",
"349000632_15": "(失敗しちゃ、絶対にダメなんだッ!)",
"349000632_16": "「しまっ――」",
"349000632_17": "(力み過ぎたッ!?)",
"349000632_18": "「姉さんッ!?」",
"349000632_19": "「きゃああああッ!」",
"349000632_20": "「うぅ……」",
"349000632_21": "「そんな……姉さんとの連携が、\\n 失敗するなんて……」",
"349000632_22": "「フハハハッ! 世界蛇は再び我らが手中に戻ったッ!」",
"349000632_23": "「……」",
"349000632_24": "「アイツら、いつの間にッ!」",
"349000632_25": "「マーナガルムの中へ連れ去られるッ!\\n 早く追いかけ――」",
"349000632_26": "「なッ!? また爆発ッ!」",
"349000632_27": "「エアーキャリアーの出力低下。\\n 高度を保てません、不時着しますッ」",
"349000632_28": "「待つデスッ!\\n このまま落ちちゃったら、追いかけられないデスよッ」",
"349000632_29": "「だったら、あたしのミサイルでッ!」",
"349000632_30": "「くそ、邪魔すんなッ!\\n こうなったら無理矢理にでもッ」",
"349000632_31": "「ダメ、クリス。\\n ここで撃ったら他のみんなが巻き込まれるッ」",
"349000632_32": "「マーナガルムが空の裂け目へと引き返していきますッ!」",
"349000632_33": "「他に手段はないのかッ!」",
"349000632_34": "「ヘリを向かわせていますッ!\\n ですが――ッ」",
"349000632_35": "「……ダメです。マーナガルムの反応、完全に消失しました」",
"349000632_36": "「くッ……」",
"349000632_37": "「ウロボロスの手に、世界蛇が……」",
"349000632_38": "「護れなかった……。\\n わたしの、ちっぽけな力では……」"
}

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@ -0,0 +1,23 @@
{
"349000711_0": "悪意の城へ",
"349000711_1": "「うわあああんッ!\\n いたいよ、お姉ちゃあああんッ」",
"349000711_2": "「ほんとにセレナはドジなんだから。\\n いい いたいのいたいのとんでいけーッ」",
"349000711_3": "「うぅ、まだいたいよ……」",
"349000711_4": "「じゃあ、もう1回。\\n いたいのいたいのとんでいけーッ」",
"349000711_5": "「……ちょっとだけ、いたくなくなったかも」",
"349000711_6": "「そうでしょ、お姉ちゃんはすごいんだから。\\n ほら、もう泣かないの」",
"349000711_7": "「大丈夫、セレナがもう怪我なんかしないように\\n お姉ちゃんが護ってあげるからね」",
"349000711_8": "「うんッ!」",
"349000711_9": "「何が……起こったの?」",
"349000711_10": "「お姉、ちゃん……」",
"349000711_11": "「そんな、セレナッ!」",
"349000711_12": "「……」",
"349000711_13": "「セレナに近づかないでッ!\\n わたしが……わたしがセレナを護ってみせるッ」",
"349000711_14": "「ほう。では、あなたにこの呪いを受けてもらいましょうか」",
"349000711_15": "「んん……今のは……」",
"349000711_16": "「昔の夢……?\\n どうして今あんなものを……」",
"349000711_17": "「ここは……S.O.N.G.のメディカルルーム?\\n どうして、こんなところで寝ているの」",
"349000711_18": "「確かエアーキャリアーの甲板で戦ってて……。\\n そうだ、思い出した……」",
"349000711_19": "「ウロボロスに、あの子もダーククリスタルも奪われて……」",
"349000711_20": "「わたしのせいで……」"
}

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@ -0,0 +1,38 @@
{
"349000721_0": "「空の裂け目へと消えたマーナガルムだが、\\n 現在、消息は掴めていない」",
"349000721_1": "「あの裂け目……。\\n 恐らくこの世界ではない、どこかに逃げたのでしょう……」",
"349000721_2": "「すぐ追いかけないとッ!\\n また世界蛇が生まれちゃったら……ッ」",
"349000721_3": "「でも、追いかけるってどうやって?」",
"349000721_4": "「並行世界の狭間にいるなら、ギャラルホルンでも\\n 追跡は不可能です……」",
"349000721_5": "「……」",
"349000721_6": "「エアーキャリアーなら可能です。\\n でも、今は飛ぶことさえ……」",
"349000721_7": "「フフン、問題ないっスよッ!」",
"349000721_8": "「みなさんの悩みはこのナツミがオールクリア。\\n 科学的に全部解決してあげるっスッ」",
"349000721_9": "「本当にッ!?」",
"349000721_10": "「まずマーナガルムを追いかける手段ですが、\\n エアーキャリアーはご存知の通り、今は使えないっス」",
"349000721_11": "「でも、エアーキャリアーに積んでる小型機、\\n 通称『エアーポッド』を使えば大丈夫っスッ」",
