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{
"206040111_0": "これがわたしのメイド道ッ!①",
"206040111_1": "「それでは、心象実験の続きを再開しよう」",
"206040111_2": "「この間はうまくメイド型に変身できましたよねッ!」",
"206040111_3": "「ああ。心象変化には、ギアが必要とされる状況が\\n キーとなるのかもしれない……そういう新しい発見もあった」",
"206040111_4": "「今日は何をするんですか?」",
"206040111_5": "「先日、皆さんのデータを精査してみたのですが、\\n どうも出力が安定していないようなんです」",
"206040111_6": "「ギアの出力が?」",
"206040111_7": "「はい。同じギアを纏っているにも関わらず、\\n まるで適合係数が低い状態のような」",
"206040111_8": "「緊急の戦闘には対応できたが、\\n まだ何かが足りないということだ」",
"206040111_9": "「師匠、足りないっていうのはやっぱり、\\n わたしたちのメイドに対する想いなんでしょうかッ」",
"206040111_10": "「その通りだ。欠けている何かを掴むことができれば、\\n 出力は安定するだろう」",
"206040111_11": "「メイドに対する想いかー……」",
"206040111_12": "「でも、これ以上、何をすれば」",
"206040111_13": "「わたしたちの目指すメイド像がはっきりしてないから、\\n ちゃんと変身できないのかも」",
"206040111_14": "「やっぱり、本物を知らないのがネックなんでしょうか?」",
"206040111_15": "「明確なイメージがあった方が心象へ及ぼす影響は\\n 大きいのではと思います」",
"206040111_16": "「和装型を発現した際のように、映像媒体による大量インプット\\n でのイメージ形成は可能かと思いますが、いささか効率が……」",
"206040111_17": "「よしッ!\\n わかったよ、エルフナインちゃんッ」",
"206040111_18": "「いこう、2人ともッ!\\n わたしたち、自分の中のメイドを見つめなおしてきますッ」",
"206040111_19": "「そ、そんないきなり……ま、待って下さいッ!」",
"206040111_20": "「響ったら……。すみません、わたしもいってきます」",
"206040111_21": "「ああ。自分だけのメイドを見つけて来いッ!」",
"206040111_22": "「なるほどメイドとは何か、ですか」",
"206040111_23": "「はい。皆さんの中のメイドを教えて欲しいんです」",
"206040111_24": "「メイドを目指すって話、あれからまだ続いてたんだ」",
"206040111_25": "「いやー、相変わらず\\n おばちゃんのお好み焼きはおいしいなあッ」",
"206040111_26": "「響、みんなに尋ねてるところなのに」",
"206040111_27": "「久しぶりですからね。無理もありません」",
"206040111_28": "「メイドと言えば、奉仕の心ッ!」",
"206040111_29": "「奉仕の心」",
"206040111_30": "「いついかなる時もご主人様に寄り添い、身も心も捧げて\\n いざという時はご主人様の盾になり命まで捧げる、それが――」",
"206040111_31": "「さすがにそれはアニメ知識入り過ぎだって。\\n 奉仕の心って具体的に何」",
"206040111_32": "「えっと、それはー……。\\n ご主人様のためにいろいろがんばる、とか」",
"206040111_33": "「曖昧だなぁ」",
"206040111_34": "「おばちゃん、ミックスもうひとつッ!」",
"206040111_35": "「惚れ惚れするようなナイスな食べっぷりも、\\n 久しぶりに見られましたね」",
"206040111_36": "「そうね。響ちゃんの食べてる所を見ると\\n このお店やってて良かったって思うよ」",
"206040111_37": "「おばちゃんは『奉仕の心』って何だと思う?」",
"206040111_38": "「そうだねぇ。おいしかったって、\\n 満足して帰って貰えるようにすることかな」",
"206040111_39": "「それなら分かる気がします……」",
"206040111_40": "「お邪魔します」",
"206040111_41": "「どうぞ。遠慮しないで」",
"206040111_42": "「よーし、おいしいものを作ろう。\\n そしたらきっと、おばちゃんの言う奉仕の心がわかるはず」",
"206040111_43": "「でも、お料理はすでに本部でしましたよね」",
"206040111_44": "「おばちゃんの言ってたのはひとつの例で、\\n おいしいものを食べさせるばかりが奉仕じゃないだろうけど」",
"206040111_45": "「それを足掛かりにして、理解を目指すことは\\n できるんじゃないかな」",
"206040111_46": "「そうですね。この前は料理そのものが目的になっていたので、\\n 今回は誰かのために料理をしてみます」",
"206040111_47": "「ふんふん、2人とも頼りになるなー」",
"206040111_48": "「持っていけるお弁当の方がいいかな……?」",
"206040111_49": "「おいしいお弁当、いいね……ッ!\\n 食べたいッ」",
"206040111_50": "「……響も作るんだよ?」",
"206040111_51": "「わたしはほら、食べる専門の人、だから……?」",
"206040111_52": "「一緒に作れば大丈夫です」",
"206040111_53": "「わたしも調ちゃんも手伝うから、ね?」",
"206040111_54": "「今度の戦場はキッチンだ……ッ!」",
"206040111_55": "「色々と迷惑もかけたし、お弁当は翼さんに渡しましょう」",
"206040111_56": "「翼さんなら和食かな?」",
"206040111_57": "「じゃあお刺身ッ!?」",
"206040111_58": "「お弁当にお刺身はちょっと」",
"206040111_59": "「じゃあー……じゃあ、ごはんッ!?」",
