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JSON
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{
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"387000851_0": "「イシム――ッ!?」",
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"387000851_1": "「まさか絶望の底から抜け出すとは……。\\n あなたには驚かされましたわ、明日香」",
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"387000851_2": "「ですが、本当によろしいのですか?」",
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"387000851_3": "「わたしは何を言われても諦めたりしないッ!\\n 2人が、背中を押してくれるからッ!」",
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"387000851_4": "「もうあなたの絶望になんて負けませんッ!」",
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"387000851_5": "「希望を盲信するのは簡単なことです。\\n しかし本当にその先が見えていますの?」",
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"387000851_6": "「今この瞬間、わたくしを抑え込んでいるのは、\\n 明日香の抱く限界を超えた絶望の感情なのですよ」",
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"387000851_7": "「あたしの絶望が……ッ!?」",
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"387000851_8": "「明日香、あなたは常に現実から逃げなかった。\\n 自分の罪を見つめ、苦しみ続けてきた」",
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"387000851_9": "「全ての絶望を受け入れていたからこそ、\\n その感情がわたくしへ影響を及ぼす程に膨れ上がっていたのです」",
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"387000851_10": "「そしてついに限界を超えた絶望の闇が、\\n わたくしの心を身体の内側に封じ込めてみせた」",
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"387000851_11": "「しかし今のあなたは、希望に目がくらみ、\\n 現実から目をそらしているッ!」",
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"387000851_12": "「現実に向き合う心を失い、弱くなったあなたにッ!\\n わたしを抑える力はないッ!」",
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"387000851_13": "「違う、あたしは弱くなったんじゃないッ!\\n 今までのあたしは強くなんてなかったんですッ!」",
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"387000851_14": "「あたしが悪いんだって思い込んで、考えることをやめてッ!\\n 死ぬしかないって、戦うことから逃げていたッ!」",
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"387000851_15": "「でも、あの人たちに教えてもらったんだッ!\\n 本当の強さは、逃げずに立ち向かうことだってッ!」",
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"387000851_16": "「ではどのように、\\n わたくしに立ち向かうおつもりでッ!?」",
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"387000851_17": "「明日香の身体はわたくしのもの。\\n 今のあなたは、ここから出ていくことすらできませんわッ!」",
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"387000851_18": "「いくら希望を抱いても、夢を目指しても無意味なことッ!\\n わたくしと共に永遠を過ごすのがあなたの運命なのですッ!」",
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"387000851_19": "「だったら――ッ!\\n 身体なんて、もう要らないッ!」",
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"387000851_20": "「ここであなたと永遠の地獄を生きるぐらいならッ!\\n たとえ全てを失っても、<ruby=みらい>未来</ruby>を目指して戦うんだッ!」",
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"387000851_21": "「あたしはもう、\\n 生きることを諦めはしない――ッ!」",
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"387000851_22": "「これはッ!?\\n この光はッ!?」",
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"387000851_23": "「帰ってきてッ!\\n あなたは絶望に負けるほど弱くなんてないッ!」",
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"387000851_24": "「自分の罪に打ち勝てるのは、いつだって自分なんだッ!\\n 響が、わたしが一緒に戦うから、心の弱さに負けないでッ!」",
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"387000851_25": "「「明日香(ちゃん)ッッ!!」」",
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"387000851_26": "「――ッ!?\\n イシムが、光をッ!?」",
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"387000851_27": "「明日香ちゃんが戦ってるんだッ! \\n 絶望に負けないで、立ち向かってッ!」",
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"387000851_28": "「明日香ちゃん……ッ!\\n 帰ってきてくれたんだッ!」",
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"387000851_29": "「すー……はー……」",
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"387000851_30": "「明日香ちゃん……?」",
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"387000851_31": "「――ッ! \\n 今こそッ! この技を使う時ッ!!!」",
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"387000851_32": "「ヒーローッ! \\n キイイイィィィックッ!!!」"
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