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JSON
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{
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"326000711_0": "蝕む悪意",
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"326000711_1": "「戻ってきたな……」",
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"326000711_2": "「うん……そうだ、響の様子はッ!?」",
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"326000711_3": "「大丈夫です。特にあれから発作などはありません」",
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"326000711_4": "「よかった……」",
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"326000711_5": "「さて、一度発令所の方に――」",
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"326000711_6": "「なッ!?」",
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"326000711_7": "「先輩でもそんなふうに転ぶんだな。\\n 珍しい物を見た――」",
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"326000711_8": "「って、うおッ!?」",
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"326000711_9": "「2人とも、大丈――」",
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"326000711_10": "「わわッ!?」",
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"326000711_11": "「みなさん、一体……?」",
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"326000711_12": "「……足に力が入らない」",
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"326000711_13": "「1日おっさんの特訓に付き合った時みたいな感じだ」",
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"326000711_14": "「……すぐにメディカルチェックをしましょう」",
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"326000711_15": "「……という状況でしたので、メディカルチェックの後、\\n そのまま身体を休めてもらっています」",
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"326000711_16": "「歩行困難になるほどの、極度の疲労か……」",
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"326000711_17": "「恐らく、直接的な肉体疲労ではないので、\\n 本人たちにも気づきにくかったのだと思います」",
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"326000711_18": "「そうなると、翼たちが再びあの装置を使うのは\\n 難しいってことかしら?」",
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"326000711_19": "「はい。少なくとも疲労が回復してからでないと、\\n 装置による接続は難しいでしょう」",
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"326000711_20": "「そういうことなら」",
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"326000711_21": "「アタシたちの出番デスねッ!」",
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"326000711_22": "「しかし、お前たちはもう大丈夫なのか?」",
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"326000711_23": "「戻ってきてから、さっきまで休ませてもらったから、\\n もう、疲れは取れたわよ」",
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"326000711_24": "「わたしも大丈夫」",
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"326000711_25": "「調のご飯も食べたし、体調は万全デス」",
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"326000711_26": "「そうか。ならば翼たちと交代して、\\n 引き続き響くんの仮想脳領域の探索を進めてくれ」",
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"326000711_27": "「了解したわ」",
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"326000711_28": "「詳しい話はボクから説明します」",
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"326000711_29": "「ありがとう」",
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"326000711_30": "「お願いするデス」"
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