"349000721_12": "「小型機?\\n そんなものがあるのか」",
"349000721_13": "「全部で4機。余裕で全員乗れるっス」",
"349000721_14": "「エアーキャリアーのような連続航行は無理っスけど、\\n 並行世界を渡る装置も搭載してるっス」",
"349000721_15": "「マーナガルムの居場所も\\n バッチリ掴んでるんで最短距離で行けるっスよ」",
"349000721_16": "「そんなこともわかっちゃうんデスかッ!?」",
"349000721_17": "「マーナガルムにぶつけられたときに、\\n 発信機を撃ち込んでおいたっスよ」",
"349000721_18": "「いつの間にそんなことをッ!?」",
"349000721_19": "「……あんた、ふざけてそうで\\n 意外とやるやつだったんだな」",
"349000721_20": "「いやー、褒めても何も出ないっスよッ!」",
"349000721_21": "「ナツミさん、ありがとうございますッ!」",
"349000721_22": "「ああ、よくやってくれた」",
"349000721_23": "「エヘヘ。戦闘はからっきしっスけど、\\n 科学的なことなら任せてほしいっスッ」",
"349000721_24": "「そういうことならば、準備が整い次第、\\n すぐに出発してもらう」",
"349000721_25": "「行先はマーナガルム。\\n 目的は女子生徒、及びダーククリスタルの奪還だッ」",
"349000721_26": "「了解ッ!」",
"349000721_27": "「姉さんがまだ眠ったままですが……」",
"349000721_28": "「厳しいことを言わせてもらうが、\\n 目覚めてすぐ戦える状態になるとは思えん」",
"349000721_29": "「それに今は時間が無い。彼女が目覚めるのを待つより、\\n すぐに出発することを優先すべきだ」",
"349000721_30": "「そう、ですよね。すみません……」",
"349000721_31": "「……」",
"349000721_32": "(みんな、これからマーナガルムに乗り込むのね。\\n だったら、わたしも一緒に行かなきゃ",
"349000721_33": "(大丈夫、もう戦える)",
"349000721_34": "(……)",
"349000721_35": "(……行かなきゃいけないって思ってるのにどうして?\\n どうしてわたしは、足が動かせないの……"
}

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@ -0,0 +1,37 @@
{
"349000731_0": "「これがエアーポッドなんですね」",
"349000731_1": "「3機にわかれて乗艦します。\\n みなさんはこちらの号機に」",
"349000731_2": "「了解デスッ!」",
"349000731_3": "「操縦はわたしたちが。\\n みなさんは戦闘に集中してください」",
"349000731_4": "「はい、よろしくお願いしますッ!」",
"349000731_5": "「副隊長、隊長は?」",
"349000731_6": "「大丈夫です。\\n 目が覚めたら、きっとわたしたちのことを追いかけてきますよ」",
"349000731_7": "「そうですよねッ!\\n 隊長が来るまで我々だけで頑張らないとッ」",
"349000731_8": "「はい。代理として、わたしが部隊の指揮を執ります。\\n みなさん、よろしくお願いします」",
"349000731_9": "「はいッ!\\n 一緒に、ウロボロスを止めましょう」",
"349000731_10": "「……よし、出撃準備完了っス。\\n みんな、はぐれないようについてくるっスよッ」",
"349000731_11": "「ええッ!」",
"349000731_12": "「並行世界の狭間では、こちらからは十分なバックアップができない。\\n ……だから頼んだぞ、お前たちッ」",
"349000731_13": "「行ってきます、師匠ッ!」",
"349000731_14": "「エアーポッド、発進ッ!」",
"349000731_15": "「ここが並行世界の狭間なんだね。\\n ギャラルホルンを使うときは道みたいなものがあるけど……」",
"349000731_16": "「あたしたちはエアーキャリアーでよくここを\\n 通ってるんスよ」",
"349000731_17": "「敵は見つけられるはずないと高を括って、そう遠くまで\\n 逃げてないっス。きっともうすぐ……」",
"349000731_18": "「マーナガルムが見えてきたデスッ!\\n さすがナツミさんデスよッ」",
"349000731_19": "「フッフッフ、科学は裏切らないっスからね」",
"349000731_20": "「ここからの作戦は?」",
"349000731_21": "「敵は追ってくるとは思っていません。\\n 付け入るならその隙です」",
"349000731_22": "「なるほど、ということは……」",
"349000731_23": "「まさか……ッ!?」",
"349000731_24": "「全隊突撃ッ!\\n 相手の懐に突っ込んでくださいッ」",
"349000731_25": "「あうぅ、目の前にお星さまが見えるデース……」",
"349000731_26": "「しっかりして、切ちゃん」",
"349000731_27": "「な、なんだ、何が突っ込んできたッ!?」",
"349000731_28": "「かなり荒っぽいやり方だが、\\n こういうのは嫌いじゃないぞッ」",
"349000731_29": "「装者が乗り込んできたか。\\n だが、無事に帰れると思うなよッ」",
"349000731_30": "「さっそく出てきたわねッ!」",
