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{
"201017711_0": "復活のダウルダブラ",
"201017711_1": "「納得がいかないワケダ」",
"201017711_2": "「ずーっと同じこと言ってるわね、それでもう何回目なのよ」",
"201017711_3": "「気持ちはわかるけど、まだメンテナンスの途中なんだから、\\n そう愚痴らないで」",
"201017711_4": "「こうやって自由に歩き回れるんだからいいじゃない。\\n 前まで入ることすら許されなかったんだから」",
"201017711_5": "「これはもともと、わたしが造ったものであって、\\n 自由にできて当然なワケダ」",
"201017711_6": "「そういえば、ちゃんと聞いたことなかったけど、\\n これのデザインも自分で考えたの」",
"201017711_7": "「わたしのオリジナルではなく、昔、気の合うやつがいて、\\n そいつの城を参考にさせてもらったワケダ」",
"201017711_8": "「気の合う相手?」",
"201017711_9": "「ジル・ド・レェというやつだ。\\n わたしはジルと呼んでいたが」",
"201017711_10": "「ジル・ド・レェか……」",
"201017711_11": "「そいつの城の構造が気に入ったので、\\n わたしも似たようなものを造ってみようと思ったワケダ」",
"201017711_12": "「なるほど、そういうことだったのね」",
"201017711_13": "「全く、あいつさえ余計なことをしなければ……」",
"201017711_14": "「くしゅッ!」",
"201017711_15": "「あらあら、くしゃみだなんて、風邪ですかマスター?\\n 普段から薄着でいるからですよ」",
"201017711_16": "「ふん、オレが風邪なんてひくものか。\\n ここが埃っぽいのが悪いんだ」",
"201017711_17": "「手入れはしているようですが、掃除までは\\n 行われていないようですからね」",
"201017711_18": "「あたしたちで掃除するんだゾ」",
"201017711_19": "「ミカがやると派手に散らかしそうだ。\\n それよりも今は探しものが優先だろう」",
"201017711_20": "「本当にこんなところにあるんですか?」",
"201017711_21": "「ダウルダブラでノエルと戦ったのはこの辺りのはず……、\\n 見ろ、あったぞ。ダウルダブラの破片だ」",
"201017711_22": "「なるほど、これを探せばいいんだな、わかったゾッ!」",
"201017711_23": "「見つけたら教えてちょうだい、\\n ミカのその手で掴んだら壊してしまいそうだから」",
"201017711_24": "「派手に複数発見。破片はあといくつなのか」",
"201017711_25": "「散らばっているようですからねー。\\n あっ、ここにもあるようですよ」",
"201017711_26": "「こちらにもありましたわ、マスター」",
"201017711_27": "「うぅ、どこにあるんだゾ……んん?",
"201017711_28": " マスター、マスターッ! これそうじゃないカッ!」",
"201017711_29": "「ああ、これで一通りは揃ったな。\\n 人手を揃えてきたのは正解だったようだ」",
"201017711_30": "「本当に人形使いが荒いですよねー」",
"201017711_31": "「大して働いたわけではないだろ。\\n だが、これで再びダウルダブラを纏うことができる」",
"201017711_32": "「では、持ち帰り修復を行いましょう」",
"201017711_33": "「いや、シャトーの施設を使えるはずだ。\\n このままここで直してしまうぞ」",
"201017711_34": "「……これで修復はできた。\\n あとはダウルダブラを纏えるかどうかの確認だ」",
"201017711_35": "「うん。どうやら、問題なく纏えるようだ。\\n もう少し性能を確かめておきたいが、どうするか」",
"201017711_36": "「あらら……」",
"201017711_37": "「なんだ、その反応は」",
"201017711_38": "「ほら、マスターがダウルダブラを纏うと\\n ナイスバディな大人のマスターになるじゃないですか」",
"201017711_39": "「何か破片が足りていないのが原因かもしれません。\\n あの場所をもっと探してみましょう」",
"201017711_40": "「いや、破片は問題なく揃っている。\\n 足りてなかったらそもそも纏えていないからな」",
"201017711_41": "「じゃあ、どうして小さいままなんだゾ?」",
"201017711_42": "「単純な、想い出不足だな……」",
"201017711_43": "「なるほど、そういうことでしたか」",
"201017711_44": "「だが、しばらくすれば前の姿に戻れるはずだ」",
"201017711_45": "「あたしは小さなマスターでも、似合ってていいと思うゾッ!」",
"201017711_46": "「ええ、どのような姿でもダウルダブラを纏った\\n マスターは凛々しくもあります」",
"201017711_47": "「派手に似合っている」",
"201017711_48": "「そうそう、小さい身体で露出多めのセクシー服なんて\\n 好きな人は好きですからねー」",
"201017711_49": "「お前はそんな言い方しかできないのかッ!」",
