xdutranslations/Missions/2010227/201022711_translations_jpn.json
2021-05-22 15:36:29 +02:00

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{
"201022711_0": "秘密の特訓ッ!",
"201022711_1": "「……はい、やめて」",
"201022711_2": "「……どうかな?」",
"201022711_3": "「響、ダンスの振り付けや歌は問題ないわ」",
"201022711_4": "「でも、間違えないようにと必死になっていて、\\n 『魅せる』ということからはかけ離れてしまっている」",
"201022711_5": "「レヴューでは正確さも大切。\\n けれど、それ以上に『魅せる』ことが重要なの」",
"201022711_6": "「一通りの流れが掴めた今、あとは練習を繰り返して\\n 自分のものにしていくことが大切なのかもしれないわね」",
"201022711_7": "「なるほど……」",
"201022711_8": "「もう一度だけお願いしますッ!」",
"201022711_9": "「はぁ、はぁ、はぁ……」",
"201022711_10": "「お疲れさま、響ちゃん。\\n 少しずつよくなってるよ」",
"201022711_11": "「本当に?\\n 嬉しいッ」",
"201022711_12": "「でも、わたし以外のみんなは\\n もっと『魅せる』ことができている……」",
"201022711_13": "「このままじゃ、きっとオーディションで\\n 足を引っ張ってしまうから」",
"201022711_14": "「練習、もっと頑張るよッ!」",
"201022711_15": "「1・2……、\\n ここではターンして」",
"201022711_16": "「……あッ! ダメダメッ!\\n また間違えないようにって必死になってる」",
"201022711_17": "「ひかりちゃんからは唄って踊ってる時に、\\n レッスン室の鏡を見てみるといいって言われたけど――」",
"201022711_18": "「今のわたし、必死な顔してて\\n 全然魅力的じゃない……」",
"201022711_19": "「どうしたら、翼さんやみんなみたいに\\n 素敵に唄って踊れるんだろう……」",
"201022711_20": "「響ちゃん、お疲れッ!」",
"201022711_21": "「もしかして、あれからずっと練習してたの?」",
"201022711_22": "「うん……やっぱりどうしても唄って踊ると、\\n 必死になっちゃって」",
"201022711_23": "「ひかりちゃんやみんなにアドバイスをもらったから、\\n ちゃんとできるようになりたいんだ」",
"201022711_24": "「それなら、またここで見ているね」",
"201022711_25": "「ありがとう、華恋ちゃんッ!\\n よーし、頑張るぞ……ッ」",
"201022711_26": "「その前に……響ちゃんに『とっておきのもの』\\n 貸してあげるね」",
"201022711_27": "「とっておきのもの……?」",
"201022711_28": "「やっぱり『これ』を着ると、動きが変わるなって\\n 思うの。はいッ レオタード」",
"201022711_29": "「ええッ!? こ、これをわたしが……?」",
"201022711_30": "「舞台少女って感じがするでしょ?\\n さ、早く早く♪」",
"201022711_31": "「は、初めて着るからちょっと恥ずかしいよぉ……」",
"201022711_32": "「こ、こんな感じかな……」",
"201022711_33": "「とっても似合ってるよ、響ちゃんッ!」",
"201022711_34": "「それじゃあ、さっそくビシバシ練習していくからね」",
"201022711_35": "「今日もお願いしますッ! 先生ッ!」",
"201022711_36": "「まずは……響ちゃん、ダンスで足を上げる時\\n もうちょっと高くまで上げられるといいかも」",
"201022711_37": "「わたしがサポートするから、一緒にやってみようッ!」",
"201022711_38": "「はいッ!」",
"201022711_39": "「それじゃー、足上げてー」",
"201022711_40": "「はいッ! ……て、え、え……ええ~~~ッ!?\\n 無理だよッ こんなに高く……ッ」",
"201022711_41": "「大丈夫。わたしが支えててあげるから。\\n で、そのまま右手は上ー、左手は横ー」",
"201022711_42": "「あわわわわ……。こんなの、1秒だって\\n 自分じゃ立ってられない……」",
"201022711_43": "「普通はここまで足は上がらないんだけどね。\\n 響ちゃん、身体柔らかいー」",
"201022711_44": "「ここに来て毎日ストレッチやってたから、\\n その成果が出てるのかも」",
"201022711_45": "「けど、さすがにこのバランスは……、\\n 放さないでね、ホントに」",
"201022711_46": "「華恋ちゃんたちって、こういうポーズも\\n 人でできるんだよね。すごいなぁ、舞台少女って」",
"201022711_47": "「わたしも、最初はいっぱいっぱいだったけどね」",
"201022711_48": "「けど、繰り返し練習を積み重ねてきたから、\\n 自然にできるようになったんだよ」",
"201022711_49": "「少なくとも、この姿勢には慣れてきたんじゃない?」",
"201022711_50": "「支えててくれれば……」",
"201022711_51": "「それじゃ、足はそのまま、鏡に向かって\\n 笑顔で手を振ってみよー」",
"201022711_52": "「こんにちはーッ!」",
"201022711_53": "「うんうん、グッドグッド♪」",
"201022711_54": "「すごい……華恋ちゃんが教えてくれると、\\n これまでできなかったことも不思議とできちゃう」",
"201022711_55": "「エヘヘ、そうかな?」",
"201022711_56": "「でも、やっぱり『誰かに教える』って難しいね」",
"201022711_57": "「小さい頃、どうやって教えてもらったっけ、とか\\n 思い出しながら――」",
"201022711_58": "「どうしたら響ちゃんに伝わるかなって\\n わたしも必死だもん」",
"201022711_59": "「そっか……」",
"201022711_60": "「だけど、響ちゃんが踊るの好きそうだから\\n 先生のしがいがあるよ」",
"201022711_61": "「うん、わたしってこんなに踊るの好きなんだって\\n 新たな発見かもッ」",
"201022711_62": "「フフッ、よかった」",
"201022711_63": "「レヴューで『魅せる』ということは、\\n 誰かを『楽しませる』ということ」",
"201022711_64": "「誰かを楽しませるには、\\n まずは自分が楽しまなきゃ♪」",
"201022711_65": "「だって、イヤイヤやってるように見えたら、\\n 見てる方だって楽しめないでしょ」",
"201022711_66": "「なるほど……確かにそうだね。\\n じゃあ、わたしも信じてみることにするよ」",
"201022711_67": "「わたしは踊ることも好きなんだって」",
"201022711_68": "「うんうん、その意気。\\n それじゃあ、もっと別のポーズにも挑戦してみようか」",
"201022711_69": "「はいッ、お願いしますッ!」",
"201022711_70": "「すごいよ、響ちゃんッ!\\n とっても自然に唄って踊れるようになってる」",
"201022711_71": "「本当にッ!?\\n 華恋ちゃんのおかげだね、ありがとッ」",
"201022711_72": "「ううん、こっちこそありがとう」",
"201022711_73": "「え? どうして?」",
"201022711_74": "「わたしも、いい復習になったみたい。\\n これまで覚えてきたことがしっくりくるようになったというか」",
"201022711_75": "「そっか……\\n それなら、わたしたち舞台少女は」",
"201022711_76": "「日々進化中♪」",
"201022711_77": "「さ、もう一度最初から最後まで通してみよう」",
"201022711_78": "「うんッ!」"
}