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"379000141_0": "「い、いたたた……。\\n 今度は、どこに飛ばされちゃったのでしょうか……」",
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"379000141_1": "「マスター。どうやら我々は運よくチフォージュ・ヶ島に\\n 着地したようです。その確率、実に0.1%ッ!」",
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"379000141_2": "「ええッ!?\\n すごい偶然ですね」",
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"379000141_3": "「ふえぇ……高いの怖いよぉ……」",
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"379000141_4": "「うるさいぞ。\\n ビビるんじゃねぇよ」",
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"379000141_5": "「だってぇ……こんなところに来ちゃって、\\n 助かる保証なんて1つもないし……」",
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"379000141_6": "「保証がないだけに……ほー、しょうがないねぇ」",
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"379000141_7": "「ですが、ボクたちは鬼に\\n 会うためにここまで来たんですから――」",
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"379000141_8": "「あらあらー?\\n わざわざあたしたちに会いに来てくれたのかしらー?」",
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"379000141_9": "「……ッ! キミはッ!?」",
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"379000141_10": "「マスター、気をつけろッ!\\n この気配……こいつら、鬼だぜッ!」",
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"379000141_11": "「ピンポーンッ!\\n 幹部の、ガリィちゃんでーすッ!」",
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"379000141_12": "「あうぅ……こ……怖いですぅぅぅ……」",
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"379000141_13": "「あらあら……かわいそうに。\\n 早く楽にしてあげないといけませんわね」",
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"379000141_14": "「そうだな。派手な攻撃で、\\n 速やかに始末してしまおう」",
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"379000141_15": "「ちょ、ちょっと待ってくださいッ!」",
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"379000141_16": "「んん~? 今更命乞いってわけ?」",
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"379000141_17": "「違います。そもそもボク、戦うつもりはありませんッ!\\n 鬼の首領と話をさせてほしいんですッ!」",
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"379000141_18": "「……え?」",
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"379000141_19": "「……え?」",
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"379000141_20": "「<size=40>えぇーーーッ!?</size>」",
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"379000141_21": "「おいポンコツマスター、熱でもあんのか?」",
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"379000141_22": "「オコの言うとおりです。\\n 我々は鬼退治に来たのでは?」",
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"379000141_23": "「誤解させていたのならごめんなさい。\\n ですがボクは一言も、鬼退治だなんて言ってないんです」",
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"379000141_24": "「相手が鬼だって、\\n 和解できるのが一番だと思いますッ!」",
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"379000141_25": "「だからって、はいそうですか奥までどうぞー、\\n なんて言う訳ないんだゾ」",
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"379000141_26": "「その通りよ。\\n 私たちのマスターは忙しいのですから」",
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"379000141_27": "「そんなに舐め腐ったセリフを吐かれたら、\\n 余計に潰したくなっちゃうわ」",
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"379000141_28": "「あぁ、戦わない道など無いッ!」",
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"379000141_29": "「――今の、まさか錬金術……ッ!?\\n どうしてキミたちが……ッ!?」",
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"379000141_30": "「どうでもいいでしょッ!\\n どのみちここで、ガリィちゃんに倒されちゃうんだからッ!」"
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