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JSON
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"349000212_0": "「先生、待ってッ!」",
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"349000212_1": "「あなたたち……。\\n 早く帰りましょうって言ったじゃないですか……」",
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"349000212_2": "「それより、その人は……?」",
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"349000212_3": "「この子は、体調不良で動けなくなっていたんです。\\n 保健室に連れて行くところだったんですよ」",
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"349000212_4": "「体調不良って……」",
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"349000212_5": "(ぐったりしてる……。\\n この状態、まさか瘴気にやられて――?)",
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"349000212_6": "「<size=25>本部から通信――ッ!</size>",
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"349000212_7": " <size=25>はい、こちら月読です</size>」",
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"349000212_8": "「市街エリアに例の怪物が現れたわ。\\n すでに響ちゃんと未来ちゃんが交戦中」",
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"349000212_9": "「できるだけ早く合流して、怪物の対応をッ!」",
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"349000212_10": "「<size=25>はい、わかりました</size>」",
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"349000212_11": "「<size=25>例の怪物デスね。早く向かって――</size>」",
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"349000212_12": "「うッ、ううあああッ!」",
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"349000212_13": "「な、なんデスかッ!?\\n 急に苦しみ始めたデスよッ!」",
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"349000212_14": "「大丈夫ですかッ!?\\n しっかり、落ち着いてください」",
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"349000212_15": "「――ッ!」",
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"349000212_16": "(早く、怪物の対応に行かないと……ッ!\\n でもそうしたら、この生徒を先生に預けていくことになる)",
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"349000212_17": "(本当にただの体調不良? それとも……。\\n それに、やっぱり先生が怪物と関係している可能性も……)",
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"349000212_18": "「……おふたりには急用があるんじゃないですか?」",
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"349000212_19": "「先生、どうして知ってるんデス?」",
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"349000212_20": "「…………」",
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"349000212_21": "「のんびりお話している時間はありません。\\n おふたりとも、この子のことはわたしに任せてください」",
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"349000212_22": "「見捨てるようなことはしません。\\n 絶対に助けます……ッ!」",
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"349000212_23": "「先生……」",
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"349000212_24": "「安心してください。\\n わたしはみなさんの先生なんですから」",
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"349000212_25": "「……はいッ! お願いします。わたしたちは、\\n 行かなくてはいけないところがあるので――ッ!」",
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"349000212_26": "「はい、気を付けてくださいね」",
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"349000212_27": "「行こう、切ちゃんッ!」",
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"349000212_28": "「は、はいデスッ!」",
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"349000212_29": "「瘴気なんかに……悪意なんかに負けるもんかあああッ!」",
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"349000212_30": "「未来ッ! こっちは片付いたよッ!」",
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"349000212_31": "「うん。でも気を付けてッ!\\n まだ向こうにたくさん……」",
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"349000212_32": "「待って、何か様子がおかしいよ。\\n ……わたしたちのことを無視してどこかへ行こうとしてる?」",
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"349000212_33": "「逃げるつもりッ!?」",
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"349000212_34": "「違う、逃げるならバラバラに動いたほうがいいはずだよ。\\n まるでどこかを目指してるような……」",
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"349000212_35": "「怪物たちが向かってる、この先って……まさかッ!?」",
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"349000212_36": "「リディアン音楽院――ッ!?」"
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