32 lines
2.9 KiB
JSON
32 lines
2.9 KiB
JSON
{
|
||
"386000211_0": "もう一片<ひとひら>の出会い",
|
||
"386000211_1": "「だ、だから、\\n ちょっと待ってってばーッ!!」",
|
||
"386000211_2": "「いい加減にしなさい友奈。\\n 相手が困ってるじゃないの」",
|
||
"386000211_3": "「夏凜ちゃん!」",
|
||
"386000211_4": "「先程は、援護していただいてありがとうございました。\\n お怪我はありませんでしたか?」",
|
||
"386000211_5": "「う、うん、大丈夫」",
|
||
"386000211_6": "「私は、讃州中学2年3組、\\n 勇者部所属の東郷美森と申します」",
|
||
"386000211_7": "「同じく、三好夏凜よ」",
|
||
"386000211_8": "「アンタたちいったい何者?",
|
||
"386000211_9": " 助っ人が来るなんて、大赦からは何も聞いてないけど……」",
|
||
"386000211_10": "「まさかあのバカが押されるとは……」",
|
||
"386000211_11": "「にしても、大赦だぁ?\\n それがお前たちの組織なのか? 初めて聞く名前だな」",
|
||
"386000211_12": "「初めて聞く……って嘘でしょ!?\\n 大赦を知らない人間なんて、この四国にいるの!?」",
|
||
"386000211_13": "「……お互いについて、\\n 話し合いの場を設けた方がいいと思うが、どうだろうか?」",
|
||
"386000211_14": "「わたしは風鳴翼。\\n S.O.N.G.という組織に所属している」",
|
||
"386000211_15": "「同じく、雪音クリスってもんだ」",
|
||
"386000211_16": "「風鳴さん、雪音さん、そして立花さん。\\n ……そうですね、私も気になることがありますので」",
|
||
"386000211_17": "(さっきから、\\n 何か違和感があると思ってたけど、この空は……)",
|
||
"386000211_18": "(……ああ、やっぱり、見間違いじゃない。\\n 私が幻覚を見ている可能性はあるけれど――)",
|
||
"386000211_19": "(何か異常が起きている?\\n 私たちを包んだ光の正体もわからないし……)",
|
||
"386000211_20": "(この人たちが何かを知っているなら、\\n 少しでも情報を得ておかないと……)",
|
||
"386000211_21": "「――――ッ!!」",
|
||
"386000211_22": "「なっ!?\\n また星屑が!?」",
|
||
"386000211_23": "「星屑?\\n あの敵は、星屑という名前なのか?」",
|
||
"386000211_24": "「……はい。\\n 私たち勇者が戦い続けている敵です」",
|
||
"386000211_25": "「なるほど。あの敵についても、\\n 後でゆっくり聞かせてもらうとしよう。今は――」",
|
||
"386000211_26": "「まずは、\\n 星屑をやっつけなきゃだよね!」",
|
||
"386000211_27": "「そうね。\\n このままじゃ落ち着いて話もできないもの」",
|
||
"386000211_28": "「わたしたちも一緒に戦おうッ!」",
|
||
"386000211_29": "「ああッ! 星屑だろうが星雲だろうが、\\n まとめて砂子にしてやらぁッ!」"
|
||
} |