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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"380000411_0": "錬金術師たちの狩座",
"380000411_1": "「また逃がしてしまうとは……」",
"380000411_2": "「思ったより、かなり早く成長しているようだ」",
"380000411_3": "「そのようだな。\\n さっさと片付けないと、手に負えなくなるぞ」",
"380000411_4": "「ああ。\\n 戦力の増強も、本格的に検討した方がいいだろうな」",
"380000411_5": "『トゥルルッ! トゥルルッ!』",
"380000411_6": "「……カリオストロたちからだな」",
"380000411_7": "「進展があればいいが……」",
"380000411_8": "「はぁい、定時連絡よん♪」",
"380000411_9": "「裏切り者の追跡状況の報告なワケダ」",
"380000411_10": "「なんの目的でザックームを持ち出したか分かったのか?」",
"380000411_11": "「本人にはまだ辿り着けてないのよねー」",
"380000411_12": "「でも、取引しようとしていた相手には出会えたワケダ」",
"380000411_13": "「――取引ッ!?」",
"380000411_14": "「錬金術師協会の分析官は、こんなふうに言ってたわよねぇ?」",
"380000411_15": "「局長の目の届かない所で、\\n ザックームを使ってマッドな研究をするつもりだろうって」",
"380000411_16": "「その分析は、まんまとハズれたワケダ」",
"380000411_17": "「もしかして……、\\n 彼は、ただ金が欲しくて完全聖遺物を盗み出したというの」",
"380000411_18": "「正体見たり、枯れ尾花って感じよねぇ」",
"380000411_19": "「金のために命を危険に晒すとは、くだらんな」",
"380000411_20": "「だが、結果的に取引は失敗。何故かザックームも起動して、\\n 十分マッドな研究になっているワケダ」",
"380000411_21": "「取引は失敗したのか?\\n ならばザックームの起動は、彼自身が行ったという事かッ」",
"380000411_22": "「取引現場で欲をかいて、物別れに終わったそうよ」",
"380000411_23": "「状況を聞く限り、『起動した』というより、\\n 想定外に『起動してしまった』という方がしっくりくるワケダ」",
"380000411_24": "「それなら、ザックームの最初の犠牲者は\\n 彼と言うことか……」",
"380000411_25": "「ところがどっこい、生きているのよ。\\n 命からがら、海外に渡ったみたい」",
"380000411_26": "「相当追手に怯えているようで、陽動のアルカ・ノイズを\\n 生み出しながら、各地に潜伏しているワケダ」",
"380000411_27": "「なるほど。まだ、こちらを手伝ってもらう訳には\\n いかないようだな」",
"380000411_28": "「それで、どうする?\\n 何故か二課は、並行世界に助けを求める事を渋っているが……」",
"380000411_29": "「私も、それが腑に落ちない。\\n 二課で何かが起こっていて、私たちに隠している気がする」",
"380000411_30": "「被害の拡大を、何よりも嫌う二課の傾向から考えて、\\n 明らかにおかしな動きだ」",
"380000411_31": "「ああ、そうだな。\\n 私は二課に出向いて、少し探りを入れてみる事にする」",
"380000411_32": "「分かった。\\n ならこちらは、裏から<ruby=オートスコアラー>自動人形</ruby>に調べさせよう」",
"380000411_33": "「司令、サンジェルマンさんをお連れしました」",
"380000411_34": "「うむ。\\n ……それで、作戦に対する相談があるとのことだが」",
"380000411_35": "「ザックームの対処についてだ。前回の戦いで、ザックームは\\n かなり成長してしまっていることが分かった」",
"380000411_36": "「弱点である炎も、効かなくなってしまうだろうか……?」",
"380000411_37": "「完全に効かなくなるわけではないと思う。\\n だが、より効きにくくなる以上、生半可な威力では足りない」",
"380000411_38": "「前回に比べて急激に成長していたことも踏まえると、\\n すでに地脈のエネルギーを大量に摂取していると思われる」",
"380000411_39": "「つまり、第2段階から第3段階に成長しかけている。\\n これ以上成長する前に、なんとしても叩かなくては」",
"380000411_40": "「……むう」",
"380000411_41": "「そこで、二課に問いたい。\\n S.O.N.G.の装者に協力は頼めないのか?」",
"380000411_42": "「――ッ!」",
"380000411_43": "「ザックームの成長を考えると、現状のままでは手が足りない」",
"380000411_44": "「可能であれば、装者の増員を頼みたい」",
"380000411_45": "「……すまないが、事情があってな。すぐには無理だ。\\n 今回の件で装者は奏以外は動けないと思ってほしい」",
"380000411_46": "「……了解した」",
"380000411_47": "「奏、ザックームの対処はそこまで厳しい状況なのか?」",
"380000411_48": "「ああ。\\n これ以上成長されたら厳しいのは間違いない」",
"380000411_49": "「それに、前回あいつが炎の錬金術を叩き込んでも、\\n 本体はそれに耐えて逃げちまった……」",
"380000411_50": "「倒すには何人かが同時に炎を叩き込むなり、\\n より高出力の炎が必要になると思う」",
"380000411_51": "「それは確かに人手が必要だな……」",
"380000411_52": "「なあ、いっそゲートのことを話して、\\n 解決に協力してもらうってのはダメなのか」",
"380000411_53": "「向こうも戦力を必要としているんだ。\\n 解決にも手を貸してくれるんじゃないか」",
"380000411_54": "「……それも考えたが、ザックームの対処を後回しには\\n できないし、ゲートの件は原因も解決法もまだ分からない」",
"380000411_55": "「糸口もないまま、協力を求める事はできん。\\n いたずらに不安要素を増やす事になるからな」",
"380000411_56": "「…………」",
"380000411_57": "「彼女らを信用していない訳じゃない。\\n だが、錬金術師協会も組織である以上、一枚岩ではないだろう」",
"380000411_58": "「我々が力を失っている、という事実を知られることで、\\n 何が起こるか分からない以上、慎重にならざるを得ない」",
"380000411_59": "「すまないが、分かってくれ……」",
"380000411_60": "「……ああ」"
}