"206040111_60": "「うん。心配しなくてもごはんは入れるからね」",
"206040111_61": "「で、できた……ッ!\\n おいしそう……」",
"206040111_62": "「だめだよ」",
"206040111_63": "「だめですよ」",
"206040111_64": "「分かってる、分かってるよ。\\n ……分かっていても、お腹の中の猛獣がッ」",
"206040111_65": "「だめだよ」",
"206040111_66": "「だめですよ」",
"206040111_67": "「うぅ……食べたい……ッ!」",
"206040111_68": "「お野菜の炊き合わせと散らし寿司、\\n 簡単なものになってしまいましたけど」",
"206040111_69": "「その分、まとめて多めに作れたから、みんなに持っていこうか」",
"206040111_70": "「う、うん……ッ!」",
"206040111_71": "「奉仕の心はまだ掴めませんでしたけど」",
"206040111_72": "「渡しにいくときも、意識してみようよ」",
"206040111_73": "「……はいッ!」",
"206040111_74": "「ん、こんなところでどうした?」",
"206040111_75": "「お待ちしておりました、お嬢様」",
"206040111_76": "「む、普段からメイドの心境に浸ろうとしているのか。\\n なかなかの気概……ッ」",
"206040111_77": "「こうやって、少しでも奉仕の心を理解しようとしております。\\n お仕事の合間にお呼び立てして申し訳ありません」",
"206040111_78": "「それから、本日は奉仕の一環として\\n わたくしどもがお嬢様にお弁当を作って参りました」",
"206040111_79": "「お口に合うかはわかりませんが、\\n お昼にでも召し上がって頂ければと思います」",
"206040111_80": "「わざわざわたしのために……ありがとう。\\n ありがたく頂かせて貰おう」",
"206040111_81": "「それから、ご奉仕としてお嬢様のお部屋をお掃除しようと\\n 思っているのですが」",
"206040111_82": "「え……?」",
"206040111_83": "「お掃除の許可を頂けるでしょうか?」",
"206040111_84": "(この真剣な立花の瞳、\\n 相応の覚悟をもって臨んでいるに違いない。ならば",
"206040111_85": "「……わかった。それもお願いしよう。\\n 鍵は緒川さんから受け取ってくれ」",
"206040111_86": "「かしこまりました。ありがとうございます」",
"206040111_87": "「響さんたちの作ったお弁当はどうでした?」",
"206040111_88": "「少し硬い野菜はあったものの、\\n 愛情を感じるものでした」",
"206040111_89": "「3人とも、がんばっているんですね」",
"206040111_90": "「ちょうどその3人からのメールみたいです」",
"206040111_91": "「添付されているのは掃除した部屋の写真か。\\n やや不安だが、どれ……」",
"206040111_92": "「こッ、これは――ッ!」",
"206040111_93": "「ふむ、掃除の手が隅々までいき届いているのが\\n 画像からでもわかりますね」",
"206040111_94": "「メイド型を目指すために、\\n よもやこれほどの覚悟が必要とは……ッ」",
"206040111_95": "「く――ッ! わたしには、\\n 到底メイド型への変化は起こせそうに無い……ッ」",
"206040111_96": "「おかえりなさいデス。\\n 実験の調子はどうデスか」",
"206040111_97": "「お気遣いありがとうございます。\\n わたくしたちは、まだまだメイドに至る途上です」",
"206040111_98": "「お、おッ……?\\n ちょっとメイド感が出てきてるデスよ」",
"206040111_99": "「でも、なんだかムズ痒いデスね……あはは」",
"206040111_100": "「僭越ながら、お嬢様にわたくしどもで\\n お弁当を作って参りました」",
"206040111_101": "「召し上がって頂ければ幸いです」",
"206040111_102": "「お口に合うかわかりませんが」",
"206040111_103": "「手作りのお弁当デスか? ありがとうデスッ!\\n おふたりも、メイド感がびんびんに出てる気がするデスッ」",
"206040111_104": "「あ、それから……実はアタシからも渡すものがあってデスね」",
"206040111_105": "「……? なんでございましょう」",
"206040111_106": "「アタシのは手作りじゃないデスけど……」",
"206040111_107": "「これって……わたしが前から食べたいって言ってた」",
"206040111_108": "「駅前の限定スイーツだッ!」",
"206040111_109": "「あの大人気のお店……並んで買ったんだ」",
"206040111_110": "「調ががんばってるから、応援したくて朝からがんばったデスよ」",
"206040111_111": "「ありがとう。切ちゃん……あ。\\n ありがとうございます、お嬢様」",
"206040111_112": "「3人分あるので、分けて食べるデスッ!」",
"206040111_113": "「ありがとうッ!\\n じゃなくて、ありがとうございます」",
"206040111_114": "「ありがとうございます」",
"206040111_115": "「わたくしお嬢様に奉仕の心とは何かを、\\n ひとつ教わったような気がいたします」",
"206040111_116": "「アタシ、なんか知らない間に賢いことしたデス?」",
"206040111_117": "「うん。手作りじゃなくても気持ちの篭ったものは嬉しい」",
"206040111_118": "「手作りでおいしいと思って貰うのは、やっぱりひとつの形で」",
"206040111_119": "「相手が嬉しいと思ってくれることをするのが、\\n きっと奉仕の心……ッ」",
"206040111_120": "「調の役に立てて良かったデス」",
"206040111_121": "「またひとつ、メイドに近づいた気がします」"
}