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"390000341_0": "「もうほんと、マジでそれなんよ……\\n メンゴ……ううん、ごめんなさい……」",
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"390000341_1": "「でも……それでも、\\n 止めなきゃやばたにえんでしょ？」",
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"390000341_2": "「ゾンビシャンパンは放っとけば番組のトリで出血大サービス。\\n なんとか防がないとマジヤバい」",
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"390000341_3": "「ウチらのせいだけど、\\n アタシだけじゃもうどうしようもないんだよッ！」",
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"390000341_4": "「お願いだから、一緒に止めてほしいッ！」",
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"390000341_5": "「アタシ、キラキラした歌や、研究してた頃の想い出が……\\n こんなふうにぐちゃぐちゃにされるのイヤだッ！」",
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"390000341_6": "「無論、最初から止めるつもりだ」",
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"390000341_7": "「――ッ！！",
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"390000341_8": " マジ感謝ッ！」",
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"390000341_9": "「それにあたって、幾つか聞きたいことがある」",
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"390000341_10": "「ナニナニッ！？\\n なんでも聞いてッ！」",
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"390000341_11": "「まず第一に、現状ゾンビ化してしまっている民間人についてだ。\\n 彼らの治療法はあるのか？」",
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"390000341_12": "「もちろんッ！！ 即でどーにかなる……とは言えないけど、\\n アタシがこの先、どんだけかかっても治してみせるッ！！」",
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"390000341_13": "「錬金術の基本は、\\n どこまでいっても分解と再構築ッ！」",
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"390000341_14": "「身体に入ってしまったほんの僅かな聖遺物の因子を、\\n どうにか『聖遺物』として分解できれば……ッ」",
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"390000341_15": "「……でも、わかってるんだ。\\n きっとどうしたって、時間はかかっちゃう……」",
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"390000341_16": "「ウチらは、その人たちが本来想い出を重ねられただろう\\n 時間を奪ってしまった」",
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"390000341_17": "「その人が、その人として美しく在れただろう時間を……」",
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"390000341_18": "「だからね、その罪はちゃんと償うつもり。\\n どんな罰でも受けるし、アタシは逃げないよ」",
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"390000341_19": "「いやあんた。\\n 出会い頭にあんだけガン逃げしといて……」",
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"390000341_20": "「あ、あれは誰だって逃げるっしょッ！？\\n マジ殺される５秒前かと思ったら恐怖に負けましたァッ！」",
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"390000341_21": "「でも、でもでもッ！\\n やっぱ逃げたくないんだよッ！」",
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"390000341_22": "「それってば、きっとアタシの中にある原動力。\\n 理屈じゃない、でも、最初の理由」",
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"390000341_23": "「錬金術も歌も、最高に『美しい』からッ！！」",
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"390000341_24": "「それがこんな形で被害を出すなんて……\\n あっちゃダメなんだよッ！」",
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"390000341_25": "「だからッ！ ……だから……\\n 手伝ってください、じゃ、なくて……」",
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"390000341_26": "「アタシにも、できることをさせてください……ッ！」",
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"390000341_27": "「……こんなに真剣に、\\n 歌を美しいって言い切るやつはなかなかいない」",
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"390000341_28": "「だから信じたくなっちまった……ってのが本音なんだが。\\n あたしは甘いのかな？」",
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"390000341_29": "「……どのみち、オレたちには情報源が必要だ」",
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"390000341_30": "「こいつの処遇は、全てが終わってから。\\n それまでの監視はオレが担う。それで問題ないだろう？」",
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"390000341_31": "「……マ？」",
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"390000341_32": "「ま――マジあざまる水産ッ！\\n 絶対、絶対にゾンビシャンパン、防いでみせるからッ！」",
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"390000341_33": "「ご報告しますッ！\\n 再びゾンビ化が発生したとの情報が入りましたッ！」",
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"390000341_34": "「難しい話は終わったカ？",
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"390000341_35": " ようやくあたしの出番ってわけだゾッ！」",
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"390000341_36": "「もちろんアタシも行くッ！\\n 何ができるかわかんないケド、少しでも役に立ちたいしッ！」",
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"390000341_37": "「そんじゃ、せいぜいゾンビの観察でもして、\\n 治療の糸口でも見つけなさいな」"
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