better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"315000411_0": "不和の林檎",
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"315000411_1": "「皆、合流できたようだな」",
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"315000411_2": "「当面ここを仮設本部として利用する。\\n 手狭だが、そこは我慢してくれ」",
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"315000411_3": "「無事で何よりです。\\n それで、占拠された本部の現状は?」",
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"315000411_4": "「我々が脱出した直後、海中に潜行したようだ」",
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"315000411_5": "「その所在地は不明です」",
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"315000411_6": "「奪還しようにも、こちらからは\\n 手が出せなくなったというわけだ」",
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"315000411_7": "「潜水艦内部は今、無人状態なのね?」",
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"315000411_8": "「はい。そのはずです」",
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"315000411_9": "「あの、そもそも、今回の騒動の原因ってなんなんですか?」",
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"315000411_10": "「政府から依頼されて分析していた完全聖遺物\\n 『不和の林檎』が原因と考えられます」",
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"315000411_11": "「不和の林檎? なんだそりゃ」",
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"315000411_12": "「知ってるデス。ギリシア神話の、\\n なんとかって女神の作った黄金の林檎デスよ」",
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"315000411_13": "「おお。切歌ちゃん、そんなのよく知ってるね」",
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"315000411_14": "「えへん、デス」",
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"315000411_15": "「この前、板場さんたちに教えてもらったんです」",
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"315000411_16": "「そんなこったろうと思った……」",
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"315000411_17": "「切歌さんが仰った通り、不和の林檎とは、ギリシア神話の\\n 不和と争いの女神エリスがつくったとされる黄金の林檎です」",
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"315000411_18": "「それで、その不和の林檎って、どんな聖遺物なの?」",
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"315000411_19": "「伝承通り、不和――つまり人と人とを\\n 仲違いさせる力を持つもの――と推定されていました」",
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"315000411_20": "「うわーッ。嫌な力だなあ……」",
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"315000411_21": "「ただし、影響を受けるのは起動状態の聖遺物に\\n 直接触れた人に限られます」",
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"315000411_22": "「だが、それが今回の事態と、どう繋がりが?」",
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"315000411_23": "「別段、S.O.N.G.内の人間関係が悪化した様には\\n 見受けられなかったが……」",
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"315000411_24": "「みんないつも通り仲良しですもんね」",
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"315000411_25": "「今回はその力が、『人類と機械の不和』という形で\\n 発揮されているのかもしれません」",
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"315000411_26": "「人類と機械の……不和?」",
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"315000411_27": "「はい。メインコンピュータが占拠された際に現れた\\n 偽ロボたちは、人類に宣戦布告を行っていました」",
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"315000411_28": "「なるほど……。戦争こそ、不和の究極の形だな」",
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"315000411_29": "「触りさえしなければ影響がないため、\\n 異常事態は起こらないと踏んでいたのですが……」",
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"315000411_30": "「どうやら、その認識が甘かったようです」",
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"315000411_31": "「まさか、コンピュータにその力が及ぼうとはな。\\n このような事態を招いてしまい、すまなかった」",
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"315000411_32": "「これから、敵はどう動くでしょうか」",
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"315000411_33": "「敵の目的は人類との戦争だ。\\n そのために、これからもロボットを量産し続けるだろう」",
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"315000411_34": "「本部の設備には限りがあります。\\n 地上の廃工場などで密かに量産している可能性があります」",
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"315000411_35": "「今日戦ったたくさんのロボットたちもそこで\\n 作られたんデスね」",
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"315000411_36": "「親玉は海の底。それが本当なら兵隊は作り放題か……」",
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"315000411_37": "「機械類の盗難は、偽ロボづくりの材料のため\\n だったんですね」",
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"315000411_38": "「はい。潜水艦の出航後も、\\n 各地から目撃情報、盗難情報が複数寄せられています」",
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"315000411_39": "「アイツら、結構しぶとかったしな……。\\n 数が増えてくると厄介だ」",
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"315000411_40": "「しぶとかった? どんな風にだ?」",
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"315000411_41": "「それが、やたらこっちの攻撃をかわされちまうんだ」",
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"315000411_42": "「ああ、まるでこちらの手の内を知っている様だった」",
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"315000411_43": "「手の内を……」",
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"315000411_44": "「どうしたの?」",
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"315000411_45": "「もしかすると、本当に\\n みなさんの手の内が敵に知られているのかもしれません」",
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"315000411_46": "「どういうこと?」",
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"315000411_47": "「敵はS.O.N.G.のメインコンピュータを支配下に置いています」",
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"315000411_48": "「そのデータベースの中には、みなさんの\\n 今までの戦闘記録と、その解析データが収められています」",
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"315000411_49": "「まさかッ!?」",
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"315000411_50": "「しかも先日、訓練で皆のデータを更新したばかりだ」",
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"315000411_51": "「あたしらの最新情報を敵にくれてやっちまったってことか……」",
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"315000411_52": "「……はい。それを元に偽ロボたちの戦術アルゴリズムを\\n 調整したのだと思います」",
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"315000411_53": "「こっちの手の内がモロバレとか、そりゃ手こずるわけだ……」",
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"315000411_54": "「ごめんなさい。\\n ボクがみなさんのデータ収集なんて提案しなければ……」",
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"315000411_55": "「過ぎたことを悔やんでも仕方ないわ。\\n 今やるべきこと、できることに専念しましょう」",
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"315000411_56": "「その通りだ。とにかく当面は敵の工場を突き止め、\\n そこを破壊することを目標とする」",
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"315000411_57": "「既にその調査のために、緒川と調査部を動かしているところだ」",
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"315000411_58": "「それから、オリジナルのロボたちも、\\n 敵に関する情報を持っている可能性があります」",
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"315000411_59": "「そのために今、最優先でその修復に当たっています」",
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"315000411_60": "「ロボたち、直りそうデスか?」",
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"315000411_61": "「はい。幸い、頭部の回路は無事だったので、\\n 恐らくデータも残っていると思います」",
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"315000411_62": "「良かったデス……」",
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"315000411_63": "「でも、S.O.N.G.の設備がないと修理も大変なんじゃ?」",
