better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"307000912_0": "「こっちはなんとかできましたッ!\\n 了子さん、他にも反応が出てるんですよね?」",
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"307000912_1": "「避難の困難な、優先順位の高い箇所から教えてくれ。\\n 順次対処するッ!」",
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"307000912_2": "「次は高架付近へ。位置は端末に送信するわ」",
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"307000912_3": "「わかりましたッ!」",
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"307000912_4": "「街の避難が完了していても、\\n 道路が襲われるかもしれない……ッ!」",
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"307000912_5": "(ソロモンの杖は厄介な代物だが、\\n 装者の戦力は対ノイズに限れば圧倒的。懸念要素は無い)",
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"307000912_6": "(後は、どのタイミングで二課を解放するか……)",
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"307000912_7": "「ん……眠気がする……。\\n またと無い機運を得て、根を詰め過ぎたかしら……」",
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"307000912_8": "「あの子たちが戦っているうちに、少し……」",
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"307000912_9": "「…………――」",
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"307000912_10": "(自身のバックアップとして、\\n レセプターチルドレンを使った実験をしていた頃のこと)",
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"307000912_11": "(上層部からシンフォギアシステムの開発凍結を告知され、\\n より安易で直接的な異端技術の兵器利用を命じられた)",
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"307000912_12": "(聖遺物を限定的に起動し兵器とすることは簡単だが、\\n 高レベルのフォニックゲインなくしては私の悲願に届かない)",
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"307000912_13": "(私はF.I.S.から逃亡、聖遺物に関する情報提供を取引材料とし、\\n 日本の特異災害対策機動部二課で匿ってもらうこととなった)",
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"307000912_14": "(『櫻井理論』の提唱者、その当人と知れば、\\n 相応の待遇で迎え入れてくれた)",
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"307000912_15": "「あらぁ、まさか学院の地下にこんな大掛かりな施設を\\n 隠してるなんて。日本の研究所もすごいのねぇ~」",
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"307000912_16": "(別に演技はしていなかった。櫻井了子の人格は、私の人格で\\n 上書きされたものの、統合されて同時に内在したから)",
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"307000912_17": "(私は、櫻井了子でありフィーネであった。自意識は別個のもの\\n ではなく、ある時から私の中に並列して存在した)",
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"307000912_18": "「こちらです。櫻井博士」",
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"307000912_19": "「ありがと――」",
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"307000912_20": "「ようこそッ! 人類守護の砦、特異災害対策機動部二課へッ!」",
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"307000912_21": "(ああ、そうだった。私はこうしてこの場所に――特異災害\\n 対策機動部二課にやってきたのだった)",
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"307000912_22": "「……これはこれは、熱烈歓迎ありがとう。えっと……?」",
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"307000912_23": "「俺は風鳴弦十郎、ここの責任者をしている。\\n よろしく、了子くんッ!」",
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"307000912_24": "「フランクなノリの現場で助かるわぁ、\\n こちらこそよろしく」",
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"307000912_25": "(本気でノイズと命懸けの戦いをしているとは到底思えない、\\n 笑いと活気のある場所。それが第一印象だった)",
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"307000912_26": "「やっぱりこっちでゼロから新しいシステムを\\n 組むのは、骨が折れるわねぇ~」",
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"307000912_27": "「おつかれさまです。あったかいもの、どうぞ」",
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"307000912_28": "「あったかいものって?」",
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"307000912_29": "「まぁ、とにかく飲んでみて下さいよ。\\n ここの定番ですから」",
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"307000912_30": "「……ん、あらほんと。おいしいわね。染み渡るわぁ」",
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"307000912_31": "(私は櫻井了子として二課のメンバーの1人となり、聖遺物や\\n それにまつわる研究を進め、同僚とともに時を過ごした)",
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"307000912_32": "「カ・ディンギル建造計画はすでに動き出した。あとは\\n デュランダルを起動できるフォニックゲインの確保を……」",
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"307000912_33": "(櫻井了子として働きながら、私はフィーネとしての目的も\\n 秘密裏に進めていた)",
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"307000912_34": "「ここにいたのか。了子くん」",
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"307000912_35": "「あら、私に何か用?」",
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"307000912_36": "「なに、今日は仕事がはけたら一杯どうかと思ってね。\\n こちらに来たばかりで良い店も知らないだろう」",
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"307000912_37": "「デートのお誘いかしら?\\n とっておきの店に招待してくれるなら付き合うけど」",
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"307000912_38": "「ふ、いいだろう。歓迎会の時に思ったが、君はかなりイケる口の\\n ようだしな。俺のいきつけの店にエスコートしよう」",
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"307000912_39": "「決まりね。あったかいものもいいけれど、大人のアフターには\\n キューっと効くのが無いとね」",
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"307000912_40": "「ああ。今夜は飲み明かそうじゃないか」",
