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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"376000511_0": "異界の彷徨",
"376000511_1": "「……よし。全員、準備はいいな?」",
"376000511_2": "「ばっちりデスッ!\\n 張り切って行くデスよッ」",
"376000511_3": "「張り切るよりも慎重にね。\\n いちいち敵と戦ってたら、キリがないから」",
"376000511_4": "「水流の直感を頼りに、敵の接近を前もって避けて進む。\\n ……頼っていいんだな」",
"376000511_5": "「はいッ!\\n この感覚にも、かなり慣れてきたのでッ」",
"376000511_6": "「『見習い』として、\\n 皆さんのこと、きっとサポートしますねッ」",
"376000511_7": "「よろしくね」",
"376000511_8": "「いざという時は、\\n わたしたちで明日香ちゃんのことを護るからッ」",
"376000511_9": "「お願いしますッ!」",
"376000511_10": "「では行くとしよう。なるべく物陰を進んでいくぞ。\\n 気配を殺しつつ、慎重に目的地を目指す」",
"376000511_11": "「……皆さん、止まってください。\\n この先の建物の角に、怪物の気配を感じますッ」",
"376000511_12": "「よし、道を変えるぞ。\\n 左から大きく迂回しよう」",
"376000511_13": "「……ッ! 暁さん、静かに頭を下げて。",
"376000511_14": " 向かいの建物の2階から、怪物が覗いていますッ!」",
"376000511_15": "「ととッ! 危ない危ない……ありがとうデスッ!」",
"376000511_16": "「……前方から怪物の群れがきますッ!\\n 横の方にも、何体か気配が……」",
"376000511_17": "「任せて。<ruby=シェンショウジン>神獣鏡</ruby>の目くらましで、やり過ごします」",
"376000511_18": "「……大丈夫です。\\n この辺りには、怪物の気配は感じられませんッ」",
"376000511_19": "「目的地までかなり近づくことができた。\\n 一度、ここで休憩を取るとしよう」",
"376000511_20": "「明日香ちゃん、お疲れ様ッ!\\n 大活躍だったねッ」",
"376000511_21": "「お役に立ててよかったですッ!」",
"376000511_22": "「でも、どうしてそんなこと分かるんだろうね」",
"376000511_23": "「ま、まさかあたしは、闇の科学者に改造された\\n 超能力者だったのでしょうかッ」",
"376000511_24": "「よく出てくるね、闇のナントカ……」",
"376000511_25": "「見てくださいデスッ! そこで見つけた木の実\\n なんデスけど、これって食べられるやつデスか」",
"376000511_26": "「えっと、それは……食べちゃダメッ!\\n そこまで毒性は強くないけど、食べたらお腹を壊しちゃうよ」",
"376000511_27": "「ダ、ダメデスか……。それじゃあ、こっちはッ!?\\n そこの物陰に生えてたキコデスけど……」",
"376000511_28": "「そっちもダメッ! 思いっきり毒キノコだよ。\\n 暁さん、もしかしてわざとやってる」",
"376000511_29": "「違うデスよッ!\\n なんでそんなことしなきゃいけないデスかッ」",
"376000511_30": "「アハハ。やっぱり、明日香ちゃんがいてくれてよかった」",
"376000511_31": "「そうですね……もしいなかったら、約1名、真っ先に\\n 食中毒で倒れていたかもしれません」",
"376000511_32": "「…………」",
"376000511_33": "(彼女のあの能力……。\\n 怪物の存在を感知できる力は、何なのだろうか",
"376000511_34": "(思えば、元の世界で巨大な怪物と戦ったとき、\\n 奴は執拗にこの子を狙っていなかったか",
"376000511_35": "(まさか、巻き込まれたのはこの子ではなく、\\n わたしたちの方……",
"376000511_36": "(いや、根拠のない考えはするべきではないな……。",
"376000511_37": " 今は、元の世界に帰ることだけを考えるんだ)"
}