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"315000411_64": "「なんとかします。\\n だって……、おふたりとの約束ですから」",
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"315000411_65": "「あまり無理しすぎないでね?」",
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"315000411_66": "「はい。ありがとうございます」",
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"315000411_67": "「しかし、大変なことになっちゃったね」",
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"315000411_68": "「あたしらが出撃している間に本部を奪われるとはな」",
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"315000411_69": "「護れなくてごめんなさい……」",
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"315000411_70": "「いや、2人のせいではない」",
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"315000411_71": "「そうよ。あの状況でよくみんなを護ってくれたわ」",
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"315000411_72": "「だな。こっちも、もっと早く工場の方を片付けて\\n 戻れてたら違ったかもしれない」",
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"315000411_73": "「そういえば、工場の方はどうだったんですか?」",
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"315000411_74": "「あっちもワラワラ、偽ロボがわいてた。\\n 倒しても倒しても、キリがないくらいな」",
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"315000411_75": "「主にクリスちゃんと翼さんがガンガンやっつけてたよね」",
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"315000411_76": "「<size=40>なんデスと―――ッ!?</size>」",
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"315000411_77": "「な、なんだよ。でかい声あげて」",
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"315000411_78": "「偽とはいえ、アタシと調の姿をしたロボを\\n 躊躇わずにガンガン倒すなんて酷いデスよッ!」",
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"315000411_79": "「わ、わたしは躊躇したわよッ!?」",
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"315000411_80": "「わたしもッ!」",
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"315000411_81": "「しかたないだろ、襲いかかってきたんだから」",
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"315000411_82": "「そもそも、お前たちだって倒してたんだろ?」",
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"315000411_83": "「アタシと調はいいんデスよ。本人なんデスから」",
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"315000411_84": "「なんだよそれッ!」",
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"315000411_85": "「そういえば、エルフナインちゃんが\\n 今直してるっていう、本当のロボさんたちだけど――」",
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"315000411_86": "「その子たち、切歌ちゃんたちを護ってくれたんだって?」",
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"315000411_87": "「そうなんデス」",
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"315000411_88": "「偽ロボの自爆から、わたしたちをかばって壊れてしまって……」",
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"315000411_89": "「そっか……、良い子たちなんだね。\\n 無事に直るといいね」",
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"315000411_90": "「……はい」",
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"315000411_91": "「大丈夫よ。\\n エルフナインが頑張ってくれているんだもの」",
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"315000411_92": "「そう……デスよね……」",
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"315000411_93": "「さて、と。\\n 今日の所はそろそろお開きにしよう」",
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"315000411_94": "「お互い、何か情報が入ったら即応しなければならぬ身だ。\\n 今のうちに充分に休養を取っておくべきだろう」",
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"315000411_95": "「そうですね」",
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"315000411_96": "「分かったデス」",
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"315000411_97": "「ふう……やっと家に戻ってこられたデス」",
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"315000411_98": "「長い1日だったね」",
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"315000411_99": "「デスねえ……」",
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"315000411_100": "「この先、大丈夫かな……」",
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"315000411_101": "「何がデス?」",
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"315000411_102": "「本部も奪われちゃって、装備もほとんど残ってなくて……」",
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"315000411_103": "「大丈夫デス。アタシが調を護るデスッ!」",
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"315000411_104": "「……うん。わたしも切ちゃんを護る」",
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"315000411_105": "「おおッ! お互いにお互いを護れば無敵デスッ!」",
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"315000411_106": "「フフ、そうだね」",
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"315000411_107": "「でも、今日はもう眠いデス……。ふわ~あ……」",
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"315000411_108": "「今日はもう休もうか」",
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"315000411_109": "「そうデスね。おやすみなさいデス」",
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"315000411_110": "「うん。おやすみ」",
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"315000411_111": "「……なんの、音?」",
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"315000411_112": "「あれ……?」",
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"315000411_113": "「端末……つけっぱなしだったかな?」",
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"315000411_114": "「あ、落ちた」",
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"315000411_115": "「誤作動……かな?」",
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"315000411_116": "「今日、昼間使ってた時は、なんともなかったのに」",
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"315000411_117": "「……別におかしいところ、なさそう」",
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"315000411_118": "「データクラッシュもしてないみたいだし。大丈夫かな」",
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"315000411_119": "「ふわ……」",
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"315000411_120": "「切ちゃんを起こしちゃうと悪いし」",
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"315000411_121": "「わたしも、もう寝よ……」",
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"315000411_122": "「よっこいせーデス」",
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"315000411_123": "「荷造りできたよ」",
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"315000411_124": "「運ぶデスッ!」",
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"315000411_125": "「うん」",
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"315000411_126": "「いたいた」",
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"315000411_127": "「また、ずいぶんとたくさん盗んできたデスね」",
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"315000411_128": "「朝っぱらから出動とかやめてくれよな……。\\n 眠くてしかたないっての」",
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"315000411_129": "「人間発見、人間発見ッ!」",
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"315000411_130": "「見つかった」",
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"315000411_131": "「S.O.N.G.の装者ッ!」",
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"315000411_132": "「迎撃するデースッ!」",
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"315000411_133": "「それはこっちの台詞デスよッ!」"
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