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"379000142_0": "「そらそらそらぁッ!」",
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"379000142_1": "「ふぇぇ……怖いよぉ……」",
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"379000142_2": "「ビビリナインッ!\\n 怖がってばかりいないで、お前も戦えッ!」",
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"379000142_3": "「そんなこと言われてもぉ……」",
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"379000142_4": "「敵の戦力は我らより10%ほど高いようです。\\n ビビリナインが真面目に戦えば、勝てる可能性があります」",
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"379000142_5": "「そういうお前も戦えよッ!\\n さっきから分析ばかりで、全然戦ってないじゃないかッ!」",
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"379000142_6": "「オコナイン……ッ!」",
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"379000142_7": "(どうしよう、このままじゃ、話し合いどころじゃ……)",
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"379000142_8": "「ったくしっかりしろ。ここはオレがなんとかするから、\\n 早いとこ先に行きやがれ」",
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"379000142_9": "「ありがとうッ!\\n 皆さん、ごめんなさい、先に行きますッ!」",
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"379000142_10": "「あ、待つんだゾッ!」",
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"379000142_11": "「お前らの相手はオレだッ!」",
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"379000142_12": "「チッ。\\n ……まあ、マスターのところに行くのなら手間が省けるか」",
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"379000142_13": "「ここが……一番奥……?\\n いるとすれば、ここだと思うんだけど……」",
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"379000142_14": "「――よく来たな」",
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"379000142_15": "「ッ!?」",
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"379000142_16": "「オレがお前の探し求めていた鬼のマスター……キャロルだ」",
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"379000142_17": "「ボ、ボクとそっくり……どうしてッ!?」",
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"379000142_18": "「よくぞ戻ってきた……エルフナイン。\\n オレが与えた任務を、しっかりと果たしてきたようだな」",
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"379000142_19": "「任務……いったい何のことですか?」",
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"379000142_20": "「思い出せ、エルフナイン。\\n お前は、オレによって作られし存在」",
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"379000142_21": "「……え?」",
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"379000142_22": "(キャロル……同じ姿かたちなのに、\\n ボクとはまったく違う……)",
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"379000142_23": "(なのに……なぜか懐かしいような……。\\n そんな感覚が湧き上がってくる……どうしてだろう?)",
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"379000142_24": "「どうだ? そろそろ自分が何者か思い出したんじゃないか?\\n そのように設計したからな」",
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"379000142_25": "「ボクは、ホムンクルス……。\\n キャロルによって、作られた……」",
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"379000142_26": "「その通りだ。ようやく、思い出したようだな」",
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"379000142_27": "「ボクは……キミに命じられた……。\\n 人間の世界を、調査してこいと……」",
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"379000142_28": "「すべては、人間を滅ぼすために……ッ!」",
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"379000142_29": "「そうだ。そしてお前は任務をやり遂げ、\\n ここに帰ってきた」",
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"379000142_30": "「お前の持ち帰ってきた『想い出』を組み込めば、\\n このチフォージュ・ヶ島は完成する」",
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"379000142_31": "「人間の世界を壊し、蹂躙する兵器となるのだッ!」",
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"379000142_32": "「なぜ? どうして人間をッ!?」",
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"379000142_33": "「人間は……奴らはパパを迫害し傷つけたッ!」",
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"379000142_34": "「だから、これは当然の報いなんだッ!」",
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"379000142_35": "「そんな……」",
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"379000142_36": "「だけど、復讐なんてッ!\\n そんなこと、やめてくださいッ!」",
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"379000142_37": "「ふん、作られた命の分際で、\\n オレに楯突くか」",
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"379000142_38": "「しかし、お前ごときに何ができる?」",
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"379000142_39": "「ボクは、ボクは……」",
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"379000142_40": "「マスター、お待ちどうさまでーす」",
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"379000142_41": "「ちょーっと手こずっちゃったけど、\\n ご命令どおり、捕らえてきましたよ」",
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"379000142_42": "「ぼろ雑巾みたいにして、\\n 縛りつけてやったゾッ!」",
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"379000142_43": "「悪い、しくじった……」",
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"379000142_44": "「みんな……ッ!?」"
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