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{
"101000511_0": "夜にすれ違う・後編",
"101000511_1": "「……では、全員揃ったところで、\\n 仲良しミーティングを始めましょ♪」",
"101000511_2": "「……………………」",
"101000511_3": "「……………………」",
"101000511_4": "「さて、モニターを見てくれ。\\n これは、ここヶ月にわたるイズの発生地点だが……」",
"101000511_5": "「……いっぱいですね」",
"101000511_6": "「はは、そのとおりだ。\\n さて、イズについて、響くんが知っていることは」",
"101000511_7": "「テレビのニュースや学校で教えてもらった程度ですが……\\n まず、無感情で、機械的に人間だけを襲うこと」",
"101000511_8": "「そして、襲われた人間が炭化してしまうこと」",
"101000511_9": "「時と場所を選ばずに、突然現れて周囲に被害を及ぼす、\\n 特異災害として認定されていること……」",
"101000511_10": "「意外と詳しいな」",
"101000511_11": "「今まとめているレポートの題材なんです」",
"101000511_12": "「ノイズの発生が国連での議題に上がったのは今から13年前の\\n ことだけど、観測そのものはもっと前からあったわ」",
"101000511_13": "「それこそ、世界中に太古の昔から」",
"101000511_14": "「世界の各地に残る神話や伝承に登場する数々の異形は、\\n イズ由来のものが多いだろうな」",
"101000511_15": "「だとすると……そこに何らかの『作為』が働いていると\\n 考えるべきでしょうね」",
"101000511_16": "「作為<speed=0.5>……</speed>ってことは、\\n 誰かの手によるものだというんですか」",
"101000511_17": "「……ここ1ヶ月のノイズ発生の中心点は、ここ。\\n 私立リディアン音楽院高等科、我々の真上です」",
"101000511_18": "「サクリストD――『デュランダル』を狙って、\\n 何らかの意思がこの地に向けられている証左となります」",
"101000511_19": "「あの、デュランダルって一体……?」",
"101000511_20": "「この二課の司令室よりも更に下層。『アビス』と呼ばれる最深\\n 部に保管され日本政府の管理下にて我々が研究している――」",
"101000511_21": "「――ほぼ完全状態の聖遺物。それがデュランダルよ」",
"101000511_22": "「翼さんの天羽々斬や、響ちゃんのガングニールのような欠片は、\\n 力を発揮するのにその都度装者の歌を必要とするけど――」",
"101000511_23": "「完全状態の聖遺物は一度起動すれば常時100%の力を\\n 発揮する」",
"101000511_24": "「そして、それは装者以外の人間も使用できるであろうとの\\n 研究結果がでているんだ」",
"101000511_25": "「それが、私の提唱した櫻井理論ッ!」",
"101000511_26": "「だけど、完全聖遺物の起動には相応のフォニックゲイン値が\\n 必要なのよね」",
"101000511_27": "(む、むずかしくて……さっぱり、よくわからない……)",
"101000511_28": "「あれから2年。今の翼の歌であれば、或いは――」",
"101000511_29": "「……」",
"101000511_30": "「でも、そもそも、起動実験に必要な日本政府からの許可って\\n おりるんですか」",
"101000511_31": "「いや、それ以前の話だよ。安保を楯に、米国が再三の\\n デュランダル引き渡しを要求してきているらしいじゃないか」",
"101000511_32": "「起動実験どころか、扱いに関しては慎重にならざるをえない。\\n 下手を打てば国際問題だ」",
"101000511_33": "「まさかこの件、\\n 米国政府が糸を引いているなんてことは……」",
"101000511_34": "「調査部からの報告によると、ここ数ヶ月で数万回にも及ぶ\\n 本部へのハッキングを試みた痕跡が認められているそうだ」",
"101000511_35": "「が、さすがにアクセスの出所は不明。\\n それらを短絡的に米国政府の仕業とは断定できないが……」",
"101000511_36": "「……風鳴司令。お話中のところすみません。\\n 翼さん、今晩はアルバムの打ち合わせが入っています」",
"101000511_37": "「ほえ……?」",
"101000511_38": "「表の顔では、アーティスト風鳴翼のマネージャーをやってます」",
"101000511_39": "「わあ、名刺もらうなんて初めてですッ!\\n こりゃまた結構なものをどうもッ」",
"101000511_40": "「それでは、お先に失礼いたします」",
"101000511_41": "「もう、そんな時間か。\\n だとすると、ミーティングはここまでかな」",
"101000511_42": "「わたしたちを取り囲む脅威は、\\n イズばかりではないんですね……」",
"101000511_43": "「うむ、悲しい話だがな」",
"101000511_44": "「どこかの誰かがここを狙っているなんて、\\n あまり考えたくありません……」",
"101000511_45": "「大丈夫よ。なんてったってここは、テレビや雑誌で有名な\\n 天才考古学者、櫻井了子が設計した人類守護の砦よ」",
"101000511_46": "「異端にして先端のテクノロジーが\\n 悪い奴らなんか寄せつけないんだから♪」",
"101000511_47": "「あはは、頼りにしてます――って<speed=0.5>、</speed>わわッ!?」",
"101000511_48": "「メール、未来から……<speed=0.5></speed> ああッ! そうだレポートッ!\\n すすすみません、わたしも失礼しますッ」",
"101000511_49": "「月末に予定しているライブについては以上です。\\n 次に、例のイギリスのレコード会社からのお話ですが――」",
"101000511_50": "「その話は断っておくように伝えたはずです。\\n わたしは剣――戦うために歌を唄っているにすぎないのですから」",
"101000511_51": "「……翼さん、怒っているんですか?」",
"101000511_52": "「怒ってなんかいませんッ<speed=0.5></speed>\\n ……剣に、そのような感情など備わっていません」",
"101000511_53": "「……感情が無かったら、歌を唄えないと思うんだけどなぁ」",
"101000511_54": "「良かったぁ、レポート受け取ってもらえたよ~。\\n 時間すぎちゃったけど、今回だけは特別だってッ」",
"101000511_55": "「やったね、おつかれさまッ!」",
"101000511_56": "「これで、約束の流れ星見られそうだッ!」",
"101000511_57": "「それじゃあ、響はここで待ってて。\\n 教室から鞄取ってきてあげるッ がんばったご褒美ッ ",
"101000511_58": "「あッ、そんなのいいのに~……もう、いっちゃった。\\n 足速いなぁ、さすが元陸上部――」",
"101000511_59": "(……このアラーム、本部からの。\\n なんで、こんな時に…<speed=1>…</speed>出ないわけには、いかないよね……)",
"101000511_60": "「……はい」",
"101000511_61": "「……未来? ごめん。また、急な用事が入っちゃった。\\n 今晩の流れ星…<speed=1>…</speed>一緒に、見られないかも……」",
"101000511_62": "「……分かった。なら、仕方ないよ。\\n 部屋の鍵あけておくから、あまり遅くならないで」",
"101000511_63": "「ありがとう、ごめんね……」",
"101000511_64": "(許さない……レポート、あんなに手伝ってくれて……\\n 未来、約束をすっごく楽しみにしてくれていたのに……ッ",
"101000511_65": "「絶対に、許さないんだからッ!」"
}