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"385000531_0": "「――報告しますッ! ウロボロスが保有している\\n 邪竜の聖遺物、位置を特定しましたッ!」",
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"385000531_1": "「場所はッ!?」",
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"385000531_2": "「反応と近辺地図を照らし合わせると、\\n 打ち捨てられた古城と思われますッ!」",
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"385000531_3": "「同質の波形が重なり合って共鳴し、\\n 極めて強い反応を示していますッ!」",
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"385000531_4": "「な、なるほど、共鳴デスね。",
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"385000531_5": " つまり、えっと……どういうことデス?」",
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"385000531_6": "「邪竜にまつわる聖遺物が集まってるってことよ。\\n ――すぐに向かうわよッ! 2人とも、準備はいいッ!?」",
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"385000531_7": "「いつでも」",
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"385000531_8": "「もちろんデスッ!\\n セレナさんを助け出すデスよッ!」",
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"385000531_9": "「それで、どう攻めるの?\\n 古城となると、近代的な防備はなさそうだけど」",
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"385000531_10": "「でもあれだけ大きいと、中も入り組んでそうデスね。\\n むむむ、どこから攻めればいいデスかね……?」",
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"385000531_11": "「そんなの、悩むまでもないわ。\\n ――真っ向から乗り込むわよッ!」",
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"385000531_12": "「え……?」",
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"385000531_13": "「デデデッ!?\\n そんなの、めちゃくちゃデスよッ!?」",
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"385000531_14": "「セレナさんがどんな状況かも分からないのにッ!?」",
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"385000531_15": "「そうね。でも、慎重に動いたところで不利なのは変わらない。\\n むしろ時間をかければ世界蛇復活の準備が整ってしまうかも」",
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"385000531_16": "「――だからこそ、こっちから殴り込みをかけて、\\n ウロボロスを手一杯にするのよ」",
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"385000531_17": "「セレナなら必ず、こっちの動きに合わせて行動してくれる。\\n そして、奴らの計画を砕く一手を打ってくれるはずよッ!」",
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"385000531_18": "「はず、って……」",
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"385000531_19": "「なんの根拠もないじゃないデスかッ!?」",
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"385000531_20": "「根拠?\\n ――そんなもの要らないわ」",
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"385000531_21": "「え……ッ!?」",
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"385000531_22": "「根拠がなくたって、わたしには確信がある。\\n セレナならやってくれるわ」",
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"385000531_23": "「だって、わたしとセレナは姉妹で、相棒なんだから」",
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"385000531_24": "「あなたたちだったら、どう?\\n 自分の相棒が同じ状況だったら?」",
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"385000531_25": "「……うん。\\n 翼なら、きっとわたしに合わせてくれる」",
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"385000531_26": "「調だったら、ついでに相手のコンピュータとか全部、\\n 台無しにしてくれちゃうデスッ!」",
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"385000531_27": "「それじゃあ、付き合ってくれるわね?」",
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"385000531_28": "「うん、その作戦でいこう」",
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"385000531_29": "「異議なしデースッ!」",
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"385000531_30": "「正門、異常なし。\\n 報告を終える」",
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"385000531_31": "「……しかし、いくら儀式直前とはいえ、\\n 石屋様も装者どもを気にしすぎではないか?」",
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"385000531_32": "「確かにな。年代物とはいえ、これだけ堅牢な城だ。\\n おいそれと襲撃をかけようなど、奴らも思うまい」",
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"385000531_33": "「……ん?\\n 何か、妙な音が聞こえないか?」",
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"385000531_34": "「音? ……確かに聞こえるな。\\n 外からみたいだが、見張りの奴ら、いったい何を――」",
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"385000531_35": "「石屋はどこッ!?\\n 隠れてないで出てきなさいッ!」",
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"385000531_36": "「シ、シンフォギア装者……ッ!?」",
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"385000531_37": "「馬鹿な、真正面から踏み込んできただと……ッ!?」",
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"385000531_38": "「無作法なのはお互い様だし、\\n 挨拶は要らないよね」",
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"385000531_39": "「表の人たちは全員倒したデスよッ!\\n 次はアナタたちデスッ!」",
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"385000531_40": "「く……、なめるのも大概にしろ、装者どもッ!\\n あれを出すぞッ!」",
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"385000531_41": "「またそれ?\\n 馬鹿の一つ覚えねッ!」",
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"385000531_42": "「フォニックゲイン減衰機構なんか、もう効かないデスッ!」",
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"385000531_43": "「何体こようと、全部撃ち抜く――ッ!」"
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