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"380000611_0": "紅蓮のアイソレーション",
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"380000611_1": "「……それで、錬金術師協会の研究によると、\\n ザックームには、並行世界に影響を与える力はないらしいんだ」",
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"380000611_2": "「まあ、そんな聖遺物なんて、\\n めったにないと思うのが普通よね」",
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"380000611_3": "「しかし、可能性がない訳ではないだろう。現状では\\n ザックーム以外に、ゲートに異常をもたらす要素が見当たらん」",
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"380000611_4": "「そうなのよね。\\n 違うなら違うで、きちんと検証して確定させたいし……」",
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"380000611_5": "「やっぱり、ザックームのサンプルを入手することが、\\n 解明への第１歩であることに変わりないわ」",
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"380000611_6": "「……なぁ、やっぱりあいつらに正直に説明して、\\n ゲートについても協力を求めた方がよくないかな？」",
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"380000611_7": "「…………」",
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"380000611_8": "「司令、郊外に樹木型の怪物――、\\n ザックームの<ruby=こんけい>根茎</ruby>が出現しました」",
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"380000611_9": "「――ッ！\\n 今度こそ倒して、サンプルを持ち帰るッ！」",
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"380000611_10": "「ダンナはさっきの件、考えといてくれッ！」",
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"380000611_11": "「待てッ！\\n 彼女らと合流して――ッ！」",
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"380000611_12": "「どのみちサンプルが必要なんだ。\\n 逃げられる前に倒さなくちゃだろッ！」",
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"380000611_13": "「あいつ……。\\n 急ぎ、協会の者と連絡を取れッ！」",
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"380000611_14": "「ザックーム……。必ずお前を倒す。\\n そして、もう一度ゲートを――」",
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"380000611_15": "「あたしは、絶対にもう一度、翼たちと――。\\n だから、こんな奴に負けていられないッ！」"
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