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JSON
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{
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"380000721_0": "「…………」",
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"380000721_1": "「おい、馬鹿ッ！ しっかりしろッ！\\n 聞こえるか？ 気持ちをしっかりと持て」",
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"380000721_2": "「…………」",
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"380000721_3": "（なんだ？\\n あたしは一体、どうしたっていうんだ？）",
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"380000721_4": "（そうだ……ザックームのガスを吸って……。\\n じゃあ、仕方ない……あたしは失敗したんだ）",
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"380000721_5": "「……ろッ！ 目を……せッ！」",
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"380000721_6": "（なんなんだ……コイツは……）",
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"380000721_7": "「ゲートを……並行世界……だろッ！」",
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"380000721_8": "（――ッ！ そうだ、ゲートだッ！\\n ここで諦めたら、あたしはまた翼を失う……）",
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"380000721_9": "（また……１人きりになっちまうッ！",
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"380000721_10": " そんなこと……耐えられるかぁぁぁぁッ！）",
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"380000721_11": "「諦めてたまるかッ！\\n お前なんかに、負けるかぁぁぁぁッ！」",
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"380000721_12": "「馬……ッ！ やめ……ッ！\\n ……覚ませッ！」",
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"380000721_13": "「あああああ――ッ！」",
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"380000721_14": "「フン、大した威力ではないな……」",
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"380000721_15": "「この程度では無いだろう、装者の力は。\\n オレは知っている。お前たちの忌々しい程の強大な力をッ！」",
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"380000721_16": "「己ではなく誰かのために振るう力の――想いの強さを。\\n オレの目を覚まさせてくれた、あの温かな力を――」",
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"380000721_17": "「あああああ――ッ！」",
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"380000721_18": "「そうだ、こんなものじゃない。\\n この程度の力に、オレは魅せられたりしない……」",
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"380000721_19": "「お前も装者だろう。ならばオレに見せてみろ。\\n こんな情けない力ではなく、オレを魅了したあの力をッ！」",
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"380000721_20": "「そのために、オレが手伝ってやる。\\n お前と同じガングニール装者から受けた借りを返してやる」",
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"380000721_21": "「――目を覚ませ、天羽奏。お前は何をしているッ！」"
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} |