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2.4 KiB
JSON
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{
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"373001111_0": "温かい場所",
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"373001111_1": "「――やあああッ!」",
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"373001111_2": "「ふう……」",
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"373001111_3": "「みゃお~ん」",
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"373001111_4": "「あれ……。隠れてたのかな?\\n フフフ、もう大丈夫だよ」",
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"373001111_5": "「みゃ~。\\n ゴロゴロ」",
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"373001111_6": "「よしよし……、たくさん食べなよ」",
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"373001111_7": "「みゃお~ん」",
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"373001111_8": "「お前、仲間はいるのかい? \\n ……もしかして、1匹かな」",
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"373001111_9": "「みゃ?」",
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"373001111_10": "「わたしは……、わたしには、仲間が増えたんだ。\\n ……こんなわたしと、手を取り合ってくれた仲間が、ね」",
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"373001111_11": "「みゃ~みゃ~」",
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"373001111_12": "「もう、帰りを待ってくれるのは未来だけじゃないんだよ」",
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"373001111_13": "(そう……)",
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"373001111_14": "(影護の装者として、人々を聖遺物から護る、翼とクリス)",
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"373001111_15": "(そして、その身に宿した力に負けず、\\n 人々を護ろうと立ち上がった……、シャロン)",
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"373001111_16": "(未来も含めてみんな、遠く離れた並行世界にいるのに……、\\n みんながそこにいると思うだけで、心が温かい)",
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"373001111_17": "(きっとこの温かさは、\\n 仲間が増えると同じように増えるものなんだ……)",
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"373001111_18": "「お前にも、\\n 心を温めてくれる仲間がいればいいのにね……」",
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"373001111_19": "「にゃ~ぅ」",
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"373001111_20": "「……あれ?\\n もう1匹いたのか」",
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"373001111_21": "「みゃお~ん」",
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"373001111_22": "「にゃう~ん」",
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"373001111_23": "「迎えに来たのかな……。いいよ、もうお帰り。\\n わたしは、ずっとここにはいられないから」",
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"373001111_24": "「みゃッ!」",
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"373001111_25": "「バイバイ……。仲間と、なかよくね」",
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"373001111_26": "(翼、クリス、それにシャロン。\\n またいつか、わたしはみんなに会いに行く)",
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"373001111_27": "(再び会ったその時、土産話にできるように……。\\n わたしは戦うよ。そして、人を助ける)",
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"373001111_28": "「それじゃあ、わたしも行こう。\\n ……もっとたくさんの、差し伸べられた手をつかみに」"
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} |