better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
66 lines
5.8 KiB
JSON
66 lines
5.8 KiB
JSON
{
|
||
"308000942_0": "「ぐ――ッ!?」",
|
||
"308000942_1": "「マリアッ!」",
|
||
"308000942_2": "「これくらい――なんてことないわッ!」",
|
||
"308000942_3": "「はああああ――くッ!?」",
|
||
"308000942_4": "「何してるのッ!? はああああああ――ッ!」",
|
||
"308000942_5": "「今は戦いに集中しなさいッ!」",
|
||
"308000942_6": "「……ああ、すまない」",
|
||
"308000942_7": "(翼の動きが鈍い……何を躊躇しているの……?)",
|
||
"308000942_8": "(あれは、やはり――。\\n わたしは、斬っていいのか……?)",
|
||
"308000942_9": "(仕方ない、ならここはわたしが――)",
|
||
"308000942_10": "「無理を通すッ! はああああ――ッ!」",
|
||
"308000942_11": "「――手ごたえがあったわッ!\\n これでとどめ――ッ!?」",
|
||
"308000942_12": "「消えた……逃げられたか……」",
|
||
"308000942_13": "「全く、ワンパターンにも程があるわ……」",
|
||
"308000942_14": "「やはり、火事の記憶――ッ!」",
|
||
"308000942_15": "「周囲を炎に囲まれ、逃げられない人々……\\n 火の手こそ上がっていないけれどまるでこの迷宮ね」",
|
||
"308000942_16": "「ああ、そうだな――ッ!?」",
|
||
"308000942_17": "「炎……? どうしてッ!?」",
|
||
"308000942_18": "「まるで先程見せられたイメージのようだ……」",
|
||
"308000942_19": "「翼ッ! 逃げないとッ!」",
|
||
"308000942_20": "「ああ、しかし――」",
|
||
"308000942_21": "(どこに逃げればいい……くッ!\\n 間違えれば炎に巻かれてしまう――)",
|
||
"308000942_22": "「おおおおおお――ッ!」",
|
||
"308000942_23": "「よかったッ!\\n 翼さん、マリアさんッ!」",
|
||
"308000942_24": "「立花ッ!」",
|
||
"308000942_25": "「こっちですッ!\\n まだ火が回ってないところまで逃げましょうッ!」",
|
||
"308000942_26": "「はあ、ここまでくれば大丈夫ですよね」",
|
||
"308000942_27": "「立花……助かった。ありがとう」",
|
||
"308000942_28": "「本当に助かったわ」",
|
||
"308000942_29": "「いいんですよ。それより、翼さんたちに\\n 話さなきゃならないことがあるんです」",
|
||
"308000942_30": "「話さなければならない事――?」",
|
||
"308000942_31": "「そうか、やはり……あの振袖の事だが、確かに知っている」",
|
||
"308000942_32": "「あれはわたしが小さい頃に蔵の奥で見つけたんだ。\\n 綺麗な着物だと思って、袖を通してみた事もある……」",
|
||
"308000942_33": "「幼すぎたゆえに寸法が合うはずもなかったが、それでも\\n 大好きで、何度も持ち出しては着ようとしていた」",
|
||
"308000942_34": "「……きっと、だから翼さんが持ち主になったんですね」",
|
||
"308000942_35": "「それより、その所有者が死ぬ呪いというのは?\\n 本当なら翼も――」",
|
||
"308000942_36": "「いや、それは無い。あったとしてもあの振袖やそれに宿る\\n 持ち主たちの想いとは真逆の物だ……」",
|
||
"308000942_37": "「そんなものがあるはずが、あっていいはずがない……」",
|
||
"308000942_38": "「やはり間違いなかった。あの声はわたしを呼んでいる。\\n 助けを求めて、今も声を届けているんだ」",
|
||
"308000942_39": "「あのビジョンは振袖に刻まれた悲しい記憶の残滓。ありもしない\\n 罪と共に、悲しい思い出に囚われ、今も泣き叫んでいる……」",
|
||
"308000942_40": "「だから……わたしが、助けなくては。\\n あの振袖を縛る、偽りの呪いを断ち切るッ!」",
|
||
"308000942_41": "「……はあ、もう仕方ないわね」",
|
||
"308000942_42": "「マリア……いいのか?」",
|
||
"308000942_43": "「どちらにしても出口もわからないしね。\\n なら、最後まで付き合うわよ」",
|
||
"308000942_44": "「わたしも、お手伝いしますッ!」",
|
||
"308000942_45": "「すまない……いや、2人ともありがとう。」",
|
||
"308000942_46": "「あの振袖がいる場所……恐らくは先程のように、\\n 炎に包まれているはずだ」",
|
||
"308000942_47": "「明暦の大火……。その呪いの産物かしらね」",
|
||
"308000942_48": "「時間との勝負ですね……」",
|
||
"308000942_49": "「ああ。炎の中で戦い続けることは難しい。\\n しかし、やるしかない……」",
|
||
"308000942_50": "「さっきも言った通りよ。最後まで付き合うわ。\\n さっさとあの振袖を何とかして、帰りましょう」",
|
||
"308000942_51": "「そうですねッ!」",
|
||
"308000942_52": "「ああ、いこうッ!」",
|
||
"308000942_53": "「……到着だ」",
|
||
"308000942_54": "「振袖の怪物がいますね。\\n ……え、3体ッ!?」",
|
||
"308000942_55": "「恐らく、過去の持ち主たちよ。\\n それぞれ違う影が宿っている……」",
|
||
"308000942_56": "「3対3、ですね……。\\n ……負けたらどうなるんですかね?」",
|
||
"308000942_57": "「あの振袖の怪物の仲間入りじゃない?」",
|
||
"308000942_58": "「う……それは遠慮したい……」",
|
||
"308000942_59": "「……来たぞ、ここまで」",
|
||
"308000942_60": "「過去に何があったのかは、全部見せてもらった。\\n 悲しい、辛い記憶が多く刻まれていたんだな……」",
|
||
"308000942_61": "「…………」",
|
||
"308000942_62": "「ああ、わかっている。聞こえている。\\n その慟哭が、声にならない声が。だからわたしは――」",
|
||
"308000942_63": "「その無念も悲しみも――全て引き継ぐッ!」"
|
||
} |