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"307000912_41": "(……いささかの迷いはあったが、バラルの呪詛を破壊する\\n 目的に勝るものがあるはずもない)",
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"307000912_42": "(私は、いま一度あの御方と言葉を交わすために着々と\\n 計画を進めていった……)",
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"307000912_43": "「了子くん、いいかな」",
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"307000912_44": "「あら。今日の私はちょっと片付けちゃいたい\\n 仕事があるから――」",
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"307000912_45": "「カ・ディンギルという名称に聞き覚えは?」",
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"307000912_46": "「……藪から棒に、いったい何の話かしら?」",
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"307000912_47": "「いくつかの不可解な行動から、情報部に了子くんを\\n 張らせていた。まさかとは思ったが、もうこれ以上は……」",
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"307000912_48": "「そう……気づいてしまったのね。誤魔化す意味は無くなったと」",
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"307000912_49": "「いつまでも誤魔化していて欲しかったという想いもあるがね」",
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"307000912_50": "「正直、これほど早く気づかれるとは思っていなかったわ……」",
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"307000912_51": "「たとえ何者であれ、私の邪魔はさせないッ!」",
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"307000912_52": "「それでも俺には、君を止める義務があるッ!」",
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"307000912_53": "「たかが生身の人間1人で何が出来るッ!」",
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"307000912_54": "「出来るさッ! いろいろとなッ!」",
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"307000912_55": "「なッ――空気を打つ衝撃波のみで凌ぐだとッ!?」",
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"307000912_56": "「了子くん、もうやめるんだッ!」",
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"307000912_57": "「私をまだその名で呼ぶかッ!」",
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"307000912_58": "「なにッ!? 防ぎ切れない――ッ!?」",
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"307000912_59": "(日本の最終兵器、風鳴弦十郎――)",
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"307000912_60": "(ただの噂と思っていたが、まさか人の限界を超えた\\n こんなデタラメな戦闘能力を有していたとは――ッ!)",
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"307000912_61": "「くうぅ――ッ! 心臓を潰してくれるッ!」",
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"307000912_62": "「はああ――ッ!!」",
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"307000912_63": "「うぐ……ッ! かは――ッ!」",
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"307000912_64": "「バ、バカな……これが人間の力だというのか……ッ!?」",
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"307000912_65": "「……了子くん、もうやめるんだ」",
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"307000912_66": "(ありえない。私はこの男の圧倒的な力の前に敗れた)",
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"307000912_67": "(ただ1人の男のために、\\n 入念に事を運んできた計画を粉砕されたのだ)",
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"307000912_68": "「……殺すがいい。次の転生に機会を求めるだけだ」",
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"307000912_69": "「それが君にとっては救済となるのかもしれないが……\\n 俺にはできない」",
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"307000912_70": "「どういうことだ」",
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"307000912_71": "「……同じ時間を過ごしてきたんだ。\\n その全てが嘘だったとは、俺には……」",
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"307000912_72": "「フン……甘いわね」",
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"307000912_73": "「性分でな」",
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"307000912_74": "「二課には、君の力が必要だ」",
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"307000912_75": "「ハハハ、必要だと? 私の知識が欲しいだけだろう」",
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"307000912_76": "「無論、それもある。だがそれ以上に、一緒に飲みにいく相手が\\n いなくなるのは寂しいからな」",
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"307000912_77": "「…………」",
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"307000912_78": "「戻ってきて欲しい。どうだ、了子くん」",
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"307000912_79": "「なんとも甘い考え、\\n 私がお前を殺さないとでも思っているのかッ!?」",
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"307000912_80": "「やれるものならやってみろ。\\n その度に俺が叱ってやる」",
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"307000912_81": "「……お前は何を言っている」",
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"307000912_82": "「立てるか。メディカルルームまで肩を貸そう。\\n 君が望むなら、おぶっていっても構わないんだが?」",
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"307000912_83": "「……それぐらい、自分で歩ける」",
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"307000912_84": "「それは良かった」",
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"307000912_85": "(異常なまでの圧倒的な力。理解できない思考)",
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"307000912_86": "(数千年連なるフィーネとしての記憶の中で、風鳴弦十郎という\\n 奇妙な男は類似のない存在だった)"
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