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"329000722_0": "「アルカ・ノイズがお出迎えなんてねッ!」",
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"329000722_1": "「だがこの程度、物の数ではないワケダッ!」",
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"329000722_2": "「片付いたようね」",
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"329000722_3": "「そうね。他に術者やオートスコアラーはいないみたい」",
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"329000722_4": "「アルカ・ノイズを自動召喚する罠だけだったワケダ」",
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"329000722_5": "「この程度であーしらを返り討ちにできるとでも\\n 思ってるのかしら?」",
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"329000722_6": "「だとしたら、見くびられたワケダ」",
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"329000722_7": "「いや……そうではない」",
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"329000722_8": "「どういうワケダ?」",
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"329000722_9": "「高位術師の知識を継いだノエルのこと、私たちを相手取ろうと\\n していたなら、錬金術への対策措置も講じているはずよ」",
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"329000722_10": "「確かにそうかもね」",
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"329000722_11": "「ではここの罠は、\\n あくまで雑魚の侵入者を対象としたものというワケダね」",
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"329000722_12": "「ええ、恐らくは」",
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"329000722_13": "「つまり……ここは既に用済み、もぬけの殻というワケダ」",
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"329000722_14": "「はあ。やっとノエルの拠点を見つけたと思ったけど、\\n とんだ肩すかしだったわね」",
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"329000722_15": "「それじゃ、さっさと帰るとしましょうか」",
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"329000722_16": "「いいえ。何か足取りに関わる情報が残っているかもしれない。\\n もう少し調べてみましょう」",
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"329000722_17": "「もうッ。サンジェルマンったら、\\n 相変わらずクソ真面目なんだから」",
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"329000722_18": "「文句を言ってないで、手を動かすワケダ」",
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"329000722_19": "「はい、はい……わかりましたよっと」",
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"329000722_20": "「……あら? 2人ともちょっと来て」",
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"329000722_21": "「どうしたワケダ?」",
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"329000722_22": "「この辺り、何か感じない?」",
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"329000722_23": "「確かに、微かに施術の形跡が……?」",
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"329000722_24": "「この作業台の奥なワケダ」",
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"329000722_25": "「床にも台をずらした痕跡があるわね」",
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"329000722_26": "「どかしてみましょう」",
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"329000722_27": "「ええーッ!\\n こんな薄汚いの触ったら、お肌ばっちくなっちゃうじゃないッ!」",
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"329000722_28": "「つべこべ言わず手伝うワケダッ!」",
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"329000722_29": "「はあ、もう……」",
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"329000722_30": "「準備はいい? せーの――ッ!」",
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"329000722_31": "「床の下に扉が……?」",
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"329000722_32": "「隠しストレージ、というワケダね」",
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"329000722_33": "「魔力による封印がかけられているわ」",
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"329000722_34": "「この程度の解呪なら任せるワケダ」",
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"329000722_35": "「……成功なワケダね」",
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"329000722_36": "「何が入ってるのかしらね?」",
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"329000722_37": "「鬼が出るか蛇が出るか――」",
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"329000722_38": "「何それ、書類?」",
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"329000722_39": "「恐らくは奴らの計画書なワケダが」",
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"329000722_40": "「そのようね」",
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"329000722_41": "「これは……ッ!?」"
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