better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
76 lines
7.0 KiB
JSON
76 lines
7.0 KiB
JSON
{
|
||
"305001511_0": "装者たちの夏休み",
|
||
"305001511_1": "「回収して頂いた聖遺物ですが、マリアさんからの話の通り、\\n 銛の形をした聖遺物だったようです」",
|
||
"305001511_2": "「それと調査を進めた結果、この聖遺物は、\\n 欠片の状態、つまり砕けた事で起動する事が分かりました」",
|
||
"305001511_3": "「それじゃ砕ける前は、起動していなかったという事?」",
|
||
"305001511_4": "「そういう事だな」",
|
||
"305001511_5": "「砕けた事で起動してしまい、\\n たまたまその場に居合わせたノイズを取り込んでしまった」",
|
||
"305001511_6": "「もしかしたら、持ち主を求めるような性質があったのかもしれません」",
|
||
"305001511_7": "「なるほど……」",
|
||
"305001511_8": "「カルマノイズといい、今回の聖遺物。\\n 並行世界では、我々の常識は通用しないと見たほうがいい」",
|
||
"305001511_9": "「引き続きこの件に関しては調査を進めようと思います」",
|
||
"305001511_10": "「ええ、ありがとう」",
|
||
"305001511_11": "「事件も解決したし、夏だーッ! と思ったのに」",
|
||
"305001511_12": "「あっちもこっちも人だらけで、とても海なんて行けそうに\\n ないデスッ!」",
|
||
"305001511_13": "「翼さんとマリアがいるから、大騒ぎになっちゃうもんね」",
|
||
"305001511_14": "「わたしは別に遠慮しても構わないんだが……」",
|
||
"305001511_15": "「だぁーめだッ! 逃げんな。聞いたぞ?\\n 休めって言われてるんだろ」",
|
||
"305001511_16": "「だが、緒川さんはわたしが良ければそれで良いと」",
|
||
"305001511_17": "「そうねえ……」",
|
||
"305001511_18": "「みんなで遊びたかったのに……残念」",
|
||
"305001511_19": "「諦めるしかないのかな」",
|
||
"305001511_20": "「みんなで海に行きたかったデス」",
|
||
"305001511_21": "「とはいえ、仕方ねーか。どっか海以外のとこ探したらどうだ」",
|
||
"305001511_22": "「うむ……。事件はあったが、皆で海辺でキャンプに近い事は\\n 出来たし、それで我慢しよう」",
|
||
"305001511_23": "「……ねぇ、みんな」",
|
||
"305001511_24": "「ちょっとわたしに考えがあるんだけれど――」",
|
||
"305001511_25": "「夏――」",
|
||
"305001511_26": "「そう。それは暑く、熱い季節……ッ!」",
|
||
"305001511_27": "「……わたしの夏はついにやってきた――」",
|
||
"305001511_28": "「アタシの必殺断殺スパイク……受けるデスッ!」",
|
||
"305001511_29": "「おい、ボール行ったぞッ!」",
|
||
"305001511_30": "「どんなボールとて返してみせるッ!」",
|
||
"305001511_31": "「あははははッ! 翼さん、どうしてビーチボール打つのに\\n 手刀なんデスかッ!?」",
|
||
"305001511_32": "「お、おかしいかッ!?」",
|
||
"305001511_33": "「おかしいに決まってんだろッ!\\n それと、なんでもかんでも1回で返してんじゃねーッ!」",
|
||
"305001511_34": "「相手のコートに返せばいいルールなら、\\n どのような形であれ――ッ!」",
|
||
"305001511_35": "「その隙に、ネットぎりぎりにぽん……っと」",
|
||
"305001511_36": "「ちくしょうッ。また後輩チームに1点かよッ!」",
|
||
"305001511_37": "「くッ、ビーチバレーとはいえ、勝負の場ならそこは戦場。\\n 油断をつかれるとは――ッ!」",
|
||
"305001511_38": "「デスデスデースッ!\\n 調とアタシのコンビネーションは完璧デスよッ!」",
|
||
"305001511_39": "「ぶい」",
|
||
"305001511_40": "「本当にプライベートビーチね。\\n 久しぶりだわ。こんな開放感ッ!」",
|
||
"305001511_41": "「ギャラルホルンをこのように遊びに使って、本当にいいもの\\n なのか……わたしは今だ少し疑問なんだが」",
|
||
"305001511_42": "「島の人間がまだ帰って来てないみたいだし、少しくらいいいだろ?」",
|
||
"305001511_43": "「ノイズは倒したし、聖遺物も無事回収したし、\\n 元通りと伝えてもまだ怖いんだと思う」",
|
||
"305001511_44": "「それより勝負の続きデスッ! 負けたほうが勝ったほうの\\n アイス代を奢る約束デス……ッ!」",
|
||
"305001511_45": "「みんな、楽しんでて。\\n わたしは……思いっきり泳いでくるわッ!」",
|
||
"305001511_46": "「つ、疲れ……」",
|
||
"305001511_47": "「だ~め」",
|
||
"305001511_48": "「で、でも~、今日は日中気温39度で暑いから、夕方まで……」",
|
||
"305001511_49": "「だ~めッ!」",
|
||
"305001511_50": "「ひ~ッ! 厳しい~ッ!」",
|
||
"305001511_51": "「全部、響の自業自得でしょ。わたしと約束したのに」",
|
||
"305001511_52": "「うう、返す言葉もございません……。\\n 昨日までのわたしが、もう少しだけがんばっていれば~……」",
|
||
"305001511_53": "(あれは昨日の事――)",
|
||
"305001511_54": "「並行世界でプライベートビーチッ!\\n ……なんて、役得だなあ~」",
|
||
"305001511_55": "「ええと、水着は用意したし、ビーチボールも用意したし、\\n あとは着替えとおやつと……楽しみすぎるッ!」",
|
||
"305001511_56": "「響、ただいま」",
|
||
"305001511_57": "「おおお、未来ッ! 会いたかったよ~ッ!\\n わ~未来だ~」",
|
||
"305001511_58": "「うんうん。わかったわかった。\\n ……一応聞くけど、課題は進んだ?」",
|
||
"305001511_59": "「…………」",
|
||
"305001511_60": "「それは……えへへ」",
|
||
"305001511_61": "「もう、そんな事だろうと思った。\\n それじゃ今日から課題やろうね」",
|
||
"305001511_62": "「ええッ、でも海に……」",
|
||
"305001511_63": "(しまったッ! ギャラルホルンのゲートを通れるのは\\n 装者だけ、つまり未来は行けないから……)",
|
||
"305001511_64": "「海がどうしたの?」",
|
||
"305001511_65": "「な、何でもないッ! 課題、頑張るからッ!」",
|
||
"305001511_66": "「うん。当然だよね」",
|
||
"305001511_67": "「手が止まってるよ、響。アイスコーヒー入れるから、\\n ここまでは今日中に必ず終わらせようね」",
|
||
"305001511_68": "「う、うん……」",
|
||
"305001511_69": "(みんな、楽しんでるかなぁ。\\n なんといってもプライベートビーチだもんね……)",
|
||
"305001511_70": "「どうしたの? 何かわからないところでもある?」",
|
||
"305001511_71": "(……でも、こっちはこっちで楽しいから、いいかな。\\n やる事が勉強でも、未来が一緒だから……)",
|
||
"305001511_72": "「どうしたの?」",
|
||
"305001511_73": "「何でもないッ! 早く課題終わらせるからね、未来ッ!」"
|
||
} |