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"387000621_0": "「ただいま、戻りました」",
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"387000621_1": "「お帰りなさい。",
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"387000621_2": " あったかいものどうぞ」",
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"387000621_3": "「……あったかいもの、どうも。\\n えっと、今は会議中ですか？」",
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"387000621_4": "「ええ。イシムへの対策として、\\n 聖遺物オケアノスに対抗する方法を検討しているの」",
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"387000621_5": "「『流れ』に干渉する聖遺物、オケアノスを放置しては\\n イシムを打倒することは難しいか」",
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"387000621_6": "「どんなものにだって流れはありますから……。\\n まさしく神の力ですね」",
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"387000621_7": "「神の力だろうと、俺たちは打ち破らなければならない。\\n 万能も完全無欠も存在しないからなッ！」",
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"387000621_8": "「オケアノスにも、\\n 何か弱点があるデスか？」",
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"387000621_9": "「ああ。\\n 死に物狂いで翼が掴んでくれた、貴重な情報がある」",
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"387000621_10": "「先輩がッ！？」",
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"387000621_11": "「あんたたちが戦場にかっ飛ばしてる間も、\\n 翼は最後までグラウスヴァインで戦ってやがった」",
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"387000621_12": "「でもな、どうして最後まで戦えた？\\n イシムは何故グラウスヴァインを停止させなかったんだ？」",
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"387000621_13": "「ただの気まぐれ……ということはなさそうね。\\n あれだけ人類を滅ぼすって息巻いていたんだもの」",
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"387000621_14": "「もしかして止めなかったんじゃなく、\\n 止められなかった……？」",
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"387000621_15": "「グラウスヴァインスーツだって、何かしらのエネルギーで\\n 動いてるんだろ。その流れを止めるだけじゃないのか？」",
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"387000621_16": "「なめてもらっちゃ困るね。シンフォギアがなかったとしても、\\n 超常に対抗できるよう造った装備さ」",
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"387000621_17": "「相手は大昔のガーディアンに、先史文明期の聖遺物だ。\\n 現代の工学なんざ、理解できると思うかい？」",
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"387000621_18": "「グラウスヴァインはイシムにとって未知の技術ッ！\\n だから止めることができなかった……？」",
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"387000621_19": "「その仮説にもたれ掛かるのは危険だが……そう仮定するならば、\\n イシムの知らない科学技術であれば、あるいは……」",
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"387000621_20": "「――わたしのエレクライトだ」",
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"387000621_21": "「純粋な科学技術の結晶であるエレクライトなら\\n きっとイシムと戦えるッ！」",
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"387000621_22": "「解析されたら終わりってことは忘れんじゃないよ。\\n 多少弱点があったって、とんでもない能力なのは事実なんだ」",
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"387000621_23": "「だが、可能性が繋がった。\\n 協力に感謝する、環さん」",
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"387000621_24": "「ほとんどはあのエルフナインって子の受け売りだ。\\n 礼ならあっちに伝えな」",
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"387000621_25": "「そういや、エルフナインはどうしたんだ？\\n いつもならあいつが説明するところだろ？」",
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"387000621_26": "「エルフナインちゃんなら、思いついたことがあるって\\n 研究室に籠もりきりに――」",
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"387000621_27": "「皆さんッ！\\n 希望が見えましたッ！」",
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"387000621_28": "「エルフナインちゃんッ！？」",
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"387000621_29": "「打開策が見つかったかッ！？」",
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"387000621_30": "「はい。\\n オケアノスに対抗できるかもしれませんッ！」",
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"387000621_31": "「以前に巨大レーベンガーと戦ったとき、\\n ギアが使えなくなったことを覚えていますか？」",
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"387000621_32": "「忘れるもんかい。\\n あんたたちのギアがほとんど機能しなくなってただろう」",
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"387000621_33": "「あれは特殊な音波――わかりにくいので暫定的に、\\n アンチフォニックゲインと呼びますが……」",
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"387000621_34": "「アンチフォニックゲインを発し、\\n 装者たちのフォニックゲインを打ち消す装置が原因でした」",
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"387000621_35": "「ならばそれをイシムの体内にあるオケアノスに照射すれば、\\n 聖遺物の力を抑えらるのではないかと考えたんです」",
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"387000621_36": "「オケアノスの力を封じられるのッ！？」",
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"387000621_37": "「イシムと同じことをやり返してやろうってわけか。\\n そりゃ最高だなッ！」",
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"387000621_38": "「素晴らしいアイディアだ。",
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"387000621_39": " 実現は可能なのか？」",
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"387000621_40": "「技術部の皆さんと、環さんの部下の方も動いてくれています。\\n そう時間をかけずに実用化まで持っていけそうです」",
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"387000621_41": "「あいつら、怪我人のくせに。\\n 大人しくしてろって言ったのによ」",
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"387000621_42": "「環さんも変わらんだろう。上司が大人しくしていないと、\\n 部下もゆっくり休めんということだ」",
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"387000621_43": "「それこそあんたが言えたことかいッ！」",
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"387000621_44": "「すごい……絶望的な状況でも、\\n みんなが希望を捨てずに戦ってる……」",
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"387000621_45": "「これが響たちの組織、\\n S.O.N.G.なんだ……ッ！」"
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