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"364000222_0": "「ほらほら、どうなんだゼッ!?\\n 『怪物』の攻撃は……ッ!」",
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"364000222_1": "「く……ッ!\\n こいつ、なんでこんなにブチ切れて……?」",
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"364000222_2": "「ミラアルクちゃん、相手に『怪物』扱いされたくないのなら、\\n 何者であるのかきちんと伝えないと」",
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"364000222_3": "「わたしたちは誇り高き深紅、『ノーブルレッド』\\n そう覚えてくれたら嬉しいわ」",
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"364000222_4": "「ノーブルレッド……」",
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"364000222_5": "「誇り高き深紅……だって……?」",
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"364000222_6": "「何が誇りッ!\\n 人殺しにあるのは、悪心のみよ……ッ!」",
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"364000222_7": "「そんなもの、ここであたしがへし折ってやるッ!\\n みんなの明日を救うために……ッ!」",
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"364000222_8": "「正義の味方を気取るのね……。\\n だけど、そんな綺麗ごとだけでは何も為せはしないわ――ッ!」",
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"364000222_9": "「互角……」",
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"364000222_10": "「本気を出して、ウチらと互角程度とはな……」",
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"364000222_11": "「どうやらお前ら、正義の味方の割には\\n いささか中途半端な力しかないようだゼ」",
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"364000222_12": "「――ッ!」",
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"364000222_13": "「確かに、あたしたちはヒーロー未満……」",
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"364000222_14": "「それでもッ!」",
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"364000222_15": "「何が悪かは、分かっているつもりですわッ!」",
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"364000222_16": "「勝手なことを言うなでありますッ!」",
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"364000222_17": "「勝手と言いましたか……?\\n 無辜の人たちを害しておいて、今更そんな言い分を――ッ!」",
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"364000222_18": "「――ッ!」",
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"364000222_19": "「わたくしめらは……こうすることでしか……」",
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"364000222_20": "「――?」",
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"364000222_21": "「エルザ、まともに答える必要なんかないゼッ!」",
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"364000222_22": "「簡単なこと。\\n 『怪物』であるウチらにしかできない使命があるんだゼッ!」",
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"364000222_23": "「だからそろそろ、そこをどいてもらうとするゼッ!」",
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"364000222_24": "「しまったッ!\\n 突破された……ッ!」",
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"364000222_25": "「怪物化した人たちを護らないと……ッ!」",
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"364000222_26": "「させるかあああああッ! 赤しゃ――」",
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"364000222_27": "「おっと」",
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"364000222_28": "「グゥ……アァ……?」",
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"364000222_29": "「人を盾に……ッ!?」",
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"364000222_30": "「やっぱり攻撃できねぇよなぁ?」",
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"364000222_31": "「ヴァネッサが言ったはずだゼ。そんな綺麗ごとに\\n 囚われているようじゃ何もできないってッ!」",
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"364000222_32": "「いくら力が互角だってなぁッ!」",
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"364000222_33": "「ぐ……がは……ッ!」",
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"364000222_34": "「人の命を道具のように扱うなんて……」",
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"364000222_35": "「いま、はっきりと分かりました。\\n 人には、絶対に踏み越えてはいけない一線があります」",
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"364000222_36": "「その一線を、あんたは軽々と踏み越えたッ!\\n あんたたちの行いに正義はないッ!」",
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"364000222_37": "「その通り。\\n あなたたちのように正義を気取るつもりは、さらさらないわ」",
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"364000222_38": "「それにもう、終わったであります」",
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"364000222_39": "「え?」",
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"364000222_40": "「これで、全部であります」",
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"364000222_41": "「余計な邪魔が入ったわね。\\n 撤収するわよ、ミラアルクちゃん、エルザちゃん」",
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"364000222_42": "「全員……? そんな……」",
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"364000222_43": "「これで分かったか?\\n 半端者にはウチらのことは止められやしないゼ」",
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"364000222_44": "「ですから、もう二度とわたくしめらの\\n 邪魔をしないでほしいであります」",
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"364000222_45": "「それじゃ、行きましょう」",
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"364000222_46": "「ああ」",
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"364000222_47": "「ガンス」",
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"364000222_48": "「あたしたち……護れなかった……」",
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"364000222_49": "「目の前で、みんなが苦しんでいたのに……」",
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"364000222_50": "「あたしたちには、何もできなかった……」"
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