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{
"349000211_0": "狙われたリディアン音楽院",
"349000211_1": "「はい、みなさん。ホームルームを始めますよ」",
"349000211_2": "「はぁ……」",
"349000211_3": "「切ちゃん? ホームルーム始まってるよ?」",
"349000211_4": "「調、今回の事件、どう思うデス?」",
"349000211_5": "「どうって、世界蛇が関係してるかってこと?\\n うーん、どうかな……」",
"349000211_6": "「もしも、また世界蛇と戦うことになるなら、\\n きっと大きな事件になるデスよ……」",
"349000211_7": "「もうすぐ、先輩たちが海外任務を切り上げて\\n 帰ってきてくれるはずデス」",
"349000211_8": "「だけど、それまでは、\\n アタシたちだけでやるしかないデス……」",
"349000211_9": "「不安になる気持ちはわかるよ。\\n でも、わたしたちでやらなきゃいけない」",
"349000211_10": "「そうデスね、頑張るデス。\\n だから、調には傍にいてほしいのデス」",
"349000211_11": "「切ちゃん……」",
"349000211_12": "「おふたりともー、\\n 先生の話、ちゃんと聞いてましたか」",
"349000211_13": "「えッ!? え、ええっと……」",
"349000211_14": "「もー、ちゃんと聞いていないとダメじゃないですか。\\n とっても大事な話をしてるんですからね」",
"349000211_15": "「ごめんなさい……」",
"349000211_16": "「おふたりのために簡単にまとめると、危ない事件が続いているので\\n 部活はしばらくお休みになりました」",
"349000211_17": "「放課後は学院に居残りせず、すぐに帰りましょう。\\n わかりましたか」",
"349000211_18": "「はい、わかったデスッ!」",
"349000211_19": "「元気にお返事をしてくれたので、\\n 先生の話を聞いていなかったのは不問にします」",
"349000211_20": "「甘い……」",
"349000211_21": "「では、ホームルームは以上です。\\n みなさん、寄り道せずまっすぐお家に帰るようにしてくださいね」",
"349000211_22": "「……ねえ、切ちゃん。\\n 早く帰らないの」",
"349000211_23": "「家に帰るより、学院の周りを見回るのはどうデスか?」",
"349000211_24": "「見回り?」",
"349000211_25": "「怪物は神出鬼没デス。家で待機してたって、\\n どうせすぐ呼び出されるに決まってるデスよ」",
"349000211_26": "「それなら自分たちから見つけたほうが早いし、\\n 被害を抑えられるかもしれないデスッ」",
"349000211_27": "「……確かに、後手に回るよりいいかも。でも、いざというときに\\n 動けなかったら意味がないから、休憩しながらね」",
"349000211_28": "「了解デスッ! それではさっそく――」",
"349000211_29": "「……」",
"349000211_30": "「あれは、アンナ先生デス?\\n 先生もまだ帰ってなかったんデスね」",
"349000211_31": "「待って、1人じゃないみたいだよ。\\n 一緒にいるのは、リディアンの生徒……」",
"349000211_32": "「なんだか、ぐったりしてるデス?\\n 先生がどこかに運んでいるみたいデスね」",
"349000211_33": "「――ッ!\\n 切ちゃん、追いかけようッ」",
"349000211_34": "「ええッ!? あッ、ちょっと待つデスよ、調ッ!」",
"349000211_35": "(やっぱりあの先生、何かある……ッ!\\n それが、あの怪物と関係のあることだとしたら……ッ",
"349000211_36": "「……」",
"349000211_37": "「エルフナインちゃんの言ってたこと、気にしてるの?\\n 世界蛇が関係してるかもって――」",
"349000211_38": "「うん。もし、ベルちゃんがまた何かをしようとしているなら、\\n 今度こそちゃんと話したい」",
"349000211_39": "「前は、戦うことしかできなかったから……」",
"349000211_40": "「響……」",
"349000211_41": "「ごめん、まだ何もわかってないのに、\\n こんなに思い詰めちゃダメだよね」",
"349000211_42": "「あッ、見てよ。あのドーナツ屋さん、最近できたお店なんだ。\\n せっかくだから買っていかない」",
"349000211_43": "「またいつ戦いになるかわからないし、\\n 栄養補給しておかないとッ」",
"349000211_44": "「うんッ! そうだね」",
"349000211_45": "「うわぁ、ショーウィンドウにドーナツがいっぱい……」",
"349000211_46": "「あッ――」",
"349000211_47": "「あ、あなたは――ッ!?」",
"349000211_48": "「また会ったね。\\n ドーナツを買いに来たの」",
"349000211_49": "「ば、バカじゃないの。\\n わたしがこんな子供っぽいもの欲しがるわけないじゃないッ」",
"349000211_50": "「え? ドーナツって子供っぽい?」",
"349000211_51": "「うーん、どうかな。\\n 大人でも買っていく人は多いと思うよ」",
"349000211_52": "「ねッ! わたしも、死ぬまで好きだと思うけどなぁ」",
"349000211_53": "「むぅ……」",
"349000211_54": "「どうせだったら一緒に買う?」",
"349000211_55": "「な、なんでそうなるのよッ!?」",
"349000211_56": "「あ、このチョコのやつ美味しそうッ!\\n あと個しか無いや……」",
"349000211_57": "「あッ、それはわたしが目をつけて――はッ!?\\n ち、違う、そうじゃなくて――ッ」",
"349000211_58": "「とにかく、わたしに構わないでちょうだい。\\n 自分の分くらいは自分で買えるわッ」",
"349000211_59": "「そ、そっか」",
"349000211_60": "「……ところで、わたしたちどこかで会ったことある?\\n なんだか、初めて会った気がしなくて……」",
"349000211_61": "「……ッ!」",
"349000211_62": "「無いわ。どうせ他人の空似でしょう?」",
"349000211_63": "「そうかなぁ……?」",
"349000211_64": "「本部からだ……はい、立花です」",
"349000211_65": "「お前たちのいる付近で例の怪物の反応が出た。\\n すぐに急行してくれッ」",
"349000211_66": "「わかりました、すぐに向かいますッ!」",
"349000211_67": "「また……?」",
"349000211_68": "「うん、そうみたいッ!」",
"349000211_69": "「ええっと、詳しくは言えないんだけど――」",
"349000211_70": "「帰れって言うんでしょ。\\n わかったわよ」",
"349000211_71": "「気を付けてね」",
"349000211_72": "「じゃあ、行こうッ!」",
"349000211_73": "「うんッ!」"
}