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"386000431_0": "「どれだけ数が来ようとも――ッ!」",
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"386000431_1": "「全部潰す……っ!」",
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"386000431_2": "「次々に現れやがるッ!\\n キリがねぇぞッ!」",
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"386000431_3": "「1体1体の力は大したことないですが、\\n ここまで数が多いと厄介ですね」",
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"386000431_4": "「それに、満開ゲージがおかしいよっ!\\n こっちの世界に来たとき壊れちゃったのかな!?」",
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"386000431_5": "「このままだと、\\n またネコハチちゃんに逃げられちゃうッ!」",
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"386000431_6": "「く……満開が使えれば、\\n こんな状況、わけないっていうのに……!」",
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"386000431_7": "「満開、とは……?\\n 現状を打破するに足るものなのか?」",
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"386000431_8": "「はい。\\n 簡単に言えば、私たち勇者の切り札です」",
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"386000431_9": "「満開を使うことで勇者の武装は強化され、\\n 強大な力を発揮できるようになるんです」",
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"386000431_10": "「わたしたち装者でいうところの、\\n 絶唱みたいなものかな?」",
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"386000431_11": "「そいつが何故か、\\n 使えなくなっちまってるってことか?」",
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"386000431_12": "「ひょっとしたら、\\n 神樹様との繋がりが薄れてしまったせいかもしれない」",
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"386000431_13": "「元々、勇者システムは神樹様の力を使ったもの。\\n 世界が隔たれたせいで、満開する力が届かないのかも……」",
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"386000431_14": "「察するに……\\n そのシンジュサマとやらとの繋がりを取り戻せばよいのか?」",
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"386000431_15": "「そうだけど。\\n そう簡単には……」",
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"386000431_16": "「できるぞ、恐らくじゃがな」",
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"386000431_17": "「えっ!?」",
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"386000431_18": "「わしは使わしめだと言うたじゃろう。\\n 人間よりも、神を感じる力には長けておるのじゃ」",
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"386000431_19": "「おぬしらが持つその四角い板から、ぼんやりと大樹のような\\n 気配を感じておった。この存在がそうではないのか?」",
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"386000431_20": "「大樹に端末!\\n 間違いない、神樹様だよ!」",
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"386000431_21": "「然らば、やはりわしを経由して、\\n おぬしたちに力を繋ぎ直すことができるやもしれん」",
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"386000431_22": "「今は朧げな輪郭なれど、この力を辿れば……ッ」",
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"386000431_23": "「しばし時間を稼いでくれぬか?\\n 必ず、その力の端緒を掴んでみせようぞッ!」",
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"386000431_24": "「時間稼ぎなら任せておきなッ!」",
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"386000431_25": "「ああッ!\\n ここから先は、一歩も通さんッ!」",
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"386000431_26": "「お上さまの器を奪われてしまった力及ばぬ身なれど、\\n わしにも、それだけの神通力はあるはずッ!」",
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"386000431_27": "「頑張ってヤコちゃん!」",
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"386000431_28": "「わたしたちも、\\n ヤコちゃんに負けないよう、もう少しだけ頑張ろうッ!」",
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"386000431_29": "「了解ッ!!」"
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