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JSON
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"386000232_0": "「――――ッ!!」",
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"386000232_1": "「大丈夫ッ!?\\n 怪我してないッ!?」",
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"386000232_2": "「た……」",
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"386000232_3": "「助けに来るのが遅いわーッ!!」",
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"386000232_4": "「えええーッ!?」",
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"386000232_5": "「もっと早く助けにこんかッ!\\n わしの身に何かあったらどうするつもりじゃッ!」",
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"386000232_6": "「ご、ごめんなさい……?」",
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"386000232_7": "「わしの心は海よりも広いからの、特別に許してやろう。\\n 装者、そして勇者たちよ」",
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"386000232_8": "「え!?\\n 私たちのこと知ってるの!?」",
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"386000232_9": "「<size=25>おいおい、なんだよあのちんまいのは……。\\n 獣の耳に、獣の尻尾……あれ本物か?</size>」",
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"386000232_10": "「<size=25>勇者のことを知っているようだが、\\n まさか君たちの知り合いか?</size>」",
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"386000232_11": "「<size=25>いえ、知らない子です。\\n なんとなく懐かしい雰囲気は感じるのですが……</size>」",
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"386000232_12": "「ええい、そこッ!\\n 何をゴチャゴチャと言っておるかッ!」",
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"386000232_13": "「ところでおぬしら、\\n あのバケモノを退治するとは、なかなか腕が立つようじゃのッ!」",
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"386000232_14": "「よいじゃろうッ!\\n おぬしら、特別に、わしを手助けすることを許そうッ!」",
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"386000232_15": "「……はぁ?\\n 何勝手なこと言ってんの、このちっこいの……」",
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"386000232_16": "「ちっこい言うなッ! ちんまいも聞こえておったぞッ!\\n わしにはヤコという立派な名前があるんじゃッ!」",
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"386000232_17": "「フフン。\\n 特別にヤコ様……いや偉大なるヤコ様と呼んでもよいぞ?」",
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"386000232_18": "「何が偉大なるヤコ様よ!\\n それが人に物を頼む態度なわけ!?」",
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"386000232_19": "「まあまあ夏凜ちゃん……。",
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"386000232_20": " ここはひとまず、ヤコちゃんの話を聞いてみようよ」",
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"386000232_21": "「おぬしはよくわかっておるではないか。\\n わしは神の使いッ! お<ruby=かみ>上</ruby>さまに次いでえらいのじゃからなッ!」",
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"386000232_22": "「はいはい。\\n えらいえらい」",
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"386000232_23": "(……神の使い?)",
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"386000232_24": "「それで、ヤコちゃんは、\\n どうして困ってるの?」",
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"386000232_25": "「うむ、実は……、\\n 大切な物が無くなってしまったのじゃ……」",
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"386000232_26": "「頼むッ! 無くなった御神体を……\\n お<ruby=かみ>上</ruby>さまの器を探すのを手伝ってくれッ!」"
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