"349000731_31": "「さっき渡したダーククリスタルの探知機は持ってるっスね。\\n 彼女はその先にいるっスッ」",
"349000731_32": "「だったらッ!」",
"349000731_33": "「はいッ!」",
"349000731_34": "「最短距離で突き進みますッ!」"
}

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@ -0,0 +1,19 @@
{
"349000732_0": "「この壁の奥が、\\n 最深部みたいですッ」",
"349000732_1": "「ドアはない……けど、\\n ぶち抜けばあああッ」",
"349000732_2": "「ナイスぶちかましだッ!\\n これで入れるな」",
"349000732_3": "「連れ去られた子がいるのは、この部屋デスかッ!?」",
"349000732_4": "「見つけましたッ!」",
"349000732_5": "「ここまでは順調ね。\\n 奇襲作戦が功を奏しているわ」",
"349000732_6": "「怪我は……無いみたいです。\\n 助けに来ましたよ、一緒に帰りましょう」",
"349000732_7": "「うう……」",
"349000732_8": "「鴫野さん……ッ!?」",
"349000732_9": "「ああ……」",
"349000732_10": "「様子がおかしい。彼女から生気が感じられないぞ」",
"349000732_11": "「――ッ!?」",
"349000732_12": "「うああああああああッ!!」",
"349000732_13": "「これはッ!?」",
"349000732_14": "「悪意のオーラ……。\\n もう、この子と一体化して……ッ」",
"349000732_15": "「姿が変わるぞッ!?」",
"349000732_16": "「姿が違ってもわかる……。\\n これは……世界蛇だッ」"
}

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@ -0,0 +1,24 @@
{
"349000811_0": "心に巣食う呪い",
"349000811_1": "エアーポッド出撃直後――",
"349000811_2": "「……」",
"349000811_3": "「みんな、行っちゃった……。\\n こんなところに隠れて、わたしは何をしているの……」",
"349000811_4": "「ここにいたのか。メディカルルームから姿を消したとの\\n 報告を受けて、捜したんだぞ」",
"349000811_5": "「わたしは……」",
"349000811_6": "「動けるまで回復したのなら良かった。\\n 実は君に――」",
"349000811_7": "「わ、わたしも行かないとッ!」",
"349000811_8": "「おい、どこへ行くんだッ!?」",
"349000811_9": "「エアーポッドが1機だけ残ってる。\\n ……これはメモ」",
"349000811_10": "「『先に行きます。姉さんが合流するまで頑張りますから、\\n 安心して追いかけてきてくださいね』」",
"349000811_11": "「セレナ……」",
"349000811_12": "「わたしが追いかけてくるって\\n 信じてくれてたのね……」",
"349000811_13": "(戦いに行かなきゃいけない。\\n そんなのわかってる。なのに、どうして足が動かないの……",
"349000811_14": "「こんなちっぽけな手足で何が護れるのよ。\\n またみんなの足を引っ張るだけじゃない……」",
"349000811_15": "「この世界の装者も、APPLEのみんなも強いわ。\\n だから、わたしが行かなくても大丈夫……」",
"349000811_16": "「あ、あの……」",
"349000811_17": "「えッ――?」",
"349000811_18": "「……」",
"349000811_19": "「嘘……」",
"349000811_20": "「初めまして、でいいんでしょうか。\\n なんだか変な感じですね」",
"349000811_21": "「……セレナ、なの?」"
}

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@ -0,0 +1,13 @@
{
"349000821_0": "「世界蛇が復活したってのかッ!」",
"349000821_1": "「いえ、完全には蘇ってはいません。\\n あれは幼体、まだひな鳥のようなものですッ」",
"349000821_2": "「ならば、飛び立つ前に斬るッ!」",
"349000821_3": "「ですが、あれの体内には\\n 鴫野さんが……ッ」",
"349000821_4": "「じゃあ、どうしたら……」",
"349000821_5": "「いたぞ、装者たちだッ!」",
"349000821_6": "「追いつかれちゃったデスよッ!」",
"349000821_7": "「幼体の世界蛇を護るつもりみたい……」",
"349000821_8": "「まずはウロボロスの相手をッ!」",
"349000821_9": "「ええ。邪魔者を片付けてから、\\n 彼女を救う方法を考えましょう」",
"349000821_10": "「行きますッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,20 @@
{
"349000822_0": "「ウロボロスの思い通りにはさせませんッ!」",
"349000822_1": "「届いたかッ!」",
"349000822_2": "「わたしの声が聞こえますかッ!?\\n お願い、届いて――」",
"349000822_3": "「近ヅクナ……」",
"349000822_4": "「えッ――?」",
