xdutranslations/Missions/event078/384000511_translations_jpn.json
2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"384000511_0": "墓前の装者",
"384000511_1": "「装者3名、帰還しました。\\n バイタル異常なし、全て正常値です」",
"384000511_2": "「ギャラルホルンのアラートも停止しています」",
"384000511_3": "「ご苦労だったな。\\n 任務をやり遂げ、よく無事に戻ったッ」",
"384000511_4": "「お疲れ様です」",
"384000511_5": "「……ええ、ありがとう」",
"384000511_6": "「……ただいまデス」",
"384000511_7": "「うん……ただいま……」",
"384000511_8": "「3人とも、どうしたの……?」",
"384000511_9": "「無事に任務を成し遂げて戻った……という表情ではないな」",
"384000511_10": "「おいおい、また厄介事か?」",
"384000511_11": "「もし、カルマノイズ以外の敵が現れたなら――」",
"384000511_12": "「違うデス。カルマノイズは倒したデスし、\\n 他にも敵なんていないデス……」",
"384000511_13": "「でも、そんなに\\n 辛そうなのに……ッ」",
"384000511_14": "「まあまあ、落ち着いて。",
"384000511_15": " はい、あったかいものどうぞ」",
"384000511_16": "「……あったかいものどうも……」",
"384000511_17": "「落ち着いてからでいい。\\n 詳細な報告を頼む」",
"384000511_18": "「子供たちを犠牲にした平和だと……ッ!?」",
"384000511_19": "「……思い出しちゃうね、\\n シャロンちゃんと出会った時のこと……」",
"384000511_20": "「あの世界のナスターシャは、\\n わたしたちの知るマムとは全く違ったわ……」",
"384000511_21": "「ためらいも、迷いも、葛藤もない。\\n 世界を絶対に護るっていう決意は揺らがなかった」",
"384000511_22": "「非情ながらも、曲がることなき信念。\\n それも、つの正義の形なのか……」",
"384000511_23": "「それでも、許せませんッ!\\n その子たちだって、同じ人間なのに……ッ」",
"384000511_24": "「そうだよッ!\\n 誰も救わないのなら、わたしたちが救おうッ」",
"384000511_25": "「聖遺物をぶっ潰して全員助けりゃいいんだろ?\\n 単純な話だッ」",
"384000511_26": "「ああ。\\n わたしたちでなら、不可能ではないはずだ」",
"384000511_27": "「みんな……」",
"384000511_28": "「落ち着けお前たちッ!\\n 先走るなッ」",
"384000511_29": "「――ッ!」",
"384000511_30": "「お前たちの気持ちは理解できる。\\n いや、俺だって気持ちは同じだ」",
"384000511_31": "「だが、相手が並行世界の政府機関であるということを忘れるな」",
"384000511_32": "「もし、そこと戦うような事態となれば――」",
"384000511_33": "「ヘタをしたら、並行世界そのものに\\n 害を与え敵対する行為となりかねませんね……」",
"384000511_34": "「だけど、誰かを助けることが、\\n あたしたちの仕事じゃないのかッ」",
"384000511_35": "「そのF.I.S.も、目的は同じなんだ。\\n こちらの理屈を押し付けることはできん」",
"384000511_36": "「――ッ!\\n 確かに、それがルールなのかもしれません……」",
"384000511_37": "「並行世界に行けるからと言って、\\n 関わりすぎるのが良くないのも分かります」",
"384000511_38": "「でも、わたしは助けてあげたい……ッ!\\n 師匠は、師匠の気持ちはどうなんですかッ」",
"384000511_39": "「その通りだッ! あの時、敵だったあたしに\\n あんぱんをくれたのはどこの誰だよッ」",
"384000511_40": "「――ッ」",
"384000511_41": "「自分の感情に組織を従わせるなど、\\n 司令として許されるものかッ」",
"384000511_42": "「師匠……」",
"384000511_43": "「シンフォギアやギャラルホルンという力を持つからこそ、\\n 厳しく己を律しなければならないんだ」",
"384000511_44": "「断じてあの世界への介入は許可できん。\\n 分かったな」",
"384000511_45": "「……理解しているわ」",
"384000511_46": "「だからアタシたちは、何もしないで……」",
"384000511_47": "「あの子たちを見捨てて、帰ってきた……」",
"384000511_48": "「……苦しい決断だっただろう。\\n だが、数多ある並行世界と関わる中では、必要なことだ」",
"384000511_49": "「今日と明日は、ゆっくり休んでくれ」",
"384000511_50": "「……はい」",
"384000511_51": "「任務、終わったデスね……」",
"384000511_52": "「本当にいいの……?\\n あの子たちは今も戦っているのに……」",
"384000511_53": "「あのナスターシャは確かに世界を護っていたわ。\\n まぎれもなく正義だったのよ」",
"384000511_54": "「正義と戦って平和を乱すのは、\\n 装者のやるべきことではないわ……」",
"384000511_55": "「でもあの世界の正義は、\\n あの子たちにとっての救いじゃなかったデス」",
"384000511_56": "「だから戦ってたんデス……。\\n 正しいものと戦う辛さは、知ってるデスよ……」",
"384000511_57": "「うん……。\\n あの子たち、まるで昔のわたしたちみたいだね……」",
"384000511_58": "「正義って……正しいって、なんなんだろう……」",
"384000511_59": "「……わたしには、分からないわ……」"
}