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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"387000841_0": "「ああ……。\\n 傷つけてしまったッ 響先輩ですらもッ」",
"387000841_1": "「もう終わりなんだッ! 全部壊れてしまえッ! \\n 歌も、希望も、世界も、あたしもッ」",
"387000841_2": "「何もかも消えてしまえッ!!!」",
"387000841_3": "「明日香ちゃん……。\\n そんなにも苦しんで……ッ」",
"387000841_4": "「くッ……。\\n ねえ、まだ立てる、よね」",
"387000841_5": "「うん――。\\n わたしと一緒なら、何度だってッ」",
"387000841_6": "「ガングニール……。\\n やっぱり応えてはくれないんだね」",
"387000841_7": "「エレクライトもダメだ。\\n 何も反応してくれない」",
"387000841_8": "「でも、いいんだ。\\n きっと必要なのは、戦う力じゃない」",
"387000841_9": "「そうだね、明日香ちゃんに向けるのは拳じゃない。\\n 何度だって、この手を伸ばすんだッ」",
"387000841_10": "「殺せッ! 殺せええええええッ! あたしをッ!\\n 化け物をッ 人間の敵を滅ぼせええええッ」",
"387000841_11": "「明日香ちゃん……。\\n あなたが苦しんでるのは、誰よりも優しいからなんだ」",
"387000841_12": "「誰よりも『誰か』を助けたくて、ずっとずっと頑張っていて、\\n だからこそ傷つけてしまうことが悲しかったんだよね」",
"387000841_13": "「あたしはもう『誰か』を傷つけるだけの存在ッ!\\n 化け物なんだッ 滅びるべき存在なんだッ」",
"387000841_14": "「殺してッ! 殺してくださいッ!\\n ヒーローなら、あたしを殺して、世界を護ってぇッ」",
"387000841_15": "「……違うよ。\\n わたしはヒーローなんかじゃない」",
"387000841_16": "「奏さんを犠牲にして生き残った。\\n たくさんの人の中で、わたしだけが帰ってきちゃったんだから」",
"387000841_17": "「今もわたしが生きているってだけで、\\n 失った誰かを思い出して苦しむ人がいるんだよ」",
"387000841_18": "「……」",
"387000841_19": "「わたしもあなたと同じように弱くて、同じように苦しんだ。\\n 立ち上がることができなかった」",
"387000841_20": "「でもね、そんなわたしを助けてくれる人がいたの。\\n 翼さん、クリスちゃん、未来――。他にも、たくさん」",
"387000841_21": "「1人ではきっと倒れてしまったと思う。\\n でも支えてくれた人たちがいたんだ」",
"387000841_22": "「明日香ちゃんだって、その中の1人なんだよ」",
"387000841_23": "「あたしが……誰かの支えに……」",
"387000841_24": "「明日香、人はたくさんの失敗をする。\\n わたしもそうだったんだ」",
"387000841_25": "「どうしようもない失敗をして、\\n もう取り返しがつかないって思ったこともある」",
"387000841_26": "「でも……だからこそ、明日香だってまだ間に合う。\\n わたしと同じ想いをさせたくない、してほしくないッ」",
"387000841_27": "「わたしは誰にも、\\n あんな苦しみを背負わせたくないッ」",
"387000841_28": "「お願い、わたしたちの手を取ってッ!」",
"387000841_29": "「どうしてそんなに優しくなれるんですかッ!\\n それが……それこそが世界を壊すのにッ」",
"387000841_30": "「こんな化け物を助ける必要なんてないッ!」",
"387000841_31": "「あたしを殺せば、",
"387000841_32": " それでハッピーエンドじゃないですかッ!」",
"387000841_33": "「そんなのはハッピーエンドじゃないッ!\\n わたしが作りたいのは、明日香ちゃんと一緒の<ruby=みらい>未来</ruby>だよッ!」",
"387000841_34": "「誰かを犠牲にした<ruby=みらい>未来</ruby>なんて、\\n わたしは絶対に認めないッ」",
"387000841_35": "「なんで……2人とも、\\n どうしてそこまで……」",
"387000841_36": "「わたしは人の力を、人の想いを、\\n 人の可能性を信じているから」",
"387000841_37": "「受け継いできた想いが、\\n <ruby=みらい>未来</ruby>を紡ぐと信じているから」",
"387000841_38": "「そして、誰かを助けようと戦ってきた、\\n あなたの強さを信じているからッ」",
"387000841_39": "「あたしの……強さ……」",
"387000841_40": "「思い出して、明日香ちゃんッ!\\n あなたの夢を、想いを、積み重ねて来たものをッ」",
"387000841_41": "「聴いて、わたしたちの<ruby=ことば>胸の歌</ruby>をッ!」",
"387000841_42": "「あたしの夢……。\\n ヒーローに、なること……」",
"387000841_43": "「奏さんに助けられて、歌の強さを知った。\\n 同じように誰かを助けたいって、闇雲にヒーローを目指した」",
"387000841_44": "「偶然出会った師範の強さに憧れて、弟子入りして。\\n 少しずつ自信を持てるようになっていった」",
"387000841_45": "「手の届く誰かを助けている内に、\\n 響先輩とも出会って……」",
"387000841_46": "「滅んだ<ruby=みらい>未来</ruby>に迷い込んで、自分の弱さを知った。\\n けれど、力がなくても戦えることを知った」",
"387000841_47": "「あたしは……ずっとずっと、夢に向かって進んでた」",
"387000841_48": "「進めていたんだ……。\\n こんな風に、絶望に追い込まれるまで……」",
"387000841_49": "「ああ、歌が聴こえる……」",
"387000841_50": "「奏さんみたいに、強くて優しい歌。\\n あたしには唄えなかった、それでも唄いたいと願った歌が」",
"387000841_51": "「そうだ、あたしは何度も絶望してきたんだ」",
"387000841_52": "「化け物と戦う力がなくて、シンフォギアを使う才能もなくて、",
"387000841_53": " 奏さんのようになれなくて……ッ」",
"387000841_54": "「それでも立ち上がってきたッ!\\n 誰かを助けたいから、救われた命を正しく使いたいからッ」",
"387000841_55": "「奏さんはあたしを死なせるために助けたんじゃないッ!」",
"387000841_56": "「生きることを諦めないッ!」",
"387000841_57": "「自分にできる全てで、<ruby=みらい>未来</ruby>を信じて足掻き続けるッ!\\n それが力のないあたしにできる戦いなんだッ」",
"387000841_58": "「絶望に負けている暇なんかないッ!」",
"387000841_59": "「――それでいいのですか、明日香?」",
"387000841_60": "「イシム――ッ!?」"
}