"349000822_5": "「危ない……ッ!」",
"349000822_6": "「ぐッ、なんとか耐えられたわね」",
"349000822_7": "「さっきの声は、鴫野さんの……?」",
"349000822_8": "「何モ信ジナイ、希望ナンテ何処ニモナイ……」",
"349000822_9": "「まさか……すでに悪意に取り込まれて、\\n 世界蛇の核に……ッ」",
"349000822_10": "「世界ナンテ、滅ビテシマエッ!」",
"349000822_11": "「また来るぞッ!」",
"349000822_12": "「回避だッ!」",
"349000822_13": "「<size=40>うわあああ――ッ!?</size>」",
"349000822_14": "「生まれたばかりだというのに、すごい力だッ!\\n もっともっと悪意を与えれば、際限なく大きくなるぞッ」",
"349000822_15": "「核と一体化した少女も、よく悪意と馴染んでいる。\\n その調子で暴れるがいい……ッ」",
"349000822_16": "「消シテヤル。ミンナ、ミンナ……」",
"349000822_17": "「うう……、\\n マリア、姉さん……」"
}

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@ -0,0 +1,52 @@
{
"349000831_0": "「あ、あなた、本当にセレナなの?」",
"349000831_1": "「はい、そうですよ。\\n セレナ・カデンツァヴナ・イヴです」",
"349000831_2": "「でも、その姿は……」",
"349000831_3": "「まさか、この世界のあなたは\\n わたしと同じ『呪い』を受けてしまったのッ」",
"349000831_4": "「いいえ、わたしが実年齢通りの見た目じゃないのは、\\n 何年もコールドスリープに入っていたからなんです」",
"349000831_5": "「……コールドスリープ……」",
"349000831_6": "「あなたが子供の姿なのは、違う理由があるんですね。\\n その『呪い』について、聞いてもいいでしょうか……」",
"349000831_7": "「聞かれたところで、\\n 詳しいことはまだ何もわかっていないわ」",
"349000831_8": "「かつて、わたしの世界が世界蛇の攻撃を受けたとき――、\\n わたしたちがいた施設、F.I.S.にウロボロスが襲撃してきたわ」",
"349000831_9": "「セレナとわたしもあの男に殺されそうになって、だけどあの男は\\n 殺す代わりに、わたしにこの『呪い』をかけて去った」",
"349000831_10": "「なんのためにかはわからない。でもそれ以来、\\n わたしの時は止まってしまったのよ」",
"349000831_11": "「そんなことが、あったんですね……」",
"349000831_12": "「本当に、最悪な呪いよ……。\\n こんなちっぽけな手足で何が護れるっていうの」",
"349000831_13": "「わたしなんかが手を出して、\\n 今度こそ取り返しのつかないことになったら……」",
"349000831_14": "「だからわたしは、戦うのが怖い……。\\n みんなと一緒に戦うのが、たまらなく怖いの……」",
"349000831_15": "「……」",
"349000831_16": "「ごめんなさい、初対面なのに。あなたがあまりにも昔の\\n セレナに似ているから、ついぶちまけてしまったわ」",
"349000831_17": "「……わたし、最低よね。今もみんなは戦っているのに。\\n わたしは、みんなの隊長なのに……」",
"349000831_18": "「……聞いてください。\\n わたしはこの世界のセレナじゃないんです」",
"349000831_19": "「えッ……?」",
"349000831_20": "「この世界のわたしは、セレナ・カデンツァヴナ・イヴは\\n もう亡くなっているんです……」",
"349000831_21": "「わたしも話だけしか聞いてませんが、\\n 姉さんのことを護って、そのまま……」",
"349000831_22": "「そ、そんな……」",
"349000831_23": "「……わたしも同じなんですよ。\\n わたしの世界のマリア姉さんも、わたしを護って亡くなりました」",
"349000831_24": "「……」",
"349000831_25": "「わたしはマリア姉さんに。\\n こちらのマリア姉さんはわたしに……」",
"349000831_26": "「わたしたちは生き延びることはできましたが、\\n 同時に、番大切な人を護ることができなかったんです」",
"349000831_27": "「今はこうやって時々、この世界にお邪魔して、\\n マリア姉さんと絆を結ぶことができている……」",
"349000831_28": "「でも、どうしたって姉妹にはなれない。だって、\\n 目の前にいるあの人はわたしのマリア姉さんじゃないんです」",
"349000831_29": "「……」",
"349000831_30": "「だから、司令さんからおふたりのことを聞いたとき、\\n 正直、羨ましいって思いました」",
"349000831_31": "「羨ましい?」",
"349000831_32": "「だって、本当の姉妹として一緒にいられるんですよ。\\n わたしもそんな幸せな日々を、たくさん過ごしたかった」",
"349000831_33": "「だからわたしも、初対面で失礼かもしれませんが、\\n 言わせてもらいます」",
"349000831_34": "「どうして行かないんですかッ!」",
"349000831_35": "「だって、子供のわたしの力じゃ……」",
"349000831_36": "「大人とか子供とか、力があるとかないとか、\\n そんなことは関係ないんですよ」",
