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{
"341000811_0": "仲間の声",
"341000811_1": "「お母さまッ! お母さまーッ!」",
"341000811_2": "「フフ、どうしたの、アルム……?」",
"341000811_3": "「この女の人、知ってるような……。\\n アーテル…… きっと、アーテルだッ」",
"341000811_4": "「これは、アーテルの記憶?\\n お母さんだったんだ……」",
"341000811_5": "「おかあ……さん……」",
"341000811_6": "「酷い怪我……どうして、\\n 誰がこんなことを……ッ」",
"341000811_7": "「そんな……アーテルの娘さんが……、\\n 死んじゃって……ッ」",
"341000811_8": "「市長ッ! 突き止めたんです、アルムを殺した犯人をッ!\\n 何年も証拠を集めて、やっと……ッ」",
"341000811_9": "「犯人は、私の勤める研究所の所長です……ッ!\\n 信じられないかもしれませんが、本当なんですッ」",
"341000811_10": "「信じるとも。証拠も確かなものだ」",
"341000811_11": "「よかった……ッ! では……」",
"341000811_12": "「だが、この話が公になることは無い」",
"341000811_13": "「え……」",
"341000811_14": "「君の娘さんはね、見てはいけないものを見てしまったんだよ。\\n 秘密裏に行われていた、魔法兵器の取引――」",
"341000811_15": "「そしてその取引には、私も1枚噛んでいてね?」",
"341000811_16": "「――ッ!」",
"341000811_17": "「悪いが、君にもここで死んでもらうしかないようだ。\\n 残念だよ。親子揃って、変に勘がいいばかりに――」",
"341000811_18": "「そんな……あなたは、独りになった私に\\n いつも親切にしてくれて……」",
"341000811_19": "「演技に決まっているじゃないか。子供を亡くした哀れな母親は、\\n 『いい市長』像を作るのに役立ってくれた」",
"341000811_20": "「……」",
"341000811_21": "「さあ、捕えろッ!」",
"341000811_22": "「アーテルが逃げたぞッ!」",
"341000811_23": "「手負いだ、遠くには行けまい」",
"341000811_24": "「だが、研究所をめちゃくちゃにして例の兵器を\\n 持ち出しているッ」",
"341000811_25": "「くそ、娘を亡くして気が狂ったか――ッ!\\n だが、じきに時空管理局が来る。そうすれば――」",
"341000811_26": "「はぁ……、はぁ……」",
"341000811_27": "「許さない……絶対に、許さない……ッ!\\n 何を犠牲にしても、あの子のために――ッ」",
"341000811_28": "「ベヒモスが起動を――ッ!?\\n そうか、私の憎しみに反応して……」",
"341000811_29": "「これを使えば、アルムを奪ったあいつらを――。\\n 待っていなさい。私は必ず、正義をなしてみせる……ッ」",
"341000811_30": "「……」",
"341000811_31": "「アーテル……わたしと、一緒だね……。\\n 独りぼっちになって、誰も頼れなくて……」",
"341000811_32": "「アーテルの目的って、こういうことだったんだね……」",
"341000811_33": "「ん……」",
"341000811_34": "『おはよう、みこと』",
"341000811_35": "「おはよう……」",
"341000811_36": "『どうしたの?』",
"341000811_37": "(あの夢を見たこと、アーテルは知らないんだ。\\n アーテルが私の中にいるから、見えちゃったのかな",
"341000811_38": "「やっぱり、ここにいたの」",
"341000811_39": "「――ッ!\\n ……伯母さん……」",
"341000811_40": "「どうしてここが……」",
"341000811_41": "「ここはあの男が死んだ場所だものね。\\n 探すのは簡単だったわ」",
"341000811_42": "「何? 家出のつもり?」",
"341000811_43": "「お前が警察に保護されたりしたら、\\n 私が面倒なことになるのよ」",
"341000811_44": "「居候のくせに、面倒なことを起こすな……ッ!」",
"341000811_45": "「うう――ッ!」",
"341000811_46": "「あら、これは……宝石?\\n もしかして……盗みを……」",
"341000811_47": "「違う……ッ!」",
"341000811_48": "「本当に、親子ともども性根が腐って……。\\n これは、私が預かるわ」",
"341000811_49": "『やめろ、返せ――ッ!』",
"341000811_50": "「うぐッ!?」",
"341000811_51": "「伯母さんッ!?」",
"341000811_52": "『死んではいないわ』",
"341000811_53": "「で、でも……」",
"341000811_54": "『この女は、優しいあなたが心配する価値もない。\\n それに、これから始める仕事に比べたら、こんなの些細な事よ』",
"341000811_55": "「仕事って……アーテルの……」",
"341000811_56": "『そうよ。だけど、せっかく手に入れる力だもの。\\n みことのためにも使わなくちゃもったいないわ』",
"341000811_57": "『みことを苦しめてきた人たちにも思い知らせてやりましょう。\\n ベヒモスを使ってすり潰すのよッ』",
"341000811_58": "「だけど、そんなの、いけないことなんじゃ……」",
"341000811_59": "『そう、綺麗事だけじゃ、弱者は踏み潰されるのみ。\\n 本当の幸せを掴むためには、必要なことなの』",
"341000811_60": "『想像して。私たちを傷つける者がいない、正しい世界を。\\n そこであなたと私、幸せになりましょう』",
"341000811_61": "『あなたの幸せを、あなたのパパとママも望んでいるわ』",
"341000811_62": "「わたしの……幸せ……?」",
"341000811_63": "(アーテルを手伝ってあげたい……。\\n だけど、本当にこんなやり方でいいのかな……",
"341000811_64": "「その通り。私たちの幸せは、その先にしかないのよ。\\n さあ、行きましょう、一緒にッ」"
}