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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"382000211_0": "望まぬ再戦",
"382000211_1": "「なんで師範がここにいるんですか……ッ!?」",
"382000211_2": "「なんでも何も、お前を追ってきたんだろうが」",
"382000211_3": "「え、あたしを……?」",
"382000211_4": "「お前は頭は足りねぇが、修行に関しちゃ\\n バカがつくほど真面目に励んできた」",
"382000211_5": "「けど、最近のお前はどうだ? しょっちゅう適当な理由\\n つけちゃあ、修行を休んでどっかへ行きやがる」",
"382000211_6": "「あ、それは……」",
"382000211_7": "「今朝、お前が怪しい黒塗りの車に乗せられるのを見た」",
"382000211_8": "「お前はバカだからな。大方、誰かに騙されて厄介ごとにでも\\n 巻き込まれたんだろうと踏んで、後をつけたんだよ」",
"382000211_9": "「そしたら、怪しい船の中に入っていくじゃねぇか」",
"382000211_10": "「要するに、明日香ちゃんが心配だったってことだよね」",
"382000211_11": "「だからって、いきなり壁を破らなくてもいいのでは……」",
"382000211_12": "「――あ?\\n 俺のやり方に文句があるのか」",
"382000211_13": "「な、ないデスッ!」",
"382000211_14": "「師範、誤解ですッ! ここは怪しい船なんかじゃありませんッ!\\n 政府公認の正義の組織ですッ」",
"382000211_15": "「んなもん、思いっきり怪しいじゃねぇか。\\n まあ、なんであれ俺には関係ねえ」",
"382000211_16": "「俺が他人を測る基準は、\\n 強いか弱いか、それだけだ」",
"382000211_17": "「変わってないな、茶蔵」",
"382000211_18": "「そういえば、司令も知り合いのようでしたが、\\n いったいどのような関係が」",
"382000211_19": "「俺がまだ若かったころ、何度か拳を交えたことがあってな。\\n 結局、決着はつかずじまいだったが」",
"382000211_20": "「ありゃあ、てめぇが俺の修行場に踏み込んできたのが原因だ」",
"382000211_21": "「あそこは山籠もりするには持ってこいだからな。\\n しかし毎日のように襲撃されて、気が休まる暇もなかったぞ」",
"382000211_22": "「野生の熊の相手もよかったが、もっと骨がある獲物が\\n 見つかったんだ。逃がすわきゃねぇだろが」",
"382000211_23": "「俺と対等に渡り合える相手が見つかったと思ってな、\\n そりゃあ嬉しかったわけよ」",
"382000211_24": "「山から下りた後も、こいつとなら\\n 技を高め合っていけるってな」",
"382000211_25": "「だってのに、こいつは政府の組織に入っちまった。\\n 武の道を捨てて、政府の犬なんぞになりやがって……」",
"382000211_26": "「山籠もりに熊って……いったい何の話なの?」",
"382000211_27": "「考えたら負けだ。\\n このおっさんたちに常識が通じると思わない方がいい」",
"382000211_28": "「武の道を捨てたというが、別に俺は一度もお前と\\n 志を同じくしたつもりは無いがな」",
"382000211_29": "「まあ、それはいい。\\n てめぇが誰の犬になろうが、てめぇの自由だ」",
"382000211_30": "「けどな、俺の弟子をたぶらかそうってんなら……、\\n それは見逃しちゃおけねぇな」",
"382000211_31": "「その前に話を聞け。\\n ……と言っても、聞くような男ではなかったな」",
"382000211_32": "「い、いけませんッ! さっきみたいな戦いを再開したら、\\n 今度こそ本部が沈んでしまいます……ッ」",
"382000211_33": "「冗談じゃないわッ! 止めるわよ、みんなッ!」",
"382000211_34": "「おっさん同士のケンカで本部が沈んじまったら、\\n 笑い話にもならないぞッ」",
"382000211_35": "「し、師範ッ! 止まってくださいッ!\\n 別にあたし、たぶらかされてるとかじゃありませんからッ」",
"382000211_36": "「――あぁ?」",
"382000211_37": "「あたしが師範の弟子であることは変わらないですッ!」",
"382000211_38": "「ただちょっと事情があって……。\\n とにかく、回その殺気をひっこめてくださいッ」",
"382000211_39": "「……チッ」"
}