better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"206060211_0": "不死身の英雄②",
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"206060211_1": "「騎士がまたわたしたちに槍を向けて……。\\n あれは……」",
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"206060211_2": "「宣戦布告の合図、だったね」",
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"206060211_3": "「いっちゃった……」",
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"206060211_4": "「タスカッタ タスカッタ」",
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"206060211_5": "「鳥さんは無事だったみたいですね。\\n 騎士の肩にいたから、一緒にいっちゃったかと」",
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"206060211_6": "「ん? 返り血を浴びてるじゃないか。\\n さっき、騎士がドラゴンを攻撃した時だね」",
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"206060211_7": "「羽根が赤くなってる。\\n 水があれば洗ってあげられるけど……」",
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"206060211_8": "「オレッチハ ダイジョウブ\\n ソレヨリアイツ ナカマジャナカッタノカ?」",
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"206060211_9": "「仲間になったって言ったのはお前だろッ!」",
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"206060211_10": "「仲間になったフリ、だったのかも。\\n わたしたちを利用してドラゴンを弱らせるために」",
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"206060211_11": "「だとすると、あたしたちはまんまと\\n 竜殺しの騎士に協力しちまったってことになるね」",
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"206060211_12": "「で、用済みになったから今度は\\n あたしたちを倒そうってわけか」",
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"206060211_13": "「カッテナ ヤツダ」",
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"206060211_14": "「……あたしたちは、あのドラゴンを倒せば\\n 元の世界に帰れると思っていたよね?」",
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"206060211_15": "「でも今のところその気配はない」",
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"206060211_16": "「ドラゴンは、ボスじゃなかった……?」",
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"206060211_17": "「ああ、逆だったんだ。\\n 騎士がこの空間のボスってことだな」",
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"206060211_18": "「あれを倒さないと帰れないってことですか……」",
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"206060211_19": "「騎士はまた来るよ。次は敵として」",
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"206060211_20": "「敵を倒した分だけ強くなってました。\\n ……だとしたら、ドラゴンを倒した今は……?」",
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"206060211_21": "「最初に戦ったときですら厄介だったのに、\\n どーすんだッ!」",
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"206060211_22": "「……翼さんたちに回収してもらった施設の\\n 記録を解析しましたが」",
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"206060211_23": "「研究所内で、職員がグラムに引き込まれて消える事件が\\n 発生していたと判明しました」",
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"206060211_24": "「詳細はわかりませんが、起動実験の準備段階で\\n 何か起動のきっかけを与えてしまったのでしょう」",
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"206060211_25": "「グラムが暴走に至り、翼さんたちの到着前に\\n 職員全てが引き込まれてしまった」",
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"206060211_26": "「ではその職員たちは、\\n 奏たちはどうなったのか……」",
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"206060211_27": "「以前の振袖の時のように、\\n 別の空間に囚われている可能性が高いです」",
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"206060211_28": "「錬金術が関係した前回とはちがって、これはグラムの暴走……。\\n あるいは呪いと呼ぶべきものかもしれません」",
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"206060211_29": "「呪い、ですか」",
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"206060211_30": "「そんな呪詛に囚われた奏たちは無事なのかッ!?」",
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"206060211_31": "「……わかりません。\\n 今は無事を祈るしか……」",
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"206060211_32": "「おおおおおッ!」",
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"206060211_33": "「こんなに早く襲ってくるとはね」",
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"206060211_34": "「ちぃッ! やっぱり攻撃が効かねえッ!」",
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"206060211_35": "「竜殺しの力……やりづらい」",
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"206060211_36": "「これもダメか……。\\n 速さも強さも前とは比較にならないね」",
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"206060211_37": "「竜の血を浴びたジークフリードは無敵になったって言うけど……」",
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"206060211_38": "「だからどうしたッ!」",
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"206060211_39": "「予想外なんて毎度のことだッ!\\n いちいち折れるほど暇じゃねーッ!!」",
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"206060211_40": "「直接攻撃が効かないなら」",
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"206060211_41": "「おう、前回の手でッ!」",
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"206060211_42": "「なにッ!?」",
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"206060211_43": "「槍のひと振りで攻撃を全部払うなんて」",
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"206060211_44": "「……ッ! 退くよ。今は打つ手がない」",
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"206060211_45": "「くそッ! 手も足も出ないなんて……」",
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"206060211_46": "「何とか逃げ切りましたね」",
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"206060211_47": "「ああ……だけど、早く奴を何とかする\\n 手段を見つけないと」",
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"206060211_48": "「こんな時に本部と連絡が取れれば……」",
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"206060211_49": "「はい、呼びましたか――?」",
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"206060211_50": "「エルフナインッ!?」",
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"206060211_51": "「なッ!?」",
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"206060211_52": "「ようやくそちらの閉鎖空間と回線を接続できました」",
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"206060211_53": "「研究所から回収した資料を解析し、グラムの固有波長に近い\\n 波長での通信なら届くのではと考えました」",
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"206060211_54": "「そんなことが……。\\n ありがとう、エルフナイン」",
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"206060211_55": "「みなさん、ご無事ですか……?」",
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"206060211_56": "「ああ、3人ともまだ無事だッ!」",
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"206060211_57": "「まだということは、やはり閉鎖空間内は\\n 危険な状況なんですね。詳細を教えてください」",
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"206060211_58": "「……予想は的中しました。みなさんが囚われているのは\\n 魔剣グラムが創りだした閉鎖空間です」",
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"206060211_59": "「そして、今戦っている騎士こそ、グラムの中に残った、\\n かつての持ち主ジークフリードの残留思念でしょう」",
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"206060211_60": "「やっぱり、アイツがボスだったか」",
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"206060211_61": "「ですが、グラムに取り込まれているのはジークフリードの\\n 意思だけではありません」",
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"206060211_62": "「倒されたドラゴンの憎悪もまた、その空間を形作る\\n 要素になっているようです」",
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"206060211_63": "「ふたつの意思が絡み合った結果、\\n 騎士はドラゴンを倒し続け――」",
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"206060211_64": "「ドラゴンは騎士に倒され続けるという、\\n 歪んだ空間になってしまったのでしょう」",
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"206060211_65": "「まて、それなら、あたしたちがドラゴンや騎士から\\n 攻撃を受ける理由はなくないか?」",
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"206060211_66": "「それはおそらく、みなさんが纏っている\\n ドラゴン型ギアのせいでしょう」",
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"206060211_67": "「ドラゴンの血を浴びて変化したギア……」",
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"206060211_68": "「それを纏ったみなさんは、ドラゴンの敵の人間でありながら、\\n 騎士の敵のドラゴンでもある、ということです」",
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"206060211_69": "「ドラゴン型ギア、いいことない……」",
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"206060211_70": "「ちなみに、鳥と話すことができるのもそのギアの能力でしょう。\\n 血を浴びたジークフリードは鳥と話せるようになったそうです」",
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"206060211_71": "「利点は、それだけなのか……?」",
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"206060211_72": "「ですが、そんなドラゴンの力でジークフリードを倒すことこそ、\\n この歪んだ呪いを破壊する唯一の手段だと思いますッ!」",
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"206060211_73": "「なるほど。閉鎖空間の焦点の破壊と、ドラゴンの憎しみの\\n 解消を同時にしようってわけか」",
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"206060211_74": "「となると、肝心なのはやっぱりその方法だな」",
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"206060211_75": "「ええ、それは……」",
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"206060211_76": "「……話の最中に割り込んで悪いね。\\n ジークフリードが追いついてきたみたいだッ!」"
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