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"382000232_0": "「正体不明の怪物を、報告にあった敵性体と断定。\\n 今後『イシムの眷属』と呼称しますッ!」",
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"382000232_1": "「装者たち、イシムの眷属と交戦開始ッ!」",
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"382000232_2": "「皆さん、どうか負けないで……ッ!」",
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"382000232_3": "「どうだ、茶蔵。これでもまだ、下らないと一蹴するか?」",
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"382000232_4": "「……俺は他人から聞かされた与太話は信じないと言ったんだ。\\n 自分の目で見たことは信じてやる」",
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"382000232_5": "「……しかし、怪物っつうからどんなもんかと思ったが、\\n 群れてるだけで1匹1匹は大したことねぇな」",
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"382000232_6": "「もうちょっと骨がある相手なら、\\n 暇つぶしに相手してもよかったんだがな」",
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"382000232_7": "「あの、司令……めちゃくちゃ言ってるこちらの人は、\\n いったい何者ですか?」",
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"382000232_8": "「昔のケンカ仲間、といったところだな」",
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"382000232_9": "(装者の皆さんが戦ってるのに、あたしはなにもできない……)",
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"382000232_10": "(戦えないことは、\\n やっぱり、悔しい……)",
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"382000232_11": "「あ、あれ……?」",
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"382000232_12": "「おっと。大丈夫か?」",
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"382000232_13": "「は、はい、すみません」",
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"382000232_14": "「検査を受けてもらった後だ。疲れているんだろう。\\n 仮眠室で休んでもいいが……」",
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"382000232_15": "「いえッ、皆さんの戦い、最後まで見届けますッ!」",
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"382000232_16": "「そうか。だが、くれぐれも無理はしないように」",
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"382000232_17": "(しかし……妙だな。イシムが生み出した眷属は、\\n 本能のままに動く獣のようだったという話だが……)",
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"382000232_18": "「くッ……! なかなかどうして、厄介な動きをするッ!」",
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"382000232_19": "「翼さんッ!」",
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"382000232_20": "「立花も気づいたか」",
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"382000232_21": "「はいッ! 1体1体の強さは並行世界で戦ったやつと\\n 変わりありませんッ! でも――ッ!」",
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"382000232_22": "「つぅ……ッ!」",
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"382000232_23": "「響ッ!」",
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"382000232_24": "「ありがとう、助かったよッ!」",
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"382000232_25": "「ううん。それより、隙を見せないように戦わないとッ!」",
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"382000232_26": "「明らかに統率のとれた動き……報告と違うわね」",
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"382000232_27": "「大人しくハチの巣になりやがれッ!」",
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"382000232_28": "「ちょこまかと動き回りやがってッ!」",
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"382000232_29": "「前に戦った時は、\\n 統率なんてない獣みたいだったのに……ッ!」",
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"382000232_30": "「ああ、もうッ! 大人しく切り刻まれるデスよッ!」",
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"382000232_31": "「……このまま長引くのはまずいな。\\n 切り札の使い時か」",
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"382000232_32": "「一気に勝負をしかけるぞ」",
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"382000232_33": "「なにか考えがあるの?」",
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"382000232_34": "「ああ。スサノオたちより託された、奥の手を使う」"
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