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{
"323000411_0": "小日向未来 Roselia",
"323000411_1": "「まりなさんの話だと、Roseliaの人たちは\\n このスタジオでよく練習してるらしいんだけど……」",
"323000411_2": "「……」",
"323000411_3": "(いたッ! でも、スタジオに入っちゃう。\\n その前になんとかッ",
"323000411_4": "「あ、あの、Roseliaの湊友希那さんですよね」",
"323000411_5": "「あなたは誰? どこかで会ったかしら?」",
"323000411_6": "「わたし、前にRoseliaのライブに行ったことがあって、\\n その歌詞に感銘を受けて、ファンになったんですッ」",
"323000411_7": "「感銘……?」",
"323000411_8": "(しまった、緊張して面接みたいな言い方しちゃった。\\n 変に思われたかな",
"323000411_9": "「あなたにもあの歌詞の良さがわかるの?」",
"323000411_10": "「え、ええっと、音楽院に通っていて、\\n 以前からバンドにとても興味があったんです」",
"323000411_11": "「あの、できたら、みなさんの練習を見させていただけないかと、\\n 厚かましいお願いとは思うんですけど――」",
"323000411_12": "「悪いけど、そういうことは受け付けてないの。\\n 忙しいからもう行くわね」",
"323000411_13": "(せっかく会えたのに、このまま引き下がれないッ!\\n 歌の秘密を調べないと",
"323000411_14": "「ほんの少し、本当に少しだけでいいんです。\\n お願いしますッ」",
"323000411_15": "「いくら頼まれても、見せるわけには――」",
"323000411_16": "「どうしたの、何かもめごと?」",
"323000411_17": "あッ、この人。Roseliaのベースをやってた人だ",
"323000411_18": "「この子がわたしたちの練習を見せてほしいって言うの。\\n 断ってるんだけど、聞いてくれなくて」",
"323000411_19": "「あれ? 確かライブに来てくれてた子だよね?」",
"323000411_20": "「はいッ Roseliaのライブを見て感動して、それで……」",
"323000411_21": "「うんうん、ということは、Roseliaのファンってことだよね。\\n だったら少しくらいいいじゃん」",
"323000411_22": "「本当ですか? ありがとうございますッ!」",
"323000411_23": "「リサ、何を言ってるの?\\n わたしたちは次のライブのために――」",
"323000411_24": "「はーい、こっちだよ。\\n スタジオは部屋が多いから間違えないようにね」",
"323000411_25": "「あ! ちょっとリサ!」",
"323000411_26": "「到着。まだ準備中だから、演奏はもう少しあとでね」",
"323000411_27": "「ここが練習スタジオなんですか、初めて入りました」",
"323000411_28": "「あ、あの……そちらの方は……?」",
"323000411_29": "「アタシたちのファンの子で、練習を見たいんだって。\\n 別にいいよね」",
"323000411_30": "「あ! 見たことある!\\n 確か、ライブに来てくれてた人、だよね」",
"323000411_31": "「練習の邪魔にならないのであれば、構いませんけど、\\n よく湊さんが許しましたね」",
"323000411_32": "「……アハハ、まあ、その話は置いといて。\\n 名前は……そういえば、まだ聞いてなかったね」",
"323000411_33": "「小日向未来です、今日はよろしくお願いします」",
"323000411_34": "「うん、よろしくね。\\n 同年代っぽいし、未来って呼んでもいいかな」",
"323000411_35": "「はい、もちろんです」",
"323000411_36": "「それじゃー、こっちの紹介だけど――」",
"323000411_37": "「ギターの氷川紗夜に、向こうがドラムの宇田川あこ。\\n それから、あっちにいるのがキーボードの白金燐子だよ」",
"323000411_38": "「そしてアタシがベースの今井リサ。\\n 改めてよろしく☆」",
"323000411_39": "「リサ、話を勝手に進めないで――」",
"323000411_40": "「そして、こっちは我らがRoseliaのメインボーカルを務める、\\n 湊友希那」",
"323000411_41": "「……リサ、本当にどういうつもりなの?\\n 話してちょうだい」",
"323000411_42": "「さすがに強引だったかな、ごめんごめん! でもさ、\\n せっかくファンが会いに来たのに無下にできないよ」",
"323000411_43": "「それに、練習でも見てる人がいるって意識するだけで\\n 緊張感があっていーんじゃない」",
"323000411_44": "「……」",
"323000411_45": "「あ、あの、やっぱり、わたし……」",
"323000411_46": "「確かにリサの言うことも理解できる。\\n 今回だけ特別よ、ただし、少し見ていったら帰ってもらうわ」",
"323000411_47": "「ありがとうございますッ!」",
"323000411_48": "「リサさんも、ありがとうございますッ!」",
"323000411_49": "「どういたしまして。\\n それじゃ、早速練習始めよっか」",
"323000411_50": "「……最初は1曲通しでやりましょう。\\n ズレたところは止めず、あとで見直すわよ」",
"323000411_51": "「オッケー」",
"323000411_52": "「それじゃ……始めるわよ!」",
"323000411_53": "(こんなすごい演奏を間近で聴けるなんてッ!)",
"323000411_54": "(音も、歌も、心に響いてくる……)",
"323000411_55": "(すごく力強い、\\n これがRoseliaの歌なんだよね……",
"323000411_56": "「今日もたくさん練習して疲れたー。\\n 友希那、このあと甘い物食べに行かない」",
