22 lines
2.3 KiB
JSON
22 lines
2.3 KiB
JSON
{
|
||
"401001551_0": "「ベアトリーチェ様」",
|
||
"401001551_1": "「随分早かったわね」",
|
||
"401001551_2": "「世界蛇降臨の間際、スクルドがミョルニルを使用、\\n 残念ながら世界蛇は、元の空間へと押し返されました」",
|
||
"401001551_3": "「……あらあら、お腹を空かせたまま帰らされるなんて、\\n あの子が可哀そう」",
|
||
"401001551_4": "「ですが、その代償に、\\n スクルドは、ミョルニルを失う形になったようです」",
|
||
"401001551_5": "「そう……逃げずに戦った挙句、\\n ミョルニルを壊しちゃうなんて、ミーナらしくないわね」",
|
||
"401001551_6": "「はい。装者との遭遇がもたらした変化かも知れません」",
|
||
"401001551_7": "「しかし、ミョルニルが失われたことは僥倖ですね。\\n これでスクルドが今後我々の障害になることはない……」",
|
||
"401001551_8": "「そのくらいで諦めるタイプじゃないでしょう。\\n 諦められたらそれはそれでつまらないけど」",
|
||
"401001551_9": "「――それより、あの場にいた装者たちはどうなったの?」",
|
||
"401001551_10": "「全員かろうじてではありますが、生き延びたようです。\\n まさか、あの状況で誰も倒れないとは……」",
|
||
"401001551_11": "「よかったッ! あの装者たち、本当にすごかったもんねッ!\\n まさか、あそこまで戦える者たちがいるなんて驚きだわ」",
|
||
"401001551_12": "「フフ、プレゼントをあげたかいもあったわね」",
|
||
"401001551_13": "「スクルドも予想外に善戦したようだし、\\n こんなことなら、最後まで見届ければよかったかしら」",
|
||
"401001551_14": "「……」",
|
||
"401001551_15": "「あら、何か不満?」",
|
||
"401001551_16": "「いえ……しかし、たかが装者といえども、あの数です。\\n 後々の障害になる可能性もあるかと……」",
|
||
"401001551_17": "「それでいいのよ。\\n 何もかも思い通りなんて、面白くないじゃない?」",
|
||
"401001551_18": "「お戯れを……」",
|
||
"401001551_19": "「さて、それじゃ次の餌でも決めましょうか\\n あの子もお腹を空かしてることだしねッ!」"
|
||
} |