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JSON
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"386001111_0": "いつかのために、日々重ねゆく",
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"386001111_1": "「――先生ッ!\\n お願いしますッ!!」",
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"386001111_2": "「駄目ですッ!\\n そのような部活、認めるわけにはいきませんッ!」",
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"386001111_3": "「ええッ!?\\n そんなーッ!」",
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"386001111_4": "「どうしたの?\\n なんだかションボリしてるけど……?」",
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"386001111_5": "「うん、それがね――」",
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"386001111_6": "「……なるほど。\\n 四国の任務で出会った人たちみたいな部活を作りたい、と」",
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"386001111_7": "「うん。\\n でも、何度お願いしても認めてもらえないんだ」",
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"386001111_8": "「うーん……。\\n 聞く限り、ちょっと厳しいんじゃないかな?」",
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"386001111_9": "「未来までッ! なんでぇッ!?",
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"386001111_10": " 『勇者部リディアン支部』、絶対カッコイイのにッ!」",
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"386001111_11": "「そもそも……。\\n 『勇者部』って、どんなことをする部活なの?」",
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"386001111_12": "「それはもちろんッ!\\n 困った人を助ける部活だよッ!」",
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"386001111_13": "「困った人を助ける、かぁ……」",
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"386001111_14": "「でも、それって、\\n 響がいつもやっていること、だよね?」",
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"386001111_15": "「……え?」",
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"386001111_16": "「ほ、本当だッ!?」",
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"386001111_17": "「でしょ?\\n だから、部活っていう形にこだわらなくても――」",
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"386001111_18": "「そのままの響でいれば大丈夫。\\n これからも、たくさんの困った人を助けることができるよ」",
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"386001111_19": "「そうだよねッ!\\n ありがとう、さっすが未来だッ!」",
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"386001111_20": "(……部活は無理でも、\\n 『装者五箇条』みたいなのは作ってもいいよね……?)",
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"386001111_21": "(よーしッ!\\n 五箇条が決まったら、S.O.N.G.に飾ってもらおっとッ!)",
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"386001111_22": "「こりゃネコハチッ、祠の上に乗るでないッ!\\n お上さまに失礼じゃろうがッ!」",
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"386001111_23": "「ニャーン♪」",
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"386001111_24": "「全く、呑気にしおって……。\\n 罰が当たってもわしは知らんからの……」",
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"386001111_25": "「よしッ、今日の掃除は終了じゃッ!\\n どうじゃ? どこもかしこもピカピカじゃろう?」",
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"386001111_26": "「ンニャー♪」",
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"386001111_27": "「うむッ!\\n そうじゃろう、そうじゃろうッ!」",
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"386001111_28": "「いつまた、あやつらが遊びに来るかわからん。\\n 常に綺麗にしておかねばなッ!」",
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"386001111_29": "「さて、そろそろ昼飯時か……」",
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"386001111_30": "「耳と尻尾はこうしてこう……見えていると驚かせてしまうでの。\\n よし、それでは腹ごしらえ――コホン、見回りにいくとするかッ!」",
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"386001111_31": "「ンニャ?」",
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"386001111_32": "「……ん?\\n 何を食べるのか、じゃとッ!?」",
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"386001111_33": "「決まっておろうッ!\\n もちろん、キツネうどんじゃッ!!」"
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