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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"376000112_0": "「響、一緒にッ!」",
"376000112_1": "「うんッ!\\n 行くよ、未来ッ」",
"376000112_2": "「はああああッ!」",
"376000112_3": "「よしッ!\\n これで終わりだねッ」",
"376000112_4": "「……皆さん、さすがですね。\\n 見事な戦いぶりでした」",
"376000112_5": "「ああ。しばらく事件が無かったが、\\n 腕が鈍るどころか、磨きがかかっているようだな」",
"376000112_6": "「あったりまえだろッ!\\n 事件がないからって、訓練をサボってたわけじゃないからな」",
"376000112_7": "「全員集まることは少ないですが、ローテーションを組んで、\\n 日々の研鑽を絶やさないようにしています」",
"376000112_8": "「わたしも最近は、みんなについて行けるように\\n なってきたと思います……ッ」",
"376000112_9": "「ああ。俺から見ても万全の状態だが、さらに万全を期すために、\\n つ特別な訓練をしてもらおう」",
"376000112_10": "「と、特別な訓練ッ!?\\n なんだか不穏な響きデス……ッ」",
"376000112_11": "「B級映画に影響された\\n ヘンテコ修行をさせるつもりじゃないだろうな……」",
"376000112_12": "「フッ、そうではない」",
"376000112_13": "「今週末は、装者全員に休暇を言い渡す。\\n そこで時間を共有し、大いに遊ぶこと。それが訓練の内容だ」",
"376000112_14": "「休暇ッ!?」",
"376000112_15": "「遊ぶッ!?」",
"376000112_16": "「し、師匠ッ! それって訓練じゃなくて、\\n 普通にお休みってことなのでは……」",
"376000112_17": "「休むことも訓練のうちということだ」",
"376000112_18": "「気を張り続けるのは怪我の元だし、\\n 休暇を仲間と共有することで、より絆が深まるだろう」",
"376000112_19": "「なるほど……」",
"376000112_20": "「もちろん、費用は俺が持つ。\\n 好きなことをするといい」",
"376000112_21": "「わーい、やったデスッ!\\n アタシ、やりたいことがいっぱいあるデスよッ」",
"376000112_22": "「えーっと、えーっとデスね……」",
"376000112_23": "「切ちゃんがやりたいって言ってたのはね、\\n 遊園地、登山、映画観賞会、食い倒れ旅行、それから……」",
"376000112_24": "「さすが切歌ちゃんッ!\\n 全部楽しそうだねッ」",
"376000112_25": "「それを全部覚えてる調ちゃんもさすがだね」",
"376000112_26": "「だけど、そんなに詰め込んだら\\n 普通の訓練より疲れるぞ」",
"376000112_27": "「そうだな。\\n せっかくの機会だが、どれかつに絞るとするか」",
"376000112_28": "「切歌、1つに決められる?」",
"376000112_29": "「うーむむむむ……」",
"376000112_30": "「――ッ!\\n 決めたデスッ みんなでアレをするのはどうデスかッ」",
"376000112_31": "数日後の夜――",
"376000112_32": "「明日はいよいよ、みんなでお出かけか。\\n 楽しみだなぁ……」",
"376000112_33": "「……なのに、なんでわたしは\\n 山のような課題と格闘してるんだろう……」",
"376000112_34": "「なんでって、響が休み明けに出さなきゃいけない課題を\\n まだ終わらせてないからでしょ」",
"376000112_35": "「本当なら、休みへ入る前に提出しなきゃいけないのに。\\n 先生に無理言って、休み明けにしてもらったんだから」",
"376000112_36": "「今日中に終わらせないと、\\n 明日は響だけお留守番になっちゃうよ」",
"376000112_37": "「そ、それだけは……ッ!」",
"376000112_38": "「だったら、早く終わらせちゃわないとね」",
"376000112_39": "「う、うん……ッ!」",
"376000112_40": "「むー……(カキカキ)」",
"376000112_41": "「ううう……(カキ……)」",
"376000112_42": "「や、やっぱり分からないよーッ!\\n どうして数式なのに文字が踊り狂ってるのさッ」",
"376000112_43": "「未来……ごめん。\\n 明日は未来だけで……」",
"376000112_44": "「もう……響ったら」",
"376000112_45": "「ほら、甘いもの食べて」",
"376000112_46": "「あむ……もぐもぐ……ごっくん」",
"376000112_47": "「どこが分からないの?\\n わたしが手伝ってあげるから、諦めちゃダメだよ」",
"376000112_48": "「う……未来……。\\n 見捨てないでいてくれるの……」",
"376000112_49": "「当たり前でしょ。\\n 明日は響も一緒にいないと楽しくないもん」",
"376000112_50": "「うう、未来ーッ!」",
"376000112_51": "「終わるまではだーめッ!\\n ほら、ペンを持って集中するッ」",
"376000112_52": "「は、はい……ッ!」",
"376000112_53": "「まず、この問題はね……」",
"376000112_54": "「……(カキカキ)」",
"376000112_55": "「……フフ」",
"376000112_56": "「ん? 未来、どうしたの?」",
"376000112_57": "「あ、ごめん」",
"376000112_58": "「……あのね。今まで、いろんなことがあったけど、\\n 響は変わらないなって思ったの」",
"376000112_59": "「ごめんね……相変わらず迷惑をかけて」",
"376000112_60": "「ううん。そうじゃなくて、\\n 変わらないでいてくれてありがとうってこと」",
"376000112_61": "「それならわたしの方こそ、ありがとうだよッ!」",
"376000112_62": "「わたしがわたしでいられるのは、未来がいるから。\\n いつもこうやって支えてくれる、未来のおかげだよ」",
"376000112_63": "「そ、そうかな……?」",
"376000112_64": "「そうだ……ッ! 何かお礼をさせてほしいな。\\n わたしにできることがあれば……」",
"376000112_65": "「そんなのいいよ。これが終わったあと、\\n 一緒のベッドで寝てくれたら、わたしはそれだけで十分」",
"376000112_66": "「それはもちろんするけど……。\\n そんなのじゃ、いつも通り過ぎてお礼にならないよ……」",
"376000112_67": "「ほら、まだ課題が終わってないでしょ。\\n もう少しだから、がんばろ」",
"376000112_68": "「うん……」"
}