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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"387000521_0": "「どうしたの、最初のガーディアン。\\n アヌンナキに手品のつも教わっていないのかしら」",
"387000521_1": "「くッ、このサル、\\n どれだけの力を蓄えているのですッ」",
"387000521_2": "「もう底が見えてしまったかしら?\\n これからがお楽しみなのよ」",
"387000521_3": "(これ程の力を振るっておいて、ろくな消耗もしていない。\\n 何かカラクリがありますわね……",
"387000521_4": "「ベアトリーチェが押しはじめたッ!?」",
"387000521_5": "「イシムよりベアトリーチェが上なのか?\\n さっきまでは互角に見えたけどな……」",
"387000521_6": "「それはベアトリーチェ様が持つ、\\n 権能があるからです」",
"387000521_7": "「うっわッ!\\n いたのかコイツッ」",
"387000521_8": "「ベルちゃんの権能……?」",
"387000521_9": "「皆様もご存知のはずです。\\n ベアトリーチェ様は人々の負の感情を糧とするお方」",
"387000521_10": "「故に不滅。\\n 故に世界を滅ぼすのです」",
"387000521_11": "「それがイシムに勝っちゃう理由になるデス?」",
"387000521_12": "「感じませんか? 世界そのものを破壊せんばかりの戦いに、\\n この星に生きる生命が不安と怯えを抱いているのを」",
"387000521_13": "「あッ……この戦いに、\\n 色んな人が驚いてるから……」",
"387000521_14": "「はい、ベアトリーチェとイシムの戦いは、\\n 世界中で観測されているはずです」",
"387000521_15": "「迫る危機を知ったこの星の人々が怯え、恐れている。\\n その感情がベアトリーチェの力になっているんでしょう」",
"387000521_16": "「それでイシムと差ができてるってわけか……」",
"387000521_17": "「暴れるほど強くなるなんてズルいデスッ!」",
"387000521_18": "「けれどあのイシムが、\\n 簡単に滅ぼされるとは思えない……」",
"387000521_19": "「最初のガーディアンなんて名乗っておいてこんなもの?\\n アヌンナキも随分な失敗作を作ったのねッ」",
"387000521_20": "「ッ……このままでは……」",
"387000521_21": "(オケアノスに伝わる、この力の流れッ!\\n 星全体からあのサルにエネルギーが流れ込んでいるッ",
"387000521_22": "(何かの権能で力を増しているッ!\\n 戦いが長引けば、わたくしが不利ですわね……",
"387000521_23": "「これでおしまい?\\n つまらない戦い……最後まで退屈だったわ」",
"387000521_24": "「くッ……」",
"387000521_25": "「まあいいわ。所詮は前菜だもの。\\n さっさと片付けてあげるッ」",
"387000521_26": "「やはりサルの考えは単純ですわねッ!\\n ――オケアスッ」",
"387000521_27": "「攻撃がこちらにッ!?",
"387000521_28": " ――ぐああぁッ!!」",
"387000521_29": "「攻撃の方向が反転したッ!\\n オケアスはあんなことまで……ッ」",
"387000521_30": "「なんつー聖遺物だよ……」",
"387000521_31": "「ですが、これが可能ならもっと早い段階で使っていたはずです。\\n 何かしらの制限があると考えられますが……」",
"387000521_32": "「…………」",
"387000521_33": "「まさかこれほどのダメージを受けるとは……。\\n サルといえど、<ruby=あなづ>侮</ruby>るものではありませんわね」",
"387000521_34": "「ならば、眷属たちよッ!\\n あのサルを処理しなさいッ」",
"387000521_35": "「ベルちゃんッ!」",
"387000521_36": "「おい、バカッ!\\n どこ行く気だッ」",
"387000521_37": "「ベルちゃん、大丈夫ッ!?」",
"387000521_38": "「……響、あなたなんのつもり?」",
"387000521_39": "「イシムと戦うなら、目的は同じだよッ!\\n わたしたちと一緒に戦おうッ」",
"387000521_40": "「さっきの話を忘れたの?\\n わたしはあなたたちへの復讐が目的なのよ」",
"387000521_41": "「わかってるッ! \\n ちゃんと覚えてるッ」",
"387000521_42": "「この戦いの後で、わたしと戦いに来てもいい。\\n その時は必ずベルちゃんに向き合う」",
"387000521_43": "「でも今は違うんだよねッ!\\n ならこの瞬間だけでも、わたしたちは手を取り合えるッ」",
"387000521_44": "「……この場を切り抜けるために、わたしの力を利用したい。\\n そんな考えなら今すぐ殺してあげるわよ」",
"387000521_45": "「利用しようだなんて考えてないよ。\\n わたしはずっと、ベルちゃんと手を繋ぎたいって思ってた」",
"387000521_46": "「――わたしはね、あなたのそういうところが、\\n ずっと気に入らないって思ってたわ」",
"387000521_47": "「ベルちゃん……」",
"387000521_48": "「ベアトリーチェ様、\\n この場は撤退いたしましょう」",
"387000521_49": "「妥当な進言ね、石屋。",
"387000521_50": " でも気に入らないわ」",
"387000521_51": "「この場を離れれば、この世界はあの欠陥品の物。\\n 響も殺されることになるのよ」",
"387000521_52": "「一緒に戦うことができないのなら……。\\n ベルちゃんだけ逃げられるなら、そうしてほしい」",
"387000521_53": "「本気で言っているの? \\n あなたにとって、わたしとの共闘が唯一の生きる道でしょう」",
"387000521_54": "「わたしに打ち勝った希望の担い手が、\\n こんなところで諦めるつもり」",
"387000521_55": "「わたしは諦めてなんていない。人間は滅んだりしない。\\n この身体が、この歌があるかぎり、最後まで戦うよ」",
"387000521_56": "「ただ、せっかくまた会えたベルちゃんに、\\n ここで怪我してほしくないだけ、だよ」",
"387000521_57": "「――久しぶりに会ったというのに、まったく変わらない。\\n 本当に腹立たしい子」",
"387000521_58": "「でも、だからこそ。\\n あなたの心を折り、命を奪うのはわたしでなければならない」",
"387000521_59": "「いいわ、一度だけ手助けをしてあげましょう」",
"387000521_60": "「ベルちゃんッ!?\\n 何をッ」",
"387000521_61": "「眷属が……ッ!?」",
"387000521_62": "「この力は……ッ!」",
"387000521_63": "「待たせてごめん。\\n でも、ちゃんと間に合った」",
"387000521_64": "「来て、くれたんだ……ッ!」",
"387000521_65": "「――うん。\\n 響をッ 助けに来たッ」"
}