"349000831_37": "「もし今行かなかったら、あなたの大切な人と永遠に\\n 会えなくなってしまうかもしれないんです」",
"349000831_38": "「――ッ!」",
"349000831_39": "「大事なのは、力なんかじゃありません。\\n 今、自分がどうしたいか、それが全てなんですから」",
"349000831_40": "「わたしは……」",
"349000831_41": "「……ごめんなさい。いろいろと生意気に言ってしまって。\\n この小型機を使えば、みんなのところへ行けるんですよね」",
"349000831_42": "「あなた、まさか……」",
"349000831_43": "「わたしはみんなを護りたいから、行くんです。\\n 弱くても、絶対に後悔したくないから」",
"349000831_44": "(わたしと同じくらい小さいのに。\\n でも、この子はまっすぐに前を向いて進んでる",
"349000831_45": "(迷いなく、自分のやりたいことを……)",
"349000831_46": "(今のわたしがやりたいことは……ッ!)",
"349000831_47": "「……待ちなさいッ!」",
"349000831_48": "「わたしも行くわ。たった1人の大切な妹を、\\n 家族に等しい隊員たちを護るためにッ」",
"349000831_49": "「はい……ッ!\\n 行きましょう、一緒にッ」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,3 @@
{
"349000911_0": "Stand up! Girl!!"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,20 @@
{
"349000912_0": "「くッ、なんて力デスッ!」",
"349000912_1": "「どうすんだ、追い詰められたぞッ!」",
"349000912_2": "「ついにこのときがッ!\\n 我らが悲願を邪魔する装者に死をッ」",
"349000912_3": "「完全に復活していないとはいえ、\\n さすがは世界蛇といったところかッ」",
"349000912_4": "「強い……。あのときはみんなの助けがあってやっと\\n 倒すことができた。でも今は……ッ」",
"349000912_5": "「無いものねだりしても仕方ねえだろ。\\n 今あるもんでなんとかするぞッ」",
"349000912_6": "「うぅ……」",
"349000912_7": "「みなさんッ!? どうしたんですか、しっかりしてくださいッ!」",
"349000912_8": "「あいつが振りまく瘴気に当てられたのね。\\n これ以上ここに留まっていたら、彼女たちの命は……」",
"349000912_9": "「させないッ! わたしが護りますッ!」",
"349000912_10": "「副隊長、もうわたしたちは……。\\n 構わず、見捨ててください……」",
"349000912_11": "「そんなことできるわけありませんッ!\\n 希望を捨てちゃダメです、絶対に護ってみせますからッ」",
"349000912_12": "「先生、上ですッ!」",
"349000912_13": "「副隊長、逃げて……」",
"349000912_14": "「逃げません、護ってみせますッ!\\n 姉さんがいない間は、わたしがみんなの――」",
"349000912_15": "「今のは……ッ!?」",
"349000912_16": "「やっと、来てくれた……ッ!」",
"349000912_17": "「待たせたわね。\\n セレナッ みんなッ」"
}

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@ -0,0 +1,37 @@
{
"349000921_0": "「マリア姉さん、やっぱり来てくれた……」",
"349000921_1": "「何泣いてるのよ。まだ戦いは終わってないんだから\\n シャンとしなさい、副隊長でしょ」",
"349000921_2": "「はい、姉さんッ!」",
"349000921_3": "「ごめんなさい、ゆかり。わたしはセレナほど優しくないの。\\n ちょっと荒っぽいやり方になるわよッ」",
"349000921_4": "「はああああああッ!」",
"349000921_5": "「世界蛇に突っ込んだだとッ!?」",
"349000921_6": "「万が一のことがあってはならんッ!\\n 止めるぞッ」",
"349000921_7": "「あなたたちの相手はわたしがッ!」",
"349000921_8": "「ぐあああッ!?」",
"349000921_9": "「セレナも来てくれたデスッ!」",
"349000921_10": "「分厚い悪意で包まれていようと、\\n 全部はがせば――ッ」",
"349000921_11": "「ねえ、セレナ、聞いてくれる?\\n わたしはあなたに伝えなきゃいないことがあるのッ」",
"349000921_12": "「わたしに?」",
"349000921_13": "「あなたたちが、わたしの力を信じていてくれたのに\\n わたしは自分の力が信じられなかったッ」",
"349000921_14": "「あのときも、わたしが自分の力を信じていれば、\\n この子が攫われることもなかったッ」",
"349000921_15": "「アアアアアアアアアアッ!」",
"349000921_16": "「うん……ごめんね、約束したのに……ッ!」",
"349000921_17": "「だから、もう迷わないわッ!\\n 強いとか弱いとかそんなの関係ないってわかったからッ」",
"349000921_18": "「あなたたちが信じてくれているわたしは誰よりも強い姉であり、\\n APPLEの隊長なのッ」",
