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"385000821_0": "「みんな、こっちへッ!」",
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"385000821_1": "「石屋たちのいる場所に心当たりがあるって、\\n ほんとなの?」",
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"385000821_2": "「わたしが怪盗型ギアで城内を調べている時、\\n 警備が厳重で調べられなかった部屋があったんです」",
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"385000821_3": "「石屋たちがいるとしたら、きっとそこだと思います」",
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"385000821_4": "「ここです。思った通り、警備していたウロボロスのメンバーは\\n 迎撃から戻っていないみたいです。今なら……」",
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"385000821_5": "「ええ。ここまできたら悩んでなんていられない。\\n 突入するわよッ!」",
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"385000821_6": "「な、なんデスか、ここは……ッ!?」",
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"385000821_7": "「古いお城の奥にこんな場所があるなんて……」",
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"385000821_8": "「この機械、普通の機械じゃないわね」",
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"385000821_9": "「科学と異端技術の融合……。",
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"385000821_10": " これが、世界蛇を復活させるための装置……ッ!?」",
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"385000821_11": "「だったら、手当たり次第にぶっ壊せば、\\n ウロボロスの野望を止められるデスッ!」",
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"385000821_12": "「石屋もエジソンも姿が見えない、\\n 今のうちに――」",
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"385000821_13": "「――ッ!\\n 避けなさいッ!!」",
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"385000821_14": "「本当に鬱陶しい小娘どもだ……\\n そうまでして足掻くことになんの意味がある」",
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"385000821_15": "「儀式の成就は間近、貴様らの妨害など無駄に等しい。\\n 瓦礫の奥でうずくまっていたほうが、まだ救いもあったろうに」",
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"385000821_16": "「これから世界を壊そうってあなたたちが\\n 救いを語るの? 冗談のセンスがなさすぎる」",
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"385000821_17": "「ク……ハハハッ、ハハハハハハッ!!」",
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"385000821_18": "「待ってください、\\n エジソンが持っているあれは……ッ!」",
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"385000821_19": "「タルタロス、デス……ッ!?」",
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"385000821_20": "「あなた『たち』、だと――?」",
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"385000821_21": "「否、否、否ッ! 断じて否だッ!\\n その偉業を成すのは私ただ1人ッ!」",
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"385000821_22": "「――タルタロスよッ!\\n その内に封じた運命を解き放てェッ!!」",
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"385000821_23": "「くッ、装置を止めないと……ッ!」",
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"385000821_24": "「できるものかッ! この部屋ごと吹き飛ばすような\\n 規模の衝撃でもない限り、装置は傷つきすらしないッ!」",
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"385000821_25": "「ほ、ほんとに刃が通らないデスッ!?\\n いったい何でできてるデスか、この装置ッ!?」",
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"385000821_26": "「どうして、石屋が持っていたものを、\\n あなたが……ッ!?」",
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"385000821_27": "「敵であれ、悲願を果たそうとする信念を持った彼が、\\n 要とまで言わしめたものを預けるなんて思えない……ッ」",
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"385000821_28": "「簡単なことだ。あの男なら、今頃装置の起動音を伴奏に、\\n 死出の旅支度を整えているよ」",
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"385000821_29": "「な……ッ!?」",
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"385000821_30": "「信じられないという顔だな。幸い、儀式の成就を前に\\n 私は機嫌がいいッ! そこのモニターを見たまえ」",
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"385000821_31": "「…………」",
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"385000821_32": "「石屋が、倒れて……ッ!?」"
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