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{
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"371001011_0": "またね",
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"371001011_1": "「響さーんッ!\\n マリアーッ!!」",
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"371001011_2": "「へッ!?」",
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"371001011_3": "「ちょ、ちょっと……と、止まりなさいッ!」",
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"371001011_4": "「無理デースッ!\\n 受け止めてくださいデースッ!!」",
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"371001011_5": "「アッハハ……もう、\\n いきなり顔面ダイブしなくても……」",
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"371001011_6": "「ごめんなさいデス。\\n 嬉しさあまってつい、というやつデスッ!」",
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"371001011_7": "「全然悪びれてないわね。この子」",
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"371001011_8": "「イリヤ、美遊、クロッ!\\n この人たちが、アタシの仲間デスッ!」",
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"371001011_9": "「こんにちは、立花響ですッ!」",
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"371001011_10": "「へぇ。あなたが噂のバーサーカー……」",
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"371001011_11": "「あーッ!\\n ゴホンゴホンッ!!」",
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"371001011_12": "「ふふ……この人ったらね。\\n あなたが眠ってる間に――」",
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"371001011_13": "「やめろッ!\\n それ以上しゃべるなッ!」",
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"371001011_14": "「もう、いいところだったのに」",
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"371001011_15": "「……んん?」",
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"371001011_16": "「あの!\\n あなたがマリアさんですか?」",
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"371001011_17": "「ええ、そうよ。今回は助けてくれてありがとう」",
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"371001011_18": "「その……敵ながらあっぱれというか、\\n すっごいかっこよかったです!」",
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"371001011_19": "「あなたの雄姿も、見ていたわ。\\n とても勇敢な子なのね」",
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"371001011_20": "「い、いやぁ……そうでしょうか……?」",
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"371001011_21": "「マリアは落ち着いた大人なので、\\n とっても褒め上手なんデスよッ!」",
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"371001011_22": "「それ、切歌さんが\\n 自慢することじゃないでしょー?」",
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"371001011_23": "「あれ……もしかして皆、\\n すっごく仲良くなってる?」",
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"371001011_24": "「今回は出る幕なさそうね」",
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"371001011_25": "「そんなぁ‥…」",
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"371001011_26": "「ふふ。いずれまた機会があるわよ――」",
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"371001011_27": "「デデデ、デーーースッ!?」",
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"371001011_28": "「ど、どうしたッ!」",
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"371001011_29": "「イ……イリヤたちの身体が……\\n だんだん、透明に……ッ!」",
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"371001011_30": "「あー、そろそろお呼ばれの時間が\\n 来てしまったようですね」",
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"371001011_31": "「死者の書が無くなり、2つの世界を繋げる\\n 楔がなくなった今――」",
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"371001011_32": "「わたしたちは、この世界にとって異物そのもの」",
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"371001011_33": "「無人島と共に、向こうの世界へと強制帰還……\\n まぁよくある話ですよ」",
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"371001011_34": "「…………」",
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"371001011_35": "「ま、いいんじゃないか?\\n 人生、そういう出逢いの連続だろ」",
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"371001011_36": "「あなた、本当に素直じゃないわね。",
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"371001011_37": " 直した方がいいわよ?」",
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"371001011_38": "「フン、そりゃお互い様だ」",
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"371001011_39": "「……今度会った時は、\\n もっとゆっくり話そうね。美遊」",
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"371001011_40": "「その時はイリヤの話、もっと聞かせて?」",
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"371001011_41": "「……はい。調さんにも、\\n 切歌さんのお話、してほしいです」",
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"371001011_42": "(……あれ? そういえば美遊が人見知りしてない)",
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"371001011_43": "(珍しいこともあるのね……)",
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"371001011_44": "「う……ぐす……\\n もう会えないの、寂しいデス……」",
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"371001011_45": "「き、切歌さん……あ、やだ……\\n なんか、わたしまで……つられて……」",
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"371001011_46": "「絶対、絶対また会うデスッ! 約束デスよッ!」",
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"371001011_47": "「うん、約束……!」",
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"371001011_48": "「想い続ければ、必ず会える、そうデスよね……ッ!」",
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"371001011_49": "「うん……だから、さようならじゃなくて――」",
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"371001011_50": "「――またねッ!!!」",
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"371001011_51": "「行っちゃったデス……」",
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"371001011_52": "「――さ。あたしたちは、もう一仕事だッ!\\n 事後調査やら報告書やら、やることは山積みだしなッ!」",
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"371001011_53": "「うぅ、ちょっぴり冷たいデスよ……」",
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"371001011_54": "「違うよ切ちゃん。ほら」",
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"371001011_55": "「……あ、クリス先輩の目、\\n 赤くなってるデス」",
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"371001011_56": "「ち、違うッ! これは目にゴミが入っただけだ……ッ!",
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"371001011_57": " いいからほら、行くぞッ!」",
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"371001011_58": "「はい(デス)ッ!」",
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"371001011_59": "「――報告ご苦労。\\n 今回もよくやってくれた」",
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"371001011_60": "「事件の首謀者である母親――日野元子主任研究員には当然、\\n 然るべき処置を執り行うが――」",
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"371001011_61": "「不当な扱いを受けぬよう、我々も留意する」",
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"371001011_62": "「ったく、元はただの親バカっていうか……\\n まぁ、どこにでもある親子愛って感じだったろうに……」",
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"371001011_63": "「どこで歪んだんだか――」",
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"371001011_64": "「……おい、なんかいつもより\\n 距離感近くないか?」",
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"371001011_65": "「えー? そんなことないデスよ?」",
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"371001011_66": "「ねー」",
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"371001011_67": "「そ、そうか……?」",
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"371001011_68": "「調ー。ほっぺ触っていいデスか?」",
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"371001011_69": "「好きなだけどうぞ」",
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"371001011_70": "「んー、柔らかいデス……とってもいい触り心地……」",
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"371001011_71": "「いや、やっぱなんか変だろ……\\n まさかお前らも歪んじまったのか……?」",
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"371001011_72": "「……あ。切ちゃん。こっち向いて」",
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"371001011_73": "「ん? こうデス?」",
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"371001011_74": "「そうそう。じーっとしててね」",
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"371001011_75": "「っておいッ! 顔近づけ過ぎだッ!\\n そーいうのは家でやれッ!!」",
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"371001011_76": "「……?\\n ご飯粒とってあげただけだけど……」",
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"371001011_77": "「……ッ! あーもう、\\n アイツが変なこと吹き込むから……ッ!」",
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"371001011_78": "「もしかして、クロのことデス?」",
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"371001011_79": "「みんな、面白い人たちだったね」",
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"371001011_80": "「教育的には不健全だったけどな……」",
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"371001011_81": "「また魔法少女にもなりたいし、\\n 今度はもっと、ゆっくり話したいデスね」",
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"371001011_82": "「……まぁ、いずれ機会もあるだろ」",
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"371001011_83": "「――はい、その時が楽しみデスッ!」"
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