"349000921_19": "「わたしは、わたしの大切なものを全部護ってみせる。\\n 弱くも平凡でもないッ」",
"349000921_20": "「誰にも負けないこの最強の槍でッ!」",
"349000921_21": "「マリア姉さん……」",
"349000921_22": "「はあ……はあ……」",
"349000921_23": "「わたしも一緒に戦います。\\n 姉さんが、わたしたちの力を信じてくれるなら……ッ」",
"349000921_24": "「ええ、もちろんよ。ついてきなさいッ!」",
"349000921_25": "「隊長、援護しますッ! まだ戦える……。\\n 希望を強く心に宿せば……ッ」",
"349000921_26": "「ええ、みんなで一緒に、\\n いつか故郷に帰るために……ッ」",
"349000921_27": "「わたしたちも膝をついてる場合ではないようだ」",
"349000921_28": "「ええ、そうね」",
"349000921_29": "「ねえ、みんな。今だけでいい、\\n 少しの間だけ、わたしの指示に従ってほしいの」",
"349000921_30": "「絶対に勝ってみせるから」",
"349000921_31": "「ヘッ、そういうことならちょっとだけな」",
"349000921_32": "「頼んだよ、マリアちゃんッ!」",
"349000921_33": "「バカ、今くらい隊長って呼びなさいッ!」",
"349000921_34": "「<size=40>はい、隊長ッ!</size>」"
}

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@ -0,0 +1,58 @@
{
"349000922_0": "「新手の敵が前に出てきたッ!\\n 詰め寄られる前に撃破ッ」",
"349000922_1": "「近づけさせないッ!」",
"349000922_2": "「ここから先は行かせないデスッ!」",
"349000922_3": "「上からマリスアームッ!\\n 攻撃してくる前に迎撃してッ」",
"349000922_4": "「遠距離ならッ!」",
"349000922_5": "「わたしたちに任せてッ!」",
"349000922_6": "「もう少しッ!\\n あと一歩で彼女に届きますッ」",
"349000922_7": "「2人ともッ!」",
"349000922_8": "「そういうことならッ!」",
"349000922_9": "「推して参るッ!」",
"349000922_10": "「よし、あとは――ッ!」",
"349000922_11": "「防御ッ! 頼んだわよッ!」",
"349000922_12": "「了解ッ!」",
"349000922_13": "「よし、見えたッ!\\n セレナ、行くわよッ」",
"349000922_14": "「はいッ!」",
"349000922_15": "「大丈夫、今度は失敗しない。\\n 絶対に成功するッ」",
"349000922_16": "(そう、悪い考えは捨てなきゃッ!\\n みんなが信じてくれている、わたしは――",
"349000922_17": "「あ……う……」",
"349000922_18": "「しん……じて……。みん……なを……。\\n あなた……じしんを……ッ」",
"349000922_19": "「――ッ!」",
"349000922_20": "(それは、わたしがあなたに送った言葉……ッ!)",
"349000922_21": "「ええ、信じるわ。誰がなんと言おうと、\\n 仲間が信じてくれる、わたしの力をッ」",
"349000922_22": "「大切な家族を――」",
"349000922_23": "「大切な仲間を――」",
"349000922_24": "「<size=40>絶対に護ってみせるッ!</size>」",
"349000922_25": "「ダーククリスタルが砕けて……ッ!」",
"349000922_26": "「……取り返したわよ、護りたかったものを」",
"349000922_27": "「うん……」",
"349000922_28": "「……」",
"349000922_29": "「バカな、我々の世界蛇が……」",
"349000922_30": "「わわ、なんデスか、この傾きはッ!?」",
"349000922_31": "「バランスを失ったマーナガルムが\\n 落ちてる――」",
"349000922_32": "「ちょっと待った。\\n 落ちるって、こんな空間でどこに落ちるってんだよッ」",
"349000922_33": "「狭間のうねりに飲み込まれるんじゃないッスか?」",
"349000922_34": "「無事でいられたとしても、\\n どこかの並行世界に放り出されるっスね」",
"349000922_35": "「ならば、そうなる前に脱出を――」",
"349000922_36": "「ああ、エアーポッドがッ!?」",
"349000922_37": "「くそッ、滑落しやがったか。\\n どうするんだよ、帰る方法はあれだけなんだろ」",
"349000922_38": "「まだ、わたしたちが乗ってきた小型機が――」",
"349000922_39": "「ハハハハハッ! 最後の移動手段を破壊してやったぞッ!\\n これで道連れだああああッ」",
"349000922_40": "「く……ッ!\\n 最後の最後まで……ッ」",
"349000922_41": "「フッフーンッ!」",
"349000922_42": "「ナツミッ!?」",
"349000922_43": "「大丈夫っスよ。ちゃーんと手は打ってあるっスから。\\n ……ほら、来てくれたっス」",
"349000922_44": "「来てくれたって……ああッ!\\n APPLEのエアーキャリアーだッ」",
"349000922_45": "「わたしたちの家……」",
