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"373000832_0": "「お前たちで、最後ッ!」",
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"373000832_1": "「2人ともッ!!\\n 待たせてごめんッ!」",
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"373000832_2": "「何言ってんだ……、\\n こんなところまで助けに来てくれるなんて思わなかったぞ」",
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"373000832_3": "「シャロンのおかげだ。\\n でも、安心するのは早いよ。出るのも一苦労だし……」",
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"373000832_4": "「出たら出たで、テュポーンを倒さないといけないんだ。\\n そっちは正直、一苦労どころじゃない」",
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"373000832_5": "「確かに、全然安心できないな……。\\n クリスの方は、どうだ……?」",
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"373000832_6": "「……」",
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"373000832_7": "「目は覚ましてないけど、息はある。\\n きっと大丈夫だ」",
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"373000832_8": "「よかった……」",
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"373000832_9": "「一応状況を伝えておく。まずここは、テュポーンの体内だ。\\n 衝撃を吸収する防壁に包まれている」",
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"373000832_10": "「それと、触れると取り込もうとする触手みたいな器官と、\\n 内部を巡回する、小型の怪物を確認した」",
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"373000832_11": "「外ではシャロンが、ヴィマーナに乗って奮闘してるけど、\\n 戦いは、まだ終わっていない」",
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"373000832_12": "「あ、それと……翼のお父さんは無事に意識を取り戻して\\n もう二課で指揮を執っている」",
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"373000832_13": "「……そうか。\\n ヒビキ、サンキューなッ!」",
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"373000832_14": "「つまり、こっから脱出してテュポーンさえ倒せば、\\n ハッピーエンドってわけだッ!」",
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"373000832_15": "「まだちょっとだるいけど……。\\n いや、大丈夫ッ! ここからはオレも戦うぞッ!」",
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"373000832_16": "「うん、よろしく」",
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"373000832_17": "「悪いけど、引っ張り上げて起こしてくれないか?\\n そうしたら足にも気合入れ直すから」",
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"373000832_18": "「分かった」",
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"373000832_19": "「……よいしょッ!」",
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"373000832_20": "「おっとッ! ……よしよし。これでイケる。\\n そんじゃ、お姫様かかえてオサラバするかッ!」",
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"373000832_21": "「なんだ?」",
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"373000832_22": "「シャロンが倒したテュポーンが起き上がろうとして……。\\n 体内の防衛機構が、また集まってくる」",
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"373000832_23": "「もうちょいすれば、きっとクリスも目を覚ます。\\n だから、何が来ようが大丈夫だッ!」",
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"373000832_24": "「オレがまだ戦うって決めたのに、自分だけ休むなんて、\\n クリスは絶対言わないさッ!」",
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"373000832_25": "「本当に、2人がいると心強いよ」",
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"373000832_26": "「それじゃあ、行こうッ!\\n まずは、ここから脱出だッ!!」"
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