"323000411_57": "「今日は遠慮するわ。帰って練習もしたいし」",
"323000411_58": "「ご、ごめんなさい。少しだけって言われたのに、\\n こんなに遅くまでお邪魔しちゃって」",
"323000411_59": "「友希那もみんなも、帰れって言わなかったじゃん?\\n あれって、いてもいいってことなんだよ」",
"323000411_60": "「……」",
"323000411_61": "「それよりもどうだった、アタシたちの演奏!」",
"323000411_62": "「はい、改めてRoseliaの歌はすごいんだなと思いました。\\n 強い意志を感じる素敵な歌でした」",
"323000411_63": "「そんなに褒められると照れちゃうなー。\\n 練習だけど観客がいたから、ちょっと緊張しちゃっててさ」",
"323000411_64": "(確かにちょっと音程の違いがあったのが気になったけど、\\n あれって緊張してたからなんだ",
"323000411_65": "「あなたは本当に演奏を聴いていたの?\\n あれをすごいとは、わたしにはとても思えない」",
"323000411_66": "「……え?」",
"323000411_67": "「見直すべきところがあるから、集まって練習してるの。\\n あれで満足しているようなメンバーはRoseliaにはいらない」",
"323000411_68": "「す、すみません、素人がえらそうに……」",
"323000411_69": "「友希那〜、そんな言い方しちゃダメだって」",
"323000411_70": "「リサ、あなたも自分の演奏にもっと注意を払って。\\n 最後の曲、途中で音ズレていたわよ」",
"323000411_71": "「アハハ…… やっぱ。気づいちゃうよね。\\n 友希那の言う通り、もっと注意しないと、だね」",
"323000411_72": "「そうか、あの3小節目はやっぱりそうだったんだ……」",
"323000411_73": "「……今なにを?」",
"323000411_74": "(ま、まずい、つい声に出しちゃった)",
"323000411_75": "「ご、ごめんなさい。なんでもありません」",
"323000411_76": "「遠慮しないで、言ってくれていいんだよ」",
"323000411_77": "「……」",
"323000411_78": "(む、無言の圧が……。\\n 言わなきゃダメな空気だよね、これ",
"323000411_79": "「え、ええっと、実は……」",
"323000411_80": "「……と、こんなところでしょうか。\\n 今日、聴いていて気になったのはこれくらいです」",
"323000411_81": "「遠慮なくとは言ったけど、まさかここまで容赦なく\\n 全部言ってくるとはなかなかの逸材」",
"323000411_82": "「す、すみません……」",
"323000411_83": "「やっぱりみんな、意外と緊張しちゃってたのかな」",
"323000411_84": "「……この指摘はどれも的確よ。\\n わたしも同じ場所が気にかかっていたから」",
"323000411_85": "「でも本当に、友希那が気になってたところに気づくなんて、\\n 未来も耳がいいんだね」",
"323000411_86": "「確か最初に会ったとき、音楽院に通っていると\\n 言っていたわね。楽器は」",
"323000411_87": "「はい、学院ではピアノを」",
"323000411_88": "「へー、ピアノやってるんだ。興味あるなー。\\n 今度、弾いて聴かせてよ」",
"323000411_89": "「い、いや、まだ人に聴いてもらえるほどの腕じゃなくて……」",
"323000411_90": "「今日のスタジオにピアノがあればよかったのだけど」",
"323000411_91": "「置いてるスタジオもあると思うし、探しとくよ。\\n 次はそこで練習するから」",
"323000411_92": "「リサ、見学はもう許可しないわよ」",
"323000411_93": "「謙遜してるだけで、なかなかの腕前かもよ?」",
"323000411_94": "「それにアタシたちと違う音楽をしている彼女なら、\\n また違った意見をもらえるかもしれないよ」",
"323000411_95": "「それは……、\\n そうね、かもしれないわね」",
"323000411_96": "「ピアノをやってる人は絶対音感を持ってることがあるって\\n 聞いたことあるけど、未来もそうなの」",
"323000411_97": "「絶対音感があるかどうかはわかりませんけど、\\n ほんの少しなら違いはわかります」",
"323000411_98": "「確かにあなたの指摘は的確だったけれど、\\n それが絶対音感のおかげかどうかはわからない」",
"323000411_99": "「実力がわからない人が何を言ったとしても\\n 相手には伝わらない……わかるわね」",
"323000411_100": "「そう、ですよね……」",
"323000411_101": "(出すぎた真似しちゃったのかな……)",
"323000411_102": "「よかったじゃん! 友希那からお許しが出たよ」",
"323000411_103": "「え? それはどういうことですか?」",
"323000411_104": "「つまり、実力がわからないから、見たいってこと。\\n これは何がなんでもピアを用意しないとね」",
"323000411_105": "「そういうことだったんですか」",
"323000411_106": "「スタジオ探しておくから、見つかったら連絡するね。\\n 連絡先教えてくれる」",
"323000411_107": "「れ、連絡先!? え、ええっと、実はそういうの\\n 持ってないんです。機械はものすごく苦手で」",
"323000411_108": "(流石に、こっちの世界の人と連絡をとり合うのはまずいよね……)",
"323000411_109": "「ウソ! 今どき珍しいね」",
"323000411_110": "「じゃあ、待ち合わせは明日、同じ時間で。\\n 場所は、今日行ったスタジオの前でいい」",
"323000411_111": "「はい、よろしくお願いしますッ!」",
"323000411_112": "(明日も会える約束ができた。\\n 一歩前進、ってことでいいのかな"
}