"349000922_46": "「ここへ来る前にS.O.N.G.の人たちに\\n 修理をお願いしてたんスよ」",
"349000922_47": "「本当、そういうところだけ気が回るんだから」",
"349000922_48": "「みんな、迎えに来たわよッ!」",
"349000922_49": "「……ちょっと待て、今の声って」",
"349000922_50": "「俺たちが操縦レバーを握ってるんだ。\\n まったく、簡単な説明だけして行ってしまうから困ったよ」",
"349000922_51": "「それでもしっかり操縦しちゃうあたり、\\n さすがS.O.N.G.っス」",
"349000922_52": "「こちらも、伊達に修羅場はくぐっていないからな」",
"349000922_53": "「それにしてもよくやってくれた。\\n いや、やってくれると信じていたぞ」",
"349000922_54": "「よしッ! マーナガルムの撃沈。保護対象の確保、\\n APPLE、S.O.N.G.の共同任務完了ね」",
"349000922_55": "「みんな、帰るわよッ!」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,42 @@
{
"349001011_0": "姉と妹",
"349001011_1": "「……ええ、マーナガルムは完全に沈黙したわ。\\n どこかの並行世界に墜ちたはずよ」",
"349001011_2": "「そういうことなら、他の並行世界の協力者たちにも\\n 報告しておくべきだろうな」",
"349001011_3": "「これでウロボロスの残党は消えたんでしょうか」",
"349001011_4": "「……あれで終わりなわけがない」",
"349001011_5": "「俺も同意見だ。マーナガルムの再築もそうだが、\\n ウロボロスに所属する曲者たちを纏められる人物がいるはずだ」",
"349001011_6": "「マーナガルムでそういった人は見かけませんでした」",
"349001011_7": "「なら、どこかにまだ首謀者が残っているということだな」",
"349001011_8": "「まあなんにせよ、ダメージは与えられたんじゃないか。\\n あれだけデカイ艦を墜としてやったんだ」",
"349001011_9": "「そうだと思いたいわね」",
"349001011_10": "「まったく。本当は沈めるんじゃなくて、\\n 確保したかったのに……」",
"349001011_11": "「あれだけの戦いの中なら、仕方がないよ」",
"349001011_12": "「わかってるわ。まあ、呪いを解く手がかりが\\n 見つかったらラッキーくらいだったから、別にいいんだけど」",
"349001011_13": "「ねえ、マリアちゃん。\\n その呪いっていうのは何」",
"349001011_14": "「……あッ!? い、いや、今のはね、違うの。\\n ただの言い間違いで――ッ」",
"349001011_15": "「もう隠さなくていいんじゃないかな。\\n だって、この子には話したんだよね」",
"349001011_16": "「なんで知ってるのよッ!?」",
"349001011_17": "「帰ってくる途中で、\\n いろいろとお話ししたんです」",
"349001011_18": "「同じわたし同士、仲良くなることができましたッ!」",
"349001011_19": "「秘密を知ってる人は少ないほうがいいんだけど」",
"349001011_20": "「……まあ、この人たちなら話してもいいわね」",
"349001011_21": "「というのが、わたしにかけられた呪いよ」",
"349001011_22": "「身体が成長しない呪いなんてあるんだね」",
"349001011_23": "「ボクの知る限りでは、\\n そういった呪いや伝承は思い当たりません……」",
"349001011_24": "「いいのよ、そう簡単に手がかりが見つかるとは思ってないから」",
"349001011_25": "「それに最初から心に決めてるもの。\\n 解除方法が見つかるまで探し続けてやる、ってねッ」",
"349001011_26": "「また自信たっぷりに答えたな」",
"349001011_27": "「わたしたちが出会ったばっかりのときは\\n こんな感じだったよ」",
"349001011_28": "「何よ、こんな感じってッ!\\n わたしは年上なんだからもっと敬って――」",
"349001011_29": "「……マリア姉さんッ!」",
"349001011_30": "「うわあッ!?」",
"349001011_31": "「ちょ、ちょっと、何やってるのよッ!?\\n 降ろしなさいッ」",
"349001011_32": "「わたしはマリア姉さんが大好きッ!\\n 小さくても大きくても、そんなの関係ないよッ」",
"349001011_33": "「急に何ッ!?」",
"349001011_34": "「みんなの前でこんなことしないで。\\n いいから早く降ろしてッ」",
"349001011_35": "「いいなー。次、わたしッ!」",
"349001011_36": "「じゃあ、その次はアタシがやりたいデースッ!」",
"349001011_37": "「ずるいぞ、暁ッ! 立花の次はわたしだッ!」",
"349001011_38": "「正気なのッ!?」",
"349001011_39": "「勝手に決めないでッ!\\n あーもうッ 子供扱いしないでって言ってるじゃないッ」"
}

Näytä tiedosto

@ -0,0 +1,53 @@
{
"349001111_0": "不滅のウロボロス",
"349001111_1": "「世話になったわね。\\n いろいろと援助してくれてありがとう」",