"201017711_50": "「褒めてるんですよー」",
"201017711_51": "「お前、それのどこが……待て、話の続きはあとだ。",
"201017711_52": " 愚か者がここへ侵入したようだな」",
"201017711_53": "「侵入者ですか?」",
"201017711_54": "「ああ、ちょうどいい。\\n ダウルダブラの性能を確認しておきたかったところだ」",
"201017711_55": "「行くぞ、お前たち」",
"201017711_56": "「そこのお前、錬金術師か。協会の人間には見えないが」",
"201017711_57": "「なッ!? ここには誰もいないんじゃなかったのか。\\n クソッ、こうなったらッ」",
"201017711_58": "「アルカ・ノイズか。\\n お前たちは手を出すな、オレが片付ける」",
"201017711_59": "「承知」",
"201017711_60": "「ダウルダブラの試運転に付き合ってもらうぞ。\\n 簡単にやられるなよ」",
"201017711_61": "「そ、そんな、アルカ・ノイズが一撃でッ!?」",
"201017711_62": "「試すには相手が弱すぎるな。\\n だがまあ、問題なく戦えるようだ」",
"201017711_63": "「手持ちがまだあるならさっさと出せ。\\n オレがまとめて相手をしてやる」",
"201017711_64": "「この音って、中から聞こえてこない?」",
"201017711_65": "「誰かがシャトー内で戦闘をしているんだ。\\n はぐれ錬金術師が侵入したのかもしれない、確認するぞ」",
"201017711_66": "「わたしのシャトーを好き勝手にさせたりしないワケダッ!」",
"201017711_67": "「うぅ……」",
"201017711_68": "「こんなものだな。あとであいつにでも引き渡すとするか。\\n お前たち、そいつを運んでくれ」",
"201017711_69": "「はい、わかりました」",
"201017711_70": "「侵入者ってこいつ1人だけなのカ?」",
"201017711_71": "「少し待て……いや、まだ誰かいるようだな。\\n こちらに向かってきている」",
"201017711_72": "「相手にするのも面倒だな。\\n この糸で罠を張っておけば、勝手に拘束されるはずだ」",
"201017711_73": "「うわあッ!?」",
"201017711_74": "「罠にかかったようだな。\\n さて、どこのどいつがかかったのか」",
"201017711_75": "「んもう、この糸なんなのよッ!?」",
"201017711_76": "「くっ、身動きが取れない。\\n これは侵入者が造った罠なのかッ」",
"201017711_77": "「お前たちは何をやっている?」",
"201017711_78": "「それはこっちのセリフなワケダッ!」",
"201017711_79": "「マスターが感じた侵入者ってこの人たちじゃないですか?」",
"201017711_80": "「侵入者だとッ!?\\n ふざけるな、侵入者はそちらなワケダッ」",
"201017711_81": "「ふん、オレたちは一応許可を得てここに来ている。\\n 何をしようと貴様には関係ないだろうッ」",
"201017711_82": "「これはわたしの城。\\n もう度と、好き勝手にはさせないワケダッ」",
"201017711_83": "「お前になぞ従うものかッ!」",
"201017711_84": "「もー、ケンカしてないで、早く降ろしてよー」",
"201017711_85": "「この体勢は地味にきついんだが……」",
"201017711_86": "「落ち着くまでは無理ですね。\\n ああなるとマスターは引かないですから」",
"201017711_87": "「あれ? 電話がなってるゾー」",
"201017711_88": "「これは局長の……。\\n くッ、この状態では取れない……」",
"201017711_89": "「では、代わりに私が取るとしましょう。\\n はい、もしもし……」",
"201017711_90": "「だいたい、お前が勝手なことをしなければ、\\n これはずっとわたしの手元にあったワケダッ」",
"201017711_91": "「本当にしつこいやつだな」",
"201017711_92": "「マスター、よろしいでしょうか。お電話を」",
"201017711_93": "「なんだ、まったく。\\n 今忙しいんだ、話なら帰ってからにしてくれ」",
"201017711_94": "「黙っていられなくてね、\\n シャトーの所有権の話をしていたようだから」",
"201017711_95": "「それは今、協会のものになっている。\\n つまりは僕のもの、君たちのものではなくね」",
"201017711_96": "「だが局長――」",
"201017711_97": "「認めないよ。異論は」",
"201017711_98": "「そういうことだから、早く戻ってくるといい。\\n つまらない喧嘩をせずにね」",
"201017711_99": "「おい、話を最後まで――クソ、切ったか」",
"201017711_100": "「あの男の言い分はそういうことだそうだ。\\n まずはあいつに話を通す必要があるようだな」",
"201017711_101": "「局長の決定は決定だもの。仕方ないわよね」",
"201017711_102": "「くっ、やはり納得いかないワケダッ!」",
"201017711_103": "「それより、いい加減早く降ろしてくれッ!」"
}