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{
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"381000432_0": "「ブィンギャアアァァァ――」",
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"381000432_1": "「くッ……お願いよ……話を聞いてッ!」",
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"381000432_2": "「危ないデスッ!」",
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"381000432_3": "「ブィギャアァァァッ!」",
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"381000432_4": "「助かったわ……ありがとう……」",
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"381000432_5": "「うん、でも、このまま戦い続けるのはまずいと思う」",
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"381000432_6": "「確かに、どんどん被害が増えていくデスよ」",
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"381000432_7": "「おまけに、アタシたちの攻撃は全く効かない……」",
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"381000432_8": "「ブィギュアアァァ――」",
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"381000432_9": "「……ッ! なんて威力なのッ!」",
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"381000432_10": "「力を制御できずに暴走しているみたい……」",
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"381000432_11": "「ククク……」",
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"381000432_12": "「まずいわ……これ以上騒ぎになると、\\n 科学特捜隊の人たちが来てしまう」",
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"381000432_13": "「そうしたら、あの子は……」",
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"381000432_14": "「ダメよ……ッ! お願い、もうやめてッ!」",
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"381000432_15": "「ブィギュアアァ……」",
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"381000432_16": "「やっぱり、聞こえてないデス……」",
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"381000432_17": "「でも、少しだけ反応が弱くなったような気が……」",
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"381000432_18": "「フィギャァ…………」",
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"381000432_19": "「攻撃が止まった……?」",
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"381000432_20": "「アタシたちの声が届いたデスッ!?」",
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"381000432_21": "「フィギャアァァ……アァ~」",
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"381000432_22": "「――ッ! この声……」",
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"381000432_23": "「歌のような悲鳴……」",
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"381000432_24": "「グゥ……フィ……ギュアァ~」",
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"381000432_25": "「聞こえるデスッ! 前も聞いたやつデスよッ!」",
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"381000432_26": "「……そうよッ! 訴えていたんだわッ!」",
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"381000432_27": "「あの子……感情を表すのが苦手で……、\\n だから歌で訴えていたのよ……ッ!」",
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"381000432_28": "「そういえばあの子、さっき歌を唄っていた時は、\\n すごく感情豊かになってた……」",
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"381000432_29": "「なんとなくわかるデスッ! 歌を唄っている時って、\\n 普段よりも気持ちが解放されるんデスよ」",
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"381000432_30": "「辛いことも、悲しいことも、嫌なことも、楽しいことも……」",
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"381000432_31": "「どんな感情も……、\\n あの子は、きっと歌の方が伝えやすいのよッ!」",
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"381000432_32": "「グゥ……フィ……ギャアァ~」",
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"381000432_33": "「悲しんでいるのがわかるわ……。\\n 歌にして、必死に伝えている……ッ!」",
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"381000432_34": "「フィ……ギァ……」",
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"381000432_35": "「わたしの話、聞こえてる……?」",
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"381000432_36": "「もう、やめましょう……」",
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"381000432_37": "「グゥ…………」",
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"381000432_38": "「何を怯んでいる……?」",
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"381000432_39": "「えッ……」",
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"381000432_40": "「ギャァ……」",
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"381000432_41": "「まだまだ暴れ足りないだろッ!」",
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"381000432_42": "「ブィッ――ギャァ……」",
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"381000432_43": "「やれえぃッ!」",
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"381000432_44": "「グギャ……ギャアァ……ブィギャアアァァ――」",
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"381000432_45": "「くぅッ――なんて威力なの……」",
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"381000432_46": "(でも……さっきよりもすごく苦しんでいるように見える……)",
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"381000432_47": "「ブィグ……ギャイィ……イァ~……」",
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"381000432_48": "「チッ、出力の上げすぎで反動が――、\\n だが、これもいいデータになるな……」",
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"381000432_49": "「何を休んでいるッ!?\\n あらゆる物を破壊し、エネルギーを集めるのだッ!」",
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"381000432_50": "「イブャギャアアアァァァ――」",
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"381000432_51": "「チイ……。\\n 苦しみに耐えきれず逃げたか……、使えんな」",
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"381000432_52": "「あなた、あの子に何をしたのッ!?\\n あなたは何者なの?」",
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"381000432_53": "「復讐者……ッ!\\n 家族の無念を晴らす復讐者だッ!」",
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"381000432_54": "「復讐者……?」",
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"381000432_55": "「あいつらさえ……、\\n ウルトラマンさえいなければッ!」",
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"381000432_56": "「一方的な正義をかざし、\\n 大切な家族を殺した悪魔どもめッ!」",
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"381000432_57": "「かならず地獄の業火に投げ込んでやるッ!」",
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"381000432_58": "「待ちなさいッ!」",
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"381000432_59": "「逃げ足が早いデス……ッ!」",
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"381000432_60": "「……あの人、ウルトラマンに復讐するって言ってた」",
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"381000432_61": "「ええ、あの老人、\\n 科学特捜隊と何か因縁があるようね……」",
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"381000432_62": "「マリア……どうする?」",
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"381000432_63": "「あの老人に何があったのかはわからないけど……、\\n イフロ星人に酷いことをしているのは確かね」",
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"381000432_64": "「イフロ星人を探しましょう……」",
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"381000432_65": "「了解デス」",
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"381000432_66": "「うん」"
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