better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"206050211_0": "竜を討つ魔剣②",
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"206050211_1": "「ここが聖遺物研究所で間違いないのか?」",
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"206050211_2": "「はい。ここに間違いありません。ですが――」",
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"206050211_3": "「ここに来るまでに人間どころか動物1匹見てない……」",
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"206050211_4": "「昼寝の時間にしたって静かすぎるね」",
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"206050211_5": "「無人のようだな……」",
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"206050211_6": "「起動実験のせい……でしょうか?」",
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"206050211_7": "「……わかりません。\\n 実験開始は我々の到着を待つはずでしたし」",
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"206050211_8": "「どうする? 突っ立ってても埒はあかねーだろ」",
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"206050211_9": "「だが、呪われた聖遺物、魔剣グラム……。\\n 司令の懸念が当たったとすればひと筋縄ではいかない」",
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"206050211_10": "「やはりダメですね。研究所内の全回線へ通信を\\n 試みてみましたが、一切応答がありません」",
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"206050211_11": "「それって……研究所にいた人たちは……?」",
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"206050211_12": "「落ち着きな。まだ最悪とは決まっちゃいないよ」",
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"206050211_13": "「状況が確定しないうちに、あたしらが焦ってどうする」",
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"206050211_14": "「そうね……。\\n まずは研究所内部へ突入するッ!」",
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"206050211_15": "「ああッ!」",
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"206050211_16": "「内部も完全に無人か」",
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"206050211_17": "「施設は荒らされてないみたいだな。\\n 飲みかけのコーヒーまで残ってやがる……」",
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"206050211_18": "「……まるで神隠し」",
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"206050211_19": "「一体何があったのやら」",
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"206050211_20": "「管理システムは生きているようです。\\n どうやら、この先が実験区画ですね」",
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"206050211_21": "「ここが起動実験を行う隔離施設、そしてあれが……」",
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"206050211_22": "「……魔剣グラム、だね」",
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"206050211_23": "「なんだか、怖い感じがする……」",
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"206050211_24": "「ここの記録を調べてみましょう」",
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"206050211_25": "「残されている最新の記録は2時間前……これはッ!」",
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"206050211_26": "「何かあったのかッ!?」",
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"206050211_27": "「――魔剣グラムが既に起動しています」",
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"206050211_28": "「まさかッ! 自分たちで立ち合いを要請しておきながら、\\n 待たずに実験を始めたとでも言うんですか」",
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"206050211_29": "「だとしても、誰もいない理由にはならないだろ」",
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"206050211_30": "「魔剣グラムを狙う何者かが仕組んだのかも……」",
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"206050211_31": "「いや、それなら持ち去られていたはずだ」",
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"206050211_32": "「なんにせよ、残されてるのは不幸中の幸いさ。\\n まずはこいつを回収して安全な場所に……」",
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"206050211_33": "「お、おいッ! 身体がッ!」",
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"206050211_34": "「魔剣グラムの柄に触れた奏の身体が……薄れていくッ!?」",
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"206050211_35": "「こいつは……いったい……」",
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"206050211_36": "「大丈夫かッ!」",
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"206050211_37": "「掴まって下さいッ!」",
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"206050211_38": "「ふたりともッ!」",
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"206050211_39": "「なん……だ<speed=0.5>、</speed>こりゃ……腕掴んだだけなのに、\\n あたしたちの身体まで……薄れて……」",
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"206050211_40": "「ダメ……すごい力に引っ張られる……」",
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"206050211_41": "「奏ッ!!」",
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"206050211_42": "「くるなッ!\\n やるべきことを忘れるなッ!!」",
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"206050211_43": "「な<speed=0.5>、</speed>そんな……奏……奏――ッ!!」",
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"206050211_44": "「3人とも消失した……」",
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"206050211_45": "「どういうことだッ! これが魔剣グラムの呪いなのか……ッ!?」",
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"206050211_46": "「落ち着いてください。本部に連絡し、至急対応策を検討します。\\n 今は、皆さんの無事を信じましょう」",
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"206050211_47": "「……必ず助け出す。\\n 少しだけ待っていてくれ、みんな……」",
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"206050211_48": "「いやー、ごめんね……。あたしが不用意に触っちゃった\\n ばっかりに、巻きこんじまった」",
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"206050211_49": "「ま、とりあえずは無事なわけだしいいけど……」",
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"206050211_50": "「それより、ここはどこなんでしょう……?」",
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"206050211_51": "「何がどーなってんだ。すっかり景色が変わってるじゃねーか」",
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"206050211_52": "「通信も繋がらないし、時刻もおかしい。\\n あたしらが突入したのは夕方……なのにここは真昼間だ」",
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"206050211_53": "「つまり、どこか別の場所へ\\n 移動させられちまったってことか」",
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"206050211_54": "「みたいだな。けど、\\n どうすりゃ元の場所に帰れるのか……」",
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"206050211_55": "「あっちが今どうなってるかも気がかりだ……。\\n 先輩が残ってるし、めったなことはねーと思うけど」",
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"206050211_56": "「……この現象、前にマリアたちが巻き込まれた、\\n 振袖の事件に似てる気がします」",
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"206050211_57": "「翼が振袖に気に入られて脱げなくなったんだろう?\\n あたしもそれ見たかったなぁ」",
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"206050211_58": "「翼、似合ってただろうなぁ……。\\n あ、写真あるなら送ってくれないかい?」",
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"206050211_59": "「右も左も知れない場所にいるってのに、よくそんな顔で笑えるな」",
