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"389000332_0": "「い、一撃一撃が重くて仕方ないのデスッ!\\n なんなんデスか、今の穴はッ!」",
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"389000332_1": "「なんとか倒せた……。\\n 穴みたいに見えたけど、真っ黒黒の……『球』なのかな?」",
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"389000332_2": "「つまりはブラックホール・アルカ・ノイズ……デス?」",
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"389000332_3": "「ブラックホールって、\\n 穴でも球でもなかったような……」",
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"389000332_4": "「でも、これで貨物室まで進める。\\n 翼さんにも報告しつつ走ろう、切ちゃんッ!」",
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"389000332_5": "「こちら翼。どうした、2人とも。\\n 何か問題がッ!?」",
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"389000332_6": "「――あッ、翼さんッ! 聞こえてますかッ!?\\n こちらは無事です。ただ、おかしなアルカ・ノイズと遭遇しましたッ!」",
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"389000332_7": "「穴っていうか球っていうか……\\n 真っ黒黒でヘンテコなアルカ・ノイズデス」",
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"389000332_8": "「通常のアルカ・ノイズよりも一段と強いように感じました。\\n 翼さんも、どうか警戒を……」",
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"389000332_9": "「ああ、承知した。こちらにはまだ現れていないが……\\n 2人とも、くれぐれも気を付けるのだぞ」",
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"389000332_10": "「はいデスッ!\\n このまま調と貨物室に向かうデスよッ! 以上、通信終わりデスッ!」",
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"389000332_11": "(……真っ黒穴っころノイズ、2人で1体に苦戦したデス。\\n 調も……)",
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"389000332_12": "「はぁ、はぁ……」",
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"389000332_13": "(やっぱり、消耗してるデス。\\n アタシはまだ余力があるデスが、このまま次がきたら――)",
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"389000332_14": "「……ッ!?」",
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"389000332_15": "「き、きり、ちゃん……\\n このプレッシャー……ッ!」",
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"389000332_16": "「アタシもビンビンに感じてるデスよ……ッ!\\n 貨物室の、中からデス……ッ!」",
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"389000332_17": "「これ、やっぱりさっきニケから感じた……」",
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"389000332_18": "「それでも……\\n 相手がなんだろうと、怯むわけにはいかないデスよッ!」",
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"389000332_19": "「いちにのさんで開けるデス。\\n 準備はいいデスか、調ッ!」",
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"389000332_20": "「うん……ッ!\\n 切ちゃんと2人でなら、いつだってッ!」",
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"389000332_21": "「2人とも、聞こえるかッ!?」",
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"389000332_22": "「わッ!?\\n は、はい、こちら月読ッ!」",
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"389000332_23": "「今しがた報告をくれた穴アルカ・ノイズが、こちらにも出現したッ!\\n 場所はメインホール、数は――ぐああッ!」",
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"389000332_24": "「……ッ!」",
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"389000332_25": "「ッく、2人が戻るまでは持ち堪えてみせる。\\n だが、なるべく早い援軍を頼むッ!」",
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"389000332_26": "「き、切れちゃった……」",
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"389000332_27": "「調は、翼さんと合流するデスよ」",
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"389000332_28": "「切ちゃんッ!?」",
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"389000332_29": "「翼さんの声、そうとう切羽詰まってたデス。\\n 調も、さっきの穴アルカ・ノイズのせいでだいぶ消耗してる……」",
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"389000332_30": "「でも、あの穴アルカ・ノイズ複数を1人で相手取る翼さんが、\\n 今一番危ないデス。調なら、まだやれるデスよねッ!」",
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"389000332_31": "「ニケの確認はアタシ1人で十分デスッ!",
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"389000332_32": " すぐに翼さんの援護に行ってあげてほしいデスッ!」",
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"389000332_33": "「でも、何が起こっているのかわからないのに、\\n 切ちゃん1人を置いていくなんて……ッ」",
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"389000332_34": "「調」",
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"389000332_35": "「ぜったいぜったい、大丈夫デスッ!\\n だってアタシは、調と分けっこしたツバサを持ってるデスからッ!」",
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"389000332_36": "「――……ッ!」",
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"389000332_37": "「……わかった。\\n 翼さんの助太刀はわたしに任せてッ!」",
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"389000332_38": "「……ッ、1人になった途端、\\n ニケのプレッシャーが重くなった気がするデスね……」",
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"389000332_39": "「それでも、アタシは……」"
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