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{
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"359000812_0": "「響とヒビキを、傷つけさせたりしない――ッ!」",
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"359000812_1": "「未来……来てくれたんだ……」",
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"359000812_2": "「だが、たかが1人で何ができる?」",
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"359000812_3": "「わたしだけじゃない、みんなも一緒ですッ!」",
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"359000812_4": "「いい加減、しつこいのよ……ッ!」",
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"359000812_5": "「あ――」",
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"359000812_6": "「姉さん……ッ!?」",
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"359000812_7": "(脚が……、踏ん張りがきかない――ッ!)",
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"359000812_8": "「わたしが相手よ……ッ!」",
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"359000812_9": "「あ、あなたは……」",
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"359000812_10": "「手伝いに来たわ」",
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"359000812_11": "「かなりダメージを受けているみたいだけど、\\n まだ立てる……?」",
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"359000812_12": "「と……、当然ッ!」",
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"359000812_13": "「ここからがいいところなんだからッ!\\n そうよね、セレナッ!」",
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"359000812_14": "「フフ。はい、姉さんッ!」",
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"359000812_15": "「元気そうで安心したわ。",
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"359000812_16": " わたしたちで、一気に片付けましょうッ!」",
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"359000812_17": "「こいつら、なかなか動けるようだが――」",
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"359000812_18": "「あたしと先輩の前じゃ、\\n 所詮は雑兵だッ!」",
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"359000812_19": "「お前たち……」",
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"359000812_20": "「来てくれたの?」",
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"359000812_21": "「ああッ!\\n 遅くなってすまない」",
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"359000812_22": "「ずいぶんやられたみたいだな……ッ!\\n 大丈夫かよ?」",
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"359000812_23": "「敵の数が多くて、正直かなりピンチだッ!\\n 手を貸してくれると助かるッ!」",
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"359000812_24": "「無論だッ!\\n わたしたちは友を護るために馳せ参じたッ!」",
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"359000812_25": "「……ありがとう」",
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"359000812_26": "「久々に4人で暴れるとするかッ!」",
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"359000812_27": "「これがわたしと切ちゃんの――」",
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"359000812_28": "「ユニゾンなのデスッ!」",
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"359000812_29": "「すごいッ!\\n 効いてるデスッ!」",
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"359000812_30": "「あれが、もう1人のわたし……」",
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"359000812_31": "「その節は、切ちゃんがお世話になりました」",
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"359000812_32": "「と、というか、こっちがお世話になったデスけど……」",
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"359000812_33": "「まあまあ、今はそれより、目の前の敵デスッ!」",
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"359000812_34": "「こんな敵を相手に、今まで2人だけで\\n 持ちこたえていたの……」",
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"359000812_35": "「まあ、ほとんど防御に徹していたから」",
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"359000812_36": "「ここからはアタシたちも一緒デスッ!\\n 4人の力を合わせれば、きっと倒せるデスよ……ッ!」",
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"359000812_37": "「頼もしいデスね」",
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"359000812_38": "「この先にいるヒビキさんを助けに行くためにも、\\n 手を貸してほしいデス……ッ!」",
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"359000812_39": "「もちろんッ!\\n わたしたちはそのために来たんだから……ッ!」",
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"359000812_40": "「みんながここに……」",
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"359000812_41": "「でも、わたしたちの世界や、並行世界は大丈夫なのッ!?」",
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"359000812_42": "「うん。\\n ツクヨミさんが助けを連れてきてくれたから――」",
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"359000812_43": "「街には近づけさせませんッ!\\n はああ……ッ!」",
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"359000812_44": "(それにしても、数が多い……。\\n わたしだけでは……)",
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"359000812_45": "「――ッ!」",
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"359000812_46": "「これは……スサノオッ!?」",
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"359000812_47": "(倒されたって聞いていたのに……。\\n どうしてここに……ッ!?)",
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"359000812_48": "「…………」",
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"359000812_49": "「レーベンガーだけを狙ってッ!?\\n ひょっとして、味方をしてくれるの……?」",
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"359000812_50": "「…………」",
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"359000812_51": "「お前は……ッ!」",
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"359000812_52": "(マズい、レーベンガーの相手だけで\\n 手いっぱいだってのに――ッ!)",
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"359000812_53": "「――ッ!」",
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"359000812_54": "「こいつ、暴走してないのかッ!?」",
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"359000812_55": "「…………」",
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"359000812_56": "「一緒に戦おうって言ってんのか?」",
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"359000812_57": "「なんだ、話がわかるやつじゃないかッ!」",
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"359000812_58": "「一緒にこの世界を護ってくれッ!」",
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"359000812_59": "「スサノオ、ものすごい勢いで\\n レーベンガーを撃破しています」",
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"359000812_60": "「各並行世界でも、同様にスサノオが現れ\\n レーベンガーと戦っていると報告が入った……ッ!」",
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"359000812_61": "「装者不在を補ってくれるには十分な戦力だ」",
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"359000812_62": "「スサノオを蘇らせてくれたツクヨミには、\\n 感謝しなくてはな……」",
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"359000812_63": "「なんとかギリギリ、間に合ったようじゃの」",
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"359000812_64": "「破壊された身体と、\\n 故障し暴走していた頭脳の修復――」",
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"359000812_65": "「さすがはあなたです」",
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"359000812_66": "「万全の状態であれば、炎による分身をもって、\\n 多くの並行世界を護ることができるでしょう」",
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"359000812_67": "「わたしたちも、できることを行わねば」",
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"359000812_68": "「星命力の流れに干渉し、\\n ウォーデンクリフタワーへの集積を阻止するのです」",
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"359000812_69": "「そうじゃな。\\n わらわたちの力を合わせれば可能じゃ」",
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"359000812_70": "「しかし、わらわたちにできるのは所詮時間稼ぎに過ぎぬ――」",
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"359000812_71": "「ええ……。\\n 並行世界の命運は、ルル・アメルに託しましょう……」",
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"359000812_72": "「みんなの助けがあって、\\n わたしたちはここに来たんです」",
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"359000812_73": "「並行世界に送ったレーベンガーの数が減少して……」",
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"359000812_74": "「しかも、星命力の流れが止まっただと……ッ!?」",
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"359000812_75": "「神の防衛システム……。\\n エンリル、ナンナ、ウトゥの写し身か――ッ!」",
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"359000812_76": "「アマテラスさんたちが……ッ!」",
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"359000812_77": "「だが、ウォーデンクリフタワーの力には及ばないはずだ。\\n 所詮は時間稼ぎに過ぎん」",
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"359000812_78": "「順に対処していくとしよう。\\n まずは、君たちを黙らせる」",
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"359000812_79": "「ここから先には、進ませません……ッ!」",
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"359000812_80": "「だから、響ッ!」",
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"359000812_81": "「――ッ!」",
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"359000812_82": "「もう1人の<ruby=ヒビキ>響</ruby>のことをお願い……ッ!」",
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"359000812_83": "「響なら、わかってあげられるはずだから。\\n 手が繋げるはずだから……ッ!」",
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"359000812_84": "(ありがとう、未来……)",
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"359000812_85": "「う……ッ!」",
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"359000812_86": "(感じる……。\\n わたしの、深い憎しみを……ッ!)"
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