"349001111_2": "「いや、感謝するのはこちらのほうだ」",
"349001111_3": "「君たちの協力がなければ、\\n ウロボロスの企てを阻止することはできなかった」",
"349001111_4": "「本当に行っちゃうんデスか?\\n もっといてほしかったデスよ……」",
"349001111_5": "「先生の授業、楽しかったから、\\n もっと受けたかった……」",
"349001111_6": "「そう言ってもらえると、\\n わたしも先生をしてよかったって思えます」",
"349001111_7": "「無事にやるべきことを全て終わらせれたら、\\n 本当に先生になるのもいいかもしれませんね」",
"349001111_8": "「確かに、セレナなら合ってるんじゃない?」",
"349001111_9": "「じゃあ、そのときはリディアン音楽院に来てほしいデスよッ!」",
"349001111_10": "「フフ、それもいいけど、\\n わたしが赴任するまで留年しててくれるんですか」",
"349001111_11": "「そ、そうだったデス……」",
"349001111_12": "「でも、ありがとうございます。\\n そこまで言ってくれるなんて嬉しいです」",
"349001111_13": "「……」",
"349001111_14": "「あなた、さっきからソワソワしてるけど、\\n 何か気になることでもあるの」",
"349001111_15": "「どうにかして小さなマリアを抱きしめる方法はないものかと」",
"349001111_16": "「まだ諦めてなかったのね……」",
"349001111_17": "「あの後も個人的に頼んでみたのだが、\\n 全て断られてしまってな」",
"349001111_18": "「隊長、副隊長ッ!\\n そろそろ出発するっスよッ」",
"349001111_19": "「それじゃあ、長居してもなんだから、\\n そろそろ行くわね」",
"349001111_20": "「あッ、ちょっとだけ待って。\\n そろそろ来る頃なんだけど……」",
"349001111_21": "「よ、よかった。間に合った……」",
"349001111_22": "「あなたッ! もう身体はいいの?」",
"349001111_23": "「まだ足がちょっとふらつくけど大丈夫です。\\n どうしても人にお礼とお別れが言いたくて」",
"349001111_24": "「お礼なんていいのよ。\\n あのとき、護れなかったわたしの責任なんだから」",
"349001111_25": "「でも、助けてくれました。\\n だから、やっぱりお礼が言いたいんです……」",
"349001111_26": "「助けてくれて、ありがとうございました」",
"349001111_27": "「じゃあ、わたしから一言。\\n あなたはわたしなんか、って言うじゃない」",
"349001111_28": "「自分のことを信じられない人は\\n いつまでも、誰も信じてくれないわ」",
"349001111_29": "「だから、まずは自分のことを信じてみて。\\n そうすれば、きっと変われるから」",
"349001111_30": "「……なんて、わたしが言うのもどうかって思うけど、本心よ」",
"349001111_31": "「……はいッ!」",
"349001111_32": "「それじゃあ、そろそろ行くわね」",
"349001111_33": "「改めて、協力してくれてありがとう、マリアちゃん」",
"349001111_34": "「ちょっと、あなたねッ!\\n そのマリアちゃんっていうのどうにかならないのッ」",
"349001111_35": "「フフフ……」",
"349001111_36": "「あーもう、笑われちゃったじゃないッ!」",
"349001111_37": "「……もういいわよ、好きに呼べばいいわ。\\n もちろん、子供扱いしないってのが条件だけど」",
"349001111_38": "「ありがとう、マリアちゃん。\\n ……また会えるかな」",
"349001111_39": "「どうかしらね。\\n わたしたちはいろんな世界を旅してるから」",
"349001111_40": "「そっか……」",
"349001111_41": "「……でも、わたしたちが旅を続ける以上、\\n またいつか、どこかで会えるかもしれないわね」",
"349001111_42": "「うん、またどこかでッ!」",
"349001111_43": "「く、くそ、あの装者どもめ……」",
"349001111_44": "「今回の計画は失敗に終わったのですね」",
"349001111_45": "「――ッ!」",
"349001111_46": "「つ、次こそは必ず――」",
"349001111_47": "「残念ですが、二度はありません」",
"349001111_48": "「あ……が……」",
"349001111_49": "「ですが、まだベアトリーチェ様を復活させる\\n 手は残っています……」",
"349001111_50": "「あのお方が再び世界を蹂躙する未来は、\\n 遠からず訪れることでしょう……」"
}

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@ -190,7 +190,8 @@
"201119",
"201120",
"201121",
"201122"
"201122",
"201123"
]
},
"202": {
@ -378,7 +379,13 @@
"202184",
"202185",
"202186",
"202187"
"202187",
"202188",
"202189",
"202190",
"202191",
"202192",
"202193"
]
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