better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"314000741_0": "「あれは――」",
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"314000741_1": "「厳しい訓練と薬物の投与で、\\n ガングニールとの適合を試みていた頃」",
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"314000741_2": "「あいつは、\\n 大人の後ろであたしを見ながらずっと震えてた」",
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"314000741_3": "「そして、あたしが復讐のため、\\n 死に物狂いで手に入れようとしている力を」",
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"314000741_4": "「あいつは、なんの苦労もなく手に入れやがった」",
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"314000741_5": "「あたしが、血反吐を吐きながら、苦しんでいる時、\\n あいつは、あたしを憐れむような目でずっと見てたッ!」",
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"314000741_6": "「気に入らないんだよッ! その憐れむような目がッ!\\n そんなにあたしが怖いかよッ!」",
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"314000741_7": "「風鳴翼――、お前を見てるとむしゃくしゃするッ!」",
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"314000741_8": "「あたしの方が、ずっとノイズを殺したいと思ってるのにッ!」",
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"314000741_9": "「どうしてあたしよりも、あいつの方がッ!」",
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"314000741_10": "「だからあたしは諦めなかった、\\n あたしは、あたし自身の力でガングニールをもぎ取ったッ!」",
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"314000741_11": "『思い出したか?』",
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"314000741_12": "「ああ……思い出したよ」",
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"314000741_13": "「あの時のあたしが――。\\n どれだけ翼を、憎んでいたか。羨んでいたか」",
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"314000741_14": "『そうだ。お前はお前自身の力で装者となった。\\n そこに、風鳴翼は必要ない』",
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"314000741_15": "『むしろ、その存在こそが、お前の憎悪を掻き立て、\\n 足をひっぱっている』",
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"314000741_16": "『思い出しただろう? 風鳴翼はお前の敵だということを。\\n 助ける価値などない、焼き尽くすべきモノだということを』",
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"314000741_17": "「ああ……確かに、憎かった。羨んでいた」",
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"314000741_18": "「――でも、それだけじゃなかった」",
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"314000741_19": "『なに?』",
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"314000741_20": "「あたしの感情に言うのもおかしな話だけど、つめが甘かったな」",
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"314000741_21": "『何を言ってる?』",
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"314000741_22": "「あんたが、見せてくれたのが具体的だったおかげで、\\n 懐かしい記憶を思い出せた」",
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"314000741_23": "「邪悪な感情を上書きして、\\n うまく誤魔化そうとしたみたいだけど」",
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"314000741_24": "『――ッ!?』",
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"314000741_25": "「装者になれたのはあたしだけの力じゃないッ!」",
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"314000741_26": "「ガングニールとの適合を試みた時――」",
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"314000741_27": "「あたしが、血反吐を吐き、意識が朦朧とする中、\\n 確かにあたしは感じた――」",
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"314000741_28": "「あたしの手を握る、あの優しい温もりを――」",
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"314000741_29": "「忘れてたまるかッ! ノイズに家族を殺され、\\n その憎悪だけで生きていたあたしを――」",
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"314000741_30": "「救ってくれたのが、翼だったんだッ!」",
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"314000741_31": "「それだけじゃないッ!\\n あたしが装者になれたのも、翼がいたからなんだッ!」",
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"314000741_32": "「忘れるもんかッ!\\n あの手の温もりを、翼の温もりをッ!」",
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"314000741_33": "「翼は、あたしを憐れんでなんていないッ!\\n ずっと、あたしのことを心配してくれてたんだ」",
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"314000741_34": "「そうだ、あの時、翼に触れた瞬間から――」",
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"314000741_35": "「あたしの世界が始まったんだッ!」",
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"314000741_36": "『そうだとしても、\\n お前がこれから救おうとしているのは、別人だッ!』",
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"314000741_37": "『お前の言うその翼は既に死んでいるッ!』",
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"314000741_38": "「知ってるさ、そんなことは」",
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"314000741_39": "「でも、同じなんだよ。あの時――」",
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"314000741_40": "「翼の手を握った時の温もりは、\\n 間違いなく、あたしの知ってる翼だった」",
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"314000741_41": "「――翼は、やっぱり翼なんだってッ!」",
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"314000741_42": "『なッ!?』",
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"314000741_43": "「どの世界に生まれようとッ! 誰と一緒に歩んでいようとッ!\\n 翼は――どこまでも翼だッ!!」",
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"314000741_44": "「だから……あたしは、もう迷わないッ!」",
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"314000741_45": "「相手がなんであろうと、どんなに強かろうと、\\n 何度だろうと――やってやるさ」",
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"314000741_46": "「たとえそれが、あたしの中の醜い心でも、\\n どんな手強い怪物が相手であろうとなッ!!」",
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"314000741_47": "「あたしと翼の邪魔をする奴は、全部ぶっ潰してやるッ!」",
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"314000741_48": "「グルルルル――ッ!?」",
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"314000741_49": "<size=40>「おおおおおおお――ッ!!」</size>",
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"314000741_50": "「奏ちゃんッ!?」",
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"314000741_51": "「――待たせたな、ベルゲルミル。\\n 今度こそ、決着をつけるとしようかッ!」",
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"314000741_52": "「ガアアアアアッ!」"
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