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"381000921_0": "「はあああぁぁぁ――ッ!」",
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"381000921_1": "「ぐうぅッ! やるじゃないか……。\\n だが、無理してるのが丸わかりだぞ」",
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"381000921_2": "「そんなことはない……ッ!」",
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"381000921_3": "「どうにか気力で踏ん張っているといったところだろ?」",
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"381000921_4": "「黙れ……ッ!」",
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"381000921_5": "「あ……」",
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"381000921_6": "「あんたは、その子を護っていてくれ……。\\n これ以上無茶をさせたら、本当に死んじまうッ!」",
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"381000921_7": "「でも、あなただけじゃ……」",
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"381000921_8": "「オレは大馬鹿野郎だッ!\\n その子が悪いやつじゃないってわかってたのにッ!」",
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"381000921_9": "「あんたみたいに、手を差し伸べることをしなかった。\\n そんな自分に腹が立つッ!」",
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"381000921_10": "「…………」",
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"381000921_11": "「その子を絶対に助けるッ!\\n だから、あんたは、その子の傍にいてやってくれッ!」",
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"381000921_12": "「……ええ、わかったわ」",
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"381000921_13": "「頑張るじゃないか……、しかし無駄だッ!」",
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"381000921_14": "「なんなのよ……この数……」",
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"381000921_15": "「ぐッ……まだこんなにいたのかよ……」",
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"381000921_16": "「お前も遊び足りないだろ?\\n まだまだ、いくらでも追加してやるぞ」",
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"381000921_17": "「この数を相手にするのは無理よ。\\n やっぱり、わたしも――」",
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"381000921_18": "「ダメだッ! その子が危険に晒されるッ!」",
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"381000921_19": "「けれど、その怪我で戦うなんて無茶よッ!」",
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"381000921_20": "「オレは――ッ!」",
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"381000921_21": "「小僧、僕たちは動くことが出来ない……、\\n お前だけでも一旦引いて、科特隊で態勢を整えるんだ」",
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"381000921_22": "「……嫌ですッ!」",
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"381000921_23": "「何故だ、小僧……?」",
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"381000921_24": "「……ここは一旦引くべきですよ、先輩」",
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"381000921_25": "「あいつは……」",
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"381000921_26": "「あの子は、命がけでオレたちを護ったんだッ!\\n 捕らえようとした、オレたちのことをッ!」",
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"381000921_27": "「…………」",
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"381000921_28": "「オレがあんなに迷ってなかったら……、\\n もっと早く助けようとしていれば……」",
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"381000921_29": "「こんなことになったのは、オレのせいだ……」",
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"381000921_30": "「あなた……」",
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"381000921_31": "「あの子が命を懸けたのに、オレが……、\\n オレが、退くわけにはいかないだろうッ!」",
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"381000921_32": "「だって、オレは――」",
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"381000921_33": "「うおおおぉぉぉぉ――」",
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"381000921_34": "「ウルトラマンなんだッ!!」",
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"381000921_35": "「なんだ……ッ!? その力はッ!」"
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