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"206050211_60": "「どんな場所だろうが、自分が笑顔をなくしたら、\\n 誰かを笑顔にする歌なんて唄えやしないだろ?」",
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"206050211_61": "「う……そんな恥ずかしいセリフを堂々と……」",
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"206050211_62": "「と、ところで……さっきから気になってたんだが、\\n 後ろに建っているあれ……なんだと思う?」",
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"206050211_63": "「……どこからどう見ても、お城です」",
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"206050211_64": "「形からすると、中世のドイツあたりの古城に見えるね」",
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"206050211_65": "「……なあ、この城、どっかで見覚えないか?」",
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"206050211_66": "「あ……レジェンドオブドラゴンバスター」",
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"206050211_67": "「そいつだッ!」",
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"206050211_68": "「なんだいその、レジェンドなんとかって?」",
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"206050211_69": "「レジェンドオブドラゴンバスター。複数のプレイヤーたちが\\n 協力してドラゴンを狩るゲームです」",
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"206050211_70": "「へー、面白そうだね。\\n そのゲームにこんな城が出てくるのか?」",
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"206050211_71": "「形は少しだけ違うけどな。こういう城があって、そこに\\n ドラゴンがきて……」",
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"206050211_72": "「って、な、なんだあッ!?」",
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"206050211_73": "「地面が揺れてる……地震ッ!?」",
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"206050211_74": "「大きい揺れだね。それにずいぶん長い……」",
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"206050211_75": "「お、おいッ!」",
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"206050211_76": "「どうした?」",
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"206050211_77": "「あれを見てみろッ!」",
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"206050211_78": "「……冗談でも夢でもないよな?」",
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"206050211_79": "「あれは…<speed=0.5>…</speed>ドラゴンッ!?」",
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"206050211_80": "「ありえねーだろッ!?\\n なんだよドラゴンってッ!」",
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"206050211_81": "「でも、どこから見てもあれは……」",
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"206050211_82": "「幻獣だぞッ!?\\n んなもんいてたまるかッ!」",
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"206050211_83": "「でも目の前に――」",
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"206050211_84": "「きっと映像とか、機械とか――」",
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"206050211_85": "「突っ込んでくるッ! あたしらを狙ってるみたいだ」",
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"206050211_86": "「……マジかよ」",
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"206050211_87": "「……襲われたらひとたまりもないね、こりゃ。\\n 逃げるとするか」",
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"206050211_88": "「ったく、ドラゴンってのは空想上の生き物じゃないのかよッ!」",
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"206050211_89": "「本物のドラゴン、初めて見ました」",
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"206050211_90": "「あたしもだ」",
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"206050211_91": "「突然変異のトカゲか何かじゃねーのかッ!?」",
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"206050211_92": "「トカゲは炎を吐かないと思います」",
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"206050211_93": "「同感。まあ目の前にいる以上、信じるしかないね」",
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"206050211_94": "「あ、前……行き止まり」",
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"206050211_95": "「それなら、もう逃げるのはやめだッ!」",
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"206050211_96": "「どうせ逃げ切れないなら――」",
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"206050211_97": "「派手にやろうじゃないかッ!」",
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"206050211_98": "「Killiter Ichaival tron」",
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"206050211_99": "「さあ、唄おう。観客がいないのが残念だけどね」",
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"206050211_100": "「本物のドラゴンと戦えるなんて\\n 切ちゃんにお土産話ができた」",
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"206050211_101": "「2人とも余裕あるじゃねーか」",
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"206050211_102": "「歌は楽しく唄うものだろッ!」",
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"206050211_103": "「おおおおおッ!!」",
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"206050211_104": "「そんな……今ので無傷なんて」",
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"206050211_105": "「驚いたな。まともに食らってたはずだ。\\n よほど面の皮が厚いらしいね」",
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"206050211_106": "「どこの伝説の竜だよ……ロクに攻撃も効かねーって、\\n マジでゲーム仕様ってことかッ!?」",
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"206050211_107": "「さて、困ったね。やみくもに攻撃してもダメそうだし」",
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"206050211_108": "「……ゲームだと、ドラゴンにはそれぞれ弱点があります」",
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"206050211_109": "「弱点か……あるといいけどな」",
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"206050211_110": "「それでも試す価値はありそうだね」",
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"206050211_111": "「ゲームの話に乗るのかよ……。\\n ま、今はそれもアリだなッ!」",
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"206050211_112": "「まずは首ッ!\\n はあああ――ッ!」",
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"206050211_113": "「お次は尻尾だッ!!」",
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"206050211_114": "「それから翼ッ!」",
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"206050211_115": "「――ッ!? 傷がついたッ!」",
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"206050211_116": "「そこが弱点かッ!?\\n 任せろ、集中砲火だッ!」",
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"206050211_117": "「獲ったッ!!\\n はあああ――ッ!」",
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"206050211_118": "「よし、今度は貫いた。\\n ゲームってのも案外バカにならない……うわッ!?」",
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"206050211_119": "「う――ッ!?」",
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"206050211_120": "「返り血――。\\n ってことはやっぱり生き物みたいだね、コイツは……」",
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"206050211_121": "「逃げていく……。\\n 一先ず、撃退には成功したみたいです」"
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