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"349000721_0": "「空の裂け目へと消えたマーナガルムだが、\\n 現在、消息は掴めていない」",
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"349000721_1": "「あの裂け目……。\\n 恐らくこの世界ではない、どこかに逃げたのでしょう……」",
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"349000721_2": "「すぐ追いかけないとッ!\\n また世界蛇が生まれちゃったら……ッ!」",
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"349000721_3": "「でも、追いかけるってどうやって?」",
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"349000721_4": "「並行世界の狭間にいるなら、ギャラルホルンでも\\n 追跡は不可能です……」",
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"349000721_5": "「……」",
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"349000721_6": "「エアーキャリアーなら可能です。\\n でも、今は飛ぶことさえ……」",
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"349000721_7": "「フフン、問題ないっスよッ!」",
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"349000721_8": "「みなさんの悩みはこのナツミがオールクリア。\\n 科学的に全部解決してあげるっスッ!」",
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"349000721_9": "「本当にッ!?」",
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"349000721_10": "「まずマーナガルムを追いかける手段ですが、\\n エアーキャリアーはご存知の通り、今は使えないっス」",
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"349000721_11": "「でも、エアーキャリアーに積んでる小型機、\\n 通称『エアーポッド』を使えば大丈夫っスッ!」",
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"349000721_12": "「小型機?\\n そんなものがあるのか」",
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"349000721_13": "「全部で4機。余裕で全員乗れるっス」",
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"349000721_14": "「エアーキャリアーのような連続航行は無理っスけど、\\n 並行世界を渡る装置も搭載してるっス」",
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"349000721_15": "「マーナガルムの居場所も\\n バッチリ掴んでるんで最短距離で行けるっスよ」",
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"349000721_16": "「そんなこともわかっちゃうんデスかッ!?」",
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"349000721_17": "「マーナガルムにぶつけられたときに、\\n 発信機を撃ち込んでおいたっスよ」",
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"349000721_18": "「いつの間にそんなことをッ!?」",
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"349000721_19": "「……あんた、ふざけてそうで\\n 意外とやるやつだったんだな」",
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"349000721_20": "「いやー、褒めても何も出ないっスよッ!」",
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"349000721_21": "「ナツミさん、ありがとうございますッ!」",
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"349000721_22": "「ああ、よくやってくれた」",
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"349000721_23": "「エヘヘ。戦闘はからっきしっスけど、\\n 科学的なことなら任せてほしいっスッ!」",
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"349000721_24": "「そういうことならば、準備が整い次第、\\n すぐに出発してもらう」",
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"349000721_25": "「行先はマーナガルム。\\n 目的は女子生徒、及びダーククリスタルの奪還だッ!」",
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"349000721_26": "「了解ッ!」",
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"349000721_27": "「姉さんがまだ眠ったままですが……」",
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"349000721_28": "「厳しいことを言わせてもらうが、\\n 目覚めてすぐ戦える状態になるとは思えん」",
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"349000721_29": "「それに今は時間が無い。彼女が目覚めるのを待つより、\\n すぐに出発することを優先すべきだ」",
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"349000721_30": "「そう、ですよね。すみません……」",
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"349000721_31": "「……」",
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"349000721_32": "(みんな、これからマーナガルムに乗り込むのね。\\n だったら、わたしも一緒に行かなきゃ)",
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"349000721_33": "(大丈夫、もう戦える)",
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"349000721_34": "(……)",
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"349000721_35": "(……行かなきゃいけないって思ってるのにどうして?\\n どうしてわたしは、足が動かせないの……?)"
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