better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"315001011_0": "切れない絆",
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"315001011_1": "「これで、良し――と」",
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"315001011_2": "「司令。メインコンピュータの徹底洗浄が完了しました」",
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"315001011_3": "「汚染の痕跡は?」",
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"315001011_4": "「メモリやバイオス上への潜伏の可能性も洗いましたが、\\n 問題ありません」",
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"315001011_5": "「こちらも端末のシステムに仕掛けられていた\\n バックドアまわりの閉鎖処理、完了しました」",
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"315001011_6": "「外部からの不正介入は、これで不可能になったはずです」",
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"315001011_7": "「よくやってくれた。\\n では各員に端末の使用許可を通達してくれ」",
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"315001011_8": "「はい。ただちに」",
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"315001011_9": "「2人とも、長時間の作業、ご苦労だったな」",
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"315001011_10": "「これで今回の件もひと段落ですかね?」",
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"315001011_11": "「不和の林檎も無事回収して、\\n 政府がしかるべき所へ保管しましたしね」",
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"315001011_12": "「まあ……ひとまずは、と言ったところかな」",
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"315001011_13": "「ハハ、なんとも不吉な響きですね」",
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"315001011_14": "「しかし、今振り返ってみても、\\n 今回の事件は、本当にどうなるかと思いましたね」",
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"315001011_15": "「ああ……。まさかS.O.N.G.本部ごと盗まれるだなんて\\n 思ってもみなかったよ」",
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"315001011_16": "「今後は、事件発生経緯における問題点の検証と並行して、\\n 施設・セキュリティ上の脆弱性の改善を徹底する」",
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"315001011_17": "「やっぱり……。これはしばらく休めそうにもありませんね」",
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"315001011_18": "「事件の経緯といえば――少しだけ、気になったことが」",
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"315001011_19": "「なんだ?」",
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"315001011_20": "「不和の林檎は、どうして調ちゃんと切歌ちゃんを\\n 標的にしたんでしょう?」",
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"315001011_21": "「ああ、そのことか」",
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"315001011_22": "「恐らくはデータの理論値を超える力を発揮した、\\n 2人の連携を脅威に感じたためだろうな」",
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"315001011_23": "「不和の林檎の最大の脅威であり弱点は、\\n 連携や信頼……絆だった、ということですか」",
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"315001011_24": "「ああ。まさにそれこそが、\\n 今回、世界を救う鍵となったのだからな」",
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"315001011_25": "「絆と言えば……切歌ちゃんたち、大丈夫かしら。\\n ロボットがいなくなって、だいぶ塞ぎ込んでましたけど……」",
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"315001011_26": "「ああ。本物の友達を喪ったみたいにね」",
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"315001011_27": "「彼女たちにとっては、紛れもなく本物の友達だったんだろう」",
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"315001011_28": "「いやあ、今日は良い天気デスね~。\\n 絶好のお散歩日和デス」",
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"315001011_29": "「……うん。空も綺麗だね」",
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"315001011_30": "「空……ホントに青い、デスね……」",
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"315001011_31": "「なんか、まるで……」",
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"315001011_32": "「どうしたの、切ちゃん」",
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"315001011_33": "「うん……あの日の空、思い出しちゃったデス……」",
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"315001011_34": "「あ……」",
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"315001011_35": "「ごめん、切ちゃん……」",
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"315001011_36": "「全然、調のせいじゃないデスよ」",
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"315001011_37": "「……そろそろ、帰ろっか」",
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"315001011_38": "「うん。でも……もう少し散歩してからがいいデス」",
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"315001011_39": "「部屋だと、なんだか思い出してしまいそうデス……」",
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"315001011_40": "「そう……だね……」",
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"315001011_41": "「はあ……」",
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"315001011_42": "「エルフナインからデス」",
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"315001011_43": "「何かな?」",
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"315001011_44": "「どうしたんデス?」",
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"315001011_45": "「切歌さん。今、調さんとご一緒ですか?」",
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"315001011_46": "「一緒デス」",
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"315001011_47": "「どうかしたの?」",
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"315001011_48": "「もしお時間があったら、\\n 今からボクの研究室に来ていただけますか?」",
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"315001011_49": "「分かったデスッ! でも、どうしてデスか?」",
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"315001011_50": "「それは……着いてからのお楽しみです」",
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"315001011_51": "「ではお待ちしてます。また後ほど」",
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"315001011_52": "「何デスかね……?」",
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"315001011_53": "「雰囲気的に、任務って感じじゃなさそう」",
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"315001011_54": "「そうデスね……。\\n 任務なら『お時間あったら』なんて言わないはずデスし」",
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"315001011_55": "「他に心当たりある?」",
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"315001011_56": "「全然デス」",
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"315001011_57": "「けど……こうしてるよりも気が紛れるかもデスね」",
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"315001011_58": "「……そうだね。行こうか」",
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"315001011_59": "「お邪魔するデース」",
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"315001011_60": "「あ、おふたりとも」",
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"315001011_61": "「どうしたの?」",
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"315001011_62": "「実はおふたりに、渡したいものがありまして」",
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"315001011_63": "「渡したいもの……?」",
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"315001011_64": "「えッ、まさか……」",
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"315001011_65": "「それって――ッ!?」",
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"315001011_66": "「切ちゃんロボと、調ロボッ!?」",
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"315001011_67": "「わざわざ作り直してくれたんデスか?」",
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"315001011_68": "「いえ。実は、完全な新品というわけじゃないんです」",
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"315001011_69": "「どういうこと?」",
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"315001011_70": "「あの後、潜水艦の甲板上に落下していたパーツを\\n 運よく回収できまして……それで直してみたんです」",
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"315001011_71": "「元通りなんデスか?」",
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"315001011_72": "「いえ、それは……流石に完全というわけにはいきませんでした」",
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"315001011_73": "「記録媒体も焼け残っていたので、組み込んではいますが……」",
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"315001011_74": "「AIは不和の林檎の影響を受けて発生したものなので、\\n ボクには直すことができなくて……」",
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"315001011_75": "「メモリは残っていますが、事件前と同じように、\\n 会話したりすることは出来ません」",
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"315001011_76": "「すっごく、嬉しいデスッ!」",
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"315001011_77": "「うん。事件前の状態に戻ったんだもの」",
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"315001011_78": "「ありがとうデスッ!」",
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"315001011_79": "「本当にありがとう」",
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"315001011_80": "「そう言って頂けて何よりです」",
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"315001011_81": "「調ロボに――」",
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"315001011_82": "「切ちゃんロボ――」",
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"315001011_83": "「――おかえりデスッ!」\\n「――おかえりなさいッ!」",
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"315001011_84": "「ああ、調ッ!」",
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"315001011_85": "「切ちゃんッ!」",
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"315001011_86": "「本当に、よかったデスね」",
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"315001011_87": "「うん……これで全部、元通りだね」",
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"315001011_88": "「ううん、ぜんぜん元通りなんかじゃないデスよ」",
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"315001011_89": "「えッ?」",
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"315001011_90": "「アタシと調は前よりも、もっともっとも~っとッ!\\n たくさん仲良くなったデスッ!」",
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"315001011_91": "「うん……そうだねッ!」",
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"315001011_92": "「もうあんなケンカなんて絶対しないデスッ!」",
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"315001011_93": "「そうだね」",
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"315001011_94": "「ロボたちに誓って、約束するデスッ!」",
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"315001011_95": "「うん、きっとね」"
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